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阿修羅寺あす香、無様敗北お嫁堕ち~年下にオシャカにされたS級スケバン

 ──奈良県怪光線お釈迦スケバン・阿修羅寺あす香は、協力関係にある日本最古のスケバン・卑弥呼からの支持を受け、彼女の元に迫る追跡者たちの抹殺に動いていた。

 だが卑弥呼の放つ気配に変化が生じたと感じた瞬間、己の体が放つ後光とは異なる光に包まれたかと思うと、あす香は見たことも無い廃神社に居たのである。


「きゃはははっ! 本当に“呼ぶ”のも“行く”のも自由自在じゃん! あたしたちの力を合わせれば、好き放題だし!」


 目の前には、耳障りな声で笑い声をあげる、スケバン(戦士)とは思えない様な小娘が一人。

 少し離れた位置には、得体の知れない気配と吸い続けると危険と感じさせる匂いを放つ着物姿の女、最低でもAランク以上のスケバンと思わしき兎の耳を付けた褐色の女、そして不気味なボロボロの巫女装束の女の姿がある。

 下級のスケバンたちが、敵との戦闘で消耗していると思い込み、徒党を組んで襲い掛かって来たと言ったところかと、あす香は判断する。


「どこだ、ここは……うまし奈良の地ではない、穢れた文明の匂いがする。童女を前面に出せば、私が……阿修羅寺あす香が加減するとでも? 我が後光に触れしものは、すべてオシャカになる……それを理解しているのか?」


 小娘に見上げられながら、あす香は降魔座の姿勢で中空に浮遊し、己が最大の武器である後光を僅かに煌めかせる。

 怪光線お釈迦スケバンと相対した者は、残らずオシャカにされる……その後光には触れた物質全てを無に帰す力がある。

 あす香の居た世界で全国統一を果たした伝説のスケバン”蟲狩りの神緒ゆい”ですら、彼女を発見できなかった故に交戦しなかっただけ。

 あす香自身は、スケバン勝負において己が負ける可能性など微塵も考慮していない。

 故に全員でかかってこい、でなければ小娘から死ぬ……否、“消える”と警告してやったのに、着物の女以下のスケバン(仮)たちは動こうとしない。

 兎耳のスケバンが臨戦態勢を取っているが、それも着物のスケバンに制されている。


「牡丹をあしらった黒髪……閉じられたミステリアスな瞳……しなやかに蠢く四つの腕……ヘソだし生足マーメイド……」


 最後だけなんだかおかしかったが、あす香の美しさを小娘はうっとりと読み上げていく。その圧倒的な力に加えて、多腕という身体的特徴から、時にバケモノとそしられる彼女としては、中々に気分のいいことだ。

 文字通り、あす香の“後光”を受けて力の差を理解し、その美しさに魅せられたのだろうと、小娘を笑みながら見下ろしてやると……童女は、底意地の悪そうな笑みを浮かべており、どう見ても殊勝さはそこに無かった。


「きゃはははははっ! すごい、すごい! あたしの好み過ぎるぅぅぅっ! 異形系の《個性》持ち以外でも、ここまであたしのドストライクのお姉さんとかいるんだぁ♥ これからもっと、もっと沢山会えるかなぁ?」

「《個性》? 恐怖で狂ったか、哀れな小童……恨むなら、幼子を囮にする非道な仲間たちを恨むといい。今からでも、あの者たちに助けを呼びなさい。私も、まとめて相手にする方が都合が良い」

「きひひっ! その尊大な喋り方もすっごい可愛いねぇ……あたしみたいな小さい女の子に、媚びて、へつらって、土下座で甘えたら! もっともっと! 可愛くなるよぉ!」


 小娘はケラケラと耳障りに笑って、そう告げた。奈良県の番を任されし、怪光線お釈迦スケバン・阿修羅寺あす香にだ。

 あす香の閉じられた瞳が軽くひくつき、片方の眉が跳ね上がる。子供故に力の差が分からないのだろうが、無知を理由に非礼を見逃すほど、スケバンの世界は甘くない。


「きゃはっ! お姉さんはそのぴかぴかビームが武器なんだ? じゃあ、あたしも紹介しておいてあげるぅ……あたしは夜羽廻千佳。千佳って呼んでねぇ……個性は《めすがき》だよ♥」

「メスガキ……ふん、その不遜な態度に相応しい二つ名ね。よかろう、最早こうべを垂れて済ます時は終わった。私は卑弥呼よりの支持を実行せねばならない。うまし奈良の地へ還る為──邪魔者たちよ……ここで死ね……」


 奈良県・怪光線お釈迦スケバン・阿修羅寺あす香

 VS

 在所不定・非スケバンのメスガキ・夜羽廻千佳


 いざ、尋常にスケバン勝負──!!


 ……その直後、あす香がその後光を放つよりも早く、千佳がこう呟いた。


「それじゃあ、多対一でもいいって言質も取ったし、今日は……“静留お姉ちゃんにしよう”っと、きゃははっ!」



「ぐあぁぁぁぁぁぁっ!」


 高速で振り下ろされた薙刀で叩き落とされ、あす香は地面に倒れ伏す。

 その体の上に、蛇を思わせる機械的なアヤカシが圧し掛かり、メキメキと頑丈なスケバンの体を軋ませ始めた。


「う、あぁぁぁっ! ぐ、うぅぅっ! このっ! このぉぉぉっ! どうして、どうしてっ……私の後光が! “まるで利かない”!」


 あす香の放つ怪光線……多くの寺社仏閣を擁する奈良県の仏像、その後光を模した消滅光線……対処不明のはず故の怪光線が、その女と彼女が使役する怪物には、まるで通用しない。

 赤い目と薄い栗色の髪を湛えた、紫色の着物姿の女。千佳が“静留お姉ちゃん”と口にした瞬間、虚空より現れたその女は、あす香とあまりにも相性が悪かった。

 何しろ、彼女……恐らくは静留の振り回す薙刀は、あらゆる物質を無に帰すはずの怪光線を、真正面から断ち割って切りかかってきたのである。

 途中から呼び出した蛇のアヤカシ……静留は“キヨヒメ”と呼んでいた怪物にも、怪光線はまるで利かず、忽ちの内にS級スケバンのはずの奈良の守護者は、打ち倒されて全身の骨を折られようとしている。

 その様子を見降ろして、千佳はケラケラとやはり底意地悪く、静留はどこか底の知れない笑みを浮かべていた。


「きゃははっ! だから言ったじゃん? あたしの《個性》は……《召す餓姫》だって! “召喚能力”! こことは別の世界から“レズビアン限定”で、無敵で素敵なお姉ちゃんたちを、あたしの元に呼び出しちゃう力!」

「堪忍なぁ、これも千佳ちゃんのお願いやさかい。うちらHiMEのエレメントやチャイルドは“高次物質化能力”……三次元の物質とは違う理で、固定化してるんよ。だから分解できひんのやろねぇ」

「いぇいっ! 静留お姉ちゃん、愛してるぅっ!」

「ふふっ、あと五年くらいしたら、うち好みのいい女になるかも知れへんねぇ。なつきには敵わんやろけど」


 あす香は苦悶する自分を余所に、和やかに会話する千佳と静留へ怒りを向けるが、主である静留への悪意に反応しているのだろう、キヨヒメのかける重圧がますます強くなり、喉からは「ぎ、あぁぁ……」と勝手に声が漏れ出す。


「思ったよりは全然よわよわだったねぇ、あす香お姉ちゃぁん? これで、あたしの勝ちでいいよね?」

「ふ、ふざけるなっ……こ、こんな、他人の力を借りて……!」

「一斉にかかってこいって言ったの、あす香お姉ちゃんの方じゃん? じゃあ、あたしもお姉ちゃんを傷めつけた方がいいかなぁ?」

「は……いぎぃぃぃっ! い、痛いぃぃぃぃっ!」


 いつの間にか、千佳の手の中には銃のようなもの……それも、SF作品に出てくるような“銃っぽいナニカ”が握られており、あす香の体にそこから放たれた弾丸が食い込み、激痛を走らせる。

 ケタケタと笑いながら、千佳は何発も弾丸を放ち、あす香の喉からはその度に「いひぃぃっ! うぎっ! あっ、あぁぁっ!」と悲痛な悲鳴が迸った。


「この銃もね、HiMEの力で作られてるんだよぉ。だから、お姉ちゃんの防御も貫通しちゃうんだ♥ 今は大分、よわよわで撃ってるんだよぉ……腕、四本もあるし、一本くらい吹き飛ばしちゃおうか」

「ひぃぃぃぃぃ~っ! や、やめてぇぇっ! やめて、やめてよぉぉっ!」


 あまりにも相性が悪すぎる静留がいる以上、ここからの逆転は不可能だ。腕を撃ち抜くという宣言と、そこに込められた子供特有の残酷さに、あす香は初めて震えあがり、己が損なわれる恐怖に囚われる。

 あす香はスケバンとしての力を手にして以降、無敵に等しい力で以て手傷を負うことすら殆どなく……卑弥呼や他のS級スケバン相手に多少のかすり傷をもらう位……奈良の守護者として君臨してきた。

 それが、得意の怪光線を完全に無効化され、自身では美しいと信じる容姿を傷つけられる段になり、相手が幼子であることも忘れて、懸命に命乞いを始めてしまう。


「お、お願い、許してぇ……! も、もう、お前……いや、あなたには逆らわないからぁ! 奈良に、奈良に返してぇ!」

「えー? そんなことしても、あたしに何の得も無いじゃん? 世の中って、ぎぶあんどていくなんだよー? わかるぅ? 分かるかって聞いてるんだけどぉ?」

「ひぃぃぃっ!? そ、その銃を近づけないでぇ……ど、どうしたら……どうしたら、許してくれるのぉぉ……」


 先までの威厳をかなぐり捨て、あす香がガタガタと震えあがるのを嬉しそうに見下ろしながら、千佳の銃が閃く。牡丹をあしらい、左右に持っていた髪束がはじけ飛び、あす香は「あぁぁぁ……」と呻きながら失禁した。


「きゃははっ! いい年して、おしっこ漏らしてるぅ! 可愛い! 可愛すぎ! 絶対、あたしのカノジョにするぅ! 葉子お姉さんにミルコのお姉ちゃん取られちゃったし、あたしの恋人になってよ、あす香お姉ちゃん?」

「は……こ、恋人……むぐぅぅぅっ♥」


 キヨヒメによって体は未だに拘束されており、あす香の自由になるのは頭だけ。そこにどすんっと千佳が座り込んできて、仄かに花のような匂いがする秘所が、下着越しにぐりぐりと押し付けられる。


「ふぐぅぅぅぃっ♥ んっふぐっ♥ もぉぉぉっ♥」

「お姉ちゃん、千佳のこぉこ、特別に舐めてもいいよ♥ ここ舐めるって、えっちするってことでしょぉ♥ えっちするんだったら、お姉ちゃんのおっぱいとかおへそも可愛がりたいしぃ、キヨヒメちゃんにどいてもらわないとね♥」

「あっ……あぅぅぅ……」


 千佳は要するに、交換条件だと言っているのだ。この幼子に見える少女はレズビアンであり、あす香の体を差し出せば助けてやってもいいと。

 あす香にとって、自分の体を使って生き延びようとすることは、あまりにも浅ましく美学に反するものだったが……しかし、同時に人とは異なる外観の己を求められることに、得体の知れない喜びも沸き上がって来る。


「わ、わかった……舐める、舐める、からぁ……んっ……♥」

「たぁーだぁーしぃー」


 カチャッと銃が、あす香の額に押し当てられる。この至近距離、後光を貫く弾丸、生き延びる術はない。

 あす香は「あぁぁぁっ!? ゆ、許してぇぇぇっ! 殺さないでぇぇっ!」と無様に叫び散らす。


「あたしみたいな小さな子のあそこを舐めるってことは、お姉ちゃんは真正の変態さん、幼女大好きなロリコンお姉ちゃんってことになるよね? わかる、ロリコンって犯罪なんだよぉ? 死刑になっちゃうんだよぉ?」


 あまりにも極端な千佳の物言いに……当然だが、ロリコンであろうと犯罪行為さえ行わなければ法に抵触しない……静留は苦笑しているが、あす香は笑う余裕などない。ガチガチと歯を鳴らし、荒くなった呼吸のせいで甘い幼女の匂いが肺腑へと落ちていく。


「ちゃんと、謝らないとねぇ? ロリコンでごめんなさい、変態でごめんなさい。阿修羅寺あす香お姉ちゃんは、夜羽廻千佳のことが大好きです。愛しちゃってまぁす。子供のお大事ぺろぺろしたくてわざと負けちゃった、雑魚雑魚スケバンで申し訳ありませんって……言わなきゃ、ダメだよねぇ?」

「ふごっ……♥ しょ、しょんなこと、いえな……」

「撃つよ?」

「ひあぁぁぁぁぁぁっ!? ろ、ろろろ、ロリコンでごめんなざいぃぃっ……変態でごめんなざいぃっ……あ、阿修羅寺あす香は、ち、千佳ちゃんのことが、大好きですぅ……あ、愛しちゃってるのぉ……」


 屈した。恐怖に完全に折れてしまった。生死をかけたスケバン勝負を重ねてきたつもりだったのに、無敵故に己の死だけは見失っていた。

 あす香はガタガタと震えながら、殺されたくない一心で子供相手に懸命に愛を囁く。麗しい奈良の地に並ぶほど、千佳を愛していると繰り返す。


「うわぁ、気持ち悪ぅい。気持ち悪いのは見た目だけにしようよ、お姉ちゃん? だってバケモノじゃん、お姉ちゃんの見た目。だぁれもお姉ちゃんなんて好きにならないよ? それなのに告白って……身の程って、知ってるぅ?」

「ごめんなさいぃぃっ……ゆ、許してぇ……気持ちの悪いバケモノ女はぁ……子供の、千佳ちゃん様の……お、お大事ぺろぺろしたくてっ! わざと負けちゃった、クソ雑魚スケバンですぅぅぅっ! ああ、もう殺してぇぇぇっ!」


 死の恐怖に屈してした命乞いなのに、羞恥は死を望むほどに高まっていた。ぼろぼろと少女の股間で泣きじゃくる、気持ちの悪いバケモノ女……そう自分自身ですら思い始めていたところで、あす香の拘束が消えた。


「くすっ……でも、千佳はお姉ちゃんのこと、好きだよ……両想いだねぇ、あたしたち♥」

「あっ……♥」


 この状況が、千佳が作り出したマッチポンプだということすら、あす香は一時忘れていた。甘い秘所の匂いが、鼻孔をくすぐってくる。

 ぐりっと少しだけ鼻先を埋めさせながら、千佳が甘い声で……先までの耳障りなそれとはまるで違う優しい声音で以て囁く。


「いいよ、舐めて?」

「はっ……あむっ……れろっ、れりゅっ……♥ んっ、れりゅっ……♥」


 とろぉ……と喉へと流れ込んでくる、どこか甘い愛液の味。

 こくこくと喉を鳴らし、涙で失った水分を夢中で補給する。

 今ならば、キヨヒメの拘束は無い。静留が凄まじい速度で対応してくる可能性はあるが、それでも怪光線お釈迦スケバンとしては、この場で後光を放ち、反撃を試みるべきだ。


「(ああ、美味しいぃ……♥ 千佳ちゃんのえっちなおつゆ、美味しいのぉ……♥ 勝てない……勝てるわけない……勝ちたくない♥ 生意気にも歯向かった私に、おマ〇コぺろぺろさせてくれる……その器、卑弥呼以上やも……♥)」


 ……完全にへし折れてしまった奈良の守護者には、そんな気概は微塵も残っていない。むしろ、強制されたはずのロリクンニを“慈悲の証”と感動し、愛液に喉を鳴らして開いた目を潤ませる。


「あっ……上手だね、お姉ちゃん♥ 千佳もお姉ちゃんのこと、可愛がっちゃうぞぉ♥」

「あっ……♥ あんっ♥ そこはぁ……♥」

「うふふ、腕がいっぱいあるって♥ つまりは“腋”がいっぱいあるってことだもんねぇ……ぺろっ♥ ふふっ、しょっぱい♥」


 あす香の顔から立ち上がり……もちろん、あす香はレロレロと虚空をしばらく舐めるほどに惜しんだ……あす香のことを起こすと、その背中に抱き着いて、腋に顔を埋めてくる千佳。

 左脇の一方に舌を這わせ、軽く歯を立てつつ、一組の腋に手を寄せてわしゃわしゃと掻きまわす。あす香の口の端から、自然と涎が零れた。


「あぁぁっ♥ 千佳ちゃん、そこぉ……そこ、弱いからぁ……んひっ♥」

「えへへ♥ ちょっと汗臭いけどぉ……すんすん♥ でも、嫌いじゃないよ♥ おけけとか生えてる方が、あたしは好みだけれど♥」

「ち、千佳ちゃんが喜ぶなら、生やす……若草山や生駒山に負けないくらい、腋毛ふさふさにするからぁ……♥ あっ……うぅぅ……♥」

「え、なになに? なんで泣いちゃったの?」


 あす香が急に泣き始め、千佳は「ちょっと性急に洗脳しすぎたかなぁ」とバツの悪い顔をする。けれど、あす香の主張は違った。


「わ、私は……私は、これまで、自分の為にしか力を使わなかったし、自分のことしか可愛がってこなかった……そ、それが……す、好きな子の為に、おしゃれすると思うと……うぅ……何故か、泣けてきて……♥」


 腋毛を生やすことを女子としてオシャレと呼んでよいかは怪しいが、少なくとも千佳にこの告白はクリティカルヒットした。


「このぉっ♥ 可愛すぎ雑魚雑魚番長めぇ♥ はむっ、じゅるるるっ♥ おらっ、腋汗出せ♥ 美味しい汗飲ませろ♥」

「きゃひぃぃぃっ♥ は、はいぃぃっ♥ あす香は千佳ちゃんの♥ 飲み放題のサーバーですぅぅぅっ♥」

「ここもいっぱい濡れてるしね♥ さっきもおしっこ漏らしてたし、怪光線よりも水芸スケバン名乗った方がいいよ♥」

「あぁぁっ♥ わ、私の女陰ぉぉっ♥ ち、小さな指で、弄られて……いひぃぃぃぃっ♥」


 くちゅっ♥ ぐちゅっ♥ くちゅんっ♥

 腋を舐められながら、両手で秘所をこねくり回され、あす香はとろとろと愛液を零しながら喘ぎ、うめく。

 あす香は結跏趺坐の姿勢で愛撫を受けているが、その組み足は右足が上になっている……平素の浮遊する際に組んでいた姿勢は降魔座といい、攻撃的な姿勢とされることがあるが、今が吉祥座……福をもたらす幸福の座位であった。


「あっ♥ あっ♥ あぁぁぁ~っ♥ 小さな女の子にイカされるぅぅっ♥ わ、私が、これまでの私が壊されるぅぅっ♥」

「壊れちゃえ♥ あたしに会う前の人格なんて壊れちゃえ♥ あたしの可愛い彼女になれっ♥ 雑魚雑魚スケバン恋人になれぇぇっ♥」

「あはぁぁぁぁっ♥ イグっ♥ イグぅぅぅっ♥ 子供にイカされてオシャカになっちゃうぅぅぅ~っ♥ 千佳ちゃん、千佳ちゃん好きぃぃぃぃっ♥」


 子供相手に無様な敗北を喫し、命乞いまでした果てに人格と誇りを壊され、言葉と愛撫によって好意を刷り込まれ、怪光線お釈迦スケバン・阿修羅寺あす香は、メスガキのロリコン嫁へと堕とされた。

 「……絶対、今夜は迫ったろ」と呟いて、ぱたぱたと手を振りながら静留が姿を消す。千佳もにこやかに見送りながら……邪悪な笑顔をこっそりと浮かべる。


「(異世界のお姉ちゃんを傷めつけて、あたしのモノにしちゃうの気持ちいい♥ 変態ロリコン宣言させてから、お嫁さんにするの楽しいなぁ♥ もっともっと、屈服させたい……他人任せで、どんどんお嫁さん作りたい♥)」

「千佳ちゃん、余所の女のことを考えているだろう……」


 あす香はぷぅーと頬を膨らませ、四本の腕で地下を柔く抱いたまま、ふよふよと浮かんで嫉妬を口にする。


「あたしの正妻は、あす香お姉ちゃんに決定したんだから、文句言わないでよぉ♥」

「せ、正妻……この私が、一番愛されている……♥」

「あたしは、お嫁さん同士もナカヨシを目指すからね! あす香お姉ちゃんのことを、綺麗だって、素敵だって思う、お嫁さんを増やそうよ♥ だから、協力してくれるよね♥」

「むぅ……子供なのに、口が上手い……分かった、この怪光線お釈迦スケバン・阿修羅寺あす香の力を、千佳ちゃんの野望に役立ててくれ……」


 あす香は再び威厳を取り戻した風を装って宣言したが、千佳が年齢相応の表情で以て「ありがと!」と抱き着き、その唇にキスをすると、一気にその余裕は崩れた。

 へなへなと地面に落下して、千佳を抱いたままで項垂れている少女は、耳まで真っ赤になっており……それを見つめている葉子と呼ばれていた着物の女が「順調で、ございます……♥」と意味深に囁いた。




今回の攻め役

※夜羽廻千佳(よばわり ちか)

・邪悪なメスガキ。ツインテールの髪に、黙っていれば可愛らしい顔立ちと、容姿は悪くないのだが、笑顔が年に似合わぬほどに凶悪である為、見ている者に不安を覚えさせる。

・匂宮葉子が暴れている『僕のヒーローアカデミア』の世界の住人であり、個性は《召す餓姫》。レズビアン限定で、平行世界から自身に協力的な存在を呼び出す召喚能力。また、呼び出された存在の想い人と同じ武器や技能を一時的に使えるようになる(経験や身体能力は幼い千佳のままなので、あくまで身を守ったりサポートしたりが基本)。

・召喚系の個性を継承してきた名家の生まれだったが、他が猛獣などを呼び出せる中で“無個性の同性愛者”を呼び出す能力は軽視され、次期頭首だった兄の噛ませ犬として《餓狼群》(=狼や野犬の群れを呼び寄せる個性)の犠牲になりかけたところで、唯一家族で優しかった母が盾となり、死亡。

・その死を他の家族が嘲笑ったことから『デストロ016』の沙紀を召喚。一族を皆殺しにして出奔した。このことから、彼女がレズビアンとして求めているものは、本当は“母性”なのかも知れない。やろうと思えばヒロアカ世界をまるごと破壊するようなレズビアンも呼べるのだが、別に世界を壊したい訳でも無いので、気ままにヴィラン生活を送っている。

・匂宮葉子の《個性》だけは、召喚したレズビアンを洗脳される可能性があるので、警戒して同盟関係を結んでいた。彼女が行おうとしている計画に便乗し、あす香を初嫁としてゲットする。

阿修羅寺あす香、無様敗北お嫁堕ち~年下にオシャカにされたS級スケバン

Comments

ありがとうございます! “ある作品”を呼んで以来、いつか絶対に怪光線お釈迦スケバン・阿修羅寺あす香の無様敗北エロは書きたい!と思っていたのですが、彼女がレズだと判明する前に連載が終わってしまい…なので、レズにしました!(逆転の発想) 超然とした存在が雑魚負けして、自分より弱い相手に媚びて嫁入りは最高ですね…!

屋根が高い

怪光線お釈迦スケバン・阿修羅寺あす香の無様敗北エロ! すごく嬉しい!! 傲岸不遜な態度からメスガキロリのお嫁さんに堕とされちゃうのが非常にエッチでした!

ダラリユ


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