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屋根が高い
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靴舐め大好きマゾペット嫁レヴィちゃん~女運び屋雑魚負け全力命乞い

「んっ♥ あぁっ♥ あぁぁっ♥ いい♥ とても、いいわぁ……んっ♥ あっ、あっ♥ こんなの、初めてぇ……♥」


 顔、首筋や胸元、腕……あらゆる目に触れる個所に大きな火傷痕が刻まれた、それでも美しい金髪の女が、とろりと蕩けた目をで涎を垂らしながら、寝台の上で喘いでいた。

 臙脂色のスーツは脱がされ、同色のスカートは膝まで下ろされて、何度も吹いたマン汁でぐしょぐしょになり、ストッキングは破られて、幾度もイカされた秘所がひくひくと震えている。

 彼女の素性を知る者が見れば目を剥き、彼女の内情を知る者が見れば泡を噴くほど痴態をさらす、女の名はソーフィヤ・イリーノスカヤ・パブロヴナ。

 ロシアンマフィアであるホテル・モスクワ内では“バラライカ”のコードネームで知られ、タイ支部頭目を任されている。

 とある運び屋曰く『地上で最もおっかない上位三人の女』と称されるこそすらある烈女が、今は寝台の上でされるがままに喘ぎ、零れる涎がシーツにしみるのも気にしないまま、快楽に溺れている。


「これで、ユキオおねえちゃんのこと、ゆるしてくれる?」

「ああ……ヴァシリはピョートルに直ぐ見限られる。後は私とその部下が、鷲峰組と蜜月を続けてやろう……キミと、私のようにな……♥」

「あんまり、こわいことは止めてね? おねえちゃん、またカンシャク起こしちゃうから」


 バラライカを責めている方の相手の声は、直属の部下たちからは“大佐”と呼ばれるほどの彼女に比べて、ひどく幼く、まるき威厳も感じられなかった。

 どうやら日本のヤクザとの関係をめぐる、後ろ暗いやり取りが行われているのに、片割れの少女の声が幼すぎて“ごっこ”遊びをしているように聞こえた。


「……あまり調子に乗りすぎるなよ、ヤポンスキ(=日本人)。少しばかり女を喜ばせるのがうまいといっても、私たちのやり方に口をはさむのは──あっ♥ んっ♥ ふぅん……♥ き、キスで黙らすのは、ズルいわ♥」

「そんなこと言って、バラライカのおねーさん、キスしてほしいからイジワルなこと言ったんでしょ?」

「……キミには、本当にかなわないわ。善処はする……だから、もっといじめて……♥ あぁっ♥ そこ♥ そこよぉ♥」


 部屋の電気が再び消され、月明かりで二人分の影が床に映る。

 天体以外には、この部屋より高い場所は存在しない……そんな場所で月からの狙撃が暴いたのは、バラライカよりもずっと小さなが影が、彼女の乳房に吸い付きながら、股間をぐちゅぐちゅ弄り回す姿だった。



 その日、タイ国内で犯罪発生率No.1を更新し続ける混沌の町“ロアナプラ”の片隅。

 『どの勢力にも属さない完全中立のバー』を歌う、しかしその割には銃撃戦でこれまで半壊、全壊を繰り返してきた無法者たちの憩いの場『イエローフラッグ』に、周囲の目を引く小さな影があった。

 黒髪、日本人か中国人か、これは別に珍しくもない。

 ベトナムの伝統衣装であるアオザイを身に着けている。これも奇体な見た目の連中が揃うバーでは、さほど特異というわけでもない。

 女だ。これも御同様。もっとも、このバーが全壊した事件のうち二件は見目麗しい明度によってなされたので、その点では警戒対象かもしれないが……このバー内で彼女に向かう警戒は、まったく別種のものだった。

 その女が……いや、その“少女”が、下手をするとローティーンにしか見えない容姿であり、もくもくとオレンジジュースをブンチャーを頬張っているということだ。

 メイドと同じように、あるいはそれ以上に、このロアナプラを混沌の渦へと叩き込んだ“双子”の快楽殺人鬼の記憶はまだ新しく、“彼らだか彼女たちだか”はこのイエローフラッグでも漏れなく事件を起こしていた。

 そのため、経営者であるバオを始めとした周囲からの警戒は強く、そもそもこんな見た目の子供が“犯罪に会った帰り道で別の犯罪に出くわす”ロアナプラを闊歩していること自体が、彼女が殊更なる存在である証左だとも言えた。

 今は食事をしているが、最初の行動も奇妙だった。

 子供にしか見えない影にバオがぎょっとしているところを近づいてきて、にこにこと微笑みながら提案してきたのだ。


「この上で、おねーさんと遊べるの? 黒髪のおねーさんだったら、うれしいな」


 イエローフラッグの二階は、売春宿となっている。この娘はそれを理解して、この見た目で利用したいと提案してきたのだ。どちらかといえば、騙されて売り飛ばされる側だろうに。

 この時点ではバオは「ロアナプラでも、このガキは“異常の側”だ」と看破しており、宿の利用は夜からだと刺激しないように断ると、あとはひたすら少女の注文に応え、彼女が静かにその場を去ることを祈っていた。

 客たちも“双子”の悪夢が脳内を過ぎる為、少女を犯罪へと誘うどころか、揶揄うことすらせずに遠巻きで見ている。

 このまま何事もなく時が過ぎ去れば、少女は何も行わずに店を出ていき、バオや客たちは「驚かせやがって」と胸を撫でおろして終わりだっただろう。

 だがしかし、この混沌の町であるロアナプラで、妙に秩序だった平穏を過ごそうとする連中に対して、あくまでカオスの使徒たらんとする女が存在していた。

 彼女……運び屋“ラグーン商会”の切り込み隊長、レベッカ・リーことレヴィは、どっかと少女の隣に座ると「ブンチャーと、オレンジリキュールだ。ジュースじゃ風味が死んじまう」と思いっきり挑発する注文を放った。

 入れ墨を露わにし、一目見ただけで「この女は危険だぞ!」と理解できる、毒虫の警戒色よりも分かりやすい敵意を放ちながら、レヴィは少女に向かって威嚇の笑みを向けてやる。

 本来のレヴィはここまで好戦的ではなく、年下の特に少女に対しては親切にふるまおうとする一面すらある。

 だが今の彼女は“双子”の事件で気に入っている岡島緑郎ことロックが塞いでいることや、ロアナプラ自体が委縮しているような空気が気に入らず、ひどく攻撃的な気分になっていたのだ。

 そこに来て、イエローフラッグで異物扱いされているガキの登場である。バーを全壊させたメイドといい、双子の殺人鬼といい、そういう扱いをされた連中はことごとくレヴィと敵対してきた。なら、最初から敵意を向けて何が悪い。

 少女の方はくりっとした目でレヴィを見上げ、その外見上の美しさに息を呑んでいたようだが、ジュースを否定されて「おいしいのに……」と不満そうに唇を尖らして見せる。


「それでお嬢ちゃん、お前はここの二階の面接に来たってことでいいのかぁ? あたしでよければ、相手して具合を確かめてやるぜ? 女性刑務所仕込みで、何人も“アッチ”から帰ってこれなくなった」

「いいの!?」

「お、おぅ?」


 ビビらせる為に言ったのに、少女は食いつくような反応を見せる。レヴィは少女が女を買おうとしている場面を見ていないため、少女がレズビアンであろうことを知らなかった。

 バオが「お、おい、レヴィ」と制止しようとするが、彼女は指鉄砲を構えて「注文、さっさと」と冷たく言い放つ。


「あー……でも、無理かな。おねーさんとえっちしたら、ここの二階ではたらかなきゃなんでしょ? わたし、もうおしごとしてるから」

「春売る以外に、こんなガキができる仕事って? 雪の日にマッチでも背中丸めてするのか?」

「──賞金かせぎ! “うちの組”の稼ぎ頭なんだよ!」


 誇らしげにエヘン! と胸を張って見せる少女だったが、当然ながらそれを聞いたレヴィは、腸がねじれるかと思うほどに笑った。

 双子は何物にも制御できないからこそ、恐ろしい脅威として“痛み”をロアナプラに残して逝った。

 このガキはあいつらと違う。ごく普通にこの世界の理に順応した、少しばかり薄暗がりを歩いただけで調子に乗っている子供だと、レヴィはその中身を見切った。


「しょ、賞金稼ぎ! なんだそりゃ、子供向けの知育番組の企画にでも応募すんのか! タイも最近はチャンネルが増えてきたから、周ればそこそこの金になって──」


 レヴィの声は、イエローフラッグの外へと尾を引くように消えていった。

 少女がレヴィのジーパンにまかれガンベルトを引っ掴むと、そのまま店の外までぶん投げて見せたのだ。小さな見た目に似合わない、とてつもない剛力だ。レヴィは入り口の扉に背中から激突するまで、笑顔を保ったままだった。

 こきりと首を子供らしくない仕草で鳴らすと、少女はバオに「ブンチャー、のこしておいてね? 食べにもどるから」と言って、代金を多めにおいて店を出ていこうとする。

 バオが思わずその背中に呼びかけると、少女は何を勘違いしたのか「黒髪のおねーさんの分も入ってるから!」といって退転してしまう。

 正直なところ二度と来店してほしくないという、バオの願いが少女に届かなかった。



「ぶわっ! げぅっ! がっ!? ……な、なんだぁ?」


 イエローフラッグから飛び出し、埃っぽい地面を数回跳ねたところで、レヴィは素早く体を起こす。

 まるで子供だましの絶叫マシンに乗せられた時のような、無重力状態を強制体験させられた。そのことはわかる。だが、それが誰の差し金で行われたのかが分からない。

 こちらは普通に飛びを開いて、イエローフラッグから少女が出てくる。

 ある意味ではレヴィの想定通りに、少女は怒っているらしく、先までどこかキラキラした光の宿った目でレヴィを見ていたのに、今は全然迫力のないしかめっ面こちらを見ていた。


「……今の、お前がやったのか? ターミネーター女でも、もう少し自重してたぞ。まあ、挑発が通じたのはよかったよ、ガキも脳みそも小さいから皮肉が通じな……がっ!?」


 屈んで状態だったレヴィの顎を、一瞬で間合いを詰めてきて蹴り上げてくる少女。明らかに何かを“やっている”動きであり、レヴィは愛銃であるオートマチック式拳銃・ソードカトラス二丁を引き抜いた。

 最初は揶揄っていなしてやるつもりだったが、いい気分はしないにしても、ガキの見た目で鉛玉を勘弁してやる信条は、レヴィにはない。

 短~中距離において、拳銃はもっとも優れた武器の一つであり、レヴィはハッピートリガーの気がある上に、二挺拳銃を意味する“トゥーハンド”を二つ名に持つほどの拳銃の名手だ。

 たちまちに少女は、日本のツキジもかくやの惨死体と化すかと思われたが、少女のアオザイの裾から飛び出したものが、レヴィの細い首へと飛来し、ぱちんっ! と拘束してみせた

 鎖の先端に装着された、トゲのついた首輪のようなもの。少女がそれを片手でレヴィを投げ飛ばすほどの剛力で引っ張れば、黒のタンクトップにホットパンツという色気満載の肢体が吹っ飛び、発砲する余裕すらなく空を舞う。


「なっ……お前、ジャスパー・マスケリンかよ!? くっ!」


 レヴィは銃を“撃つこと”は諦め、顔の前で組み合わせて“盾”として扱うことを咄嗟に選ぶ。

 その判断はある意味で正しく、ざりんっという曰く形容しがたい音が響き渡った後、レヴィの手の中から拳銃の感触が消えた。

 その後、ローティーンの少女の体に衝突し、その中身が思った以上に“詰まっている”ことに焦る。この幼げな少女は、全身のほとんどが筋肉であるらしいことが、触れただけでも理解できた。


「げほっ! スモウ・レスラーか、それともルーク・ケイジかアイアンフィストの女体化で……」


 軽口は、最後まで放てなかった。愛銃が、ソードカトラスが……グリップとトリガーを除いて“ねじ切られ”、トリガーにかけていた人差し指が異様な方向に捻じれて、膨れあがっていたからだ。

 少女の右手には、信じられないことだが“素手”で引き裂かれた鉄塊が……恐らくは元レヴィの愛銃が残骸をさらしており、そのまま握りつぶされてぐじゅんっ! と液体か何かのように弾けてしまう。


「あ、がっ、がっ……」

「よかったね、おねーさん……おねーさんが私好みじゃなかったら、お腹のなかみ全部かきだしてるよ?」

「ふ、ふざけんじゃ、ね……おぼぉぉぉぉっ!?」


 へそを丸出しにした腹に、レヴィを振り回す力でもってボディブローがねじ込まれる。ブンチャーを口にする前だったレヴィの喉から胃液しか漏れず、酸っぱいそれを吐き出しながら、ひくひくと痙攣して運び屋は意識を失った。

 そのまま少女は首輪を引きずってイエローフラッグに戻ると、胃液と小便を漏らして幼い娘に完敗したトゥーハンドを傍らに転がしたまま二人分のブンチャーを平らげると、二階へとレヴィを連れ去っていった。



「い゛ぃぃぃっ♥ お゛おぉっ♥ んぎぃぃぃひぃぃぃぃ~っ♥ い゛あ゛ぁぁぁっ……お゛っ♥ あ゛ぁぁぁぁぁぁっ♥ ぐ、ぐるじぃぃぃっ♥ おごっ♥ お゛ぉぉぉ~っ……♥」


 ロアナプラという街の治安を考えれば、その売春宿で行われる性行為も、当然ながら“お上品な”ものであることは少ない。

 需要がある以上は供給がゼロになるのを防ぐため、暴力を伴ったり、死の危険のあるような行いは“自重”されているが……その室内で行われているのは、それをかなぐり捨てたものだった。


「ふふ、おねーさん、ずっとぬれっぱなしだね……♥ 死んじゃいそうになってるのに、それが気持ちいいんだ? 痴女みたいな格好してたし、生まれつきのマゾなんだね、きっと……♥」

「うぎひぃぃぃぃ~っ♥ お゛っ♥ ほぉぉぉぉっ♥」


 自分を被虐主義者だと罵る少女に、レヴィは反論することができない。反論する余裕など、無い。

 レヴィは立たされた状態で少女に陵辱を受けていたが、女性刑務所で囚人や看守相手に散々にレズレイプされ、女からは抱かれなれているはずの彼女でも、未体験の絶望がそこにはあった。

 先にアオザイの裾から放たれた首輪、あれをつけられたレヴィは、紐を屋根の桟を通した状態で張り詰められ、ギリギリで足が届か“かない”状態……首吊り状態で嬲られていたのだ。

 本当に最初の内は、意識を取り戻したレヴィをやさしく抱いてやろうと少女はしていた。自分の名前がツキヲ・ワシミネであることも明かし、レヴィの非礼を赦し、自分の乱暴を謝ってみせた。

 しかし、レヴィの攻撃的な態度は収まらず、何なら愛銃をスクラップにされたことと、ガキに負けて痴態をイエローフラッグの客に晒されたことで、更に怒りは増していた。

 ツキヲはまともな会話をすることを諦めると、迷うことなく残酷な方法でレヴィで釣り上げ、その体を徹底的に嬲り始めたのだった。

 では、これが単なる処刑なのかというと、それは違う。


「ほら、こことかつねってあげると気持ちいいねぇ。私、すごく手の力が強いの。組のみんなからは“イーグルファング”って呼ばれてるんだよ。ほら、ここもつねってあげる、ね♥」

「いぎぃぃぃぃぃあぁぁぁぁぁぁぁっ♥ んごっ♥ ふごぉぉぉぉっ♥ ふひぃ~♥ ふひぃ~♥」

「いっしょうけんめい、息を吸うすがた可愛いね♥ 鯉さんがエサを欲しがってる時みたいだね♥ ほら、はーなした♥」

「おぎぃぃぃぃぃぃっ♥ んげへぇぇぇぇぇぇっ♥」


 自分で宣言してみせた通り、ツキヲは異様なほどに指を始めとした力が強く、レヴィの体を弄り回し、陵辱する時だけはツキヲの力でわずかに持ち上げられて、レヴィは呼吸が可能になるのだ。

 先もクリストリスをねじり上げられ、痛みと快楽と恐怖の中で、呼吸ができる、命をつなぐことができるという喜びが酸素と共に脳へと満ち、また放り出されて死の恐怖に怯えながらばたばたと藻掻く。


「(うぅぅぅっ! し、死にたくねぇぇ……こ、こんな無様な死に方は嫌だぁぁ……! こ、子供に喧嘩売って、返り討ちにされて……犯されて、そのまま殺される……こ、こんな死に方、したくないぃ……!)」


 混沌の街ロアナプラで、運び屋などという裏稼業に身を置いているレヴィは、命を失う覚悟程度ならできているつもりだった。

 しかし、自分が想像もしないような無様な状況に追いやられた挙句、徹底的に尊厳を破壊して陵辱されて、そのうえで無残な首吊り死体を晒すなど、覚悟の範疇外だ。死体を辱められるのとは、まったく意味合いが違う。

 レズセックスに関してもそうだ。飢えた女性が、性欲をひたすらぶつける為にレヴィを抱き、それを勝手に経験だと思い込んで、同性相手にもちょっとした性豪なのだと思い込んでいた。

 しかし、ツキヲが与えてくる快楽はどれも未知のもので、これまでのすべてのセックス……女同士のそれも含めて経験してきた、性行為すべてを足してもなお、この幼い少女が与えてくる快楽の方が大きいのだ。

 それはツキヲが性戯に精通しているというのもあるが、そこに加えて性交中のみは酸素の補給ができることによる脳の異常活性化、また幼少期に父親から受けた暴行から滲み出す根源的な男性嫌悪などが混じりあったものだ。

 生きたいという生存欲求と、イキたいという性の欲求が混濁しあい、レヴィの攻撃的な態度は完全になりを顰め、恐怖と快楽に屈した声で、彼女は命乞いを始めた。


「ひっ、ひぅぅぅっ♥ も、もう、ゆるしてくれ……許して、ください……♥ つ、ツキヲさんに、従います……♥ わ、詫びも入れますからぁ……♥」

「ツキヲちゃんって呼んでほしいなぁ。それじゃあ、おねーさんのここ、もっててあげるから、謝ってみて?」

「はきゅぅぅぅぅぅぅっっ♥」


 クリストリスを万力のような力で締め上げられ、もっとも敏感なそこのみに力がかかった状態で、ツキヲはレヴィを釣り上げて、全体重を支えて見せる。

 恐ろしいほどの激痛、それを上回る発狂しそうなほどの快感、死を目前にした脳内へと満ちていく脳内麻薬。

 レヴィの自重に耐え切れなくなり、この世で最も無様な快楽と共に泣き別れとなる未来は、そう遠くない。そうなる前に誠意を伝えるためには、本気の謝罪が必要だ。死にたくないだけの謝罪が、一番死に近づいてしまう。


「つ、ツキヲちゃんに逆らって申し訳ありませんでしたぁ♥ ツキヲちゃんは強くて格好いい賞金稼ぎですぅ♥ くそ雑魚ま〇このレヴィとは比べ物にならない素敵な女の子です♥ バカま〇こ反省しますから、どうかお慈悲をくださいぃぃっ♥」

「それじゃあ……レヴィおねーさん、ツキヲのペットになってくれる? ただのペットじゃないよ、ツキヲがえっちしたくなったらすぐにおマ〇コぺろぺろしてくれる、ペットのお嫁さん……ペット嫁になってくれるぅ?」

「な、なりゅぅぅぅっ♥ なりましゅぅぅぅっ♥ ツキヲちゃんのおまんまん一生ぺろぺろして生きていきます♥ そうやって生きたいのぉぉぉぉっ♥ ツキヲちゃんのペットのなれて幸せでしゅっ♥ しあわしぇぇぇぇぇぇぇっ♥」


 ぱっとツキヲがクリストリスから指を離す。すべての体重の感覚が、レヴィの体にかかってくる。首が異音を立てる幻聴を聞いて、今度こそレヴィは死を確信した。

 ツキヲへの恨みなど、微塵もありもしない。幾度もチャンスをくれたツキヲちゃんに気に入られなかった、クソ雑魚マ〇コの自分が悪いのだ……。

 そう思った瞬間、“愛しの”ツキヲちゃんに応えられない雑魚マンの自分への失望から、レヴィは人生最大の、そして最後になるであろうマンイキをキメた。

 愛液がシャワーのように噴き出して、自分のがやがて横たわるであろう床に、粘っこい水たまりを作っていく。死を前にした、屈服マゾ絶頂は、完全にレヴィの中の“気持ちいい”という観念を書き換えた。

 ツキヲちゃんのために生き、ツキヲちゃんのために死ぬ、それこそが自分の快楽であり……それを僅かでも満たして今からくたばるのだと。

 ……ぺたんと、レヴィはそのまま尻餅をついて床に座り込んだ。生きている。首の骨も無事だ。床がマン汁とイキ潮でぬるぬるしているのが分かる。

 指弾という、東洋に伝わる絶技がある。指を弾き、空気を飛ばして、それこそ弾丸のように相手を撃つ技だ……流石に肉を貫き骨を砕くほどの威力は無いため、奇襲やフェイントに使われることの方が多い。

 ツキヲの圧倒的なピンチ力で放てば、縄を切るくらいは簡単なことだ。

 しばらくの間は、ぽかんとした表情でツキヲを見上げていたレヴィだったが、やがてその目に涙をいっぱいに浮かべて、ツキヲの足元にぺたぺたと這いよると、夢中になって靴を舐めとり始めた。


「ありがとうごじゃいましゅっ♥ ありがとう、ごじゃいまひゅぅぅっ♥ うれしい♥ うれしい♥ ツキヲちゃんのペット嫁になれて嬉しいです♥ んっ、ツキヲひゃんの靴、おいひぃぃっ♥ 三食これぺろぺろして生きるのぉぉ……♥」

「あはっ、可愛いよ、レヴィおねーさん……でも、人間の言葉を使うのはだめじゃないかなぁ、ペットなのに。うーん、けれどお嫁さんだから、お話もできたほうがいいよね……そうだ、言葉の最後にぶひってつけようか♥」


 本当に純粋に、女の子がぶひぶひ鳴いているのを可愛いと思っているだけ。そう感じさせる透明な笑みで、アオザイを纏った少女が尊厳破壊を提案する。

 だがレヴィの尊厳はもう、ツキヲへの完全敗北でぐちゃぐちゃに破壊された後だった。そんなものに拘って、可愛がってもらえない方が大問題だ。


「ぶひっ♥ わかりましたぶひっ♥ レヴィは今日からツキヲちゃんの豚さんですぶひぃぃぃっ♥ ツキヲちゃんがえっちしたくなったら、おマ〇コ濡らしてくぱぁしますぶひっ♥ ツキヲちゃんの望むことならなんでもしますぶひぃぃっ♥」


 自分の鼻に指を突っ込み、上に釣り上げてふごふごと豚面になりながら、レヴィは嬉しそうにツキヲの靴を舐め続ける。

 ツキヲはその首についていた“処刑用”の首輪を外すと、“愛玩用”の首輪を取り出し、レヴィの首へと付けてやる。

 その感触はまるで、婚姻における指輪交換のように甘露で、レヴィは「お゛ぉぉっ……♥」と呻きながら小水を漏らし、ペット嫁の境遇に溺れていった。

 ……その顛末については、裸に首輪だけの姿で二階から降りてきて、ツキヲの膕を懸命に舐めているレヴィの姿だけでも十分だったが、やがて25ドルで以てロアナプラ中に盗撮映像が出回り、多くの男女に使用されることになった。



 ──流石に素っ裸で首輪だけでは飛行機に乗れないので、空港についたレヴィはコスプレじみたものではあるが、ちゃんとした服を身に着けていた。

 『流れて漂うのがこの稼業の宿命』とレヴィは以前語っており、ラグーン商会も終の場所ではなかった、ただそれだけの話である。


「魔法少女ラジカルレヴィちゃん参上♥ ツキヲちゃんの敵は、みんなぶっ殺しちゃうゾ♥」

「きゃー、おねーさん可愛い♥ 日本に帰ったら、雪緒おねえちゃんに紹介してあげるからね♥」

「……“トゥーハンド”には、いろいろと使い道があった。持っていかれると困るのだけれど」


 こってこってのピンクの魔法少女姿のレヴィが、ツキヲにべたべたとまとわりつくもを見つめながら、わざわざ見送りに来たバラライカは、すごみを利かせているような口調で語り掛ける。

 しかし、その視線はレヴィの首にはまった隷属の首輪に釘付けになっており、その口調に滲むのもロシアンマフィアの矜持ではなく、浅ましい女の嫉妬の割合の方が多かった。


「ごめんなさい、でも、可愛かったんだもん。ケンカも、レヴィおねーさんの方から売られたし?」

「へぇ……喧嘩を売れば、キミの特別になれるとでも?」

「──日本で“ためして”みたら? “待ってる”からね?」


 ノーパンのレヴィのスカートへと指を突っ込み、クリをねじ切るほど刺激してやって「あ゛おぉぉぉんっ♥」とマゾイキさせながら、ツキヲが笑う。

 バラライカは冷徹な表情を続けることができず、無意識に小指を噛みながらツキヲとイチャつくレヴィを見送る。

 鷲峰組をめぐる交渉の為の訪日は、大きく意味を変えるかもしれない……自分の首にもあの愛玩用の輪がハメられる時を思い、バラライカは静かに達すると、下着を換えるために多目的トイレへと向かった……。


「日本に帰ったら、また賞金かせぎで組のお金を支えないとね……殺し屋さんをペット嫁にできたって言ったら、紅葉ちゃんや華代ちゃんにも自慢できるかな……がんばろうね、レヴィおねーさん♥」

「はいっ♥ ツキヲちゃんのペット嫁として可愛がってもらえるように、ガンガンぶっ殺してお金稼ぐぶひっ♥ だからぁ……く、空港から降りたら♥ すぐにお靴なめさせてほしいぶひっ♥ おぉぉ……想像したらイグぅぅぅ……♥」





今回の攻め役

※鷲峰月緒(わしみね つきを)

・関東和平会“鷲峰組”前組長、鷲峰龍三の次女。いわゆる妾腹の子供であり、鷲峰雪緒の腹違いの妹に当たる。アオザイを身にまとった小柄な少女という外見だが、内面は完全に裏社会の人間。

・松崎銀次によって囲われ、裏社会と縁を切っていた雪緒と異なり、鷲峰組の殺し屋(本人には“賞金かせぎ”教えていた)として教育され、小学生でありながら鷲峰組どころか日本有数の腕前を持つ。

・異常なほどに力が強く、小柄な全身は筋肉の塊であり、素手で相手を引き裂き、銃弾を爪で切り裂いて落とし、装甲車すら一分以内に解体する姿から“鷲の爪”……“イーグルファング”と仇名され、切り札として運用されていた。

・ホテルモスクワとの関係を組が切ろうとした際に起きた姉、雪緒をめぐる事件を治める為、単身ロアナプラに渡りバラライカと“交渉”するなど、異様なほどに肝が据わっている……というか、恐怖という感情を知らない可能性すらある。

・この世界では雪緒は後輩の真希と付き合っており、その絆を守るために動いていた節があるなど、意外と人の心の機微は理解しており、ほとんど接点のなかった姉についても身内として強く慕っている。このことから雪緒は、レヴィやバラライカとは本編とはまた違う因縁が発生してしまった。

・最後のレヴィへのセリフから見て、小学校に通っている模様。更に同じクラスには匂宮華代や小笠原紅葉がいるらしい。鷲峰組よりも小学校のクラスの方が絶対に強い(確信)。

靴舐め大好きマゾペット嫁レヴィちゃん~女運び屋雑魚負け全力命乞い

Comments

リクエストありがとうございました! そもそも半分レズ堕ちしてるくせにキャンキャン五月蠅いレヴィちゃんは、マゾ豚になって幸せになりましょうね! バラライカの姉御も、これはこてこてのメイド服とか着せられて愛でられるんでしょうねぇ…(遠い目)

屋根が高い

いやぁ、マジで良いものを見ました。ブラックラグーンのディティールをしっかり活かしておられてエロい! アバズレ賞金稼ぎはマゾであるべき、素晴らしい。バラライカも9割調教されてエロエロでとても良いと思います!そちらもねっちり見たいくらいです。

minasaba


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