──デュエルモンスターズ、あるいはマジック&ウィザース。
それは古代エジプトにおいて、精霊や魔物を召喚して戦った儀式“ディアハ”を現代に再現したカードゲーム。
時にそのカードには、記された絵を模した精霊が宿り、使い手と心を通わせることすらあるという。
しかし、それを悪用する輩も、また……。
※
その部屋の中では、特徴的な髪の毛を逆立てた少年が、複数の精霊たちと共に幸福な時間を過ごしていた。
OCGとは少しだけ異なる、ちょっと布地の薄い服をまとった精霊たちに囲まれる少年の名は、綾辻遊吾。この辺りでは有名なデュエリストであり、見ての通り精霊に愛されし者だ。
そんな彼の元にパタパタと駆けてきたのは、緑のポニーテールを揺らしたカードの精霊──風霊使いウィンだ。
「大変だよ、ご主人様! 例の“アクト”がここに襲ってきたみたい!」
「なんだって? あのアクトが遂に俺たちの絆を壊しに来たのか!」
アクト……それが本名かどうかは分からないが、部屋の入口で遊吾に報告していたウィンの背後から、その少女は顔を覗かせた。
彫りの深い、どこか母性的な顔立ちの女性である。高校生くらいの見た目だが、制服は身にまとっていないし、ほとんど学校には通っていないが、遊吾も見覚えが無い。思った以上の美人が現れたことに、少し遊吾は戸惑う。
「こいつが本当に“アクト”なのか……?」
「あなたたちのような輩からは、そう呼ばれていますね」
アクトはやはり落ち着いた、妙に安らぎを感じさせるような声を発してくる。
しかし、それに騙されてはいけない……“アクト”とは“悪徒”の意味、この少女は精霊と心を交わす少年たちの前に現れ、デュエルに敗北した彼らの前で精霊たちに酷いことをして、浚っていくと言われている小悪党なのだ。
「多くのデュエリストを傷つけて、今度は俺のハニーたちにまで手を出そうってことか。許さないぜ、アクト!」
「ご主人様、格好いい!」「ボコボコにやっつけちゃって!」「ボクたちの真実の愛を邪魔なんてさせないぞ!」
複数の精霊たちが遊吾の周りを囲み、アクトに向かって敵意を剥き出しにする。それを見て遊吾は自分が愛されることを確認して微笑み、アクトに対して強気に迫る。
「お前も決闘者の端くれなら、デュエルで勝負しろ! 俺は絶対に負けない! 真実の愛が、勝利を導いてくれる!」
「真実の愛……ね。そうでしょう、最後に“愛”だけです」
まるで小ばかにしたように呟くアクトの目をまっすぐに見つめ、遊吾は決闘開始の合図を叫ぶ。ここに、愛を守るための戦いが始まった。
「デェユルだぁっ!」
※
「んひぃぃぃっ……♥ やっ♥ やぁぁっ♥」
「やだっ♥ やらぁぁっ……♥ き、気持ちよく、なりたくないぃぃっ♥」
エリアとウィン、水と風の霊使いが壁に手を突いた立たされ、くちくちとアクトによって秘所を弄られている。
時おり髪に顔を埋めて、ちゅっ……とキスしてくる仕草は驚くほどに優しく、指使いも巧みで不思議と抵抗できない。
本来の主人から奪われて、女性同士の交情を迫られている屈辱的な場面のはずなのに……二人の心の中には、こんなに優しく秘所を可愛がってくれる人が、本当に悪人なのかという疑問が沸き上がっていた。
デュエルに惨敗し、ぶくぶくと白い泡を噴いてひっくり返っている遊吾とのセックスは、複数人を乱暴に扱う粗野なものばかりだった。
エリアとウィンは他の女を抱いている時に横で裸踊りをさせられたり、行為をする時は土下座で頼むように迫られたり……この優しい手マンセックスを知ってしまうと、何故あれを愛情だと思っていたのか分からなくなるほどだ。
「あぁぁっ……♥ え、エリアぁ……あ、あたし、イッちゃうよぉぉ……♥ お、女の人の指で……あっ♥ ああぁっ♥」
「う、ウィン……おひっ♥ そんな、優しく……お腹の中、とんとんしないでぇ……♥ す、好きになってしまいますぅ♥」
「いいのですよ、ウィン、エリア……♥ たくさん気持ちよくなって、優しさを思い出してくださいね……♥」
決して痛みはないように、こりゅっ……♥ とクリストリスが指で挟まれ、ちゅこ……ちゅこ……とクリコキされる。二人は体をのけぞらせて小水混じりの潮を吹きだして、腰をへこ♥ へこ♥ と幸せに振りたくってしまった。
「あへぇぇっ……♥ こ、こんなの知ったら、戻れないぃぃ……♥」
「あ、アクト様以外で、感じられなくなっちゃいますぅ……♥」
差し出された指を丁寧に舐めとる二人の目は、優しい気遣いに満ちたレズセックスでとろとろに蕩けており、互いのマン汁を指先から舐めとるのに夢中になっていた。
エリアとウィンは気付けばぴちゃぴちゃとベロちゅーに耽っており、そこにアクトの舌が伸ばされて触れて、二人そろって追いイキしてしまう。えっちなキスを、覚えさせられてしまう。
「……霊使いの少女たちは簡単に惑わせたようですが、私たちは決して! 偉大なご主人様からの寵愛を裏切ったりはしませ……おほぉぉぉぉっ♥」
「そうよ! 無理やり行為で愛情を塗り替えようなんてサイテー! 真実の愛は、絶対に勝利するのんだか……ひうぅぅぅぅぅっ♥ おへぇっ♥」
白と青、静謐と活力……対照的な雰囲気を持つ二人の魔術師、サイレント・マジシャンとブラック・マジシャン・ガールの二人であったが、アクトが近寄ってそのお腹をきゅぅぅ……と優しく押すと、それだけでポルチオ絶頂を迎える。
びちゃびちゃと衣装を濡らしながら、お漏らしイキを決めてしまった二人の顔は完全にアヘりきっており、どこからどう見てもアクトのラブラブなお嫁さんである。証拠に、ふいとアクトが顔を寄せると、競うように唇へキスしてくる。
「(んんっ♥ ど、どうして……♥ あぁ、なんて優しいキス……♥ おいしっ♥ この方の唾液、おいしっ♥ タバコ臭い主のキスと全然違うぅぅ……♥ しゅ、しゅきになってしまいますぅぅぅっ♥)」
「(ああ……♥ サイレント・マジシャン様が腰へこキス待ちしちゃってるぅぅぅっ♥ ふ、普段はクールなお顔がレズ快楽に溺れてドスケベになってる♥ な、なら、私が堕ちても仕方ないよね♥)」
二人はむちむちの体をアクトに寄せながら、夢中でキスに耽り、時おり「さわって♥ さわって♥」といやらしく腰をへこらせるが、そんな風に手マン待ちしたくせに、アクトの指がつぅ……と撫でただけでマジイキしてしまうのだ。
「ほぉぉぉぉっ♥ アクト様っ♥ ああ、アクト様ぁぁぁっ♥ こ、こんな快感、しらにゃいぃぃっ♥ わ、私は♥ 賢者を名乗りながらあまりに無学でしたぁぁぁっ♥ も、もっと、もっとぉぉぉっ♥ おマ〇コくちゅくちゅしてください♥」
「ああ♥ サイレント・マジシャン様、ズルいですぅ♥ わ、私もハメハメしてください♥ レズパコ♥ レズパコしたいのぉぉっ♥ 初代遊戯王ヒロインモンスと言えば♥ 私ですよぉ♥ 早くぅ♥ あまあまレズセお願いしますぅぅっ♥」
イキ狂いながら嫁乞いする魔術師たちの脳裏からは、尻に煙草をねじ当てながら短小チ〇ポを気持ちいいと無理やり言わされたり、灰皿の中身に精液を混ぜたものを飲まされた記憶など綺麗に消え去り、アクトへの愛だけが満ちていた。
「くすくす……情けない子たちばかり♥ これだから愛を受けるばかりの雑魚マンは嫌よねぇ……♥ 真のいい女は、相手を“蟲惑”して……んむぅぅっ♥」
「あっ♥ あぁぁっ♥ 腋を指で優しくわしゃわしゃしないでぇぇ♥ そこ弱いのぉぉぉっ♥ ぎ、擬態のはずなのに感じちゃう♥ 好きになっちゃうぅぅっ♥」
次々に堕とされていく精霊たちを嘲笑していた蟲惑魔たち……アトラとトリオンも本来は相手を魅了する為だけの疑似餌部分に受けた愛撫でマジイキしてしまい、気付けばアクトにメス奉仕をしてしまっていた。
本来は魅了した相手を食らうべく潜んでいる巨大な怪物の本体も目をハートにして姿を現し、そのぷよぷよのお腹に押し付けるようにしてくちゅくちゅとレズセックスが敢行される。
「(あぁ……化け物だからと適当にバイブ突っ込まれたり、下着を被らされて踊らされるだけだった私たちを、この方は本体まで見て愛してくださる……♥ あ、アクト様ぁ♥ なんて素敵な、王子様……いえ、お姫様なのぉ♥)」
「(か、完璧にメスになっちゃう♥ 蟲の一部のはずなのに、全力で嫁媚しちゃうよぉぉぉっ♥ 好きっ♥ 好きです、アクト様♥ あなたの為に、これからは力は全部使いますぅぅぅっ♥ んへぇぇぇっ♥ 手マンこちゅこちゅいいっ♥)」
その後も、ティアラメンツ、御巫、フォーチュンレディにアマゾネス……次々と精霊たちはアクトによって抱かれていき、その度に絶頂して心変わりを……いや、“正気に戻って”いく。
そして、ドラゴンメイド・ラドリーがそのぷにまんを優しくクンニされてお漏らしイキしたところで、ついにすべての精霊たちが正気に還った。
「あぁぁっ♥ イクっ♥ イクぅぅぅぅっ♥ ご主人様ぁぁぁっ♥ ……あ、あれ……わたしの、ご主人様って……?」
精霊たちは気付かざるを得ない。確かに世にはフルモンスデッキ……すべてのカードがモンスターで構成されたデッキも存在するが、遊吾の使っていた自分達は、明らかに整合性の取れていない寄せ集めデッキであることを。
まともにデュエルなどできるはずもない、こんな適当に美少女精霊を集めたデッキで勝てたのは……精霊たちを操っていたのと同じ、催眠術で対戦相手を操ってわざと負けさせる、最低の行いを重ねた結果だと。
「あ、ああ……そんなぁ……わ、わたしたちは、本当のご主人様から引き離されて……!」
「こ、こんなのってぇ……こんな穢れた体じゃ、もう誰にも愛してもらえないよぉ……」
「──いいえ、私が愛しましょう。あなたたちは、責任をもって私が面倒を見ます」
アクトが力強く言い切り、手近なラドリーとウィンを抱き寄せ、頬に流れる涙を優しくキスで拭ってみせる。
愛情あふれるレズキスで二人は軽イキしてしまい、悲壮な空気は羨望の色へと変わっていった。
それを待っていたように、複数の乙女たちが入室して、次々と精霊たちを保護していく。遊吾は連行され、その途中で無理のある髪方が外れ、ヅラの若ハゲだと判明した。
乙女たちは閃刀姫レイとエクソシスター・マルファを先頭にしており、イビルツインの二人やマドルチェ王国の姫君たちまで混ざっている。
「あ、アクト様って、いったい何者……?」
「こんなに大勢の精霊たちが従っているなんて……」
ふっと笑うアクトは、あえて己の正体を明かすことなく、傷を負った少女たちに真の救いをもたらすべく、己の領域へと彼女たちを誘っていく。
誰もいなくなった部屋の中に伸びる影には、創世の神の象徴である機構の翼が備わっていた──。
今回の責め役
※アクト
・救済者。遊戯王カードに宿った精霊たちに不埒なことを行ったり、不正な勝負で悲しみを生み出すものを裁き、狂ったり壊れてしまった精霊たちを無限の愛で救って回る、無償の愛の使徒。
・その正体は、ラストで暗喩されていたとおり『光の創造神ホルアクティ』の化身であり、自らの放った“生命の光”から生まれた精霊たちを深く愛し、それを傷つける下種どもを滅ぼすために地上へと姿を現した。
・本来はホルアクティそのものである為、デュエルが始まった瞬間に勝利が確定するのだが、精霊たちの心を救うために真面目にデュエルも行っている。腕前は当然ながら世界レベル。原作主人公たちがシャイニングドローありなら戦える……くらいの実力と考えればわかりやすい。
・ちなみに女性型の精霊を救うのがアクトの役目であるというだけで、他の精霊たちを救って回っているホルアクティの化身もいる。中には外神やエイリアンの相手をしている個体もいるらしく、アクトの異常な性戯はそれらの別個体とも意識がつながっているからでは? という疑惑がある。
屋根が高い
2023-06-07 09:23:25 +0000 UTCソウシップ
2023-06-07 09:17:08 +0000 UTC屋根が高い
2023-06-07 08:54:56 +0000 UTCとろがけ
2023-06-07 08:37:26 +0000 UTC屋根が高い
2023-06-07 08:09:46 +0000 UTC邪バレンスタイン
2023-06-07 08:06:14 +0000 UTC