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泥濘のトライオン~第5~7話余章:???編

 ──そこは、人間が知覚してはいけない空間に存在する部屋。

 1歩でもそこから出てしまえば、過去と現在と未来が混ざり合い、虹色に輝く球体が太陽の代わりに宇宙を照らす、何者のものとも知れぬ触腕で満たされた暗黒空間が広がっている。

 もっとも、その内装とて極彩色の鮮やかなもので、本当に“正気”の側に属するかは怪しいのだが……そんな正気と狂気の境界を、少なくとも見た目は薄い扉1枚でしきっている部屋で、和服の女が陵辱の限りを受けていた。


「んおぉぉぉぉぉっ♥ あぎっ、ひぃぃぃぃぃっ♥ んはぁぁぁぁっ♥ あっ、あぁぁぁぁっ♥ おっ、お゛ぉぉぉ~っ♥ ひぉぉぉぉぉぉぉぉっ♥」


 黒を基調とし、艶やかな花をあしらった芸子風の着物を着た女は、無数の真っ白な触腕……くちなわを思わせる大小長短様々な触手に全身を這われ、拘束され、豊かな胸を絞り上げられ……その腹は臨月を迎えた妊婦の如く膨れ上がっているが、中身は全て触手である。

 舌を短めの触手で拘束されているせいで、喘ぎ声しか出せないのようにされているのは、口を開けば尊大かつ耳障りなお題目を、これぞ真理とばかりに語り出すからであり、そういう意味でも尊厳を破壊されながら、股間からは愛液と小水はとめどなく溢れ続けており、女の精神を苛み続けている。

 女の名は、鬼舞辻無惨という。本来の性は女ではなく、平安の時分に生まれた時は紛れもなく男性であったのだが、死病に犯された際の治療で異形へ変じ、自在に身体を変形できる怪異……鬼となった経緯を持つ。

 ただひたすらに生き続ける為、そしてそれに必要な完璧な不死を実現する為、数多の悲劇を引き起こし、無数の命の運命を狂わせ、自らを「天災のようなものだから頭を低くして逃れよ」と本気で口にする、外道と言う言葉を生ぬるい輩であるが……今や女に体を固定され、完全に心が壊れるまで解放される目は無い。


「それにしても、あなたは本当に見た目だけは美しいね……責めていて、とても楽しくなるよ♥」

「お゛なぁぁぁぁぁぁっ♥」


 乳房を絞って勃起した先端を露わにし、乳首へと針状に変形させた触手を打ち込まれ、無惨の喉から哀れな嬌声が漏れる。

 この女は……もう2度と男に戻ることなど許されぬ故、女である……自分を偽ることなどできない、災厄から逃げ出すことはしても自身を偽って演技で逃れることはできない為、この嬌声は作り替えられつつある本性から漏れた声だ。

 じきに触手の与える快楽に溺れ、尊大な自我も破壊されつくし、甘えた声で奉仕を願う雌になる……そのことを確信し、菊門に触手をより合わせ、まるで“浣腸”を模した形にしてブチ込み「ほぎぃぃぃぃぃぃぃっ♥」と絶叫させてから、陵辱を行っている主は、快活に笑ってみせた。

 燈色というのだろうか、赤と橙がちょうど混ざったような髪色の少女だ。美少女といっていいのだろうが、例えば高校に通っていたとして、クラスで一番かというと首を傾げる……3番手くらいに名前が上がりそうな少女である。

 しかし、その顔立ちからは生命の躍動のようなものは読み取れ、単なる造形以上の魅力を放っているのも事実だった。

 彼女の容姿はどこかの誰かからの借りものだが、名はフレア・ウェイトリィ……“マインドフレア”と己のことを称している。

 一見すれば“控えめな美少女”で済ませてしまいそうな容姿のフレアだが、当然このような異常な空間に、奇妙な部屋を誂えているだけあり、その実態は常なる生命では無い。

 例えば無惨を陵辱し、カンチョーを引き抜いた尻がぶほっ♥ と空気を噴き出したのをひっぱたく、その全ての触手がフレアの右腕が変形したものだ……彼女の生まれた世界では、人間は“個性”と呼ばれる超常を持ち合わせるのが一般的だったが、フレアのそれは文字通りの“触手”……在り方であり、異能。

 そんな“触手の化身”とでも言うべきフレアと、尊厳破壊の限りを尽くされている無惨以外にも、この部屋の中には少女の姿が2人分あった。

 金髪ツインテールでスタイルも豊満、頬には動物の髭を思わせる3本線が左右に入っている、ジャージ姿の少女。

 亜麻色の髪に丸く穏やかな目つき、こちらも豊満であるがより清楚で大人しい印象を受ける、女子征服の乙女。

 2人はフレアが無惨に対して繰り広げている、異常かつ猥雑な拷問にドン引きしていたが、フレアの方はニコニコと笑みを浮かべて少女たちの方を振り返ってきた。


「ごめんね、待たせちゃって。この女だけは、徹底的に壊して私のモノにしないと、千佳ちゃんに申し訳が立たないから……ナルコちゃんもリコちゃんも、本当は我慢できなくなりそうなくらい、魅力的だと思ってるよ?」

「ひっ……!? き、君は……宇宙人、なのか……!?」

「宇宙人~!? フレアちゃん、そんなの聞いてないってばさ! あと、俺は本当はナルコじゃなくてナルトで……」

「宇宙人か、どうなんだろうね。起源は意外と、その辺りにあったりして。星の海から訪れた強大な異形を、神と呼んで崇めた人がいて……意外とそんな感じで“ウェイトリィ”は始まったのかも知れない」


 意味は分からないのだが、妙にしみじみとした口調で語るフレアと、触手陵辱を受ける無惨の「お゛ほぉぉぉぉぉっ♥」という喘ぎのギャップが大きすぎて、ナルコとリコと呼ばれた少女たちは顔を見合わせる。

 互いがナルトと結城リトという、本当は男同士だと知らない2人だが、その息は妙にあっていた。

 しかし、そんな礼を失していると取られかねない態度も、フレアはどこか嬉しそうに受け止めていた。


「2人は、私のこれ……“個性”を見ても、バケモノだ! みたいな反応はしないんだね」

「いや、まあ……そういう人も(宇宙には)いるのかなあって思うから……」

「フレアちゃんにどんな理由や正体があろうと、バケモン扱いは辛いってばよ」


 2人の言葉が相当うれしかったのだろう。フレアはくつくつと俯いて笑みを浮かべると、穏やかな顔を

2人に向け……そして、宣言した。


「やっぱり、2人とも欲しくなっちゃう……私のオンナになってよ」


 言葉が終ると同時、フレアが自然な動きで左手を2人へと伸ばし……そして、その掌から先が無数に枝分かれしながら変形した。

 触手の群れが襲い掛かり、リコの体をあっさりと拘束する。「わぁぁっ!?」という悲鳴が響く中、ナルコは飛び退って天井に飛びつき、脱出の方法を探る。


「(これはヤバいってば……どうやって脱出する!? 木の葉の里は近いのか……いきなり襲われて、運ばれてる間の記憶無いからなぁ。ていうか、おいろけの術が解除できないのはどういうことだってばよ!?)」

「逃げたら危ないよ、ナルコちゃん。君でも多分、この外には耐えられないから」

「お気遣いはありがたいけれど、俺には目指す道があって……ん?」


 パラパラと、頭の上から欠片が散って来る。

 ふいと見上げたナルコに向かい、天井を貫いてきた触手が襲い掛かり、その美しい鼻腔に潜り込み、思い切りフックした。


「ほがぁぁぁぁぁぁぁっ♥ んげっ、おごぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ♥」


 強制鼻フックのせいで口が開かされ、そこに極太の触手が捻じ込まれる。先端からどくどくと甘ったるい汁が流し込まれて、ナルコの体がカッと熱くなった。


「はがぁぁぁぁぁっ……か、体が……♥ 俺、なにされてぇ……ふごぉぉぉぉぉっ♥ は、鼻が裂けるぅぅぅぅっ♥」

「裂かないよ、せっかナルコちゃんの顔、可愛いのに……ほら、鼻からも催淫液を注いであげる♥」

「いっ、あぁぁぁぁっ♥ 頭が焼けるぅぅぅぅぅっ♥」


 白濁した色合いの汁を注ぎ込まれ、鼻と口からぶぴっ♥ と逆流されつつ、天井につるされるナルコの体。その下半身からは、ほぼ無意識にぽたぽた愛液が零れ、女の快楽が密やかに仕込まれてく。

 一旦、触手に“下準備”を任せたらしいフレアは、リコの方に近寄り……触手に覆われ、全身を愛撫されているリコに近づく。


「んっ、あぁぁっ♥ く、あぁぁっ……♥ こ、これ……んはぁぁっ……♥」

「ふふっ、女の子の体の方でも、気持ちいいのは何度か体験してるのかな? こうやって優しく撫でてるだけじゃ、そこまで気持ちよくないって感じだね……♥」

「こ、こんなこと、やめっ……えっ?」


 目前に新しい触手が姿を現す、その先端は口のようなものが備わており、短いが歯のようなものすら見えた。これまでのラッキースケベに満ちた日々で、猥雑なトラブルについて思い当たってしまうリトは、とっさに「ちょっと、ストっ……」と制止の声をあげかける。

 しかし、言葉が最後まで紡がれる前に、触手は胸の先端……乳首と、秘所の中央……陰核に食いつき、じゅるるるるるっ♥ と軽く噛んで刺激を与えながら、性感をすすり上げ始めた。


「いっ、ひぃぃぃぃぃっ♥ おぉぉぉぉっ♥ こ、こんな……あぁぁぁぁっ♥ ひっ、ひあぁぁぁぁっ♥ へぇぇぇぇぇっ♥ あひぃぃぃぃぃぃっ♥」

「ちょっと刺激が強かったかな? 男のオナニーとか、相手にならないでしょう……♥ いっぱい気持ちよくなって、男の自分なんて忘れちゃおうね♥ 気持ちいいこと、全部私が教えてあげるから……♥」

「んむぅぅぅぅぅぅぅっ♥」


 キスされながらの触手乳首フェラ、触手クリフェラに、リコの体は勝手に許容限界を迎えてイキ狂い、粘っこい液体を股間からぼとぼとと零してしまう。絶頂に達するまで感じさせられたことは、流石のリコも経験が無い為に、頭の中の大切な部分が高熱を発し、壊れ行くような錯覚を求める。


「あ゛、へぇぇぇ……♥ か、体が言うこと聞かねぇ……あ゛っ♥ あ゛うぅぅっ♥」


 たっぷりと催淫液を注がれ、両手足を拘束して秘所を丸出しの状態に整えると、ナルコの体が天井から落とろされる。

 このままではまずいと分かっているのに、快楽でぼうっと揺らぐナルコの秘所に、フレアが唇を埋め、じゅるるるるっ♥ と愛液を啜り上げる。


「ひあぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ♥ き、きもち、よすぎるぅぅぅぅぅっ♥ こ、こんなの知らないってばよぉぉぉっ♥ あはぁぁぁぁっ♥」

「これからは、当たり前になるよ♥ ナルコちゃんが、私の恋人になってくれたらね……♥ ね、私とお付き合いしよう……好きなの、ナルコちゃん♥」

「はぁぁぁぁっ♥ こ、告白、だめぇぇぇっ……♥ お、俺はぁ……んぎゅぅぅぅぅっ♥」


 はむりと陰核を咥えられ、口の中で舌がしゅるりと2股に避けて、左右から挟み込むように擦り上げる。

 クリフェラ+ベロズリ……処女が食らえば、百合狂いになって2度と戻ってこれなくなる絶技。加えて、ナルコはその孤独な生い立ちから、愛しているとかそういう好意の表明に弱かった。


「(ひぎぃぃぃぃっ♥ こ、こんなの覚えたらだめになるぅぅぅぅっ♥ お、俺には♥ 俺には好きな子も♥ 究めるべき忍道もぉぉぉぉっ♥)」

「これなーんだ」


 そんなナルコに向けて見せられたのは、携帯端末の画面だった。ナルトにはピンとこないものだが、それでも動いている映像が何かの記録だとは分かる。

 ……その映像の中では、ナルコもといナルトの想い人である春野サクラが幼い少女に組み伏せられて喘ぎ、ナルトを慕ってくれていた日向ヒナタが長身の巫女に愛撫されて蕩ける場面が映っていた。


『あぁぁぁっ♥ 千佳ちゃん、好きぃぃぃぃっ♥ 小さい女の子でしかもう、感じられないのぉぉぉっ♥』

『あんっ、あぁぁっ♥ 貞絵さん、好きですぅ……もっと、ぎゅっとしてぇ……♥ 私を、奪ってぇ……♥』

「あ……」

「抱いてるのは、私の友達……どうする? 男の子にこだわっても、もう2度と彼女たちには会えない。でも、私の彼女になってくれたら……恋する女の子同士で、また会えるよ♥ 仲良くお話もできるよ♥ なにより……私が、愛してあげるよ♥」

「あぁぁ……あぁぁぁ~っ……♥」


 その言葉を全面的に受け入れるように、ぷしゃあぁぁぁっ♥ と派手に潮吹きし、それを全部ごくんと飲み干して、フレアは「おいしっ♥」と微笑みかけた。

 ナルコの胸の内が、温かい恋心で満たされ……そして、それはもう“ナルト”のそれには戻らない。


「ふふふ……かわよ♥ リコちゃんも、私のお口でイキたいよね♥ その子たちより、私……上手なんだけどな♥」


 口の中で蛇のように割れた舌を見せつけながら、男にフェラチオする時のような、卑猥なハンドサインで誘う。

 触手で何度もイカされたリコの、最後の雄の部分が反応し……こくん、と控えめにうなずいてしまう。

 無惨の「ふんごぉぉぉぉぉっ♥」というブタのような喘ぎ声に混ざり、リコの「あぁぁぁぁ~っ♥」と乙女の恥じらいを感じさせる嬌声が部屋の中に響いた……。




※これ以降、葉子たちが『泥濘のトライオン』で尋ねた先にTS女子がいた場合、フレア・ウェイトリィが登場し、攻略していく場合があります。




【触手枠(?) フレア・ウェイトリィ】


※初登場エピソード

『触手少女のTSハーレム~私が私だと規定する為に、反転女子を心までレズ堕ちさせます』

(https://fallen02side.fanbox.cc/posts/6067243)


※個性《触手》

 体を“ほどく”ことで、あらゆる部位から複数種類の触手を出現させ、自在に操ることができる。

 男性の生殖器のような形状のもの、針のような先端を持つもの、ブラシのように複数の歯を持つもの、拘束に特化したもの、先端に“口”を備えたもの、催淫液を放つものなど、なんでもござれ。およそ“触手っぽいこと”は全てできる。恐らく生殖機能すらも備わっているだろう。

 また触手は極めて頑丈かつパワフルであり(繊細かつ脆いようにも加減で出来るが)、相手の特殊能力を封じたり、エネルギーの吸引なども可能なため、直接戦闘力も高い。


※燈色の髪に白を基調とした服、タイツで足元を隠した少女の姿。活力に溢れているのが、その魅力を高めている。ぶっちゃけて言うと『Fate/Grand Order』のぐだ子こと藤丸立夏とそっくりの外見。

※代々双子で生まれてくる家系の出自で『すべての時間が混ざり合った世界』で生きていく定めを持つ触手の集合体だったが、通常の世界で生きていくはずの片割れが消滅したことから、両方の世界を兼任している。

※基本的には穏やかで人当たりの良い性格だが『心は男の子のままで、体が女の子になってしまったTS娘』に遭遇すると、身も心も女にしたうえで、更にレズビアンに堕とすのを我慢できなくなる。


※現在のネームド妻帯ヒロイン


『Fate/Grand Order』より

・黒耀の茶聖 千利休(正妻)


『あやかしトライアングル』より

・封魔の忍 風巻祭里


『お兄ちゃんはおしまい』より

・アイデンティティ崩壊中 緒山まひろ


『鬼滅の刃』より

・小物界の大物 鬼舞辻無惨


『NARUTO』より

・九尾の人柱力 うずまきナルト(おいろけの術)


『To LOVEる』より

・ラキスケ特異点 夕崎梨子

泥濘のトライオン~第5~7話余章:???編

Comments

これにはマイケルもにっこり!

屋根が高い

無惨、実際の罪には当然の報いがある (マイケルもきっと喜ぶと思います)

杯具的多拉考

フレアが正式にTSヒロイン回収係となりました。待ってろ、雌堕ち主人公!w 無惨様雌堕ち自体は見かけますが、尊厳破壊のち精神破壊は珍しいですねw

屋根が高い

遂に来てしまいましたね、TS枠ならぬ触手枠! これでTSヒロインがいる世界にばんばん三人を送り込めるというものよ…(邪悪な笑み) それにしても、二次創作含めてここまで凄惨な最期を遂げた無惨様はレアでは?w

とろがけ


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