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小恋折織心は心折り~スケバン全滅!橘城アヤ子、貢ぎマゾ嫁に堕つ

(前回までのあらすじ)

・複数の未確認スケバンを従える“常時骨折スケバン”小恋折織心ことオリコ。

 “日本人形スケバン”淡魂炎火を屈服させた彼女は、次なる標的を人造スケバンであった松蔵院カーラへと定めた。

 死闘の末にカーラもまたその愛をへし折られ、オリコのオンナへと堕とされる。

 神緒ゆいの周囲に残るスケバンは、残るはただ一人。

 元“死のヴァイオリンスケバン”橘城アヤ子は、果たして恐るべき襲撃者を乗り越えることができるのか!?

 そして、黒ゆい親衛隊の細川餓羅紗と清川マリアがオリコへと依頼した内容とは!?


過去作

※淡魂炎火、絶叫命乞いでスケバン卒業レズ堕ち

(https://fallen02side.fanbox.cc/posts/5080731)


※松蔵院カーラ、全裸命乞いからのマゾ嫁堕ち

(https://fallen02side.fanbox.cc/posts/5141004)




 ──これは始まりの日、細川餓羅紗と清川マリアが、オリコへと語った内容である。


「──なるほど、園宮鍵斗ねえ。話を聞いた限り、とんでもなく骨のある漢だってのは分かったよ。けれど、わからないね。黒い方のゆいを信奉してるアンタたちからすれば、鍵斗は敵じゃあないのかい?」

「最初はもちろん、そう認識してました……けれど、私たちが付いていけないような場所で、黒ゆい様を支えていたのはあの男なんです。私たちの“ゆいお姉様”を幸せにできるのは、アイツしかいません!」

「アンタらにそこまで言わすとはねぇ……」


 もっとも“怪光線お釈迦スケバン”こと阿修羅寺あす香から、奈良県は鏡の中の邪馬台国における戦いの一部始終についてオリコは既に聞いていた。

 体をバラバラにされながら、ゆいの為にそれでも戦ったという話を聞いて、タフネス自慢のオリコでさえも心が震えたのを思い出す。


「それで……要するに卑弥呼がちょっかいをかけなくなった今、単純に恋のライバルになったスケバンたちを、アタシのオンナにして引き離してほしいってことかい?」

「は、話しが早い! 正直、全員が強すぎるわ、謎なSPついてるわで、私たちじゃ手が出せないもので……」

「お願いします、オリコさん! ゆいお姉様に、今こそ女の幸せを!」

「ふぅん……黒い方のゆい、白い方のゆい、どっちに言っても怒られそうな話だ。けれど、アタシのオンナになったからって、ゆいの友達じゃなくなるワケじゃないからね……いいよ、引き受けようじゃないか」


 オリコは数多くのスケバンを配下につけ、時に愛でているのだが、その博愛主義的な姿に愛想をつかして離れていってしまうスケバンも少なからず存在する。

 ちょうどオリコが結構入れ込んでいたスケバンが離れていってしまったばかりだったのもあり……もっとも、カノジョとオリコは別れたりくっついたりを繰り返している仲ではあるが……彼女は黒ゆい親衛隊の依頼を引き受けた。

 何よりもオリコには内心、ゆいへの気持ちも存在していた為、そのけじめをつける意味合いもあったのである。

 ──かくして、オリコは淡魂炎火と松蔵院カーラを手中に収め、遂に今回の“喧嘩”におけるラスボス、橘城アヤ子に挑むことになったのである。



「──そういう訳で、アヤ子サンが最後の相手だったって訳さ。強かったぜ、本当に。ヴァイオリンを急には用意できないにしても、パイプオルガン攻撃は想定外だった」

「うっ、くぅぅ……全力で、やっていれば……結果も、変わったでしょうに……」


 礼拝堂にて、パイプオルガンを破壊され、両足も拳を打ち付けられて立てない状態となった“死のヴァイオリンスケバン”もとい“死のパイプオルガンスケバン”、橘城アヤ子はすべての戦闘能力を失っていた。

 アヤ子のパイプオルガン攻撃は、ヴァイオリンと違って範囲が広すぎる。

 かつて黒ゆいを狙って攻撃を仕掛けた際は、学園全体を巻き込んだ広範囲攻撃の末に、鍵人の連弾という不意打ちで攻略されたのだが、既に学校全体を巻き込むような無茶が出来ないアヤ子にとって、パイプオルガンが過ぎた武器だった。


「(いっそ、蹴撃だけで対応すれば、もう少し肉薄できたかも知れないのに……不覚だわ!)」

「さてと、負けたからにはアヤ子さんも、アタシのオンナになってもらおうか。正直なところ、アンタには別の意味でも興味がある」

「……それは、橘城の知識のこと?」


 古来より戦士としてのスケバンは存在し、それこそ神代の時代・天照大神に命じられて、妹である月読の支配する夜の世界の番を任せれし“原初の裏番”闇照大神が全ての祖であるともされる。

 その後に卑弥呼が最古のスケバンとして人の世に現れた、と伝えられるほど、その起源は古いが……意外にもスケバンの兵器利用という発想に最初に辿り着いたのは、大日本帝国の時代まで時を進めてのことであった。

 橘城はそのスケバン兵士化計画にも深く関わった家であり、スケバンでありながら“ハラノムシ”の退治を手掛け、その元凶としての卑弥呼を追う内に鍵人一派と戦う羽目になったのである。


「察しがいいね。アンタやその姉は、スケバンとしての異能を使って安楽死稼業を行ってたと聞いてる……そのこと自体には、アタシは尊い仕事だと敬意を抱いてる。マジの話さ」

「……そんな言葉でほだされると思ってるの? 私は園宮くんにも、最後まで惹かれなかったような鉄面皮の女よ?」

「指を切った時に舐められて即堕ちしたって、炎火は言ってたけどなぁ」


 アヤ子は何だかんだと行動を共にすることも多かった、炎火の顔を思い浮かべて「あの、おしゃべり!」と悪態を吐く。

 その間にも、オリコはアヤ子の体を断たせて、聖堂の壁に押し付けると、首筋に顔を埋めるようにして囁きかける。


「人の“機能”に働きかける術と、ハラノムシの知識を持っているあんたなら、こんなことを考えたことは無いかい? ハラノムシがあくまでも生物であるなら……何らかの手段で蟲無しでスケバン能力を使えないかって」

「んっ……くっ、ふっ……息、熱い……♥ ……ま、まさか、あなたがやったことって……!」

「本当に察しがいいなぁ。アヤ子サンと話してると楽しいぜ♥ そうだよ、アタシがやったこと……ハラノムシ無しでスケバン能力を復活させたのは、そいつの応用さ。もっとも、アタシも原理は分からんがね」


 “常時骨折スケバン”小恋折織心の能力は、他人の痛みや負傷を引き受けること。そして、ハラノムシは思春期の少女たちの、主に闘争的な負の感情を食らって、乙女をスケバンという戦士に変える。

 “本来は目覚めるべきでない、能力のストッパー”……その部分をオリコが能力で引き受けることで、すべての女子はハラノムシ無しでスケバンとして目覚めることができる……可能性がある。

 卑弥呼がオリコという大きな戦力を使うのではなく、彼女の傘下を使ってオリコを封印状態にしていたのも、蟲を使って邪馬台国の支配を継続させようとする卑弥呼の、対抗馬となり得る可能性があったからだ。


「アタシはこれからも派手なケンカがしたい。アンタの、橘城の知識が加われば、アタシは確実に他人をスケバン化したり……逆に戦いから降りたいスケバンを安全に無力化できるようにもなる。アンタにも悪い話じゃないはずだ」

「……私が、はいそうですかと姉も含めた橘城の遺産を、他人に渡すと思う?」

「はっはっはっ……だよねぇ? となると、ここからが本当の闘い……これまでみたいにただ快楽で落とすんじゃなく、アンタの心を確実にへし折り、ドロドロに依存させなきゃならないねぇ……」


静岡県 死のヴァイオリンスケバン(引退) 橘城アヤ子 

VS

古今独歩 常時骨折スケバン 小恋折織心


──いざ尋常にスケバン勝負……第2Round!!



「あっ……あぁぁぁっ……! ひっ、ひうぅぅっ……! あぁぁぁぁっ……!」


 姉との間に起きた辛い出来事さえも飲み込み、かつて神緒ゆいに挑んだほど強い心を持ったスケバン、橘城アヤ子。

 彼女は今……頭を抱えて、目元を抑えるようにして転げまわり、悶絶していた。


「あぁぁぁっ! あーっ! ううぅぅっ……! あぅぅぅっ……!」

「……あんまり気分はよくないが、こっちも本気なんでね。容赦する気は無いんだよ」

「やぁぁぁっ! み、見ないでぇ……! 私の顔、見ないでっ! 恥ずかしいから見ないでぇぇぇっ!」


 まるでそこに大きな傷でもあるかのように、自分の顔を見られることを過剰なほど怯え、懸命に隠そうとするアヤ子。

 ……オリコの能力は、相手の痛みや負傷を引き受けると共に、自分の感覚を相手に伝えることも出来る。ただし、それらは正常で相手の害にならない感覚だけだ、痛みを逆に伝えてダメージを狙うことは出来ない。

 だが、ある感覚だけは……オリコの意図を超えた部分で、奇妙な効果を発揮するのだ。

 それは、視覚。人間とは、自分自身の姿を直視することは出来ない。鏡で確認できるのも、不自然に上下左右が反転したものであって、実像ではない。

 人が自分自身の姿を直視してしまった時……とある感情が問答無用で暴走する。それは一言で言えば……


“恥ずかしい!”


という感情だ。

 かつて、炎火を倒したのもこの能力によるもので、彼女は少し変則的に自分の姿に“恐怖”を感じてしまった為、自らの心をへし折ってしまったのだ。


「(はずかしいっ! 恥ずかしいっ! もう、生きていけない! こんな私が、こんな私がぁぁっ! お姉ちゃん許して、姉さん……!)」


 思考は混濁し、羞恥心の暴走でまともな思索は不可能となる。

 そんな顔を、腕力で勝るオリコに無理やり見られて……。


「あぁぁぁ~っ……や、やだぁぁぁぁっ……」


 アヤ子は遂に、羞恥心が限界に達して、その場で成す術無く失禁してしまった。

 じょぼじょぼと小水が神聖な聖堂の中で迸り、失禁を目の前で見られたことで、完全にアヤ子の自尊心は崩壊する。

 元より彼女は、強烈に姉……初代死のヴァイオリンスケバンにコンプレックスを抱いている面もあり、自分の姿を……まして正面から喧嘩に負けた姿を直視するなど不可能だった。

 ただただ誰にも見られたくない、消えたいと心から願うアヤ子を引き起こし、オリコはその体をまさぐり始める。


「やぁぁっ……汚いぃ……」

「アヤ子さんの体に、汚いところなんて無いよ。マジで全部キレイだからさ」


 この辺はまったくの本音であり、オリコの能力が起点になっているのに、マッチポンプとは言い難いのが奇妙な点だ。

 首筋にキスを繰り返しながら、ことさらにゆっくりとした指使いで、小水で濡れる秘所をほぐしていく。自分の全てが恥の対象になってしまっているアヤ子にとって、そこを嫌がりもせずに触って“もらえる”ことは、喜びになってしまう。


「(こ、この人は……私みたいな女を、本気で好いてくれているの……♥)」


 チョロいと言うなかれ、アヤ子にとってはいわば、最も唾棄すべき暗黒面を丸ごと受け入れられたのも同然なのだ。人はそれほどに、自身を正しく認識しない様にして生きている……白ゆいと黒ゆいの関係のように、だ。


「アヤ子さんの重荷を、背負ってやりたいんだよ……なあ、アタシに橘城の知識をくれないか?」

「あっ♥ あぁっ♥ ダメ、ダメぇ……おマ〇コくちゅくちゅしながらおねだり、ダメよぉ……♥ そ、それは、無理よぉ……♥ だ、だって、あれは……わ、私が持つには、過ぎたものだけどぉ……ほぉぉっ♥」


 オリコはアヤ子の胸をはだけさせ、その乳輪にさっと素早く指を添えると、左右に思いきり指を開いて見せる。

 こうすると乳首がピン……と勝手に屹立してしまい、そこを刺激されれば快楽は相当なものになる。

 “視線の反射”とでも言うべき状態に陥ると、こうやって性感帯への防御が驚くほど簡単におろそかになる……全身が恥ずかしい箇所であり、胸だろうが秘所だろうが、皮膚と大差がなくなるからだ。


「んおぉぉっ♥ お、おっぱいダメぇぇっ♥ 胸、触りながらのお願いダメぇぇぇっ♥」

「なあ、いいだろ、アヤ子さん。この胸の内を、アタシに抱えさせてくれよ……♥ どんなアヤ子さんだって、一緒にさせていくからさ♥」

「(あっ♥ あぁぁっ♥ か、格好いい……♥)」


 本来のアヤ子なら“歯の浮きそうなセリフね”とでも言って、クールに切り捨てるような言葉ですらも、今の彼女は寄りかかって依存してしまう。

 自分が持っている、恥ずかしくてとても見合わない知識を、この格好いい女の子に預ければ……捧げれば、もっと可愛がってもらえるのだろうかと、そんな思考が沸き上がってしまう。


「あっ……あぅぅっ……で、でも、やっぱりぃ……♥」

「アヤ子さん、キスするよ……おマ〇コ弄りながら、キスするからね♥ これ、受け入れたらもう、アタシの提案を聞いたのと一緒だから……♥」

「あっ……ひあぁぁっ……んむぅぅぅぅっ♥」


 自分の姿を一刻も早く忘れたいアヤ子は、オリコのそこそこに整った顔に釘付けになり、そのまま口づけを落とされて、目を蕩けさせてしまう。

 ぷしゃぁぁぁっ……♥ と潮と小水の混じった液体が零れ落ち、アヤ子の中のプライドや警戒心が、全てそれと共に排泄されていった。


「わ、分かったわぁ……♥ 全部、あなたにあげる♥ 捧げる♥ 相応しい人が持っているべきだものぉ……♥ 恥知らずな二代目なんかより、ずっとずっとふさわしい人に、橘城の全部預けますぅ……んへぇぇぇっ♥」


 自分を卑下しながら、相手を持ち上げる。大切なものを捧げながら、それを手にする相手を賛美する。それは孤高の強さを貫いた、アヤ子がこれまで決して手に入れられなかった快感……鍵人ですら与えられなかった安らぎだ。


「(ぜんぶ、ぜんぶいいの♥ オリコにあげちゃう♥ 捧げちゃう♥ 何にも考えたくない♥ オリコが正しい判断してくれる♥ 言われるままに、私は全部差し出すの♥ それで全部気持ちいい♥)」


 オリコの体に縋りつき、犬のようにへっへっと舌を突き出して、マゾイキを繰り返すアヤ子。

 この瞬間、神緒ゆいの周囲に集ったスケバンたちは、見事に全員がオリコの手に堕ちたのだった。


「ふふっ、一生大切にするからね、アヤ子さん……♥ さてと、じゃ、仕上げにいくか。ゆいの恋路を邪魔する気はないけれど……友達を全員堕とされたとなったら、これまでで一番の喧嘩が出来そうだ」


 アヤ子を片手で抱き寄せると、オリコは友人であり宿敵、“蟲狩りとの神緒ゆい”との久しぶりのリベンジマッチの為、聖堂を出ていく。

 いつの間にか集まっていた、炎火とカーラもその体にしなだれかかり、オリコは久しぶりに全てから放たれた楽しい喧嘩と、その先に嫁たちとの楽しい日々に、肉食獣のような笑みを浮かべてみせた。




今回の攻め役

※小恋折織心(ここおり おりこ)

・S級スケバン。二つ名は“常時骨折スケバン”。その異能である“痛みや負傷の引き受け”の応用によって、本人も何がどう作用しているのか分からないものの、思春期の少女をハラノムシ無しでスケバン化できるのが判明した。

・卑弥呼から配下の痛みを集めるように言われていたのも、実際はオリコ配下のスケバンたちの戦力を当てにしたというよりは、オリコを“対抗馬”として警戒した部分が大きかったらしい。

・ちなみに、本編後のゆいとの喧嘩では、普通に全力でやって負けた。黒ゆいはリベンジマッチに弱いようなイメージがあり、実際に本編では対スケバン戦は全敗なのだが、冷静に考えるとまともに勝負して負けたのはアヤ子のMAP兵器戦術に対してだけなので、正面から戦うとやはり出鱈目に強いのである。

・この際、炎火、カーラ、アヤ子は鍵人相手にメチャクチャ気まずい思いをしたが、鍵人はそれぞれの好意をイマイチ理解していない為、「LGBTって奴か」と割と軽く流していた。当然、三人娘は夜に乱れた。

・……ところで、卑弥呼が“こいつは対抗馬だから傷めつけよう”などという卑近なものの考え方をするかと言えば怪しい部分が大いにあり、誰かが入れ知恵などをしていた可能性はある。スケバンの在り方自体が揺らぐならば、あるいはその“始祖”などは警戒しそうなものだが……。

小恋折織心は心折り~スケバン全滅!橘城アヤ子、貢ぎマゾ嫁に堕つ

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