「離しなさいっ! 離せったら……きゃっ!」
「離せって言っておきながら、言う通りにしたら悲鳴? ホント、温い人生送ってるのね。だから、四年前の型落ち機体に負けるとか無様晒すのよ」
自身を寝台の上に投げ出した、ネーナ・トリニティから投げかけられる言葉に、ルイス・ハレヴィは絶望的なまでの憤怒を覚える。何しろ、ルイスから“温い人生”……平和な生き方を奪い去ったのはネーナ自身なのだから。
それも「自分達は世界を変えるために戦ってるのに、能天気に遊んでるのが気に入らない」という身勝手な正義の元、ソレスタルビーイングの任務とまるで関係なく行った、憂さ晴らしの殺戮によってだ。
その結果、恒久和平実現を掲げる地球連邦政府直轄の独立治安維持部隊“アロウズ”に傾倒し、ネーナが乗っていたガンダム打倒に取り憑かれた果て、遂に仇と交戦。
だが……型落ち同然のガンダムスローネを相手に、大型可変MAレグナントを以てしてもルイスは惨敗を喫し、こうしてネーナに“お持ち帰り”される羽目になっていた。
「ま、自分だけ不幸ぶってるお嬢様の恨みなんて、この程度って話よね。そういうもの踏み越えて初めて、世界の改革だって叶うってもの」
「わ、私の家族の最後を! 歪められた人生を! “尊い犠牲”扱いするつもりなの!?」
「別に? あたしが殺したのは、任務とは違う形でしょ? じゃあ別に犠牲じゃないし、尊くもないじゃん」
憤死しかねないほどに顔を赤らめ、激情を露わにするルイスだが、アロウズの首魁であるリボンズ・アルマークによる暗示と投薬で、ルイスの人格はかなり歪められ、復讐こそを自分の人生の核だと思い込まされていた。
仮にルイスがネーナに対して復讐を果たしたとしても、実際にはそれはルイスの心を救ってくれる事象ではない為、恐らくはリボンズに忠実なだけの人形と化していったことだろう。
ネーナに敗北し、復讐という生きる目的を取り上げられたことで、皮肉なことにルイスの本来の感情や人格が取り戻されている面は、少なからずある。
「……それで、私も家族と同じように、自分の楽しみの為に、弄って殺すつもりなの」
「アッハッハッハッ! 弄るのは正解。でも、殺さない……勿体ないじゃん、こんな上玉なのにさぁ……♥」
「は……?」
ルイスは何を言われたか理解できなかったが、気付けば真っ赤な髪が目の前にあり、体がぬくもりを伴った重量で拘束されていた。
押し倒された……振り回す形ではあるが、恋人のいたルイスは、その行動の意図を一瞬で理解する。
本来ならば憎悪の対象であるネーナに接触されているという時点で、吐き気を覚えるほどの嫌悪感を覚えるのが普通なはずなのだが、現在は薬品と暗示で勝手に高められた憎悪が、復讐失敗で行き場を無くした状態だ。
本来は争いを好まない、普通の女の子であるルイスの人格が前面に出てしまった為、怒りや憎しみよりも恐怖の方が強く、カタカタと震えながら弱々しく「は、離れてぇ……」と呻くことしかできない。
「こっちは、散々ばら“ご奉仕”仕込まれて、ストレスが溜まってるのよね……♥ やっぱり、あたしって攻める方が性にあってるからさ♥ 自分を憎んでる女の子が、あたしを求めてマン媚びし始める……とか、想像すると最高だよね♥」
「ひぃぃぃっ……!?」
爛々と輝くネーナの目には、同性相手の性欲の輝きが灯っている。
彼女は王留美の配下の一人として、ぞんざいに扱われて酷使される過程で、夜の相手を延々とさせられてきた。留美はネーナの外見だけは気に入っていたが、一切攻めることは許さず、実質ラブドールのような扱いを受けたのだ。
その屈辱は、殺害したと見せかけて別のところに監禁済の留美に晴らしてやるところだが……楽しいセックスを久しぶりに謳歌したい気持ちが強い。
アリー・アル・サーシェスによって“支配と屈辱”を教えられた時から、ネーナの体は男を厭い、レズビアンになった……刹那・F・セイエイ相手のように整った外見を愛でることはあるが、性の対象は同性に向いている。
怯えて弱々しく首を振り、抵抗ともいえないような動きを繰り返すルイスは、容姿の美しさも相まってネーナにとっては極上の獲物であった。
「まあ、まずは軽くイッときなよ♥ そうしないと、あたしの攻めに耐えられないからさ♥」
「あひぃっ♥ ひっ、あぁぁぁぁぁぁっ♥ あっ……あっ……?」
軽く膣口を入ったところを指で弄り回され、一瞬でぷくぷくと白く泡立つくらい感じさせられてしまったルイスは、自分があまりにもあっさりと絶頂を迎えてしまったことに呆然とする。
同性を相手に、しかも殺したいほど憎い仇を前に、かるく触れられただけで愛液をたらし、潮を噴いて絶頂した……その事実に、ルイスはみるみる内に赤くなる。今度は怒りではなく、羞恥によって……だ。
「こ、こんなの……! こんなのって……あ、ありえなっ……ひぃぃぃっ♥」
「まずは軽くって言ったのに、何を一仕事終わったみたいな顔してるのさ♥ あたしの気遣いだよ、今のマンイキは……ここから、ぶっ壊れるくらいに感じさせるんだから♥」
「ひぃぃぃぃぃっ♥ ほぉぉぉぉぉぉっ♥ んおぉぉぉぉぉぉぉぉっ♥」
ネーナの二本の指は、ルイスの膣内で独立して動き回り、陰核のちょうど裏側……Gスポットに触れたかと思えば、まだまだ狭い膣道を広げるために媚肉を刺激してほぐしていく。
その間に、もう一方の手がルイスの胸を乱暴に揉み上げ……繊細さなどまるでないはずの動きで全身に甘い痺れが奔り、舌を突き出してルイスは腰を浮かせる。
もっとも、膣にネーナの指が入っている為、その腰ヘコは“ごりゅっ♥”と自分自身の体に快感という負担を与えることしかしなかったが。
「いっ、ひぃぃぃっっ♥ あっ♥ あぁぁぁっ♥ あぁぁあっ♥ ど、して……あぁんっ♥ どう、してぇぇ……♥」
「どうして、親の仇の憎らしい女の指で感じるのかって? そりゃあ、あんたが淫乱なのと、あたしが上手いのがすべてでしょ♥ あとは……あんた最近、男にうらぎられたんじゃない?」
「……!」
「やっぱり♥ 女の体って、あんたが思うよりも簡単に“切り替わる”わよ……♥ 気づかない間に、女の方を求める体になってたワケ……♥」
沙慈・クロスロード。ルイスの恋人。偶然が重なり、量子空間で再会した彼を、ルイスは“ずっと裏切っていた”と誤解を抱くに至っていた。まさか、そんなことで……この体は、もっと許せないはずの相手の指をくわえ込み、快楽を貪るように変貌してしまったというのか。
「あっ、あぁぁっ……♥ いやっ、いやぁぁぁ……♥ か、感じたくないぃぃっ……♥ わ、私はレズなんかじゃないのぉぉ……♥」
「いいや、あんたはもうとっくにレズだよ♥ 少なくとも、あたしに抱かれた後はもう、男になんて二度と戻れないからね……かりっ♥」
「おぉぉぉぉぉぉ~っ♥」
腋の下を軽く甘噛みされて、感じたこともない弾けるような快楽を覚えたルイスは、軽くイカされて長く楽しめるようにとされていたにも関わらず、ぷしゃぁぁぁぁぁっ♥ と派手に潮を噴いて絶頂を迎えてしまっていた。
それは言葉でどれだけ己の性を否定し、ネーナへの憎しみに逃げようとしても、まるで絡みつくようにしてルイスを放ってくれない。
「あはっ♥ 潮吹き出来るとか、あんた才能あるよ……♥ ねえ、ちょっと考えてみなよ♥ あたしのことを仇だなんていうけどさ……あんたを寂しくしたのは誰? 一人ぼっちにしたのは、誰だっけ? 家族が“勝手に死んだ”からでしょ♥」
「ふっ……ふじゃけっ、えへぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ♥」
突き出した舌をはむはむと唇で甘噛みされるだけで、股間から漏れ出す淫液が止まらなくなる。乳首はつんと天を向くように膨れ上がり、薄めの陰毛の合間からはぷっくらと膨れた赤い陰核が目立っていた。
「あたしを憎んで、恨んで、負けちゃって、もう二度とリベンジの機会はないんだよ……♥ だったら、新しい生き方を探さないといけないじゃん♥ ずっと、あたしだけ憎み続けて、その体の下であんあん喘ぐのはしんどいでしょー?」
「あっ♥ あはぁぁっ♥ ゆびっ♥ 指ぃぃっ♥ 深いぃぃっ♥」
「だったら、あんたを守れずに死んだ弱い家族や、あんたを裏切った恋人の方を恨みなよ♥ 家族を皆殺しにされたって、楽しく明るくは暮らせるよ……まあ、あたしやあんたは無理だったけど♥ でも、そうなったのは、あたしのせいじゃない♥」
「あっ……あぁぁっ♥」
「あたしに、早めに甘えた方が幸せになれると思うよ♥ あんたみたいな上玉に好かれるなら、悪い気しないし……ね♥」
「んむぅぅぅぅぅぅぅぅ~っ♥」
ネーナは寝台の上で立ち上がり、自分のしっとりと濡れたあそこでルイスの口をふさぎ、その顔の上に騎乗する。
柔らかくて、むっちりとした尻で視界を蹂躙しながら、下の口と上の口のディープキスを堪能し、ぐちゅぐちゅとその整った顔をバイブ代わりにして……くちゃぁぁっ♥ と愛液の糸を引きつつ体を起こすと、ルイスは白目を剥いていた。
その顔には、憎しみ以外の感情が沸き上がり始めており……ネーナはくすくすと笑いながら、とっくに気絶しているその体の性感を、思うままに開発するべく全身を弄り回し始めた。
※
──憎しみや怒り、悲しみや諦観という大きな感情を支配され、掌握されてしまえば、それ以外の感情を操作するのだって簡単なことだ。
憎い、復讐したい、殺したい……そんな思いをレズレイプでへし折ってやる度に、ルイスは喘ぎ、絶頂し、どんな感情を浮かべればいいのかわからない顔でネーナに抱きしめられ……そして、じわじわと壊れていった。
「んっ♥ ああ……気持ちいいよぉ、ルイスぅ♥ もっとおマ〇コ舐めて♥ 憎い女のマ〇コ舐めまわして、あんあん鳴かせるなんて強い娘だねぇ♥」
「はむっ♥ んちゅっ♥ ふぅー♥ ふぅー……♥」
リボンズからの投薬や暗示が失われ、加えてレグナントを失ったことからアロウズへの帰還も絶望的……そんな状況で戦士ではなく“ハレヴィ家のご令嬢”に戻ってしまったルイスの不安定な精神を、ネーナは好き放題に弄んだ。
今のルイスはネーナに「これはあたしへの復讐になるよね♥」と言われれば、それを嬉々として実行するようになってしまっている。
恐らくは性奉仕だけでなく、土下座やマン媚び踊りといった無様芸すら考えるのを放置して“復讐”として実行することだろう。
「そう言えば、あんたパイロット兼スポンサーとしてアロウズに協力してるらしいじゃん♥ そのお金さぁ、あたしたちの方に流してよ♥ そうしたら、あたしへの復讐になると思うよ♥」
「あっ……♥」
流石に、ハレヴィ家の財産となると、ルイスも一瞬だけ理性めいたものを目に浮かべ、ネーナに言われるがままに捧げることを拒否しようとする。
だが、マン舐めさせながら“準備”を整えていたネーナには、死角はない。
「もしも、お金流してくれないなら、このままマン汁はあんたに飲ます♥ あたしの恥ずかしいおつゆ、飲み干すの好きだもんねぇ♥」
「んっ♥ んーっ♥ マン汁っ♥ マン汁ぅっ……♥」
「でも、もしもお金を流してくれるんだったらぁ……頭からぶっかけて潮漬けにして、あたしの匂いを全身に沁みつかせてあげる♥」
「あっ……へぇぇぇ……♥」
憎しみや怒りだけではなく、すべての感情を掌握されているルイスは、ネーナのマン汁漬けにされて所有物宣言することは、屈辱や羞恥として興奮もするし、同時にもう自分に残された最後の“他者”への依存にも変わっている。
今のルイスは、ネーナを変わらず憎悪して殺そうという気持ちが消えた訳ではないが、同時にそんな相手に蹂躙されて性的に支配される、そんなシチュエーションに興奮するマゾヒズムの極みにもあった。
「ほら、ほらぁっ♥ ルイスの舌が気持ち良すぎて、マン汁もう出ちゃうっ♥ お潮噴いちゃうからぁぁっ♥ 飲みたいの? それとも、あたしのモノになりたいのぉ♥ どっちだよぉ、オラァっ♥」
腰を押し付けるようにして、唇を陰唇で塞がれて……ルイスの心は決まった。
彼女はぺたんと床に土下座して、ちらちらと媚びた目でネーナを見上げ、潮噴きを浴びたいと懇願してくる。
自分の大切な資金を、親の残してくれた遺産を、よりにもよって仇に流す。
この行動があまりにも……情けなくて、恥ずかしくて、気持ちいい。
ぷしゃぁぁぁぁっ♥ と降り注ぐ潮を浴びながら、ルイスの喉からは「お゛ほぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ~っ♥」と絶頂の声が漏れ、とめどなく愛液が溢れ出していく。
完璧な貢ぎマゾに堕ちたルイスは、ネーナの都合のいい“復讐”という言葉に踊りながら奉仕をし、その私財の全てを捧げつくしていくだろう。
ソレスタルビーイングへと流す方の金は、快楽堕ちしてネーナを「お姉様♥」と慕うようになった留美から搾り上げれば十分な為、ルイスからの金は自分とルイスとの愛欲の日々に使ってしまおうと、ネーナは邪悪に微笑む。
そうして、ごりりっ♥ とルイスの頭を踏みにじると、これからも続いていくだろう己の幸福な日々を確信し、笑みを浮かべた。
しょろろろっ……という、ルイスの漏らす失禁に匂いが香しい──。
屋根が高い
2023-04-27 19:22:16 +0000 UTCまりね
2023-04-27 15:08:12 +0000 UTC屋根が高い
2023-04-27 08:12:04 +0000 UTC邪バレンスタイン
2023-04-27 08:07:39 +0000 UTC