「──見つけたわ、ワルゴールドに洗脳された悪い子ちゃん!」
「あはっ! それって、もしかしてあたしのことかな、お姉ちゃん♪」
ハイテンションな叫び声にも、夜羽廻千佳は余裕の表情で応える。
彼女は今、ペットのミケ……別の世界で自分の奴隷にした少女・早乙女芽亜里のおさんぽ中。
どう見ても小学生くらいの女の子が、高校生くらいの裸の少女を連れ回しているという異常な状況に負けないほど、声の内容は胡乱であった。
「にゃぁぁん……♥ 何言ってんのかしら、あの子」
「さあ? この世界のお姉ちゃんたちは、しゃべり方とか考え方とか面白い人多いよねぇ……♥ それで、お姉ちゃんは誰さん?」
「ワルゴールドから聞かされているでしょうに、白々しい……それでも聞かれれば名乗るのが礼儀! 『間近でマジカル☆ワンダーツギハ』──心の原石、ブリリアントカット!」
見た目は栗色の髪をツインテールにした可愛い女の子なのだが、どうやら本人の中ではキラキラの魔法少女風ヒロイン服でも身に着けているという設定らしく、びしっ! とポーズを決めて見せる。
彼女──与次郎次葉は、真の姿はツギハギスタ・SS・ルビーサファイア5世という天界に選ばれた魔法少女であるという、そういう妄想を頭から信じ込んでいるタイプの人間だった。
千佳はケラケラとその痛い仕草に爆笑しており、別種の狂気に触れなれている芽亜里は「やべぇ奴だ……」と小さく呟いてから、ぴちゃぴちゃと千佳の膕(膝裏)を舐めている。
「魔界の大帝王ワルゴールドに、私の大事な友達を次々捧げてどういうつもり! 例え見た目が小さな女の子でも、これ以上は許さない!」
「あははっ! さっきまで洗脳されてるって設定だったはずなのに、なんか小さい子のフリしてることになってるぅ。おもしろ~い♥」
「千佳ちゃん様ぁ……ああいうのに付き合うとろくなことがないわよ。放っておいて、おさんぽ続けようにゃん♥」
芽亜里は無視が一番と背中を向けようとするが、そんな彼女が進もうとした進路に、ぱしゃんっと試験管が投げつけられ、割れた。
じゅわぁぁぁっ……と音を立ててアスファルトが焼け溶けていくのを見て、芽亜里の表情が流石にひきつる。
「濃硫酸かよ……」
「『ウォーターボトル』! 魔法の水で、あなたの正体を暴いてあげる!」
要するに次葉の設定的に子供と戦うのはあんまりよろしくないので、千佳のことを『子供に化けている怪物』という風に脳内シフトさせて、濃硫酸でドロドロに溶かして本来の姿を現しながら死んだという処理にするつもりらしい。
とんでもなく下種い思考であるように思われるが、彼女の中ではあくまでも天界の使命に沿った正義の戦いである為、子供に濃硫酸を投擲することにもまるで躊躇が無い。
もっとも……千佳はワルゴールドの遣いでこそ無いが、極悪人なのは間違いない為、彼女の討伐自体は本当に正義の戦いと言えるのだが。
「きゃはははっ! 魔法少女……魔法少女さんかぁ。ワンダーツギハお姉ちゃんねぇ♪」
「『間近でマジカル☆ワンダーツギハ』です!」
次葉的にはこだわりがあるらしく、わざわざ千佳の言葉を訂正してみせるが、千佳の方はヘラヘラと不真面目に笑うばかりで、次葉の妄想を否定も肯定もしない。
次葉は相手の否定の言葉や、あるいは乗っかってきた妄想を取り込んでペースを取っていくのが基本戦術である為、千佳のような「ただ面白がって遠巻きに見てくる」タイプは、実は苦手である。
無理やりにでも“魔法の力”で、自分のフィールドに巻き込もうとする次葉。濃硫酸を初めとした殺傷力の高い攻撃がくると分かっていても、芽亜里はその身を盾にして次葉の攻撃を防ごうとする。
だが、芽亜里の肩をぽんぽんと叩いて下がらせると、千佳は次葉が次弾の攻撃を仕掛ける前に「魔法少女のお姉さんの相手だったら、どっちかな……誰何お姉さんの方だと殺しちゃうから、こっちだよね♪」と既に召喚行動を終えていた。
次葉も、千佳が彼女の妄想に従うのならば、本物の召喚魔法の使い手であるなど、想像もしていない。
しかし、その想像力の欠如は……直後に現われた、背筋に走る悪寒によって責任を取らされることになる。
「な、なんなの、この悍ましい気配は……!? まさか、ワルゴールド……!?」
次葉の妄想の中で、彼女は『覚醒が遅かったため、まだ本来の力を発揮できていない』という設定がある。つまり、次葉はまだラスボスであるワルゴールド戦は想定していない。
にも関わらず、彼女の妄想の中で“現状勝てない”存在を想起するという異常事態に、ゆっくりと振り向くと……フリルの付いた白いスカートと悪魔の羽を模した装飾を備えた、まるで悪堕ちした魔法少女のような存在が立っていた。
「やっほー、マジアベーゼお姉ちゃん♥ この人、魔法少女なんだってぇ♥」
「魔法少女……彼女が?」
目元に無数の黒い星が並んだ目で睨まれ、根源的な恐怖に囚われた次葉は、雷系魔法「サンダーボルト」……要するにスタンガンを手にして不意打ちで襲い掛かる。
しかし、その行いは彼の少女……マジアベーゼの逆鱗を撫でるのに十分な行いだった。
「魔法少女が不意打ち……? それも、相手への恐怖に囚われて……? 見た目の幼い千佳ちゃんを、攻撃した形跡もありますね。まあ千佳ちゃんは悪い子なのでやむを得ない部分はありますが──解釈違いにも、程がある」
「──あびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃぁぁぁぁぁっ!?」
ベーゼが睨んだだけで、彼女の手にしていたスタンガンが意思を持ち、逆に持ち手である次葉に放電攻撃を仕掛ける。悪の秘密組織エノルミータの首領であるマジアベーゼは、器物を魔法生物に変えることを基本戦術にしていた。
想定以上の威力の電撃を食らい、びくびくと痙攣している次葉を、どこまでも冷たい目で見降ろすベーゼ。次葉の喉からは「ひぃっ!?」と天界の戦士とは思えないような弱々しい悲鳴が漏れる。
彼女は自分の妄想の中で強者だからこそ余裕を保っているのであって、自身の妄想の中で本能が“勝てない”とカテゴライズしてしまったベーゼは、二重三重の意味で天敵と言えた。
「はぁ……この手のなんちゃって魔法少女相手に呼ぶのは、やめてほしいんですけどね」
「あ、じゃあ、拷問はしないの?」
「いえ……こういう偽戦士系統って、本家に迷惑かけまくるのに、なんか許される傾向強いじゃないですか……だから、この機に鬱憤晴らそうかなーって」
「流石はベーゼお姉ちゃん! わかってるぅ!」
攻守が完全に逆転し、怯えた目でワルゴールドとその遣いを見上げながら、次葉は「だ、ダイヤン! ダイヤン助けて……!」と要請に妖精を求める。
だがベーゼの手にした鞭が振るわれ、彼女の右肩の“妄想のお友達”が、正確に薙ぎ払われ、爆ぜた。その喉から「あぁぁぁぁ~っ……!?」と絶望の悲鳴が上がる。
「くそヤバ女過ぎる……夢子と同系統ね」
芽亜里だけが、第三者視点で比較的落ち着いた言葉を紡いでいるが……当然ながら、彼女が千佳の敵である次葉を助ける訳が無かった。
※
「ひぃぃぃっ♥ やめっ、やめてぇぇっ……で、でひゃうぅぅっ♥ 天界からもらった♥ 正義の魔力出ちゃうぅぅぅぅっ♥」
「出しちゃえ♥ 出しちゃえ♥ 正義の心も、魔法少女の力もぉ♥ ぜぇんぶまとめて、びゅーしちゃえっ♥ きゃははっ♥ 雑魚雑魚魔法少女お姉ちゃんの、魔力排泄射精おもしろぉい♥」
「いやぁぁぁぁっ♥ ちっちゃいおててでちゅこちゅこやめてぇぇぇっ♥ お゛っ♥ お゛おぉぉぉっ♥ 出ゆぅぅぅぅぅっ♥」
びゅるるるるっ……♥ と勢いよく、次葉の股間からおっ勃たったマジカルチ〇ポから、白濁した精液が噴き出して地面に飛び散っていく。
それらは『間近でマジカル☆ワンダーツギハ』の魔力と正義の心であり、お射精かます度に次葉は天界から与えられた力を失い、闇の魔力に侵食されていくのである。
……当然、チ〇ポと同じく突然に生えてきた設定である。
「ほぉら♥ 間近でマジカル☆ワンダーツギハ♥ もっと抵抗をしてみてください♥ そんな力でワルゴールドに勝てると思っていたんですか♥ 世界中の応援している子供たちが、あなたを軽蔑の目で見ています、よっ♥」
「あひぃぃぃぃぃっ♥ む、鞭で叩かないでぇぇぇぇっ♥ い、痛いぃぃぃっ♥ 痛いよぉぉぉっ♥ 痛いのにぃぃぃ……お゛へっ♥ 魔力出るっ♥ やだぁぁぁっ♥ 私のことマゾにしないでぇぇぇぇっ♥」
マジアベーゼに尻を叩かれ、悲鳴をあげながらも刺激だけで射精してしまう次葉。舌を突き出して涎を垂らす姿は、とても魔力を守ろうとしているようには見えず、まるっきり射精中毒の変態魔法少女であった。
このチ〇ポは、少しだけベーゼが魔力は注いだものの、次葉自身が生やしたものである。
《悪平等》の1人である彼女の意志力は、流石に相手が悪すぎただけで本来は非常に強いもの。そこにマジアベーゼは『股間のステッキから魔力を出すと、悪堕ちしてしまう』という設定を囁いたのだった。
相手がおばさんでテンション激下がりだったところを、相手を幼女だと妄想で保管してやる気だすヤベー女こそマジアベーゼである。
そんなベーゼと次葉の妄想が交じり合った結果、クリストリスが変化して、潮噴き射精するチ〇ポが生えてきたのであった。ちなみに、ベーゼが注いだ魔力が白濁の原因であるため、本当に魔力射精はしていたりする。
「そう言えば、ベーゼお姉ちゃんって悪堕ちは否定派じゃなかったっけ? あたしはかなり、好きだけどなぁ♥」
「千佳ちゃんとは一度しっかりお話しないといけませんね……確かに悪堕ちもふたなりも好きませんが、こういう“偽物”への制裁としては最高だと思います……エナジードレインや人格排泄シチュは好きですし♥」
「わ、私は、偽物なんかじゃぁ……きゃひぃぃぃぃぃっ♥ わ、輪っかやめてぇぇぇっ♥ 指で輪作ってシコるのやめてよぉぉぉぉっ♥ んおぉぉぉぉっ♥ 魔力止まんねっ♥ 正義の心失ってタメ口出るぅぅぅぅぅっ♥」
千佳の小さな手で巧みな手コキを受けて、ベーゼから時おり与えられる痛みすらも快楽に変わり、天界の魔法少女ツギハギスタ・SS・ルビーサファイア5世は、なっさけない射精中毒のマゾ少女へと転落していく。
相棒のダイヤン(※妄想)を抹殺され、完全敗北を喫してしまった彼女にとって、もはや負けて搾られ悪に堕ちていくことこそが“正しい”魔法少女の姿であり、妄想の中の魔法少女衣装も、白い精液を噴く度に黒く邪悪に染まっていく。
「おらっ♥ ミルク出せっ♥ 情けなくチ〇ポ射精しろっ♥ 誰も今のお姉ちゃんの姿見て、魔法少女だなんて思わないよ♥ 変態射精中毒の雑魚負けヒロインさん♥ 世界中の命に謝りながらイけっ♥」
「おへぇぇぇぇぇっ……♥ ご、ごめんなしゃいぃぃ~っ♥ 世界中のみんな、ごめんなしゃいぃぃぃっ♥ ま、負けまちたぁ♥ 私は悪に負けまちたぁぁあっ♥ 世界はワルゴールド“様”のモノになっちゃうのぉぉぉ~っ♥」
「何を他人事みたいに言ってるのぉ♥ お姉ちゃんがこれからは、尖兵になって世界を壊して侵略するんだよっ♥ 雑魚雑魚射精魔法少女から、悪の女幹部に生まれ変わらせてあげるぅっ♥ ほぉら、悪い魔力飲めっ♥ 舌出せぇっ♥」
「んむぅぅぅぅっ……♥ 女の子様の涎、甘いぃぃぃぃっ……♥ 堕ちちゃうぅぅっ♥ 間近でマジカル☆ワンダーツギハじゃなくなっちゃうぅぅぅっ♥ ただの与次郎次葉になるっ♥ 悪の魔法少女に新生しゅりゅぅぅぅぅっ♥」
トドメの射精が噴き出し、ベーゼの注いだ魔力がすべて排出されて、そこにはどろどろのくっさい雌射精の痕跡だけが残された。
それらは魔法少女の魔力と正義の心そのものであり、すべて絞り出されてしまった次葉は、この世でもっとも純粋な“悪”の存在に堕ちきっていた。
「……あはっ♥ あははっ……♥ お射精気持ちいいっ♥ もっともっと、気持ちよくなりたいぃぃっ♥ 正義なんて、オナニーのおかずにしかならないわぁっ♥」
「えへへ♥ “成った”ね、お姉ちゃん……これからは、私が悪いこと出来るように監督してあげるぅ……♥」
「はいぃ……千佳ちゃん様ぁ♥ 愚かな正義の魔法少女は死にましたっ♥ 精液になってどっぴゅん全部吐き出しましたぁぁ……♥ これからは、千佳ちゃん様の下、ワルゴールド様の世界を作り上げるために働きます……んんっ♥」
悪い魔力の補給と信じているキスを受けて、次葉はうっとりと射精を行う。
ベーゼの魔力は彼女が元の世界に還ると共に失われた為、クリチ〇ポからはもう精液は出ず、潮噴き射精するだけだ。しかし、それが今の次葉には、悪堕ちの証として“刺さって”いた。
プレイ中は放置されていた芽亜里が、魔力の塊のはずの精液をちろっと舐めてみる。
しかし、それはやはりただのザーメンに過ぎず、一言「くっさ♥」と切り捨てられた。
【メスガキ枠 夜羽廻千佳(よばわり ちか)】
※初登場エピソード
『阿修羅寺あす香、無様敗北ロリコン堕ち~メスガキにオシャカにされたS級スケバン』(https://fallen02side.fanbox.cc/posts/5040087)
※個性《召す餓姫》
平行世界から、千佳に親愛の感情を抱いている人物を、レズビアン限定で呼び出すことができる。基本的にはノリノリで、原作世界では千佳の行動に難色示すようなキャラであっても「仕方ないなぁ」という感じで協力してくれる。
複数人を呼び出すこともできるが、カップルまとめてや思い人と共には召喚することは出来ず、必ず片割れだけがやってくる。
この際に呼び出した相手の思い人が使える能力や武器は、召喚中に限り千佳も使用できるようになる。
※髪の毛をツインテールにまとめた、ローティーンに見える可愛らしい少女。しかし、惚れている相手以外から凶悪に見える笑みのせいで、見ている者に不安を感じさせる。
※甲高い声で笑い声を上げていることが多く、対戦相手には常に小生意気で、嘲り挑発するような物言いをする。対して召喚した相手には、まるで姉妹のように親しげに接する。
・母親を亡くしたことを契機に実家を出奔している為、母性を感じさせる相手に対しては少しだけ優しい態度を向けたりもする。見た目通りの堪え性の無い子供なので、最終的にはお嫁さんにしたいという衝動を抑えることは出来ないが。
※現在のネームド妻帯ヒロイン
『神緒ゆいは髪を結い』より
・奈良県怪光線お釈迦スケバン 阿修羅寺あす香(正妻)
『賭ケグルイ』より
・ゲームを看破する天才 早乙女芽亜里
『めだかボックス』より
・天界の(悪堕ち)魔法少女 与次郎次葉←New!
※こんなプレイが売りだよ!
・メスガキ特有の煽り、か弱い見た目で性的に圧勝して味合わせる屈辱感。
・相手をロリコンに堕とし、完全に性的に倒錯させてしまう独自性。
・召喚中の相手の相方、恋人の力を使った追い込みやリョナ行為。
・従順になった相手に対しては優しく接し、見せつけてロリコンを加速させるバブみ。