──アゼルリシア山脈の西に広がるリ・エスティーゼ王国は、英雄姫ウェイトリィ3姉妹が活躍した時代に吹き荒れた嵐を乗り切り、当時より現存する数少ない国家の1つとなっている。
しかし、その歩みは必ずしも平坦だったとは言い難いところがあり、あの悪逆無道のナザリック大墳墓が存在した時代に異種族に対する平和ボケ国家の様相を呈し、人間同士の権力争いに終始した黒い歴史の存在する国家でもあった。
ナザリック大墳墓がウェイトリィ3姉妹に敗北して滅亡した後、その愚劣さは極まった暴走を見せ、3姉妹と協力して王位を手にしたラナー・ティエール・シャルドロン・ライル・ヴァイセルフ王女が改革に乗り出すまでは、ナザリックという脅威が滅びた“後で”滅亡の危機を迎えたことは、戒めとして語り継がれている。
周辺には平和な国家だと欺きながら、重税と圧制が民を圧伏し、一部の貴族などの中には夫を殺して妻を奪う者、若い娘を攫って手籠めにする者までおり、ラナー王女の改革が性急に進められる要因となった……。
この国家復活の物語に、英雄姫たちはほとんど出てこない。強大な悪に対するカウンターであった彼女たちだからこそ、人の争いや抱えている悪意に対しては、信じて民草自身が打開することを祈ったのだろう……。
※
──頭から被ったよく冷えた液体からは、甘く芳醇なワインの香りがした。
「うっひょーっ! ワインのシャワーとか、マジで最高だろ! こんな贅沢、盗賊時代……いや、生まれてこの方経験したことがねぇ!」
悪の枢軸ナザリック大墳墓を徹底的に磨り潰し、男は殺し女は犯した“小悪党”──ウェイトリィ3姉妹の長姉であるノルン・ウェイトリィは、リ・エスティーゼ王国の王宮にて頭からワインの雨を浴びて、テンション高くはしゃいでいた。
このワインの一滴ずつが、国民の血税によってまかなわれているのを思えば、極悪の所業としか言えないものなのだが、ノルンのはしゃぐ姿は妙に幼い印象を与えることもあり、彼女の正妻であるトゥルーヴァンパイア、シャルティア・ブラッドフォールンにはぶっ刺さっていた。
「んっ……♥ あぁぁっ……♥ ワインに塗れたお姿が、まるで血濡れのような美しさでぇ……わ、わっち、見ているだけで達するでありんすぅ♥ マン汁噴くの許してほしいでありんすぅぅぅっ♥ あぁぁっ♥ ノルン様好き好き好きぃぃっ♥ 愛してるでありんすぅぅぅぅぅっ♥」
「なんだなんだぁ? あたしが頭からワイン被ってるだけでマン汁噴くのかよ、可愛すぎかぁ、ウチの嫁はぁ? おらっ! ご褒美だ!」
「んぎひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ~っ♥ 既にノルン様を想ってぐっしょぐしょのマ〇コっ♥ くそ雑魚レズマ〇コぉぉぉぉぉっ♥ 蹴り上げられてマゾイキするでありんすっ♥ お゛ひぃぃぃぃぃっ♥ もっと蹴ってほしいでありんすっ♥ シャルティアを殺して♥ ぶっ殺してほしいでありんすぅぅぅ~っ♥」
「お前もう死んでるだろ~? 最近、どんどん頭が悪くなってきてマジ可愛いな♥ 一生あたしのモノだ……絶対に嫁にして生涯いじめぬいてやるからな……♥」
抱きしめられ、胸で窒息させながら共にシャワーを浴びる姿は、シャルティアがガニ股でマン汁を吹きっぱなしになっていることさえ除けば、愛し合う同性カップルとしてそこまで珍しい光景でもない。ある種の尊さすら、見出すものはいるだろう。
そんな姉の上機嫌な様子を見積めながら、次女であるメイガス・ウェイトリィは、その美しい容姿に媚びた笑みを浮かべるラナー王女に向けて、珍しく労うような言葉を放った。
「お姉さまがあのように楽しく過ごしてくださるのは、あなたの手腕によるところですね……ラナー王女、ありがとうございます」
「はひぃいぃぃっ♥ メイガス様っ♥ メイガス、さまぁぁぁぁんっ♥ 私の神ぃぃぃぃぃっ♥ お役に立てて光栄ですっ♥ 愚かな民どもの血の一滴に至るまで♥ この王国はすべてメイガス様たちの玩具でございますぅぅぅぅ~っ♥」
ずっとメイガスの隣で腰へこマン媚びしていたラナーは、かつての策謀家ぶりなど微塵も感じさせない様子で、仰け反り絶頂をキメながら猿のようにオナニーを始める。
メイガスの手にするワールドアイテム【泥土の真名】によって、メイガスと彼女の愛する姉妹への信奉以外のすべての感情を失ったラナーは、自分以外に王族を皆殺しにしたうえで、悪政に悪政を重ねて王国を3姉妹の玩具箱へと変えていた。
メイガスがひょいと手を伸ばして千切ったのは、木に果実のような形でぶら下がっていたが、黄金色の肉汁が滴るローストされた肉だ。
ノルンがはしゃでいる、高級ワインの満たされた湯浴み場が見守れる庭にて、あちらこちらに極上の料理がいつでも手を付けられる状態で吊るされている。当然、そこまで健啖でない3姉妹が残したものは全て廃棄されるが、今のラナーにとっては排気量が多いほどに、メイガスへの忠愛を示せていると考えていた。
「ですが──ここまでの圧政を敷いて、私たちを楽しませてくれたまでは評価しますが……ここから、どうなさるおつもりです?」
「そうそう、あたしたちはナザリックの阿保どもを滅ぼした大英雄だぜい? まだまだ周囲からちやほやされたいし、時代に“愛されなきゃ”いけない。嫌だぞ、暴君の仲間だったとか扱われるの」
ワインシャワーに飽きたらしいノルンが、骨付き肉をむしり取り、ガツガツと貪りながら言う。ちなみにシャルティアはあの後に10発くらいマン的したら失神したので、ワインに浮かべて放置されていた。
「ご安心くださいませ……ここまで搾り取っても、まだまだうまみがあるのが“民”という資源です。これからも変わらず、偉大なる英雄姫には贅を尽くしていただき……そのうえで、国を立て直す手段などいくらでもありますとも……」
肩を震わせるラナーは、メイガスの役に立てることに加えて、そもそも悪行を成して人が苦しむこと自体を喜んでいる節があった。かつての彼女も悍ましい精神構造の持ち主ではあったが、ここまで他人に攻撃的ではなかった……メイガスへの“真実の恋心”が、彼女をより邪悪に変貌させたのだ。
「それって、プレアデスを貸せって言ってやってることか? まあ、あいつらにも息抜きはいるとは思ってたけど」
「お姉さまは、本当に身内には優しいですね。モリグナちゃんがシズちゃんとガガーランさんに付いていきましたから、その手腕を報告してくれるでしょう……」
最近はずっとメイガスにくっついて「どうか捨てないでください……あなたに何もかも捧げます」と定期的に繰り返していた仮面の魔導士イビルアイことキーノ・ファスリス・インベルンも、今は城下に降りている。
3姉妹のやり方に完全に染まり切り、女を“犯す対象”、男を“ゴミ”としか認識しなくなったプレアデスと、かつての英雄“蒼の薔薇”が街で何をしているのか……それはなかなかに興味深い話だった。
※
──ごぎり、と異音が響いて、少女の足が痙攣をやめてピーンと伸びた。
かつては尊敬の眼差しでみられていたアダマンタイト級冒険者“蒼の薔薇”の女戦士・ガガーランは、またうっかりと少女の頭を膣圧で潰してしまったことを悟り、頬を掻く。
「どうもモリグナちゃん様以外へは、メチャクチャやっちまうんだよねぇ……もう少し、クリを舐めさせておけばよかった」
「まったく、ガガーランさんは乱暴が過ぎますわ。モリグナ様は“痛めつける”ことは喜ばれますが、死にはあまり関心が無い……ご理解くださいませ」
「うるさいよ、メイドさん。正妻のオレがモリグナちゃんを理解してないはずないだろ?」
ガガーランは筋骨隆々のムチムチマ〇コから、頭蓋骨が粉砕された少女の体を引きずり出す。
かつてからは想像もできない光景だが、現在は「偉大なるウェイトリィ3姉妹にマン媚び奉仕する」という目的で共に行動することも多い、武装メイド・プレアデスの長姉ユリ・アルファは、頭骨が砕けてびくびくと痙攣している少女に触れて……アンデッドとして即蘇生させた。
「えへっ、えへへっ、えへぇぇぇ……♥ お姉ちゃん、もっとしてぇぇ……♥」
「へへへ、うっかりヤッても補充は簡単。ほんと助かってるよ♥」
ユリは本来の上司であったセバス・チャンを嬲り殺しにするように命じられ、恐怖に屈してそれを実行した時から完全に従順な3姉妹のマ〇コ奴隷となっており、今も胸と秘所の部分はハートマークに切り抜かれており、何時でもレズパコできるようになっている。
まあ一番ユリを“使う”のは、3姉妹ではなくシャルティアなのだが……ともかく、セバス・チャン殺害で爆発的にレベルアップしたユリは、死体をアンデッド化させる能力を手に入れたことで、今回のような“遊び”の蘇生役を買って出ていた。
「んっ、むぅぅぅっ……♥ んっ、んんんっ……♥」
「ほら、頑張って? あなたがイッてしまったら、愛する旦那は死に、子供たちはレズパコ奴隷堕ちだよ? さあ、母の愛を見せてくれ♥」
「ひぎゅぅぅっ……♥ あっ、あっ……イクぅぅぅーっ♥」
“蒼の薔薇”のリーダー、ラキュース・アルベイン・デイル・アインドラは、神官戦士とは思えない邪悪な表情で人妻を愛撫し、口づけで快楽に沈めていたが、ぷしぃぃっ……♥ と潮を吹いた瞬間、イビルアイの魔術で夫の体は塵になるほど吹っ飛び、娘たちは“影に潜めし双殺”ことティアとティナの姉妹にレイプされた。
二人は姉妹だけあるせいか、このように血縁のあるものを同時に犯すことに喜びを覚えており、今も背後から幼いマ〇コを無理やりつき犯しながら、強制キスさせている。
「ふふふっ、私たちみたいなラブラブ姉妹に矯正してあげるとか、優しいね、ティナ♥」
「どんどん愛の輪を広げていこうね、姉妹は姉妹でお付き合いするのが正しいんだから♥」
「あっ、あぁぁっ……娘たちがぁぁ……私の、夫がぁぁぁ……」
「うるさいっ♥ 夫なんてもうどうでもいいだろ、死んだんだからぁっ♥ ふぅー♥ ふぅー♥ これからは私と結婚しろ♥ 第38婦人として可愛がってやるぅぅっ♥」
ラキュースが乱暴なべろちゅーで人妻を堕とし、娶って回るのは既に癖となっている。夫や息子など、男はには妻であり母の裏切りを見せた上で殺し、娘なら他のメンバーがパコり潰す。そうやってじわじわと、王国からは“男”が根絶されつつあった。
ラナーは蒼の薔薇とプレアデスに命じて、定期的に王国で殺戮と強姦を行うように命じている。そうやって
3姉妹が興味の無い男は殺し、女だけの王国を作ったうえで……既に墓の下の王族を適当にでっち上げて女を攫って男を殺戮した暗君に祀り上げ、ラナーが賢王として名乗りを上げる算段だ。
重税も圧制も、その為の準備であり……そして、男性が全滅して生産能力が下がろうが、資産を簒奪して国庫を潤したうえでナザリックが被害を出した難民を受け入れれば、いくらでも国は再生するという考えによるものだった。
イビルアイとしては、そこまでうまくいくものかとも思うのだが、メイガスが放置しているならそれでいいのだろうと決め込んでいる。
イビルアイだけはレズレイプに加わることはない。彼女が体を許すのは全知全能にして美の化身である女神、忠誠を捧げるメイガスにだけである。もっとも、メイガスが命じれば野良犬相手でも行為をするくらい、その信奉は深いのだが……今は、男の処理役・処刑役として同行していることが多い。
ふと視線を反らすと、金髪の美しい女が、黒髪のメイドに丁寧に股間を焼かれているところだった。
「ひぎぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ♥ いぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ♥」
「まったく、クソ虫らしいオリジナリティの欠片も無い悲鳴ですね。もう少し独創性を発揮してみればどうですか。お前の命は、私を楽しませている間だけ存続するのですよ?」
プレアデスのナーベラル・ガンマは、かつて3姉妹に反抗的だった頃から徹底的に痛めつけられ、それがそのまま自身の性癖として定着してしまっている。
ナーベが線香を手にして陰毛を丁寧に焼いて縮れさせている相手は、ヒルマ・シュグネウス……リ・エスティーゼ王国に巣食う犯罪組織『八本指』の“元”幹部ので、麻薬部門の長をしていた女だ。
当然その莫大な麻薬は他国に流して王国の資金とする為に接収され、元高級娼婦という恵まれた容姿の彼女は処刑こそ免れたものの、こうしてナーベのお気に入りの玩具となっている……口の端に煙草を咥えて人間の女を執拗に弄る様は、かつての彼女の凶暴性とは一線を画したものがあった。
ナーベはヒルマのマ〇コがつるつるになり、しかし何人もの男に抱かれてきたせいでグロい見た目になっていることに瞬間的にキレると、煙草をそのままクリストリスに押し付けた。
「ぴぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ♥」
端から見ていると、まるでシガーキスのように見える光景。
ナーベの表情も薄暗い笑みが浮かんでおり、彼女に限らずプレアデスの面々には、女を弄ることを喜ぶ性質が植え付けられつつある。
もっとも……ナーベたちは“きちんと”その攻撃的な衝動を表に出して発散しているだけ健康的であるとも言え、ルプスレギナ・ベータなどはプレアデスのメンバーであることを隠して、怯える王国の人々を支えるようなことを嘯きながら、なにか派手なことを行おうとしているらしいが。
どうせろくなことではないだろうと、同じメイガスを信奉する者としてイビルアイは決めつけている。
そんな彼女の視界には、メイガスの妹であるという時点でイビルアイにとっては義妹も同然、生命を懸けて守るべしと定めている、ウェイトリィ3姉妹の末妹・モリグナの姿があった。
彼女はガガーランと並ぶ正妻である、プレアデスの四女シズ・デルタに偃月刀を装備させ、Y字バランスでマ〇コ晒している褐色の美女を相手に、その体毛を剃って遊んでいるらしい。
「えへ、えへへ……シズちゃん、上手ぅ……おけけ剃るの、エッチだねぇ♥ ぼ、ボク、こういうお姉さんも、好み♥」
「……」
シズが無言で褐色の女……アダマンタイト級の冒険者にも匹敵すると言われた、『八本指』の警備部門『六腕』の1人であるエドストレームの秘所に、少しだけシミターの刃先を挿入する。
笑顔でY字バランスを取りながら、ダブルピースをするように強制されている……今は他の姉妹は居ないが、モリグナのタレントは有効である……彼女は、笑顔のままで「た、しゅけてぇぇ……」とか細い声で呟く。
「し、シズちゃん、嫉妬してるの……♥ か、可愛いね♥ 前はボクのこと、いやいや受け入れてたのに……えへへ、シズちゃん、す、好きー♥」
「……♥」
頬にキスされただけでシズはマン汁を吹き出し、エドストレームの剃毛を終えた。
エドストレームはこれで助かった、終わったと思っているようだが、モリグナはニコニコ笑顔で拳を握り、褐色の美女に近づいていく……また1人、モリグナによって妻帯される女が増えるようだ。
「(あぁ……早くメイガス様にいじめられたい……♥ どんな饗宴も、酒池肉林も、メイガス様がいなければ楽しくない……)」
せめてメイガスに喜んでもらうべく、王国が受ける蹂躙を見つめて記憶しながら、イビルアイはくちゅくちゅと自慰に耽り始めた。
※盗賊ウェイトリィ3姉妹のタレントについて
・長女ノルン 『絶対的な攻撃阻害権』
・性癖:自分よりも強かったはずの相手を嬲って、ぼろぼろにしたい。
フェーズ1:相手の方がレベルが大きいだけなら、若干の攻撃に対する忌避感
フェーズ2:レベル5以上の差があることで、強めの攻撃に対する忌避感
フェーズ3:レベル10以上の差があることで強迫観念的な攻撃に対する忌避感
フェーズ4:レベル15以上の差で上記の効果+中程度の攻撃行動阻害(剣が真っ直ぐに振れない、足が不自然にもつれる、武器を無意識的に取り落とすなど)
フェーズ5:レベル20以上の差で強力な攻撃行動阻害。全く攻撃できないし、相手の害に成り得る行動自体が取れない(殴った方の腕が傷つく場合、接触と同時に筋や腱を傷めようと無視して打撃方向に動くなど)
・次女メイガス 『絶対的な逃走妨害権』
・性癖:相手の大切なものをすべて奪い、壊し、自身の隷属下に置きたい。
フェーズ1:相手の方がレベルが大きいだけなら、若干の逃走に対する忌避感
フェーズ2:レベル5以上の差があることで、強めの逃走に対する忌避感
フェーズ3:レベル10以上の差があることで強迫観念的な逃走に対する忌避感
フェーズ4:レベル15以上の差で上記の効果+中程度の逃走行動阻害(何もないところで転倒する、わざと自分の足を踏むなど)
フェーズ5:レベル20以上の差で強力な逃走行動阻害。一切逃走できないし、向き合うことを避ける、蔑ろにするなどの行動も許されない(回避行動、快楽に耐える、言葉を聞かないようにするなど)
・三女モリグナ 『屈辱を与えた相手への絶対命令権』
性癖:他人が自身のことを卑下して、無様を晒す姿が見たい。
フェーズ1:公衆の面前で秘密を漏らす程度の屈辱。すすめられたものを気が向いたら食べる程度の干渉。
フェーズ2:運も絡んだ形での敗北や失敗程度の屈辱。すすめられたものを優先的に食べようとする程度の干渉。
フェーズ3:実力以外で負けた奴に顎で使われる程度の屈辱。すすめられたものをすぐ食べたいと思わせる程度の干渉。
フェーズ4:自分よりも弱いものに自身の信念や価値を否定するような言葉を口にさせられる程度の屈辱。すすめられたものを障害を越えてでも食べようとする程度の干渉。
フェーズ5:自身より圧倒的に弱い者にすべてを貢がされ、価値も理解されずにバカにされたうえ、灰皿かわりにタバコを押し付けられる程度の屈辱。すすめられたものはすぐ食べたいと思うし、世界の裏側にしか存在しないならそこへ向かい、何なら勝手に手足が動き出す程度の干渉。
※いずれも自意識は残されており、一種の洗脳ではあるが、催眠や常識改変とは異なる。相手の精神状態を左右するような命令を行ってしまうと、屈辱を感じなくなって命令については受け付けなくなる可能性がある。
完全掌握には徹底的に体へと快感や恐怖を叩き込むか、精神や尊厳を崩壊させて刺激に反応するだけの意思なき人形にするかが必要。
例外的に、シャルティアのような「羞恥心や屈辱を保ったままで完堕ちする」場合でも、効果は継続する(まだギリギリシャルティアは完堕ちしていないが)。
なおシャルティアという美しすぎる相手をレズレイプできた経験の鮮烈さから、3姉妹は完全なレズビアンとなっており男性には一切興味を抱かない。男であるという理由だけで、雑に“処理”されていくだろう。
※3姉妹が所有しているワールドアイテムについて
ノルン・ウェイトリィ所有
【相異間隔~遠く遥かに】(形状:ノルンの眼帯)
・すべての事物の“間隔”を変更し、操ることができる。ちなみに発動時、布地に“蒼い薔薇”が浮かび上がる。
・歩いた次の一歩には世界の真反対に着いている、永遠に目的地にたどり着けないというオーソドックスなものは当然として、人の思考や時間、時空すらも飛び越えることができる。使い手によっては、高次元……要するに私たちの世界へと到達することも可能(アインズはゲームとオバロ世界がイコールではないと思っているので、この使用方法で自分の世界に帰れるとは思っていないようだ)。
・ノルンの利用想定は、相手の体だけ止めて思考や感覚を超加速させることで快楽を与え続けたり、自身の速度を変えて一瞬でシャルティアをボコボコにしたりと、ろくな使い方をしていない。
・寿命の感覚や、プレアデスに解析させてテロメアなども弄れるので、若さも永遠のものとすることができる。家族や好みの女に不老不死を与えることをノルンは企んでいる。
・ただし、あくまで間隔を操るものなので、それ単体では無様な格好をさせたりするには不向き。例えば、マン媚び踊りさせるだけでも、全身の位置を調整して、腰ヘコを一回ずつ操作しなければいけないので、メチャクチャ手間である。
【invulnerability fist】(形状:拳甲)
・不滅の拳。指定された範囲内の存在の中で、もっとも攻撃性能に優れた相手の攻撃力と、まったく同等のものを所有者に与える。
・これは例えばその存在が遠大な時間をかけてようやく放てるような大魔術などにも適応し、要するに“最大火力”を“通常攻撃”化する。
・あまりにも圧倒的な性能だが、この攻撃では相手を殺めることは出来ず、どんな高威力を再現しようと虫けらを潰すことも敵わない。
・相手を“殺さないロジック”についてはいろいろと弄ることができ、威力を快感に変換、相手をひたすら吹き飛ばす、記憶や知識を代わりに破壊するなど、種々の運用が可能。
・この“使い分け”はウェイトリィ3姉妹のタレントと反応して発生したようで、ノルン以外はこの効果の切り替えを使うことは出来ない。そのことから後の世では、英雄姫ノルンの慈悲の象徴とされる。
・ノルンの使用想定は、相手を精神崩壊するまで弄り倒すこと。
メイガス・ウェイトリィ所有
【runes of ulexite】(形状:メイガスの背中に掘られた眼を象る入れ墨)
・ウレキサイトの石言葉、見通す心に因んだ効果を発揮し、距離無制限の千里眼や、相手の感情などを五感で受け取ることができる。
・年月の籠った強い想いは、視覚や聴覚で本来は秘している情報まで察知することが可能である為、超越者ほどメイガスの前では丸裸になる。
・しかも、メイガスは(というよりも、ウェイトリィ3姉妹は)異様なほど狂気態勢が備わっている為、それこそ旧支配者を直視してもSUN値が減らないほどであり、狂気的な内面を見せての逆転も不可能である。
・メイガスの利用想定は、相手の心を完璧に読み取り弄ぶこと。
【泥土の真名】(形状:メイガスの佩く長剣)
・でいどのしんめい、と読む。通常の剣として使う以外に、相手の精神のみを切り裂く魔剣として運用することができ、切られた相手はメイガスを疑う心を精神の傷跡から失っていく。
・この際にメイガスを女神のように崇拝し、狂信者としてすべてを捧げつくしたいという欲望の邪魔になるものは、黒い泥のような形状で傷口から流れ出す。
・メイガスはこれだけで相手を洗脳するよりは、相手を丸裸にして嬲るのを楽しむタイプの為、相手から信じるものを奪うまでで止めておくこともある。
・通常の剣として運用した場合、強度の破壊耐性がある以外は、そこそこの名剣程度の威力となる。
・のちの伝説では本来の効果とは逆で「ナザリックの邪悪な洗脳を切り裂いた尊き聖剣」として伝えられている。
・メイガスの利用想定は、相手の心から信ずるものを奪い去ること、崇拝を植え付けること。
モリグナ・ウェイトリィ所有
【the gravity】(形状:腕輪)
・指定した場所に局所的な重力異常を齎す。
・強さと数は変幻自在であり、一斉に他者を這い蹲らせたり、無理やり土下座させたり等、有効射程を活用した面制圧力に適正が高い。
・しかも、相手のレベルに応じた荷重を行うことが出来る為、レベル50以上の超越者たちにも有効である。その上、オート防御機能までついている(これはウェイトリィ3姉妹のタレントに反応して新たに備わったらしい)。
・作中では、興奮して力を発動した際に、ノルンとメイガスはそれぞれのワールドアイテムを用いて防いでいたが、実際には同じ場所に居てもそれぞれに荷重の有無の指定は可能である。
・モリグナの利用想定は、自由自在な拘束具。戦闘力が皆無な彼女にとっては、優秀な矛にして盾である。
【リリトのくちづけ】(形状:無限に使えるグロス)
・これを唇に塗って、相手にキスをすることで紋様を刻み、強大な力をもたらす代わりに、性感や性欲を3倍に増強してしまう。
・本来は味方の強化と狂化のバランスでチキンレースをすることになるアイテムなのだが、3姉妹のタレントとはとてつもなく相性がよく「ギリギリ姉妹を攻撃可能な相手」を「姉妹には攻撃できないレズレイパー」にしてしまうことも可能。
・強化は大体レベルの3分の1が目安で、これは淫紋によるレベルアップ後も規定値は変わらない。仮にシャルティアに使った場合、1回で33ずつレベルが限界突破して増強していくということ。
・ただし羞恥心や屈辱を感じる心は理性の消滅と共に失われるため、詳細な命令を聞かなくなるという弱点がある。何故かガガーランだけはこのウィークポイントを克服しており、モリグナは愛の力だと信じている。
・後の世においては都合よく強化の効果だけが伝えられており、モリグナを天使や女神のように描く絵画などが爆発的に増える理由となった。
・モリグナの利用想定は味方の強化、ガガーランとのラブラブエッチで使うこと。
※後世においてはそれぞれ伝説の武具として伝えられており、ナザリックのような悪逆の徒が再び顕れれば、これを手にした英雄姫たちが討伐にやって来ると伝えられている。
実際には、先にも触れたとおりにウェイトリィ姉妹は不老不死となっている為「人なら死んどけ」というタイミングで死を偽装して、世界の裏側で好き放題に遊んでいるようだ。
英雄姫たちが討伐に来るのは、つまりマジである。
屋根が高い
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