──桃色の髪が視界の端に映り、吉田清子の心臓がドキリと撥ねた。
千代田桃。娘の優子との関係は、一言では表しがたい。かつては宿命の敵同士であり、長らくライバルであり、友人を経て親友となり、色々あって闇堕ちして眷属になったりして……とりあえず、今は恋人同士。そういう形で収まっている。
だから桃が吉田家にいることは、何もおかしいことではなくて。
最近はバイとの時間まで二人で一緒にのんびり過ごし、優子がバイトに出ていくと桃はそのまま吉田家で彼女の帰りを待つことが多い。
すっかり、家族の一員。将来的には多分、本当に身内になる相手。
如何に魔法少女とは言え、清子自身は普通の人間であり、魔族の血統は伴侶であるヨシュアの方である。桃に対して清子の側からは、特別に抱えるような感情は無い。
無い、はずだ。
「もぐ、もぐ、もぐ……これ、美味しいですけれど、一般の人たちは何が嬉しくてこれを買って食べるんでしょうかね、まん」
「あんまり濃い味のものとかばかり食べると、時々こういう素朴な味が食べたくなるんだよ、きっと」
「毎日味があるものが食べられるだけで贅沢だというのに……世の中は想定以上に飽食です!」
二人はどうやら、中華まんの中に何も入ってないものを、分け合って食べているらしい。
幸せそうな、若い恋人同士にありがちな光景。娘がそんな経験をするようになったことへ、特別な感慨が無いかと言えば嘘になる。
そう、これは娘の成長に対する感慨──そう思おうとしたところで、桃がこちらについと視線を向けた。
優子は口いっぱいに“まん”を含んで、机に顔を乗せて幸せそうにもむもむ咀嚼している。そんな風に恋人が目をつぶっている間に、桃は少しだけちょんと尖っている“まん”の先端を、カリカリ……と指で掻くような仕草を見せた後、その先端部位を食いちぎるように口内に含んだ。
その目はずっと、清子の方を追っていて、少しだけ笑みすらも混ざっているように思えた。
「ああ……まん、暖め過ぎました。もうバイトの時間になってしまった……」
「そのまま置いておこうか。あっためたら、またふかふかになるよ」
「いえ、なんかこれだけジューシーだと悪くなりそうな気がするので、桃と……あ、お母さん、帰ってたんですね。桃とお母さんで、食べておいてください」
「あ……え、ええ」
「わかった、食べておくよ──シャミ子たっての願いだからね」
桃の思わせぶりな物言いに、優子は「なんなんですか、それー」と笑いながら、バイトへと飛び出していく。
他の同居人たち……優子の妹でもう一人の娘である良子は、最近は小倉しおんとこの時間は過ごしているようで、年上の恋人として紹介されるのも、遠くないだろう。ごせんぞことリリスは、最近は寒くなってきたので、日課のゴミ拾いがすっかり午後からで定着している。
つまり、優子がバイトで戻るまで、娘の恋人と二人きりになる。
「清子さん──」
「は、はいっ!?」
「こっちにきて、一緒に“まん”食べませんか。まだ沢山ありますよ」
「え、えぇと、私は今は、お腹はすいていなくて……」
清子の言い訳のような言葉を、桃は神妙な顔で聞いている。
そうして、すっくと立ちあがると、あっという間に清子の前まで近づいてきて、服の上から思い切り乱暴に……清子の抵抗の意思を一発折るように、胸を揉み上げてきた。
「んっ……あぁぁっ……♥」
「それじゃあ、お腹がすくように運動しましょう。私はまだ、小腹がすいてるから……清子さんを食べるね?」
首筋に吸い付かれ、まだ前に付けられたキスマークが消えていないのに、じゅっ……♥ と強く吸われる。
まるで、その印の数だけ魔法少女に全てを掌握されていくかのようで、清子はがくがくと膝を震わせ、力強い少女の腕の中に身を預ける。
太腿に生暖かい液体が伝っていくのが分かる。ヨシュアが封印されてしまってから、自慰だってした覚えが無かったのに……体はもう、娘の恋人の迎え方を憶えつつあった。
※
──魔族にも魔法少女にも、いわゆる両性具有者は少なくないらしい。
優子は普段は女の子の体だが、いわゆる“危機管理フォーム”になると、肉竿が生えてくるのだと言っていた。それに対して桃は、常時両性具有……彼女の出自については未だに色々と謎が多いが、産まれた時から常にふたなりの体ということだ。
今時ふたなり差別なんて馬鹿馬鹿しいもので、アイドルにだって両性具有をカミングアウトしている子がいる時代。
だから清子も、桃の事はごく普通に優子の恋人として扱い、優子とそういう行為をしているだろうと当たりを付けても「家が賑やかになるかも知れないわね♥」くらいの気持ちでいて──。
だから優子がバイトに出かけてすぐに、台所で口を押えてパコられた時は、本当に訳が分からなかった。
二人も娘を生んでいるのだから、封印されるまではヨシュアとそれなりに盛んに愛を交わしていたのだが、そんな経験は若く精強なふたなりの前では、何の意味も無い。
途中からは「ほぉぉぉぉっ♥ んおぉぉぉぉぉっ♥」と他の部屋に聞こえてしまいそうなケダモノ声でオホり散らしていたし、桃が自分の部屋から持ってきてくれた消臭剤を使わないといけないほど、マン汁も潮も……小水すらも撒き散らしてしまった。
何度も桃の手で叩かれて、真っ赤な掌の痕が浮かんでいる尻を突き出し、ぶびゅるるっ♥ びゅるるっ♥ と精液を噴きだしながら痙攣している清子に、桃は行為の最中も「気持ちいいですよ、すごい名器」「清子さんって、スケベだったんですね」と囁いていたのと変わらないトーンで「シャミ子、悲しむかな」とポツリと。
それだけで、もう清子は完全に娘の恋人のマンパコ奴隷になった。
そうなってみると、まるで図ったかのように二人になる時間は多くて、桃は二人きりになると清子の中へと即挿入してくるようになった。
優子がバイトから帰ってくるか、涼子がしおんに送られて戻ってくるまで、常に清子の中には娘の恋人の逞しい雌チ〇ポが挿入されていて、それで軽く突きあげられただけで、ヨシュアとの夜の生活の記憶がぐちゃぐちゃに白濁してチン先で押し潰されていく。
桃としては、別にヨシュアから清子を寝取ろうという意識は無いようで、夫の封印された段ボールの見える場所ではハメないようにする謎の気遣いもあり、逆に言うとそのせいで台所とか、玄関とか、トイレとか……寝室とかで、若い精欲を受け止めることになる。
それじゃあ、桃は自分にだけ性欲を向けているのかというと、優子との性行為も頻繁に……変な言い方だが“ちゃんと”清子よりも回数多めでこなしているようで、こうなると本当に桃の行動理由が分からない。
陽夏木ミカンにも……彼女は変身時にふたなり化するタイプの魔法少女だ……それとなく確認してみたのだが、どうもこれまでは精力絶倫という訳ではなく、その手の行為に及んだことは無いらしい。すべてを把握している訳では無いが、リリスや良子とは関係が無いように思われるし。
どうして……恋人の母親とだけ、不貞行為をするのだろう。
その日も、申し訳程度に結束バンドで腕を拘束され、抵抗できませんよというポーズを作ってくれた後、玄関に押し付けるように背後から突かれる。
桃の肉竿は大きくて、若々しくて……どちゅっ♥ どちゅんっ♥ と突かれる度に、体が玄関に軽くぶつかって、もし外から見ている者がいれば100%“やってるな”と分かることになってしまっていた。
「あっ、あぁぁっ……やめっ、てぇぇ……♥ 玄関は、やっ……♥ き、聞こえちゃう……♥ 他の人に、知られちゃっ……んんっ♥ んあぁぁぁっ♥ 乳首、押し潰すのダメぇぇぇっ……♥」
「他の人に、知られたくないんですか? それってつまり、私との関係がバレないように続けたいってことですよね……シャミ子のお母さんだけあって、いやらしい」
「ん、きゅぅぅぅっ……♥ お、お願いよ……こんな、優子を裏切るような真似……おほぉっ♥ ほぉぉぉぉっ♥ クリ、はんしょくぅぅぅぅっ♥ じゅこじゅこ突きながら♥ 一番気持ちよいところ弄るのは、ダメなのぉぉぉっ……♥」
軽く達して、玄関の郵便入れにびちゃびちゃと潮を吹きかけてしまう。大事なお知らせが届いていたら、一発でアウトだろう。
いや、そもそも郵便や配達がやって来たら、確実に身の破滅だと思う。
「はぁ……はぁ……本当に、やめて……? こんなことして……優子に万が一にでもバレたら、傷つくってあなたが言ったんでしょう……? 恋人に、不義理なことはしないで……」
「へえ……それじゃあ、私と清子さんの関係は、何なんです?」
「あっ……やめて……かお、ちかっ……」
清子もそこそこの美女ではあるのだが、桃の若さと活力が備わった美貌には、流石に敵わない。
睫毛が長いなどと、恋愛漫画のようなことを考えて見つめていると、れぇ……と桃が雌チ〇ポを挿入したまま、鎖骨から首までを舐め上げてくる。
「んっ……あぁぁっ……♥ お願い、やめてぇ……♥ おっ、おっ……♥ 抜いて、ほしいの……お願い……♥」
「セフレですか? 浮気相手? それとも、私の本気で惚れちゃいましたか?」
「ば、馬鹿なことを言っちゃダメ……私は、優子の母親で……んほぉぉぉぉっ♥」
「まだ分からないんですか? 分からないフリ、してるだけかと思ったのに」
再び桃のピストンが再開され、背中が玄関に何度もぶつかる。せめて喘ぎ声は抑えなければいけない……そう思って懸命に口を押えていたのに、桃に無理やり引きはがされた上に、激しいキスをされてしまった。
ヨシュアとしか、これまではしたことのなかったキス……年下の同性、娘の恋人からの口づけは、それだけで軽イキしてしまうほどに、甘く背徳的な味がする。
「ちゅっ……じゅぱぁっ……♥ 夢中で舌を絡めて、いやらし不貞妻ですね。自分がなんで、こうして私に抱かれているか、答えてみてくださいよ。正解するまで、セックスやめませんから」
「あぁぁぁっ♥ 許してぇぇぇ……♥ お願いだから、許してっ♥ あんっ♥ あぁぁぁんっ♥ ダメぇぇぇ……みんな、ごめんなさいっ……♥ 優子ぉ……あなたぁ……あぁぁぁっ♥ また、出てるぅぅぅっ♥ ほぉぉぉっ……濃いの、注がれちゃってるのほぉぉぉ……♥」
「ふぅ……“抜いて”って言われたから、ヌキました。まったく、答えてって言ってるのに、無視するから中出しされるんですよ? これで孕んだら、確実にシャミ子にバレますね……本当はシャミ子相手に、先に妊娠してマウント取りたいんじゃ?」
「そんなこと、ないぃぃぃ……ん、あぁぁぁぁ……♥」
どちゅっ♥ どちゅっ♥ と駅弁の姿勢で突き上げられたまま、桃は玄関から移動する。
ホッとしたのも束の間、向かう先は優子の寝室だ。
「ま、待ってぇぇ……そこは、ダメ、本当にダメだからぁぁぁっ……おんほぉぉぉぉぉっ♥」
「クリを指で潰されたら、止められなくなるくらいのは、本当なんて言いませんよ。今日は、シャミ子が帰ってくる直前まで中出ししますからね……」
桃の呟きに、胸の中で覚えたのは、恐怖でも忌避でもなく、歓喜だった。
どうしようもない、堕落した女に堕ちていく……魔のモノたちの家族に、相応しい淫売へ……。
※
「──それで、清子さんはまだシャミ子が気付いてないと思ってるよ。賭けはまた、私の勝ちだね」
「おかあさぁぁん……結構鋭いと思ってるんですけれど、なんで自分のことになると鈍いんでしょうね?」
「うーん……シャミ子が好きすぎて、その家族まで抱きたいって言う思考に及ばないとか? 私としては、シャミ子と半分も遺伝子が繋がってるだけ、チ〇ポ勃つんだけどな」
「お願いだから、良子には手を出しちゃダメですよ?」
「小倉が泣くからね……了解。その分は、清子さんにこれからも受け止めてもらうから」
「はあ……お母さん、ごめんなさい。機会が来たら、ちゃんと知ってたこと伝えますから、一緒に桃のお嫁さんになりましょうねぇ……♥」
「それじゃあ、賭けに勝ったから、今日も私が挿入れる番だね……ほんのさっきまで、シャミ子の母親の中に入ってたおちんちんだよ……♥」
「んっ、くぅぅぅんっ♥ それ、反則ぅぅ……♥ こ、これで勝ったと思うなよぉぉっ……♥」
屋根が高い
2023-10-28 22:54:11 +0000 UTCはち
2023-10-28 22:20:08 +0000 UTC屋根が高い
2023-10-28 08:52:01 +0000 UTCソウシップ
2023-10-28 08:41:18 +0000 UTC