※こちらのお話の続編となっております!
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──谷千秋が志波家を訪れた時、客人を迎える準備が成されていたにも関わらず、何故か19代目の当主である志葉丈瑠は、忠臣・池波流ノ介と共に応接室の外でうろうろとクマのようにうろついていた。
侍戦隊シンケンジャーとして、血祭ドウコクを始めとした外道衆を打ち倒した剣豪たちが、なんとも滑稽な様子である。
「……何してんだよ、2人とも。客の相手はいいのか?」
「いや、これには深いワケがあってだな」
「此度の訪問者が、女性の応対を望んでいるんだ。それで、茉子とことはが相手をしている」
丈瑠も若干困惑しているようで、そうなると家に仕える黒子たちも接客してよいのか分からず見切れており、なんだか半端な光景に苦笑してしまう。
「けど、女性が応対だったら、丈瑠のは・は・う・え……姫さんが応対するものなんじゃないのか?」
「俺に言われても、その、なんだ、困る。ただ、これは母上も納得済のことだ」
「その通り。彼女たちならば、要望を聞いても問題は無いと判断しました」
志波家の18代目の当主であり、元は影武者であった丈瑠を義子として迎えるという離れ業を見せた美女、志波薫が姿を現し、丈瑠と流ノ介はますます立つ瀬が無いという風に縁側に座り込んでしまった。
しかし、ここまで薫が信用している相手など、シンケンジャーのメンバー以外に居ただろうか。
いつだったか、薫は自分を“独りぼっち”と評していたことがあり、今はこうして志波家の家族として丈瑠や家臣たちに囲まれているが、一般的な意味合いの友人は少ないように思われる。
まるで千秋の疑問に答えるかのように、応接室をちらりと見つめた後で薫は呟いて見せる。
「それにしても、彼の海賊たちの内でも女人だけが2人。どのような要件なのか……」
※
「トジデントにワルド、ねぇ。本当に、世の中って何度平和になっても新しい怪人が湧いてくるものね」
「うちらも2年前に、歯車の中に閉じ込められてたなんて、全然自覚が無いなぁ……」
宇宙海賊ゴーカイジャーであるルカ・ミルフィとアイム・ド・ファミーユ2人の前で、白石茉子と華織ことは……シンケンピンクとシンケンイエローの2人は、キカイトピア王朝・トジテンドの暗躍と、その結果として生み出された“ワルドキー”という怪人の力を秘めた秘宝の話を聞かされ、驚きつつも別の事に気を取られていた。
何しろ志波家の和風の応接室では、それぞれに座布団が供されているのだが、アイムはルカの膝の上に座ってイチャイチャとくっついて見せているのだ。
「はい、ルカさん♥ お茶を飲ませて差し上げます♥ ふぅー、ふぅー♥」
「おっと、悪いけれどアイム、このお茶を飲むわけにはいかないよ」
「ど、どうしてですか、ルカさん? うぅぅ~……」
「これはぁ……こうやって飲むものだからね♥ ごくっ、んちゅっ♥」
ただくっつきあっているだけなら仲良しで済むが、目の前で口移しでお茶を飲ませっこし始めたのを見て、流石にシンケンガールズの2人も目のやり場がなくなる。
2人の世界を作っているゴーカイガールズには聞こえないように、こそこそと海賊娘たちの奇矯な行動について語り合い始める茉子とことは。
「ゴーカイジャーの2人って、あんな感じやったっけ……?」
「姫様がメインで応対してたから、あんまり覚えてないけど……むしろルカさんとか、素っ気ない感じだった気がする」
「お、女の子同士で、お付き合いしてるんやろか……宇宙は進んでるわぁ」
ことはも茉子とは仲良しだし、本物の姉であるみつばと並ぶ、もう1人の姉のように慕っている面はあるが、お付き合いしたいかと言われると困ってしまう。そもそも恋愛ごとは、ことはにはよく分からない。その割に、薫や茉子を差し置いて“金目当ての結婚”をしかけた経験はあるのだが。
茉子の方も「LGBTQって奴か……」と保育士とは言え教育機関に関わる者として鷹揚に受け止めているが、将来の夢は“普通のお嫁さん”である為、恋愛と友情の区別がまだハッキリしていない、ことは以上に「自分とは縁遠いもの」として受け止めている。
「いやいや、宇宙がどうとかってワケじゃなくてね。このお宝が、あたしとアイムを結んでくれたんだ♥」
「それで、ええ、これまでもデカレンジャー始めスーパー戦隊の皆さんのところに、幸せの御裾分けをしてきたので……お2人も是非にと思いまして♥」
「え?」
何やら聞き捨てならない言葉が聞こえた気がして、2人がゴーカイガールズへと向き直った時は、既にルカはワルドキーを装填してしまっていた。
「ゴーカイチェンジ……♥」
「大人気御礼につき、再登場だレンアイ! 疑似姉妹関係の乙女とあらば、付き合っていないのがむしろ不自然なのが百合界隈だレンアイ!」
「ゆ、百合? お花がどうしたん?」
キューピッドが弓を構えているのを横から見ているような、珍妙な頭部を持つ怪人が姿を現し、困惑していることはを尻目にピンク色の輝きを拡散させる。
茉子は咄嗟にことはを抱きしめて庇うが、粒子は2人に思いっきり振り掛かり……レンアイワルドの「形があるのなら、むきぶつにだって恋させてみせるレンアイ!」と月の方へ謝った方がいいキメ台詞と共に、2人の目つきがきょるんと変わり……。
──すぱぁん! と激しく障子が開かれ、背を向けていた丈瑠と流ノ介がびくりと驚いたように振り向く。
そこにはまるでぬいぐるみのようにして、ことはを小脇に抱えた茉子が仁王立ちしており、千秋が「あ、姐さん……?」と呟くのにも応えず、丈瑠の方へと突っ込んでくる。
「ま、茉子、応接はどうした?」
「──今夜は帰らないから。ご飯はいらない。ことはの分も」
「う、うん……殿様、みんな、うち、幸せになります……♥」
意味不明な言葉を口にしながら、2人は志波家を飛び出していってしまった。
呆然とするシンケンジャー一行。応接室でイチャつくゴーカイガールズと、「また真実の愛を教導してしまったレンアイ」と悦に入るレンアイワルドだけが、その場には残されていた……。
※
──シンケンゴールドこと梅森源太が海外へと向かう前、屋台『ゴールド寿司』をひいていた通りの程近く。
昼間はほとんど人の出入りがないホテルの1室で、茉子はことはを壁へと押し付け、その首筋に顔を埋めながら荒い呼吸を繰り返していた。
「ふぅー……ふぅー……♥ ことは、ことは……♥ こんな可愛い顔で、私のことを誘惑して……♥ 全身くまなくイイ匂いさせて♥ どういう仕組みよ、まったく♥」
「あっ、あっ……♥ 茉子ちゃん、お願い……少し、落ち着いて……ひゃうぅっ♥」
「落ち着ける訳ないでしょ、こんなに可愛いのに♥ 自分の可愛さ自覚しなさい♥ はむっ、んちゅぅぅっ……♥ 私はお嫁さんになりたい普通の女子だったのに♥ ことはが可愛くてこんな風になっちゃったのよ♥ 責任取りなさい♥ 取れ♥」
とんとんと優しく膝で秘所を刺激しながらの、激しい口づけ。オラつきながらの大好きアピール。
レンアイワルドによる影響は勿論なのだが、元よりまだ精神的に幼く恋と友情の区別がついていない上、茉子に対する好感度がひと際高いことはである。そんな風にオラつき告白されてしまえば、もう気分はお嫁さんだ。
気持ちよくなりすぎてずるずるとその場に崩れ落ちつつ、茉子に向って三つ指を突いて頭を下げる。ことはの口からは「どうか、茉子ちゃんの好きなようにしてください……♥」と屈服宣言があっさり漏れて、茉子に足で顎を持ち上げられるだけで「あぁ……♥ 好きぃ……♥」と気持ちよくなってしまう。
「いい心がけよ、可愛いことは……♥ でも、ただ女の子同士で愛し合うだけじゃ、こんなに可愛いことはだもの、攫って行こうって不届き物が出るかもしれないわ……♥」
「い、いやっ♥ うち、茉子ちゃんとしか、もうお付き合いしたくない♥ 殿様でも流さんでも千秋でもダメなんよ♥ 茉子ちゃとしか、恋愛したくないぃぃ……♥」
「よしよし、よく言ったわね……♥ それじゃあ、ことはの大事なものを奪ってあげる♥ 初めての相手は、私だよ……一生忘れられないようにする……もっとも、一生手放さないんだけどね♥」
茉子は足の指を器用に使い、ことはの顎の下を優しく撫でまわしながら、片足で楽々とショドウフォンを取り出し、虚空に文字を書いていく。流石は中の人が書道検定持ちは強い。
サラサラと書かれた文字は、彼女がシンケンピンクに変身する為の“天”の字では無かったのだが、何故か茉子は「一筆奏上」と変身時の掛け声を口にする。
ぐるぐると回転していた文字……“竿”の字は、そのまま茉子の股間へと吸い込まれ──ずぐんっ♥ と立派な雌チ〇ポがことはの眼前に現れた。
「ほぉぉぉっ……♥ ま、茉子ちゃんのおちんちんっ……♥ おちんちん付いた茉子ちゃん、かっこよすぎるぅぅ……♥」
「ふふっ……ことはの可愛いところ見たせいで、最初からギンギンよ♥ 舐めなさい♥ 飴玉みたいに丁寧にぺろぺろするの♥」
「うん、うん♥ 茉子ちゃんの匂いするぅ……♥ ぴちゃっ……ぺちゃっ……♥ ちゅるるっ……♥」
ことはがおずおずと茉子の先端を口に含み、舌先でちろちろと舐め回す。尿道に少しだけ舌を挿し入れて、溢れ出してくる青臭い先走りを飲み込んでいく。
「おいひぃ……♥ 茉子ちゃんのおちんちん、好きぃぃ……♥ 大好きな茉子ちゃんのおちんちんやからぁ……ちゅぱっ♥ れるぅぅ……♥ 幾らでもおしゃぶりできるよぉ♥」
「はぁ……ことは、本当にチ〇ポに悪いことばっかり♥ もう我慢できない♥ 抱くわよ、ことは♥ 絶対孕ます♥」
茉子はことはを寝台の上に押し倒すと、下着をズラして肉竿を膣口へと添える。ことはが一瞬だけ怯えるような顔をしたが、茉子に抱きしめられて額にキスをされると、そのまま挿入を受け入れてしまった。
「んあぁっ♥ あっ、あぁぁっ♥ 茉子ちゃんの刀っ♥ 強すぎるぅぅっ♥ こんなん、やっつけられてしまうぅぅっ♥ あっ、はあぁっっ♥ 茉子ちゃんのおちんちんでお腹いっぱいになるぅぅっ♥」
「おらっ♥ おらっ♥ ことはの中、私の形にするからね♥ 今日から、私専用のおちんちんケースになるんだよ♥ もう2度と、女にも男にも浮気は許さないからっ♥ 私のお嫁さんになるって夢を奪ったんだからっ♥ ことはが嫁になるのよっ♥ なれっ♥ おれっ♥ 返事♥ 私のこと好き好きになって嫁入りしろっ♥」
チ〇ポが伝える、ことはのキツキツおマ〇コの気持ちよさのせいで、茉子は思わずオラついてしまう。だが、ことはには「格好いい♥ ステキ♥ 茉子ちゃん、宇宙一イケてるっ♥」と見えており、全面的にオラつきを受け止めて足を腰に回して抱きしめてしまう。
「は、はいっ♥ うち、絶対に茉子ちゃんのお嫁さんになるっ♥ 嫁ぎますぅぅっ♥ 白石ことはになる♥ 一生、茉子ちゃんに尽くすのぉぉっ♥ 茉子ちゃんが言うことなんでも聞きますっ♥ えっちしたくなったら、いつでもおマン〇コくぱぁするからなぁ♥ 好き、好き、好き♥ 茉子ちゃんのこと、愛してるぅぅぅっ♥」
「うぅっ♥ ことはぁ……もう絶対に離さないっ♥ 孕めっ♥ 孕めぇぇっ♥ 保育士復帰の前に、育児経験積ませなさいっ♥ うぁっ……出るぅぅぅぅっ♥」
モヂカラで作られた部位であっても、たんまりと精子はことはの膣内へと注がれ、その熱い感覚と妊娠の予感に、何度も受精イキをキメてしまうことは。茉子の胸に顔を埋めて、すんすんと蒸れた匂いを嗅ぎながら、その目は未だに発情しきっていた。
「はぁー……はぁー……♥ 1回で終わるとか、思ってないでしょうね♥ 精液だけで妊娠したように見えるまで、ことはのことハメまくるからね♥ おらっ♥ ありがとうって言え♥ 旦那様のチ〇ポにお礼言うの♥」
「あぁんっ♥ うちの為に頑張ってくれて、ありがとうございますぅぅっ♥ もともっと尽くすさかい、赤ちゃん確実に仕込んでください♥ あなたぁ♥」
甘えまくることはとオラつく茉子の夜は、まだまだ始まったばかりだ……。
※
「──どこまで付いてくるんだよ、あいつ!?」
「知らん! 今はとにかく逃げろ!」
「殿ぉっ! ここは私が盾となり、活路を開いて……」
「いいから逃げなさい。あなたは絶対にオチ担当になる」
残されたシンケンジャーの4人は、レンアイワルドに追い回されていた。
本来ならワルドキーを抜けば消えていくはずなのだが、ルカとアイムが盛り上がって行為を始めてしまい、そのまま野放しになっているのだ。
変身して倒せばいいというのも考えたが、最中に謎の恋愛エネルギーを浴びてしまえば、元も子も無い。
「どれだけ逃げようとも、恋と死からは逃げられない……今日の俺様は詩人だレンアイ! さあ、同性の主君に巨大感情抱いている部下なんて、BでLの業界ではもう結婚してるのと同意だと思い知るレンアイ! ついでに同世代の母とかラブコメだとヒロイン要員だレンアイ!」
「恐ろしいことを言っていますね、あのワルド……」
「嫌だ! 俺はちゃんと作中でも恋愛っぽいエピソードあったじゃねぇか! 流ノ介と違って、俺はノンケなんだよ!」
「失礼なことを言うな! 私はあくまで主君への忠誠であってだな……!」
「くそっ……仕方ない。お前たち、俺の後ろに隠れろ!」
義母と家臣たちの前に立ち、胸元から何かを取り出そうとする丈瑠。
しかし、ショドウフォンのモヂカラで抵抗するのは、あまり遅い。レンアイワルドが「総受確定レンアイーっ!」と叫びながらピンク色の光線を放つ。
「──『聖なるバリア・ミラーフォース』!」
「ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁっ!? 流石に売り上げが違いすぎるレンアイィィーッ!?」
レンアイワルドの光線が、丈瑠の手にした紙札によって反射され、その姿が霞のように消えていく。レンアイワルドを恋愛対象にしてしまうと、ゼンカイジャー本編のようなカオスな展開になるところだったが、そこはやはりワルドキーで出現しているので本体ほど頑強ではないようだ。
「ふぅ……やってて良かった、遊戯王」
「中の人ネタかよ……」
千秋の疲れたようなツッコミが、逃走劇ですっかり荒れてしまった志波家の庭に響くのであった……。
屋根が高い
2023-11-08 10:47:03 +0000 UTCソウシップ
2023-11-08 10:06:24 +0000 UTC屋根が高い
2023-11-08 08:47:01 +0000 UTC屋根が高い
2023-11-08 08:46:03 +0000 UTCとろがけ
2023-11-08 08:37:35 +0000 UTC邪バレンスタイン
2023-11-08 08:37:01 +0000 UTC