SamSuka
屋根が高い
屋根が高い

fanbox


井戸から戻ったチート怨霊が、逝けないエッチで美少女達を虜にして、悪い勇者から寝取っちゃうゾ!

 ──悪意は巡る。

 人に向けられた悪意は、何倍にも強くなって循環し、やがては世界そのものを焼くこともある。

 しかし、同時に……善意も、また巡るもの。

 ほんの僅かでも善良さを発揮した者がいたのならば、世界に訪う運命も、また変転するが道理。

 これは少女の悪意が復讐を完遂する話であるが……同時に少女“たち”の善意が、世界の命運と自身の生命を救う話でもある。



「──アタシさ、サマラのこと……本当はそんなに、嫌いじゃなかったんだよね」


 ティナ・オルステリアは、白いヴェールから先が覗いている黒髪のツインテールを、いじいじと指で触りながら呟いた。

 魔王を滅ぼせし、最強の勇者ナッシュ・ロウとの婚姻の直前のことである。

 魔法使いのティナを始めとした三人の乙女は、同時にナッシュと結婚することが決まっており、その直前だからこそ……ティナは本音を話すことが出来たのかもしれない。

 回復術師のサマラ。勇者パーティの、幻の五人目。魔王との戦いで最後まで勇敢に戦い、その命を散らしたと王の前で少女たちが語った相手。

 小柄で、可愛らしくて、ナッシュの仲間として最初に名を連ねておきながら、体を許すことのなかった貞淑な乙女だった。

 勿論、彼女の回復魔法が、純血でなければ使えないというのもあったのだが。


「ウチも。あんな死に方する子じゃなかったよ、絶対」


 ミルフィナ・ホークウインドは、特徴的なエルフの耳をヴェールの下で軽く触りながら、ティナの言葉に同意する。

 サマラは、魔王との戦いで戦死したのではない……しつこく肉体関係を迫った末に、拒否されたナッシュに撲殺されたのだ。


「……ナッシュは世界の希望だ。サマラの死を隠ぺいしたことに、私は後悔は無い。だが……私の負った傷を、常に気遣ってくれたのは、サマラだった」


 赤髪の長身を少しだけ前に倒して、うつむいているような姿勢で、女戦士ガブリエラ・ナイツは呟く。後悔はないと言っておきながら、その口調には何だか苦いものが混ざってはいた。

 あの日、あの時、ナッシュがヘラヘラとサマラの死を報告し、気持ち悪いから処理をしろと迫ってきた時、三人はナッシュの評判が仲間殺しによって地に落ちれば、人々の希望も失われることを知っていた。

 世界か、サマラか、その天秤の傾きについては、今さら語る必要もない。何より、当時の彼女たちはナッシュと既に深い関係になってしまっており、自分の恋人がどうしようもない屑野郎だという事実を認めたくなかった。

 だから、あの日に嘘を吐いた。サマラのことが嫌いだった、いい子ちゃんぶっているので虫唾が走った、性格ブスだから死んで当然と。……本当は、ずっとサマラにナッシュが取られるんじゃないかと怖かったところに、そんな彼女を殴り殺したナッシュを見て悟ってしまったからだ。自分たちも、彼に逆らえば容赦なく殺されると。

 サマラの死体を古井戸に隠し、その後も従順な恋人として振舞ってきた3人が、ナッシュの方針に逆らったのは1度だけ。

 彼はサマラが自分に反抗したことを今でも許しておらず、魔王軍に降って人類の敵になったと吹聴しようとしていたのだが、ガブリエラは咄嗟に「サマラは魔王と戦い、勇敢に散った」と口走っていた。ティナとミルフィナもそれに同意し、不満そうな顔をしていたナッシュには「仲間が裏切るような、カリスマのない勇者と誤解されてしまう」といってごまかした。

 そんなことがあったから……こうして結婚式を迎え、ナッシュから永遠に“逃げられなくなる”前に、本音で話しておきたかったのだ。


「サマラが死んだって聞いた時のご両親の嘆き方、今でも夢に見るよ……」

「そっち? ウチはサマラの死体を運んでいる時の夢見る。急にサマラの身体がびくんって動いて、本当は生きててさ……回復して、そのまま冒険を続けるんだ……」

「──私は、墓穴を掘っている夢を見る。井戸に投げ落とすなど、何故あんなことをした……埋めてやるくらいは、すればよかったんだ」


 三人の後悔は、とどまることを知らない。やがてナッシュとの婚姻が交わされれば、それは永遠のものとなるだろう。


 ひゅー ひゅー


 呼吸音に似た囀りが、三人の耳に届く。


「……なに、今の?」

「え? え? 聞き間違いじゃ、無いよね?」

「ナッシュか? な、なんだ、花嫁衣裳を見に来てくれたのか?」


 ガブリエラが掠れた声を上げるが、それは無い。すでにナッシュと行為を経験し、こうして妻帯されるまでになった三人への興味は、ナッシュの中で下火になっていることを、とっくに三人は気付いている。

 式の直前まで、最近は一等お熱なレモラ姫とでもイチャついているのだろう……花嫁衣裳を式の前に見てやろうなどという殊勝さは、きっと彼にない。

 しかし、既に準備を整えているうえで時間の余裕がある為、勇者の嫁となる三人の元に、わざわざ雑談の類をしに来る者も考えられない。介添え人や式場のスタッフならば、呼吸音を鳴らしている暇にノックをすればいいのだ。


 ひゅー ひゅー


 また聞こえた。すぐ近く。真後ろで。

 ティナはとっさに自分の耳元を思い切り払ってしまい、パサリと純白のヴェールが床に落ちる。

 慌てて拾おうとして、ティナは気づいてしまう。

 露になっている。ミルフィナの顔も。ガブリエラの顔も。

 それはつまり……ティナの耳元で聞こえた声は、ミルフィナとガブリエラの耳元でも、同時に聞こえていたということだ。

 仮にも魔王クシャナガンを討伐した、最強のパーティメンバーである、三人はウェディングドレス姿のままで素早く立ち上がり、背中を合わせて三方を警戒する。

 自然の民であるミルフィナも、凄腕の戦士であるガブリエラも、気配は感じない。気配は……無い。

 気配というのは要するに、生き物の放つ“生命の残滓”のようなものを、総合的に感じているのだと、ミルフィナは考えている。

 それが無い。でも、音はする。生物が立てる音に、近しい何かが。

 ──それは、本当に生き物が奏でているものなのか?


「はぁ……っ、はぁ……はぁぁ……」


 魔法使いであり、近接戦に慣れていないティナは脂汗を流しながら緊張を高めていく。

 彼女は、例えばミルフィナに中距離から弓を放たれたり、ガブリエラに戦斧を振り下ろされたりすれば、きっと回避できない。

 いや待て、どうしてそんなことを二人がすると思っているんだ? 自分たちは仲間のはず……。

 ──いや、仲間はもう既に、一度殺されている。

 ティナは、きっと自分は青ざめているのだろうと、ぎりぎりと首をゆっくり、鏡の方へ向ける。

 先まで鏡を見ながら施した化粧は、きっと落ちて酷いことになっているだろう。

 確かにそこには、ひどい顔が映っていた。

 化粧が崩れてピエロもどきになっているティナと──ぴったりと頬を寄せている、顔中に罅が走っているが、見覚えのある可愛げに満ちた顔。


『女の子同士、仲良くしましょうって、言ったじゃないですか』


 耳元でハッキリと、彼女の声がした──サマラ。


「ほぉぉぉぉぉぉっ♥」


 発狂したような絶叫を上げるティナ。

 弾かれたようにティナへと視線を向けたミルフィナとガブリエラは、そこで怪奇なものを見た。

 のけぞって、突き出されている豊満なティナの胸が……ギリギリと、何もいないのに揉みあげられている。

 乳首が目立つように、指でこすり上げているのが見えそうなほど、ウェディングドレス姿の魔法使いは、透明な何者かに蹂躙されていた。


「な、何が起きてるのぉっ!?」

「お、おい、ティナっ! ふ、ふざけているんじゃ、ないよね?」


 震えた声を放つ二人だが、ティナの口にした言葉は、彼女たちへの解答では無かった。


「お゛っ♥ お゛へぇぇぇっ……♥ つよっ、ちゅよいぃぃぃっ♥ あぎゅっ♥ 胸、胸だけで、イグぅぅぅっ♥ サマラぁぁぁっ……♥」

「さ、サマラって、何を……」


 ミルフィナがひきつった声を上げるのと、彼女のエルフ耳がぬろっ……と温かいもので覆われるのは同時。

 耳はエルフにとっての性感帯の一つであり、ナッシュは乱暴に噛んだりしてくるので嫌いだが、いわゆる“耳フェラ”が男女問わずに行為の手段とされる程度には、エルフにとってはメジャーな愛撫。

 これまで経験したことがないほどに、丁寧で丹念に、ぴちゃぴちゃと舐めしゃぶられている感覚に、びくびくとミルフィナの身体が痙攣する。腹に両手が押し当てられて、ぎゅぅぅぅっ……と子宮が圧迫される。何もいないのに、見えないのに、肉付きの少ないミルフィナのそこには、手のひらの形がハッキリと浮かんでいた。


「んぎょぉぉぉぉぉっ♥ はへっ、んへぇぇぇぇっ♥ やめっ、やべでぇぇぇっ♥ なか、来るぅぅぅぅっ♥ 耳、感じっ……ポルチオ、ダメぇぇぇっ♥ あひっ、くひぃぃぃっ♥」


 ティナに続いて、ミルフィナまでも不可視の存在に抱きすくめられているような反応を示し始め、ガブリエラが選んだのは逃走であった。

 仲間たちを置いて、その場を逃げ出す……それでも、斧を持ってきて応戦しようと思っている辺りは、彼女は腐りきってはいない。

 その性根が、ガブリエラの命を救った。


『わたしのこと、戦死だって言ってくれたの、ガブリエラさんですよね』


 凍えるほどに、冷たい吐息が耳にかかり、わんわんと耳打ちに聞き覚えのある声が響いた。

 それだけで逃走の足が止まり、ガブリエラは身動きが出来なくなる。

 古来より、こんな状態のことを、こう評することがある……金縛り。


「ひっ、ひあぁぁっ……さ、さ、サマラ、なのか? そんな、まさか……あ、アンデッドとして蘇生した? いや、違う……じ、実体が見えない……? どこだ、どこにいるんだ!」

『ガブリエラさん、私がオークの母子を治療した時……ナッシュが面白半分で殺しに行こうとしたのを止めて、自分が始末したって嘘を吐いてくれましたよね……あの子、感謝してましたよ……』

「や、やめろっ! やめてくれぇぇっ! やめてよぉぉっ! わ、私は、私はそんな……ナッシュが怖くて……じゅ、純血をささげた相手が、残虐な屑だって信じたくなかっただけで……!」


 どこにいるんだと叫んだ直後に、目を閉じてガブリエラはいやいやと首を左右に振る。

 けれど、その目に……ついと指が、爪がはがれてしまっている指が、かけられるのが分かった。まるで、井戸を這いあがってきたように。

 懸命に“指”をどけようと手を振り回すのだが、ガブリエラは何にも触れることは無い。確かに瞼を無理やり押し開こうとしている“力”だけは感じるのに、それに触れることも干渉することもできないのだ。

 じわじわと、じわじわと瞼が開かれていく。闇の中から、光差す世界に無理やり連れ戻されていく。


「あっ、あっ、あっ」

『──ガブリエラさんに、お願いがあるんです……』


 瞼が完全に開き、視界が戻る。

 目前には、彼女の顔が……傷ついても生来の美しさを失うことのない、サマラの顔が触れるほど近くあった。


『私を、産んでください──』

「ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃーっ……んむぅぅぅぅぅぅっ♥ んおぉぉぉぉぉぉっ♥」


 サマラの唇が、純白の花嫁の口づけを、新郎よりも先に奪う。

 ナッシュという男はとかく独りよがりで、セックスの際も自分がイッたら寝てしまうようなタイプであり、前戯に時間をかけるタイプではない。

 だから、ガブリエラにとって……小水混じりの潮を吹いてしまうほどの、激しい口づけなど初めての経験だった。

 散々にセックスを経験しながら、本当に気持ちよく、心を満たす愛撫を始めて経験し、ガブリエラは膝をガクガクと震わせながら、イキ潮をひりだし続ける。

 恐怖で生命を掌握し、剥き出しになった敏感な感性に、快楽を仕込む。

 既に勇者パーティの胸には戦慄と共に……この快楽を至福と感じてしまっている一面があった。



「──おいっ! お前ら、いつまで準備に時間かかってるんだよ!」


 勇者ナッシュは、自分が姫と直前までイチャついていて遅刻気味だったのだが、のそのそとやってきたらまだ三人が来ていないと知り、自分を棚上げしてキレ散らかしていた。

 乱暴に控室のドアを開き、そこでうつむいている花嫁が一人しかいないことに、今さら困惑する。


「あっ……? お、おい、ミルフィナ、ティナとガブリエラは何処だよ? あいつら、こんな大事な時に何処ほっつきあるいて……」


 ゆらりと、ミルフィナ……ナッシュは体躯の大きさから、そう思っている……が、鏡を指さす。

 鏡がなんだというんだ、今日も俺は最高にイケている……そう思って覗き込んだナッシュは……そこに、確かにティナとガブリエラを見た。


『あぁぁっ♥ すごっ、すごいぃぃぃっ♥ おっぱい気持ちいいよぉぉぉっ♥ 乳首だけでイクぅぅぅっ♥ もっと、もっといじってぇぇっ♥ 好き、好きなのぉぉぉっ♥ ナッシュの独りよがりのセックスとか♥ これに比べたらおままごとなのぉぉぉっ♥』

『ほひぃぃぃっ……♥ 妊娠セックスぅぅっ♥ 百合妊娠っ♥ レズ妊娠んんっ……♥ なんて、幸せなのぉぉ……♥ こんなの、ヘテロセックスじゃ味わえないっ♥ チン臭モラ男死ねっ♥ ラブラブセックス見せつけられて死ねぇぇぇっ♥』

「な、なんだよ……なんなんだよ、これぇぇ……」


 鏡の前にはティナもガブリエラもいない。映し出されるのは、覗き込んでいるナッシュのはずだ。

 それなのに、鏡の中ではティナが胸を絞り上げるように愛撫されてイキ狂い、ガブリエラが大きなお腹を揺らしながら腰ヘコ無様踊りを演じていた。自分の妻となるはずだった女たちが、己を嘲笑しながら快楽に溺れている。

 そこで、ナッシュは気付く。愚かなる彼は、この鏡が“三面鏡”であることに、しばらく気付いていなかった。


『あはぁぁぁぁぁっ♥ もっと、してぇぇっ♥ お腹なでなでされるだけでイグっ♥ ポルチオ攻めでイキまくるぅぅぅっ♥ 今度、お外でやろおぉぉ……誰に見られてもいいっ♥ ナッシュに抱かれてるとか犬に見られても死にたくなるけどぉ♥ あなたなら、いいよぉ♥』

「み、み、ミルフィナ……え? お前……じゃあ、誰だ?」


 ゆっくりと、ヴェールが爪の剥がれた指で押し上げられていく。

 三人の女たちの矯正が同時にその名を呼んだ。ガブリエラは特に「う、産まれるぅぅぅぅっ♥」と絶叫を上げる。


 ひゅー ひゅー


 それは脛骨を殴り砕かれたせいで、空気が正しく循環せずに漏れ落ちる音。


「──ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」


 次の瞬間、割れ砕けたガラスの雨が、一斉にナッシュへと降り注いだ。



 ……結婚式の当日、勇者ナッシュ・ロウが迎えた凄絶な死は、しかし仲間たちによって、こう説明された。


「きっと、ナッシュは……魔王クシャナガンの最後の呪いを、自らの身体で受け止めたんです」

「ウチは知っています……ナッシュが、自己犠牲の人だったって。うぅ……ウチたちを残してでも、世界の為に……」

「しかし、これで今度こそ魔王の脅威は完全に取り払われた。世界は、きっと平和になるだろう……」


 結婚式に際して、即日未亡人となった花嫁たちの説明を疑うものは誰も無く……そもそもナッシュの死に様があまりにも凄惨かつ異常で、犯“人”のいるものには思えなかった……ナッシュは生前を超える評判を得て、聖人の一人として語られるまでになった。

 そうして、ちょうど喪が明けた頃の事である。

 特に何と言って特徴も無い近隣の村に、王都プルトから来客があった。


「あなたは……戦士ガブリエラ。こんなところへ、わざわざ何を……娘の墓参りでしょうか?」

「エデルさん、ソフィアさん……私はあの日、已む無きものとはいえ、お二人の心を引き裂く嘘を吐きました。その謝罪をする為、今日は訪ねたのです」

「嘘? 娘が戦死したというのが、嘘だったとでも……」


 ガブリエラの後ろから、子供のように小さな体躯の少女が顔を出す。

 愛らしく、善良さのにじみ出る顔立ち……見間違うはずがない。夫妻の最愛の娘、サマラがそこにはいた。


「さ、サマラ……ああ、女神よ! こんなことが!」

「サマラは実は、魔王クシャナガンの呪いを受け、仮死状態にあったのです。しかし、その呪いも含めて勇者ナッシュが引き受けたことから、こうして蘇生したのですよ」

「サマラ! 私の、サマラ! ああ、夢じゃない……! ありがとう、ありがとうございます……!」


 感動の再会で、温かい涙を交わす家族。

 しかし、ソフィアと抱き着く際に、何故かガブリエラの目には嫉妬の灯が宿っているように見える。


「わ、分かっている……“今は自分がお母さんだ”なんて言わないから……愛しのサマラの大切な人は、私も愛するからぁ……♥」


 何かと会話している風のガブリエラの言葉は、家族の耳には届かない。

 ガブリエラはこの後、今度こそサマラを守り抜いてみせると、同性の伴侶として彼女の傍にいることを誓い、エデルとソフィアも受け入れた。

 家族四人は、いつまでも幸福に暮らし……二度と悲しい出来事が、彼女たちに降りかかることは無かった。



「──ガブリエラは、ズルいわ♥ 抜け駆けしてサマラと♥ あたしのサマラと結婚して♥」

「そう怒らないでよ、ティナ♥ ウチたちも、早く産めばいいじゃん……ウチたちのお嫁さんになるサマラを♥」


 大自然で再度暮らすことを決めたミルフィナと、ナッシュの追悼を名目に同行したティナ。

 二人は人目には晒せないが、ぽっこりと膨れ上がったお腹を慈愛に満ちた顔で撫でながら、幸福な笑みを交わし合う。

 心優しく、世界の平和を本気で願うサマラ。誰もが好きになる、最高のヒロイン。

 彼女が地に満ちること以上の幸福など、この世には無いと信じている表情を見るに、もはやナッシュのことなど記憶しているかも怪しい。

 こうして、世界は平和に、幸福に、快い場所へと変わりました。めでたし、めでたし──。


 ひゅー ひゅー

井戸から戻ったチート怨霊が、逝けないエッチで美少女達を虜にして、悪い勇者から寝取っちゃうゾ!

More Creators