「んっ♥ んんっ……ん、ふぅぅ……♥ ん、ふぁ……ふっ……ふっ……♥ 蕩け……あ、ふぅぅ……♥」
「ふふっ……♥ どう、女の子同士のキスは……♥ 妹とシた時よりも、ずっと官能に響くでしょう……♥」
帝国の暗殺者であるアカメは、己を捕えた暗殺結社の首領メラルド・オールベルグとの口づけで、今や股間を濡らすほどに開発され切っていた。
アカメに執着し、暗殺結社に戦力として迎え入れようとしているメラは、彼女が洗脳によって心酔している帝国の暗部を数日にわたって見せ、その上で「女同士の正しい快楽」をじわじわと仕込み続けていた。
特に大きかったのは、薬物の発作を起こしたアカメの妹・クロメを助けてやったことだ。
最初はクロメの所持していた抑制薬を口移しで飲ませて、姉妹百合を楽しもうかと思っていたメラだが、それよりも根本的にクロメを治療した方が、アカメを堕とす上では有効と考えたのだ。
クロメはアカメよりも重度の洗脳を施されているが、それだけ精神操作を薬物に依存している部分がある。
徹底した“治療”……デトックスを兼ねたレズセックスをアカメに見せつけ、クロメに触れるなと泣き叫ぶ姉の前で潮吹きするまで躾け続け……そして、薬物の影響を完全に失ったクロメはあっさりと「お姉ちゃんもメラ様のモノになろう♥」と一緒に勧誘してくれるまでになった。
「はぁ、はぁ……い、いやだ……わたし、は……んぁっ♥」
「もう、どうしてそんなに強情なの? そんなに帝国に逆らう人間を殺すのが楽しいのかしら?」
「ひぎゅっ♥ んあぁぁっ♥ ち、違うぅっ……そ、そんなこと……ほぉぉっ♥」
くりくりと秘所の周りを指でなぞられ、真っ白な喉を見せて絶頂するアカメ。
キスと字面通りの“愛撫”で達するようになったアカメは、体と性感は完全にレズビアンに堕ちている。
懸念の材料である妹も、今やメラを信奉して自分たちを救出に来た帝国の人員を返り討ちにし、女の子ならばメラへ献上してくれるまでになっている。
ここまで揃っていて、クロメよりも洗脳の度合いが軽く、少しの揺さぶりで動揺していたアカメの抵抗が激しいことに、メラは少しだけいら立ちを覚えていた。
「女の子を正しい行き先へ導くことに、私は労力を惜しまない……けれど、いつまでも脈無しの相手に構っているほど、時間の余裕がある訳じゃないのよ? クロメを悲しませるのは、私も本意ではないのだけれど……」
「ひっ……!?」
暗に始末する可能性も匂わせると……勿論、そんなもったいないことはしないが……アカメは怯えた悲鳴を上げて、その眼の奥に媚びた光を浮かべた。ここに捕まったばかりの頃なら、絶対に浮かべなかった卑しい表情……気高い女性も好きだが、従順な乙女はもっとメラの好みだった。
「ふふっ……そうね、最近は仲間になれ、仲間になればかりで、少しフラストレーションも溜まっていたのかしら? 久しぶりに、お話をしましょうか……♥」
「あっ……う、うぅっ……♥」
アカメの体を抱き上げて、膝の上に乗せて語らいの姿勢を取る。太腿の柔らかさに動揺しているらしく、アカメはきょときょとと周囲を見回している。ここだけ見れば、完全に乙女に恋する乙女だ。
最初に言葉を交わしたのは、左右に姉妹を侍らせながらだった。あの時はクロメはもうダメで、アカメだけでも手元にと思っていたのに、恋愛ごとはつくづく予定通りには運ばないものである。
「ほら、心を開いて……アカメが不安に感じてしまっていることはなに? なんでも聞いてあげるわ……女の子を正しく“羽化させる”のは、大人の役目よ♥ 帝国みたいな、わるぅ~い連中じゃなくてね……♥」
「うぁっ♥ あ、うぅぅっ♥ こ、心を開くって、そういう意味では……んっ♥ んんっ♥ 気持ち、いっ……あぁぁっ♥」
両手でしっかりとアカメの胸をホールドし、乳房をこね回しながら左右にぱくぱくと開いてみせる。
胸の谷間でしっとりと汗が輝き、抵抗ばかりを口にしていた唇からは、確かに快感を受けいてる言葉が漏れていた。
「ちゅっ♥ んちゅっ……♥ アカメ、そろそろ諦めなさい? クロメがもう、帝国の人間を何人か捕えてしまっているわ……私は女性としか面会していないけれど、既に何人か男は切っているかも知れない……帝国は、とっくにクロメともどもあなたを裏切り者と思っているわよ♥」
首筋に幾度も口づけを落とし、耳元で囁きながら耳内へと真っ赤な舌を挿しこむ。
くちっ、ぐちっ、ぐちゅっ……水音が響く度にアカメの体が震え、「ふあぁぁっ……♥」と気の抜けたような声と共に涎が垂れ、ほんのりと染まった頬から拒絶の色が失せていく。
「あなたは生きる努力をするべきよ、アカメ……暗殺者だからこそ、わかるはずよ。人を殺したこともない、口だけの平和主義者と私たちが違う……命の価値を本当に理解するためには、人殺しを経験しないといけない……あなただって、切れば切るだけ世界がよくなると、そう騙されて暗殺者をしていたんでしょう?」
快楽によって丸裸になった心へ、暗殺者という生き方の肯定と、帝国に対する叛意をしみ込ませていく。
それらはもう十分に、アカメの中に浸透しているはずなのだが……ここで急に、アカメがぽろぽろと涙を流し始めた。
「わかっている……わかっているんだ……もう、私はメラの元で生きていくしかない……帝国に変える場所なんて無いし、元々そんなものは用意されていなかったのも……!」
「あぁ、可哀そうなアカメ、どうか泣かないでちょうだい……可愛い女の子の涙は、私の心を痛めるわ」
「でも、けれど……メラへの感謝の気持ちと同じくらい、結局は暗殺を続けていかなければいけないと、胸が苦しいんだ……悪鬼外道の類だと決めつけて切り捨てた、その命が重い……帝国という支えが亡くなった今、私は私の所業に怯えている……!」
「アカメ……」
クロメは早々にレズセックスを仕込んだこともあって、帝国の忠誠の位置にそのままスルリとスライドするようにメラが入り込むことができた。
しかし、元から帝国に対しての不審が芽生え始めていた上に、クロメの禁断症状を目撃してしまったアカメは、これまで自分が帝国に命じられるまま、暗殺者として剣を振るってきたことに、戦慄してしまっているらしい。
腐敗しきった帝国は、そんなことを意識してもいないだろうが、アカメのような真面目で倫理観も持ち合わせている者は、暗殺者に向いている。胸に正しさを与えてやれば、正義や平穏の為に人を殺せるようになるからだ。
メラのような「大切な命だからこそ、殺すことで波乱を起こすことができる」と考えるタイプの異常者と違って、アカメのようなタイプは寿命が短い。死に易いという意味ではなく、欺瞞に気付くと壊れてしまう……扱いの難しいタイプだ。
それでも、メラはアカメを「暗殺者」として欲しているので、この真面目さを堕落させることはできない。だから、クロメのように逃避行動を取ることができず、苦しんでいる……。
「ごめんなさい、私のせいで苦しんでいたのね……あなたを気に入ってしまったものだから、あまりにも性急にこちらへ迎え入れようと焦ってしまったみたい……本当は、しっかりケアをしてあげるべきだったのに」
「メラ、メラ……私はもう、何も分からない……帝国が本当に悪いかだって、あなたが適当に嘘を吐いているんじゃないかという疑惑が消えない……でも、帝国を信じ切ることもできない……クロメも、もうあなたの方に忠誠を誓っている……私の側には、誰もいない……」
メラの首筋に顔を埋めて、すんすんと鼻を鳴らすアカメ。
あまりにも弱弱しい姿は、組織の欠員の補充という意味合いも兼ねた勧誘だと思えば、むしろ減点かも知れない。
だがメラルドは、暗殺者でありながら仲間に対しては深く信頼を寄せ、寛容さを見せることに迷いはない。不穏分子を始末することには躊躇は無いが、メラには暗殺者が致命的に抱える、裏切りや不信への恐怖が一切ない。自分が裏切られようと逆に蹂躙できるほど、強いと信じているからだ。
そんなメラにとっては、アカメの態度はあまりにも愛らしく……同時に、彼女への“躾け”の方向を早々に変更する。
「アカメ、私のことを最後まで信用できない理由が、何かわかる?」
「……私の体を触って、変なことをするから?」
「それはむしろ普通のことよぉ。女の子が付き合うべき相手は、女の子なんだから。あなたが私を信用できないのは、私があなたを暗殺者として起用しようしているから……違う? 帝国の支配から解放されても、次は暗殺結社オールベルグの一員として無益な殺しをさせられる……そう疑っているんでしょう?」
「そ、それは……」
実際にはもっと人の心は複雑怪奇なのだが、メラはもう半分アカメを惚れ込ませることに成功しており、恋愛対象になる一歩手前でアカメが立ち止まっているが、既に恩人としての地位は確立している。そういう相手から「あなたはこう悩んでいる」と断言されると「そうかも……?」と思ってしまうものだ。
「私は勿論、あなたの暗殺者としての技に惚れ込んでいるわ……けれど、それ以上にあなたのことが好きなの♥ 愛しているのよ、アカメ♥」
「そ、そんなのは、口だけだ……女なら、誰だっていい癖に……ん、あぁっ♥」
「それじゃあ、信じてもらえるように……アカメ、あなたは私の恋人という形で迎え入れるわ♥ 暗殺はあなたにはさせない……私の家族になるの、どう?」
「え……!? ん、むぅぅぅっ♥」
アカメの唇を奪い、ちゅく、れるっ……れりゅっ……♥ と激しく掻き回す。
舌が口内で蠢く度に、アカメの体はぴくぴくと痙攣し、無意識にメラの体を抱きしめてくる。それはまるで、子供が母親に甘えるような……絶対の庇護を求める仕草だ。
「ぷぁっ……♥ ほ、本当に……? 本当に、私は暗殺をしなくてもいいの……? それでも、側においてくれるの……?」
「もちろんよ、可愛いアカメ……けれど、恋人としての役目はその分、果たしてもらうけどね……♥」
「うっ、あぁぁっ……♥ そこ、あぁっ♥ すごっ……んんっ、んあぁぁっ♥」
既に濡れそぼっていたアカメの秘所に指を入れ、こりゅっ♥ こりゅっ♥ と中をほぐしていく。
帝国という支柱を揺らがされ、クロメに先に行かれてしまったアカメは、メラに縋りつくために抵抗らしい抵抗を見せない。それどころか甘えるようにメラの首筋に顔を埋め、ふぅー♥ ふぅー♥ と声を押し殺しながら鼻を鳴らしている。
「(ふふっ、まるで子猫みたい……本当に特別な恋人にしてあげてもいいわね♥ こんな気持ちになるのは、エスデス以来かしら……♥ この子には、他とは代えがたい特別な魅力があるわ……♥)」
「あっ、あぁ、あぁぁ~っ♥ め、メラ……そこ、だめ……気持ち、よすぎるぅぅ……♥」
「恋人同士になったんだから、ダメはもう許さないわよぉ……アカメは何をされても『気持ちいい』と『好き』しか言っちゃダメ♥ 破ったら……」
「す、捨てないでぇ♥ メラの、メラの言うことを聞くからぁ♥ あっ、あっ♥ 気持ちいいっ♥ メラにあそこをくちゅくちゅされるの、好きなのぉぉぉっ♥」
アカメの陥落は思った以上にあっさりしたもので、それだけにメラの嗜虐心を強く満たすものだった。
自分を殺そうと向かってきた相手が、愛欲に溺れて忠愛を誓う……何度経験しても、これほど美しい光景はないと確信できるものだ。
興の乗ったメラは、ただ女を抱くときにはしない“特別”をアカメに味わわせてやることにする。
「これは、恋人にしかしない行為なのよぉ……♥ あなたも、他にするならクロメくらいにしておきなさい、いいわね♥」
「あっ……い、一体、なにすっ……ふわぁぁっ……♥」
下穿きを脱いで、自身の秘所を露わにする。アカメを抱く中ですっかりと濡れているそこは、アカメにとっても心騒ぐもののようで、目を皿のようにして荒い息を吐いてみせる。
「さあ……天国に連れてってあげるわ♥ これを知ったら、もう二度と男の子には戻れないわよぉ……♥」
「あっ、あぁぁっ……んあぁぁぁぁぁぁっ♥」
下の口同士の、キス。
いわゆる貝合わせを行った瞬間に、秘所同士の摩擦が生む未曽有の快楽と、メラと一つになっているという興奮で、アカメは失禁してしまうほどに感じて身を反らしていた。
「あぁぁぁっ♥ すご、すごひっ♥ き、気持ちいいぃぃぃっ♥ 好き、これ好きぃぃぃぃぃっ♥」
「女の子同士の恋愛のこれが一つの終着点よ♥ アカメにも、女の子同士で愛し合うことの正しさがよく分かったかしらぁ……♥」
「は、ひぃぃっ……♥ メラ、メラぁぁっ♥ あい、愛してっ……愛してるぅぅぅっ♥」
「ふふっ……可愛いアカメ♥ さあ、気をやりなさいっ♥」
ぐじゅっ♥ と快感が深くなり、アカメはこれまでの人生も、哲学も、人格すらも塗り替えるほどの快感を受け取った。
アカメは「あぁぁぁぁっ♥ メラ、好きぃぃぃぃぃっ♥」と顔を覆って絶叫し……ようやく、先に行ってしまっていた妹に追いついたのだった。
※
──その後、暗殺結社オールベルグには恐るべき手腕を誇る姉妹が加わり、首領メラルドの妻と愛人も兼ねる二人の獅子奮迅の活躍もあって、オールベルグの協力する革命軍は“暗殺による為政者の打破”を成し遂げる。
しかし、血塗られた革命は権力闘争を生み、平穏の世が訪れることはなく、暗殺の需要は常に一定数存在し続けた。
帝国の将軍エスデスをも下し、性奴隷として傅かせたメラルドの名は、彼女の寵愛を最も深く受けた暗殺者……愛妻であるアカメと共に闇の世界で鳴り響き、同性同士の恋愛に関して、大きく人々の意識を変えていったということだ。
……なお、メラルド自身はアカメに暗殺をさせないと約束していたらしいが、本人が「愛しのメラの為に剣を振るう」として自ら暗殺をかって出たと言われており、アカメと妹のクロメの双刃は、メラルドに次いで回避不能の刃と恐れられたという……。
屋根が高い
2023-08-01 20:46:56 +0000 UTC穂夏風雅
2023-08-01 11:57:48 +0000 UTCLW
2023-08-01 09:47:54 +0000 UTC