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女王陛下の雑魚負け嫁入り宣言~女権主義のミラ女王、雌チ〇ポにマジ惚れで生き恥婚姻懇願

 ──天空の都市とも称される女系国家、アルテミュラ王国。

 ミラ・ディアノス・アルテミーナ女王は、変わった来客を“少し過激”にもてなしたばかりだったが、滅多に旅人も無いはずのこの国で、新たな興味を引く来訪者の噂を聞き、ほくそ笑んでいた。

 頬に赤い刺青の浮かぶ、美しい女性である。だが女性らしい嫋やかさや穏やさはその容姿からは窺えず、むしろ苛烈さや好戦的な空気が伝わってくる……それは、これから訪ねてくる者にも関係している表情だ。


「私と同じ迷宮の踏破者、ジンの金属器使いか。この国に果たして如何なる理由で訪れたのか、私の目で直々に見定めるのも一興だろう」


 この世界に突如として現れた迷宮と、そこに住まうジンたち。攻略者のみが、迷宮の主であるジンの力のこもった“ジンの金属器”を行使することができる。

 ミラもまた、第二十四番目の迷宮を踏破し、迷宮の主ケルベロスと契約した金属器使いである。

 アルテミュラの王として、同じ金属器使いとして、その素行や性質を見定めるのは重要な使命であると言える……多分に物見遊山的な部分も混ざっているのだが。

 しかし、現れた旅人の姿を見たミラは、正直なところ拍子抜けしていた。

 体温の調節の為か、それとも病の類でも患っているのか、全身をローブで覆っている旅人からは、ミラが金属器使いに求める強壮さがまるきり感じられなかったからである。


「謁見の機会を頂き、恐悦至極でございます、女王陛下。私に、女王陛下のご要望に応える持ち合わせがあればよいのですが」

「はぁ……いや、それは無い。もう、見た目で分かる。弱々しい男……ただでさえ私は実利を考えぬ不真面目な輩は嫌いだが、金属器使いと噂される汝が、よりにもよって逞しさも雄々しさも欠片もない。期待外れであった、呼びつけて悪いが疾く去るがよい」


 元より女系国家の女王という面から、高飛車で実力を認めた者以外の男を見下す気のあるミラである。

 ローブの中身はあからさまに細身で、くぐもった声にも覇気は無い。少し前に訪ねてきた男たちが、それなりに歯ごたえのある連中だったこともあり、勝手に上がっていた期待は地の底まで落ちていた。

 無法なことを言いつのられた形になる旅人は、怒り狂ってもおかしくないところだが……旅人は不興を示す様子は無く、むしろくすくすと肩を震わせて笑い声を上げ始めた。


「……何のつもりだ? 非礼に対して例を尽くす必要はない……そのような蛮勇は、この女王ミラの前では通じぬぞ」

「ふふふ、いえ……賢王と名高きアルテミュラの女王ともあろう御方が、この程度の悪戯も見抜けないとは思わなかったもので」


 如何にも不審そうに眉を顰めるミラの前で、旅人がローブを脱いで見せる。

 その下には……ミラですらも息を呑むほどの、美しい乙女の姿があった。


「なっ……!?」

「女王なのに、人を見る目が無いんですねぇ。こんなに可憐な私ちゃんを捕まえて、弱々しい男だなんて……そんなに年中、男のことばかり考えているんですか? そういえば、娘さんが大勢いるみたいですもんねぇ」


 黒髪を肩で切り揃えた、人形めいた美しい顔立ちの少女は、しかし喋り方を激変させて、ミラを煽るように言葉を紡いでくる。

 ちょうどミラは、彼女の少し前にやってきた旅人相手に、人形を王座に座らせて拝謁させるという悪戯を仕掛けており、それを思い出したのもあって不快を強く表明する。


「こちらの礼節が欠けていたことは認めよう。だが王の御前で口にするには、少々行き過ぎた辣言であるな?」

「恥をかかされそうになったから、それを返しただけですよぉっと。それに、女王陛下が私ちゃんに求めてるのは、こういうガールズトークですかぁ? 違いますよね」


 少女が手の中に無数の金属片を出現させて、風もないのに僅かに浮かせて滞空させてみせる。

 間違いなく、金属器使いの証……だが金属器の正体についてはよくわからない。


「金属器使い同士がこうして出会ったんですし、もっと深ぁく、本質的に分かり合うなら……バトルしか、ないですよねぇ?」

「ほう……話は早いが、生き急いでいるようにも見えるな。王を相手に決闘を挑むのだ……当然、命を捨てる覚悟はあろうな?」


 少女は凶暴な笑みを浮かべて見せるミラに向かい、無邪気にすら見える笑みを浮かべると、唐突に「アリシア」と人名のようなものを口にして見せた。


「アリシア・ウェイトリィ。私ちゃんの名前。死人には口なしですから、今の間に覚えておいてください、ミラ女王陛下?」


 不敵に笑って見せる少女からは、ここで果てるつもりなど微塵も感じられない。

 その不敬な態度は正さなければならないが、強い女性を好むミラとしては、アリシアの堂々たる振る舞いには好感を抱き始めていた。



「──くぅっ! 何故……はっ! つぅ……!」

「あはははっ! こっち、こっちですよぉ♥ はい、当たらなーい♥」


 ケルベロスを魔装し、三面六臂の魔人めいた姿に変じたミラは、一つの魔装でありながら三つの属性魔法を行使するという異能と、ミラ本体が操る三叉槍を駆使しての猛攻を加えている。

 だがそれらの攻撃は、ただの一撃どころか掠ることすらせず、すべてアリシアに回避されてしまっていた。

 他の邪魔が入らない闘技場での戦闘を開始した瞬間、アリシアは七色に輝く金属の粉のようなものを中空へとばら撒き、それ以降は常に二人の間に極小の金属粒子が浮遊している状態にある。

 細かい刃のように使うのか、あるいは毒物の類かと思ったミラだったが、それが彼女の体に害をもたらすことはなく……しかし、アリシアの完璧な回避を見ていると、これらが関係しているようにしか思えない。


「ふふっ、鬼さん、こちら♥ ああ、女王陛下を鬼扱いなんてしたら、ますます不敬罪が積みあがってしまいますねぇ♥」

「おのれっ!」


 七色の粒子を貫くようにして、三叉の槍が振るわれる。

 金属の粒子はミラの攻撃に纏わりつくように漂うが、その勢いを留めたり弱めたりは一切しない。

 していないはずなのに……ミラの攻撃を、またもアリシアは華麗にかわして見せる。


「どのようなカラクリになっている……!? いや、そもそもお前の金属器は何なのだ!?」

「質問されたから答えちゃいましょう、私ちゃんは正直者なので。これは西方の技術で“チャフ”と呼ばれる道具……“もみがらに見せかけたまがい物”という意味です。簡単に言ってしまうと、相手の感覚器に対する妨害片ですね」


 アリシアの金属器は“チャフ”……まだレーダー危機の存在しないこの世界では、本来は無意味な破片に過ぎないもの。

 しかしアリシアは、自らが持つ“光属性”の魔法を行使することで、チャフに七色の輝きを反射させて対戦相手の感覚器を狂わせ、射程距離内の全ての攻撃を完璧に回避することができるのだ。

 金属器使いの持つ戦闘力、破壊性能は並の魔法使いの比ではない。それ故に魔法使いは、攻撃を行う際には必ず“注意”を行う。自らを傷つけることがないように、仲間や地形を巻き込まないように、常に戦場を把握する必要がある。

 それらを必要とする時点で……絶対にアリシアには勝てない。“注意すること”それ自体が、アリシアの放つ輝きに取り込まれることを意味するからだ。


「それっ!」

「きゃっ!? き、貴様……!」


 いきなり飛び込んできたアリシアの掌底を受けて……ミラは回避したつもりだったが、実際には自分から“当たりに行っている”のだが……弾き飛ばされるミラ。

 自分でも“可愛すぎる”と思う様な悲鳴が出てしまい、その表情がみるみる内に赤面していく。


「勝負ありですね。アリシアちゃん、大勝利! まさかミラ女王陛下相手に、圧勝できちゃうなんて……♥」

「あ、圧勝だと……!? い、いや、まだだ! まだ私は負けていない!」


 敗北を認めようとしないミラを見下ろして、アリシアが性質のよくない笑みを浮かべる。

 それはまるで、猫が獲物をいたぶる時のような……あるいは大切に弄ぶ時のような、そんな残酷な表情であった。


「せっかくミラ女王はお美しい顔をしておられるのに、正々堂々と優勝劣敗を認めないと、その価値が陰ってしまいますよぉ?」

「う、うるさい! 私はまだ負けていないと言ったら負けていない! さあ、構えを取れ!」


 本来ならば、自身が力を認めた者に対しては素直に協力する、そういう器の大きいところを持ち合わせるミラだが、なすすべもなく敗れてしまったとなると、流石に素直に負けを認めることは難しい。

 そんなミラの言いわけじみた言葉をしばらく聞いていたアリシアだが……まだ立ち上がれないミラの上に、その柔らかい体をのしかからせてくる。


「これは女王陛下の高飛車な性格を矯正しないと、実力差を分かってもらえなさそうですねぇ♥」

「き、貴様……ふん、女性同士で出来ることなど、たかが知れているだろう」


 自分が性的に襲われていることは理解しているが、既に多くの娘を出産しているミラである。

 彼女はあくまで女権主義者であって同性愛者ではない……繁殖を目的としない性行為など、大したものだと認識していなかった。

 ……過去形である。


「あっ、ひぁぁぁっ♥ んっ、んおぉぉぉっ♥ おあぁぁっ♥」

「あははっ♥ 女王陛下のお大事、すっかりほぐれちゃってるのに、ものすごく感じやすいじゃないですか♥ 典型的な雑魚マンですね……ほぉら、入り口の後ろの辺り……好きでしょ♥」

「はっ、はへぇぇっ……♥ や、やめよ……やめぬかぁっ……んあぁぁっ♥ ふあぁぁっ……♥」


 こりゅこりゅと秘所に指をねじ込まれ、これまでの“生殖を目的とした淡泊な性交”では触れられなかった部分……いわゆるGスポットを刺激され、その間にくすくすと笑いながら腹を撫で回される。

 多くの娘を生んだそこを、ただ優しく愛し気に撫で上げられることが、こんなにも心地よく体を震わす等、蟷螂のように男を組み伏せて腰を振るセックスしか知らない、ミラには完全なる初体験だ。

 アリシアの吐息が腋下へとふぅ……と吹きかけられ、身を震わせたところでぴちゃぴちゃと殊更に音を立てて舐められる。自分でも汗ばんでいると感じていた個所への刺激に、ミラは舌を突き出して感じてしまっていた。


「くすっ、おいし……♥ こんなに美味しくて甘臭い腋マ〇コ、これまで誰にも可愛がってもらえなかったんでしょう? こんなの、損失ですよ……これからは女王陛下の気持ちいいところ、私が全部可愛がってあげますからねぇ♥ んっ……女王陛下、私ちゃんと結婚しましょうよ♥」

「あぁっ……♥」


 本来ならば怒り狂って却下するべき提案が、たまらなく甘い響きで受け止められる。

 体の方が既に堕ち始めている……これまでは義務として行ってきた性行為が、この少女に可愛がられる為のものだったような気さえしてくる。

 それでもミラはまだ正気を保っており、強い口調で「終わったら、覚えておれよ……女王への不敬の罪、つぐなわせてくれる……」と殺気を込めた視線を向ける。気を抜けば緩みそうになる目元を、吊り上がった形で保つのは中々に困難だった。


「へぇ……頑張りますねぇ、女王陛下♥ これは、本気で堕としにいかないといけませんねぇ……♥」


 アリシアが性悪な笑みを浮かべ、周囲を漂っていたチャフが集結していく。

 下穿きを脱いだアリシアの陰核に纏わりついたそれらは、七色の輝きと共に形を成し……光が治まったそこには、立派な男根が備わっていた。


「ほっ、ほぉぉっ……♥ こ、こんなことがぁ……♥ こ、こんなにも立派なモノ、見たことが無いぃっ……♥」

「それは何より……これで、完璧にわからせてあげちゃいますからねぇ♥ 私ちゃんが上、ミラ女王陛下は下だって……♥」

「ま、待てっ! ま、負けを認める! そ、そんなものをねじ込まれたら……こ、壊れてしまう、もう子を成せなくなってしまうぅ……♥」


 これまで多くの娘を生んできたミラだからこそ、アリシアの肉棒が規格外であることを一発で理解できてしまっていた。誇り高い女王とは思えないような、情けない声で嘆願するミラの眼には、涙すら浮かんでいる。

 そして、これまで自分が上位の性交しかしてこなかったミラには理解できなかったが……大抵の場合、そのような表情は獣欲を刺激するものなのだ。


「おへぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ♥ ほ、ほぉぉぉぉぉっ♥ んほぉぉぉぉぉぉぉっ♥ 届く、子宮に届くぅぅぅっ♥ あ、あへぇぇぇっ……♥ 赤ちゃんの部屋に、直接チン先がぼこぉぉっ♥ って入ってくるぅぅぅっ♥ あぁぁぁっ♥ 子宮に精液注がれるっ♥ か、確実に孕むぅぅぅぅっ♥」

「ようやく女王陛下が……ううん、ミラちゃんが素直になって、私ちゃんは嬉しいな♥ 今度はこっちの良さも教えてあげるね♥」

「へうぅぅぅっ♥ そ、そちらの穴は、ちがっ……ほぉぉぉぉぉっ♥ んひぃぃぃぃぃ~っ♥ し、尻穴が♥ 後ろの穴が広がるぅぅぅっ♥ お腹、圧迫されるぅぅぅっ♥ んはぁぁぁっ♥ ほぉぉぉぉぉぉっ♥」


 先に射精された精液をひり出しながら、ミラは情けない喘ぎ声をひり出し続ける。

 その表情にはもう、僅かばかりの抵抗の意思もなく……完璧な“アリシアのオンナ”に堕ちた雌の姿があるばかりだった……。



「──け、賢明にして勤勉なるアルテミュラの民よ、女王ミラである♥ わ、私はぁ……こちらの旦那様♥ アリシア・ウェイトリィ様に完膚無きまでに敗北し♥ クソ雑魚ぶりを証明されたにも関わらずそれを認めなかった為、おマ〇コいじめていただきようやく理解できた淫乱だ♥」


 翌日。

 自身の娘も含む国民たちの前に姿を現したミラは、髪の毛を年甲斐もなく頭の左右で二つ結びにしている上に、アリシアが用意した東洋の神秘“セーラー服”を身に纏わされ、乳首と秘所を腋を露出するようにハートの形に切り取られた状態で、腰を前後にヘコヘコと振りたくっていた。

 傍らにはミラの愛液でてらてらと濡れた、極太チ〇ポを備えたままのアリシアの姿。

 頬を先走りでぬるつかせながらチ〇ポに頬ずりし、鼻先で透明な汁を啜って「ほぉぉっ……♥」と喘ぐミラの姿は、あまりにも無様でかつ幸福そうだった為、誰もそのことを制するなど考えつきもしない。


「お、お腹の中には、もう既に新しい子を仕込んで頂いている♥ んへっ、おへぇぇっ……♥ これからはアリシア様の子だけをぽこじゃか産み続ける為に、後宮は廃止だ♥ 私をお嫁さんにしてくださいぃぃっ♥」


 土下座で懇願するミラの眼は、圧倒的な強さと容赦のなさの虜になってしまっている。

 アリシアは全裸よりも生き恥をさらす土下座にご満悦な様子で、ぐりぐりと優しくミラの頭を踏みにじりながら「いいよ♥」と言い放った。

 この瞬間に、アルテミュラの国民全体が、アリシアを真の支配者と認め、自分たちの女王の陥落を思い知ったのである。

 ……その後、ミラはアリシアと盛大な結婚式をあげ、唯一の伴侶を相手に大いに甘えたが、アリシアにはどうも他にやることがあるらしい。


「必ずまた戻ってくるから、その時まで女王様としてきちんと働くんだよ、ミラちゃん♥」

「は、はいぃっ……♥ 旦那様がお戻りになるまで、ミラはこの地を守ります……♥」


 名残惜しそうに股間に顔を埋めてチン嗅ぎしていたミラだが、腹の中の大きくなりつつある子供を想えば、寂しくも怖くもない。

 遠ざかる背中を見つめながら、ミラは幸福そうな表情を浮かべて優しく腹を撫で続けるのだった……。




今回の攻め役

※アリシア・ウェイトリィ

・流浪の金属器使い。攻略した迷宮、契約しているジンの名前ともに不明だが、金属器は“チャフ”という形で使い、相手の攻撃を回避するだけでなく、相手の感覚器に訴えかけて暴走させることもできる。ちなみに、行為中のミラが妙に感じやすいのも、これで悪戯をしている。

・今回は最初からミラが攻撃的であった為に小悪魔的な面が強く出ているが、本来は穏やかで明るく、誰とでも仲良くなれる一面がある。それはそれとして、敵対した相手に対しては本当に容赦がなく、一部の者たちは「アリシアと交戦して“普通に死ねれば”幸運なほう」と語るほどに残酷に振舞うこともある。

・何かを探している旅の途上であり、ミラの元も最終的には去って行った。何を求めて探しているのかは不明だが、どうやら己の出自と親に関する物事らしい。七色の光、ウェイトリィという姓……もしや?

・ちなみに脳内設定では、原作マギ195夜で旅に一旦の区切りをつけ、ミラの元に颯爽と帰還するというシーンがある。このシーンの時のミラはデレデレである為、『シンドバッドの冒険』の方を見た視聴者には時系列が後だと分かるまで「ミラに何があったの!?」と心配されたらしい。

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