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おおかみめすよめの花と雪~ふたなりチ〇ポがつなぐ新たな家族の形

 ──夏休み、久しぶりに帰省した雪は、母の花がよその人を家に上げていることに、少しだけ驚いた。

 聞いてみれば、花の勤めている自然観察施設『新川自然観察の森』で知り合ったのだという。

 学校に通い、多くの級友と触れ合っていく中で、人見知りをほぼ改善した雪であったが、いきなり家の中で遭遇したという点を覗いても、その女性とは少しだけ距離を詰めるのには苦労した。

 彼女は……金色の髪をなびかせた、外国生まれの女性だったから。


「クラウディア・フォーギーと言います。ドイツから来ました。雪ちゃんのお話は、毎日のように花さんから聞いてました」

「ちょっ、ちょっと、クラウ!? それ、私がずっと寂しがってたみたいじゃない!」

「違うんですか? 子を思う母の気持ちは、とても素敵だと思いますよ」


 彼女……クラウディアは、雪にも「クラウと呼んでください」と気さくに話しかけてくれたし、少し天然気味だがおっとりして優しい女性だった。日本語もびっくりするほど上手で、勝手に設けていた距離も、気づけば勝手に縮まっていた。

 そもそも、外国人であることくらい、大したことではないのだと思う。

 『おおかみおとこ』と人間の花の娘である、『おおかみこども』の雪と比べれば、国が違うくらい差異としては小さなものかも知れない……いや、クラウがとても人懐っこいだけなのだけれど。


「うーん……やっぱり、こうして草木に囲まれていると、生き返るような気がします」

「それはちょっと、大げさじゃない?」

「……私の居たドイツは、酸性雨の問題がとっても深刻なんです。多くの森が、蝋を垂らされたように爛れてしまって……誰かの便利が気軽に提供されるのは、きっと良いことなんですけど、私はそうやってずっと、自分たちを覆う環境と喧嘩しているようなのは、苦手で」


 散歩に一緒に出掛けた時、山の中で背伸びをしながらそう呟くクラウの目には、自然への憧憬とその中でだけでは生きていけない哀しさのようなものが見えた気がして、雪は正直なところすごく好感を持ったのだ。

 雪の弟の雨は、人間の世界に背を向けて、自然の中で狼として生きることを選んだ。

 雨の方が最初は本能の赴くままに暮らしていたのに、分かたれた後の道は真逆。

 もしかしたら、幼い頃の奔放な自分の姿が影響を与えたのかなと、悪いことではないはずなのに時おり省みることがある。

 だから、自分よりも経験豊富で、雪とも弟とも違う道を行くクラウの姿は、なんだかとても惹かれるものがあった。

 クラウと花が話しているのを聞いていたのだが、ドイツでは15世紀くらいに、家畜の被害への懸念から狼が激減してしまったが、21世紀になってからはまた増えてきているのだという。

 この国にはもう、弟の雨の同族はいないので、お嫁さんを探すのならクラウに紹介してもらえばいいかも等と考えると、少しだけ愉快だった。

 雪には少しだけ……本当に少しだけ父の記憶があるけれど、クラウと話す花は父といた頃の自然な明るさがあるように見える。女性同士なのだし、そういうことは無いのだろうけど、自分と雨という“懸念”がなくなった今、もっと花は人生を楽しんでいいのだと雪は思っていた。



 ──その日も、クラウは夕方から家にやってきて、花と他愛もない話をしたり、雪の持ち込んだ夏休みの宿題を手伝ってくれたりしていたのだが、さて帰ろうという時に外から滝のような水音が聞こえた。

 夏の天気は変わりやすい。山に近ければ猶更だ。

 豪雨を見上げて「……走れば、何とか」と不穏なことを呟いているクラウに、花が慌てて静止をかける。


「今夜は、泊まっていきなよ。風邪ひいちゃうから」

「けれど、雪ちゃんとの水入らずを邪魔しないですか?」

「わたしも、クラウが泊まってくれるとうれしい!」


 母娘から引き止められて、クラウは照れながら提案を受け入れてくれた。

 気付けばクラウは“誰か”ではなくなっていて、家の中に居ても賑やかで楽しいと感じる存在になっていた。

 少しだけはしゃいで夕食を終えて、最近はすっかり成りを顰めていたワガママぶりを少しだけ覗かせて「一緒にお風呂に入ろう」とクラウに迫ったけれど、思ったよりも強く花に怒られて渋々一人で入浴した。

 それで、夜眠るまで三人でいろいろなことを話して。こんな時間は久しぶりだと興奮していたのに、いつの間にかとろとろと眠ってしまっていた。


「……ぁっ……っ……ぃ……ぅ……っ……」


 ……目を覚ましたのは、くぐもったような花の声が聞こえてきたからだ。

 人の姿でいる時は、聴力も嗅覚も人間並みに収まるようになってきているのだが、どうやら眠る前に興奮しすぎたせいで、少しだけ聴覚が狼よりになっていたらしい。

 寝言にしては長いし、頻繁だなと思いながら、声のする方に首を傾ける。


「あぁ~っ……♥ だめっ……だめぇぇっ……♥ ゆ、雪が起きちゃう、からぁっ……♥ せめて、私の部屋でぇ……んひっ♥ あひぃぃっ……♥」

「ふぅー……♥ んふぅぅーっ……♥ うぐるるうぅ……あぐっ♥ がうぅっ……♥」


 それは、まるきり、野生動物の交尾。

 四つん這いになって涎を垂らしている花の上に、クラウが覆いかぶさって激しく腰を打ちつけている。

 最初は二人が喧嘩しているのかと思うほどに激しい交わりだったが、花の表情が懸命に声を抑えながらも快楽でとろとろにとろけていることと、ばちゅっ♥ ばちゅっ♥ と激しい音を立てて尻に腰がうちつけられる度、透明な汁がぴしゅっ♥ ぷしゅっ♥ と噴き出していることで、セックスをしているのだと分かった。

 何よりも驚いたことは、三つ。

 一つは、あのおっとりとして優しい表情のクラウが、ケダモノめいて理性を無くした顔で花を押さえつけ、時おりその首筋に激しく噛み付くことすらしていること。

 二つ目は、腰が少し引いてはまた打ち付けるを繰り返す中、花の秘所へと挿入されているモノ……肉竿の存在に気付いたこと。ぶるんっ、ぶるんっ♥ と豊かな胸を振り回してもいるので、どうやらクラウは両性具有であるらしい。

 そして、三つ目は……。


「おおかみ、おんな……?」


 クラウの頭の上には狼の耳が生えており、その顔つきもケモノに近いものへと変化して、尻からはしっぽまで生えてぶんぶんと振られている。

 雪と同じ、おおかみおんな。弟の雨以外にはもう、存在しないと思っていた、人の中で生きることを選んだ狼の同胞。

 クラウがそうで、花とセックスしている。父と同じおおかみにんげんと、激しく後ろ手にキスなど交わしながら、交尾……子供を作る行いをしている。


「う、あぁっ……♥」


 自分も声を抑えなければいけないはずなのに、雪の股間がいきなりカッと熱くなって、下着もパジャマのズボンも、ぐしょぐしょになってしまうほど、すっぱい匂いのする愛液が溢れ出した。

 お腹の下の方がきゅうきゅうと熱くなって騒ぎ出しており、恥ずかしいという想いすらも、興奮と触れてもいない性器から伝わる気持ちよさで、焼き尽くされてしまう。

 間違いない。雪は、発情していた。愛とか恋とかすっ飛ばして、近親者以外の同胞の生殖器を前にして、子作りの準備を完了してしまっていた。


「んっ、あっ、あぁぁっ……♥ ほらぁ、雪にみられちゃったぁ……♥ うふ、うふふぅ……驚いたぁ、雪ぃ♥ クラウね、んんっ……おちんちんついてる、おおかみおんななんだよぉ……♥ “彼”の遠い血縁でぇ……ドイツが色々とややこしく、んほぉっ♥ なったからぁ……日本に来て、偶然♥ 偶然出会ったのぉ♥」


 雪が発情して、舌を突き出しながら自慰に耽ってしまっているのに気付き、花はにまぁぁ……と“オンナ”の顔で語り出す。それは恐らく、ずっとずっと語りたかったクラウとの恋物語を、ようやく話す機会が出来たという、堕落の表情だった。

 雪の後に雨が生まれている為、父の存命中も花は“オンナ”だった時期があるはずなのだが、雪はその顔を初めて見る。ひどくいやらしくて、気持ちよさを最優先にしてしまう愚かさがにじみ出ていて、大学生で子供を二人も産んでしまう無謀さが伺えて……とても綺麗で、幸せそうだった。


「あっ、んんっ♥ クラウは、おっぱい好きだねぇ……おほっ♥ 乳首かりかりしゅきっ♥ さ、最初はね♥ クラウも、狼がいそうなこの辺りにやってきてぇ……♥ 雨がいるから、正解だよねぇ……♥ ほ、本当にただの友達だったんだけど……ほぉぉっ♥ 子宮、ちゅぶれるぅっ♥ クラウは、性欲、すごいのぉぉっ……♥」


 一度スイッチが入ってしまうと、普段の穏やかな様子とかけ離れた、正に野獣のような振る舞いになるのだという。とある機会にタガが外れてしまったクラウに組み伏せられた花は、狼と人の狭間の存在を再び膣で受け入れ……即堕ちした。一発で、子宮から恋をしてしまった。体が先に、クラウにお嫁入りしたのだ。


「あぁぁ~っ♥ もっとぉぉっ♥ 娘の前でパコパコ気持ちいいっ♥ こんなのいけないのに、どんどん気持ち良くなるのぉぉっ♥ でも、いいよねっ♥ 雪も発情しちゃってるんだし♥ クラウの雌チ〇ポに反応してるんだよね♥ 母娘揃って、おちんちんの趣味は一緒だねぇぇっ♥ あっ、あぁぁっ♥ イクぅぅぅっ♥」


 がりっと強めにクラウに首筋を噛まれ、その喉から「へぇぇぇぇ……♥」と気の抜けたような声を漏らしながら、花は全身を震わせ、ハメ潰された様に崩れ落ちた。

 花の体を抱きしめているクラウは、まだふぅふぅと唸りながら腰をヘコつかせており、性欲が収まっていないのが一目でわかる。

 クラウの下から、花の指が伸びてきて、雪をゆっくり指さした。


「雪も……クラウのこと、好きだよねぇ……♥ おちんちんにご奉仕、できるよねぇ……♥」

「あっ、あぁっ……♥」


 逃げなければいけない。このままだと、母の恋人にハメ潰されてしまう。犯されて、処女を散らされてしまう。それは、人の世界ではあってはならない不貞の行いだ。

 けれど、どれだけ人間の社会に交わろうとも、雪の体はおおかみこども。おおかみおとこと、人間の間に生まれた、はざまの生き物だ。


「や、やだぁぁ……お、お母さん、止めてぇぇ……♥ わ、わたし、いけないことしようとしてるよぉ……♥」


 弱々しく花に助けを求めながら、雪の体はこてんと布団の上で横になり、その足を大きく左右に開いて、自分の秘所を……ほとんど触れたこともないそこを、両手でくぱぁぁと開いてしまっている。

 頭で拒絶して、口で助けを求めているのに、体はおおかみおんなのモノになりたい、犯されて雌にされたいと願ってしまっていた。

 クラウが「雪……ちゃぁぁん……♥」と言葉を吐き出す。

 名前を呼ばれて、まだ怯えているはずなのに、雪の心のどこかはすとんと安心してしまっている。

 ああ、ちゃんと名前を呼んでくれているということは、本当に何もかもわからなくなっているんじゃなくて、きとんと雪だと理解して……蹂躙してもらえるということだ。

 種付けプレスというのだろうか、学校の男子が持ち来んでいた、いやらしい雑誌に載っていた「ケモノみたいだ」と記憶していた姿勢。

 クラウの体重で逃走を禁じる姿勢で……雪の処女は破られた。


「あっ……ぎゅぅぅぅっ……ひっ♥ ひうぅぅぅっ♥ いた、痛いぃぃっ♥ 痛い、よぉぉぉぉっ♥ く、クラウ、やめてぇぇぇっ……♥ 裂けちゃうっ♥ お腹、裂けちゃうぅぅぅっ♥」

「うぅぅっ♥ ま〇こっ♥ ま〇こっ♥ 雪ちゃんっ♥ ま〇こっ♥」

「えへぇぇ……大丈夫だよ、雪♥ 女の子の体って、丈夫だからぁ……♥ それは裂けちゃうんじゃなくて、クラウの形に変わってるの……専用のおマ〇コになるんだよぉ♥」


 興奮してのことなのか、それとも初めての痛みを軽減してくれようとしているのか、花の舌が伸びてぴちゃぴちゃと娘と恋人の接合部を舐め始める。母から受ける、性的な刺激……母の恋人に、同じおおかみにんげんの同胞に、犯されている状況に加わる、背徳の快感。

 雪の抵抗の意思はみるみる内に溶けてしまい、気付けばクラウのたくましい体を抱きしめて、その激しい挿入と交尾を受け入れてしまっている。

 何人かの顔や名前が頭をよぎり、雪の理性として働こうとしたが、叶わなかった。

 人間の中に混じってでも、存続を目指した狼たちの裔が今、こうして交わりあったのだ……生命の本能を超えた、DNAに刻まれた生存戦略が、雪の中で快楽を恋へと変えていく。


「お゛ぁぁぁぁっ♥ すきっ、すきだよぉぉぉっ♥ わ、わたしも、クラウのこと好きっ♥ だめだけど、いけないことだけどぉぉっ♥ お母さんと同じ相手、好きになっちゃったのぉぉっ♥ 孕ませて♥ 赤ちゃん産むっ♥ えへへっ♥ お母さんと一緒でっ♥ 学生無責任妊娠するのぉぉぉぉぉっ♥」

「うるるるっ……うぉぉぉぉぉっ♥」

「ひうぅぅぅぅっ♥ 射精、きたぁぁぁぁっ♥ これ、絶対に妊娠しちゃってるよぉぉぉぉっ♥ 中学校中退確定の中だし気持ちいいっ♥ 体も心も、絶対に拒否できないって言ってるぅぅぅっ♥ わたし、クラウの奥さんになるからぁぁぁっ♥ がうがう、あおぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ♥」


 狼の絶叫と共に射精を受け入れ、雪は完全に同胞の雌チ〇ポに溺れ、屈服し、支配を望んだ。

 クラウの体が少しだけ萎むように、普通の女性へと戻っていく。

 その表情に性欲以外の感情が浮かび始めるを、母と一緒に見つめながら、精液の噴きだす秘所を見せつけて逃げ場を無くしつつ、微笑み合った……。



 ──こうして、花と雪の二人は……いや、“二匹”は、クラウの正式な恋人となった。

 花は娘に関係を認められ、雪は母に関係を認められたのだから、これ以上の交際の正当性は無いだろう。


「ぴちゃっ、じゅるるるっ♥ んふぅぅっ♥ クラウのチン臭って、姿によって変わるのねぇぇ……♥ ふほぉぉっ♥ この姿が一番クルっ♥ チン臭利くぅぅぅっ♥」

「ふー、ふー……♥ ケモノ臭さがクラウの女の子の匂いに交じって、最高ぅぅっ……♥ じゅるるっ、ちゅばっ♥ じゅぽっ、じゅぼぉぉっ♥ 金玉もおいしっ♥」


 二匹は今、狼の姿になったクラウの肉竿に母娘揃って奉仕中である。

 雪は自前の耳としっぽを生やして、狼の番であることを強調し、花も負けじと付け耳と、先端のエグい尻尾型アナルプラグを挿入して、蹲踞の姿勢でダブルフェラ中であった。

 他の姿よりもケモノの匂いが濃く、性欲も激しくなる姿であり、クラウの目が欲望の炎で輝く。

 花と雪、おおかみおんなの恋人たちは、首につけられた飼育獣の証である首輪がよく見えるように、ころんと横になって「ちんちん」のポーズで誘惑する。

 やがて花の方にクラウが覆いかぶさると、雪は嬉しそうに背後に回り、尻尾で顔をぺちぺち叩かれながら、じゅるるるっ♥ じゅぼじゅぼっ♥ とアナルを舐め回すのだった。

 ……夏休みは、まだ始まったばかりである……。




今回の攻め役

※クラウディア・フォーギー(通称:クラウ)

・ふたなりのおおかみおんな。ドイツ生まれのおおかみにんげんであり、花の夫である“彼”とは遠い血縁に当たる。15世紀に激減したものの、長らく平和共存してきたドイツの人間と狼であったが、近年の狼の増加によって射殺の許可が軽くなった為、嫌気が差して文化にも興味があった日本へと渡ってきた。

・花と出会ったのは「狼がまだ住んでいる可能性がありそう」という理由で田舎を選んだだけで、まったくの偶然。恐らく花の方に、おおかみにんげんと惹かれ合う、何かしらの運命のようなものがあるのかも知れない。花と同じ自然観察員となったことで絆を深め、若干距離なしな花の態度もあって一線を超えた。

・普段はおっとりとした金髪美女で、狼と言うよりは大型犬のような印象を受けるのだが、人狼形態、狼形態と変化するにしたがって性欲が激増し、タガが外れるとサカり散らしてしまう。人間形態でも限界はあり、チン負けした花と雪の誘惑が激しい為、段々とその周期が短くなっているのが困りどころ。

・ちなみに名前はクラウディ(曇り)とフォギー(霧)からとられており、愛称は“食らう”から。

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