※Skebにてリクエストをいただきました!
聖杯があるところ、どこにでも現れるオラつきふたなりセイバー……彼女が今回は『Fate/strange Fake』の世界に現れたようです。
規格外の偽りの聖杯戦争は、果たして規格外のふたなりセイバーを受け止められるのか!? それでは、下記よりどうぞ!
……そういえば、偶然にも今回はオラつきセイバー連続更新ですねw
それは偽り。それは謀り。それは譎詐。それは捏造。それはゆめまぼろし。それはゆめのつづき。
故に、その聖杯戦争を真似た偽りの魔術儀式では、あり得ないものが呼び出され、道理に外れた戦いが、血風を纏い吹き荒れる。
人ではないものが英霊の器に押し込められて顕現し、主従の関係が容易く棄却され、神々の力が荒れ狂う。
それでも、ああ、それでも。
“彼女”だけは、呼び出してはならなかった。
“彼女”はこの軸には現れなかった。聖杯戦争において呼び出されたのは、まだ“制御可能”な騎士王だった。
だから、この世界は彼女を知らないままに、静かに星の運航を続けていけたはずなのに。
その日、運命に出会う。
しかして、それは個人ではない。アヤカ・サジョウという少女の視点を通して語られはするが、彼女が運命と出会った訳でもない。最初に交戦することになった、山の翁へ連なる“狂信者”でも無い。
ましてや人類種がどうとかいう、矮小な物事でもあり得ない。
その日、運命に出会うのは、この世界、この星、この宇宙、この次元。
かくして──この空間の神羅万象、天地万物もまた、“SAVE-OVER”を知る。
※
──この偽りの聖杯戦争において、アサシンとして召喚された“狂信者”の少女は、目前に光を帯びて現れた存在を見て……何の感想も抱けなかった。
彼女は“狂信者”ではあるが、信仰に対して異常なほどにストイックなだけであり、むしろ感性としては極めて常識的かつ人倫に基づいた思考を可能としている。
それ故に、甲冑を纏い光の中から現れた“女”を見ても、驚くほど綺麗な顔をしているという感想しかななく……それはこの場で光輝の中から現れたという時点で、聖杯を奪い合う敵同士なのが確定して時点で“どうでもいいこと”に分類される事象であった。
一つまとめにした金色の髪を翻し、女はアサシンが詰問していた相手……“狂信者”はその名を知らないが、この場にほとんど無理やり参戦させられた少女──アヤカ・サジョウを見つめている。
アサシンのことも分かっているようだし、何も無い方向を見て「──ああ、随分と“愛らしい”姿になりましたね」と呟いてみせたりと、謎めいた行動を取っているのだが……取り合えず、その意識はアヤカへと一番多く配分されているのは間違いない。
「愛香……? いえ、人違いですね。申し訳ありません、私の妻の一人と似通っていたもので。彼女は、私の一番の正妻を騙る形で、私と出会ったのですが……どうやら、この魔術儀式も大いなる偽りに満ちているようですね」
女がアサシンの方を見つめてくる。
その瞳からは、何も感じない。殺気も敵意も出ていない。むしろ好意のようなものを感じるが、それはこの場においては無意味だ。
再びアヤカに視線を戻した女は、静かに問いかけるように言葉を紡いだ。
「──問おう。貴女が、私のマスターか?」
その問いかけと同時に、飛翔した“狂信者”は女……恐らくサーヴァントへと攻撃を仕掛けた。
彼女の目的は、聖杯戦争にサーヴァントとして召喚されながら、聖杯そのものの破壊……“狂信者”はとある暗殺教団において、ハサン・サッバーハになることが出来なかった、名無しの暗殺者である。
暗殺教団の中で、歴代十八人のハサンが操る暗殺の軌跡であり奇跡──ザバーニーヤの全てを会得した人物でありながら、それが奇跡の模倣に過ぎぬと謗られ、底知れぬ才能と狂信を恐れられ、正統な評価を与えられなかった彼女は、ただ己のみを責め苛み、報われぬ努力の果てに生涯を終えた。
彼女は、歴代のハサンの幾人かが聖杯を求めたことを強く悔やみ、先達を侮蔑するのではなくだ惑わせた聖杯を破壊すべしと考え、召喚者を殺害し──マスターことジェスター・カルトゥーレが魔術師にして死徒というややこしい存在であった為、未だに活動は続けているが──今、サーヴァントへ襲い掛かったのだ。
本来は切り札である宝具……ザバーニーヤをほとんどぶっぱする勢いでフル稼働で用い、女騎士のサーヴァントへと襲い掛かる姿は、アサシンというよりバーサーカーのようだ。
女騎士のサーヴァントは──本来は彼女を抜きに召喚されるはずだった、セイバーのサーヴァントは、アヤカから“狂信者”へと視線を動かし……こともなげにこう呟いた。
「──とりあえず、彼女に沈黙してもらわなければ、この場で話をするのは不可能なようですね」
アヤカはセイバーが呟いたその言葉が、まるで「歩く時には手足を交互に出さないと動きにくいですね」と言っているような、そんなあまりにも当たり前の口調であることに、今日一番の戦慄を感じていた。
※
「──そ、そんな、馬鹿な……!?」
“狂信者”には、あまりにも強すぎる自負と崇拝から、一切の戦況や勝算を無視して正面から突っ込んでしまうという、暗殺者というよりも戦士のような弱点があり、これも彼女がハサンになれなかった理由の一つではあるのだが……しかし、セイバーとの戦いは弱点を突かれたとか、そういう次元ではなかった。
ありとあらゆるザバーニーヤを複数使いこなしながら突っ込んだアサシンの足を、ひょいとセイバーは掴んで引き寄せて見せて、そうしてぽんぽんと背中を叩いて、まるで小さな子をあやしているように、拘束されてしまっている。
猛毒をその血に宿らせようが、精霊ジンを呼び出して攻撃させようが、背中に移植した呪腕で攻撃を仕掛けようが、髪の毛を鋭利な凶器に変えて叩きつけようが。
どれも、セイバーの皮膚を傷付けることすら敵わない。毒に至っては、受けないのが失礼とでも思われてしまったのか、それとも単に治療しようとでも考えたのか、血をにじませた指先を“ぱくっ”と咥えられてしまい、毒を呑まれた後なのにまるで体に影響が出ている様子が無い。
「お前は、一体……!? 死という概念が、無いの……!?」
「いいえ、死にますよ。ですが、今は死ねないの“死なない”だけです」
想定を超えた、狂気に満ちた平静な言葉を放つセイバー。
“狂信者”は、自身の経験則の外にある存在を前に、それでも己が持つすべての能力を用いて、目の前の聖杯戦争の使徒滅ぼさんとする。
そんな彼女の腹を、何か固いものが刺激した。
刃物か何かを刺されたのかと最初は思ったが、セイバーの腕はアサシンの背中に回されている。
セイバーによってフードを外されてしまい、三つ編みの美しい乙女の顔が露わになる。正面からセイバーに顔を見られることを厭い、首をひねって下に向けたところで……“狂信者”は、それを目撃した。
セイバーの股間に備わっている、下の甲冑を押し上げてみせている、雄の象徴を。
「お前は……男、なの……!?」
「私はただ、聖剣を手にしただけの小娘ですよ」
くすくすと笑うセイバーに、教団内でも何人か存在していた、両性具有者であることに思い当たる。
しかし、彼らの多くは「どっちつかず」といった、どちらかと言えば“欠点”の側に入るであろう貧相なもの、あるいは双方が未成熟な機能しか持たないというのがほとんどであったにも関わらず、セイバーのそれは明らかに成人男性のそれを遥かに超えている。
腹を押されただけで、アサシンの体から力が抜けるような感覚があり、毒か何かを使われているのかと大いに混乱した。
「私は──正直なところ、聖杯を求める理由がありません。それが無くても、叶えたいと願ったことなら、何でも叶えてきましたし、今後もそうやって行くつもりなので。ですから、私が聖杯を求めることを理由に相争うというのならば、私とあなたは分かり合えるかも知れません……我がマスターの見解にもよりますが」
セイバーに見られたアヤカは、ずざざと体を後ろにズラして、セイバーから遠ざかろうとする。
そんな仕草も愛らしいものと映るらしく、金髪の乙女は朗らかに笑う。
「ですが、マスターの見解の如何に関係なく──私の性分として、あなた欠落を埋めたいという想いがあります。何物にも評価されなかった、誰にも必要とされなかった、ただ道具であれと望まれた……そんな少女たちの前に、私は必ず現れる。私があなたを求めていると、そう教えるために」
「……大きく出たな、聖杯戦争の使徒。私の欠落は──高き信仰のもたらすもの。私が未熟だから抱えたそれを、外部から満たすことなどできるものか。やれるものならやってみるがいい、サーヴァントめ!」
すべての技が封じられ、体から力が抜けようとしてもなお、己の自負を胸に“狂信者”は吠える。
「では、遠慮なく♥」
セイバーが、下履きをたくし上げた。
彼女の“性剣”が……姿を現す。
「っほぉぉぉ……♥」
“狂信者”の目に信仰以外の光が宿り、喉から甘い声が漏れ堕ちた。
※
ぱぁんっ♥ ぱぁんっ♥ ぱぁんっ♥
三つ編みの少女は胸の前で手を祈るように組み合わせた姿勢で、セイバーに足を抱えられて腰を打ちつけられていた。何度もその実をのけぞらせ、舌を突き出し涎を零して……激しい性交に、酔っていた。
「あんっ、あぁぁんっ♥ ふ、あぁぁぁっ♥ し、知らないっ♥ こんな気持ちいいこと、知らないぃぃっ♥ ふ、あぁぁっ♥ お、お薬も使っていないのにぃっ♥ ふあっ♥ んはぁぁぁっ♥ か、体が気持ちいいの泊まらないっ♥ 止まらないのぉぉぉっ♥」
「ふふっ、行為をすること自体、ほとんど経験が無かったようですね? ハサンを名乗る者の中には、妖艶で経験豊富な者たちも居ましたが……ああ、あなたと比べて、どうだと言っているのではないのですよ? あなたはあなたで、とてもいとおしいです♥」
「あっ、あっ、やめてぇぇぇっ……♥ そ、そんな言葉が、いけないっ♥ 私の中に、入れては、いけないぃぃっ♥ ふ、不完全で♥ 実力不足で♥ 信仰が足りずぅ♥ 故に未熟な私がぁ♥ ひょ、評価されては、いけないっ♥ 誰かに好かれちゃ、いけないのぉぉっ……♥」
何故ならハサンになれなかった“狂信者”が誰かに愛されてしまえば、それは彼女がハサンになれなかった理由として、周囲に愛されなかったからだという可能性が浮上してしまう。
教団としての対面や、暗殺という事象への理解度なら納得がいくが……自分が単に恐れられたから、遠ざけられたことを認める訳にはいかない。
暗殺教団で“悪い”存在は自分だけでなくてはならない。偉大な先達を……疑いたくない。
しかし、そんな“狂信者”の態度は、残念ながらセイバーの逆鱗に触れるものであった。
要するにそれは、こうしてセックスという最大級の愛情表明行為を実践しているセイバーよりも、過去の亡霊の方が大切だから愛情は受け取れませんと言っているのと同義だからだ。
口元に浮かべる笑みが、優しいものから嗜虐的な色を帯びる。その目の奥に輝く光が、愛情だけでなく独占欲や支配色が混ざり出す。清廉な騎士王の中から……恐るべき暴君の貌が覗く。
その多元的な在り方は、“狂信者”に代わり百貌と呼ばれ十九代目のハサンとなった者に匹敵するやも知れない。
「……私がこんなに、あなたのことを思っているのに、あなたは自分を排斥した人たちを疑いたくないから、拒絶するというんですか……? 舐めるなっ♥ 舐めるなっ♥ 私の愛情を馬鹿にするのは許しませんよ♥ 私を一番に愛するのなら、私以外への感情など、どうでもいいはずです♥」
セイバーの腰の動きが、苛烈さを増す。
三つ編みの少女の体が、ガクガクと震える。
「あひぃぃぃーっ♥ んひぃぃぃぃぃっ♥ 優しく胸、触らないでぇぇぇっ♥ せ、先端をこりこりって触れられる度に、温かいものが心の中に、あ、溢れてぇ……♥ んあぁぁぁぁっ♥ ふあぁぁぁっ♥ やだ、やだぁぁぁっ……し、信仰は捨てられないぃぃっ……♥」
「誰が信仰を捨てろなどと言いました? あなたが捨てるのは、信仰と混同している妄信です♥ あなたが信じるものと、あなたが信じるものに帰属している者は別♥ 別ですよ♥ だから疑ってもいいんです♥ 私の愛情を信用し♥ あなたを排斥した世界を疑いなさいっ♥ おらっ♥ 復唱っ♥」
「はへぇぇぇぇぇぇっ♥ おっ、おっ、お゛ぉぉぉぉぉ~っ♥ も、もう、拒否できないっ♥ こんなに暖かくて♥ 私に親身な相手を突き放したら♥ 私は自分が信じる者に向き合えないぃぃっ♥ あ、あいつらっ♥ 私を恐れて排斥した奴ら、許せないっ♥ でも、いいの♥ もういいの♥ チ〇ポあるからいいのぉぉぉぉっ♥」
三つ編みの少女の中にたっぷりと精液が注ぎ込まれる。
サーヴァントは妊娠しないはずなのに、その腹はぼてっと膨れたままで収まる気配を見せず、セイバーはその唇を塞ぐようにキスしながら腰を何度も打ち込み、子宮にたっぷりと精液を沁み込ませた。
そうやって銀の橋を繋ぐように唇を離すと……少女の喉から漏れる言葉は「……しゅきっ♥」の一言であった。
……常識を超えた戦いが展開されるのが聖杯戦争であり、サーヴァント同士の戦いである。
しかし、アヤカの目の前で行われたのは何だったのか。ただの愛情の交換、セックスの類だと言ってしまえばそれまで。恐らく最も本質に近い部分を射てはいる。
けれど、その結果として行われたのは、アヤカの目の前であっさりと命を奪い去った少女が、凝り固まった想念を解除されて、早々に金髪碧眼の騎士姫に忠誠を誓う姿。
先に「貴女は聖杯を求める魔術師か?」と、呼吸が止まるほどの殺気を放って問いかけてきた少女はもういない。居るのは、セイバーの雌チ〇ポの先端に忠誠の口づけを捧げながら「何者でもない、我が暗殺の御業、この場においては全て貴女の為に捧げます♥ 我が騎士王♥」と目にハートを浮かべる、恋する少女だけだ。
「さて、待たせて申し訳ありませんでした、マスター。それで、事情の方を伺いたいのですが……」
「──違う」
「違う、とは?」
「断じて、違う。私は、聖杯戦争のマスターなんかじゃない。アインツベルンの自由には、ならない」
「──アイリとイリヤの。ですが、ふぅん……あなたに今回の件を押し付けてきた、その“真っ白な彼女”は、アインツベルンとは断絶しているようですが。それに……なんとも性悪な霊基を奥に感じますね」
アヤカを見つめただけで、彼女を脅迫するような形でここへ送り込んだ“白い女”について把握したようなことを言い放つセイバー。
そんなセイバーに対して、あくまでもアヤカはマスターであることを否定する。
「私はどの道、生きていてはいけない存在なんだ……だから、死ぬときは抗いながらいい。お前たちの、自由にはならない」
「そうですか──ところで、先から私のこれに夢中のようですが、これも必要ないですか?」
セイバーが己の股間の“性剣”をアヤカの方へと突き出す。
それは熱く、固く、高く、太く、逞しく、雄々しく──雌を例外なく虜にする臭気を放っていた。
それまで怯えていたアヤカの体が飛び起きる。自然な動きに従って、アヤカは両手を猫のように丸めて、蹲踞の姿勢で言葉を放っていた。唇から、ぽたぽたと涎が零れる。
「私に、干渉してくれっ♥」
聖杯戦争なんてしない。セイバーのマスターになんて、ならない。でも、雌チ〇ポでパコハメはされたい。
我儘な提案をして見せるマスターに、セイバーはとびきりいい笑顔で「素敵ですね、その在り方は♥」と囁いた。
アヤカの股間から、透明な潮がぷしゅっ……♥ と噴き出す。
※
「あぁぁぁっ♥ 腋、舐めるの、ダメだっ……♥ んんっ♥ 何も、出ないのにっ……♥ んっ、あぁっ……くぅぅっ……♥ す、吸わないで……はずか、しっ……んはぁぁっ♥ あっ、あっ、あぁぁっ♥ 私、まだシャワー浴びてなっ……んんっ♥ か、嗅ぐなぁっ♥」
「すんすん……♥ お花のように素敵な匂いがしますよ、マスター……いえ、アヤカ♥ 聖杯戦争のマスターでないのなら、私はアヤカ、あなたの伴侶として振舞うことにしましょう♥ こちらのアサシンの少女と共に、あなたを私の……アルトリア・ペンドラゴンの愛妻として迎え入れます♥」
「アルトリア……♥」
それは、伝説のアーサー王の女性名。アーサー王が女であった、それも股間に立派な肉竿を備えていたという事実は、そこまでアヤカの胸を打つことは無かった。
それ以上に、股間の“性剣”で秘所を擦り上げられながら、腋を舐め回されるのがたまらない快感だったからだ。
ちなみに“狂信者”の少女は、セイバーの尻に顔を埋めて、丹念にアナル舐めに耽っている。
「腋で気持ちよくなれるかどうかは、才能なのですよ、アヤカ♥ 私の嫁の中でも、恥ずかしがったりくすぐったがったり、気持ちよくなれない娘も何人かいますので……あなたは、素質があります♥ 私に、愛される資格が♥」
「あぁぁっ……♥ わ、私には、愛される資格なんて……そもそも、生きてる資格そのものが、なっ……きゃひぃぃぃぃぃっ♥」
それまでは優しく腋を舐めていたのに、セイバーの指がアヤカの陰核をキツくつねり上げ、ぎりぎりと圧迫してくる。
痛みと快楽が混ざり合い、発狂しそうなほどの熱がアヤカの股間で荒れ狂う。
アヤカが口から泡を噴きそうになりながらセイバーを見つめると……彼女は、にこにこと微笑んでいた。
目が、少しも笑っていなかった。
「人によって、事情はそれぞれに異なります。私はそれを尊重し、寄り添い、そのうえで愛すことには全力を注ぎましょう。で・す・が。自分の存在など世界にとって、そしてアルトリア・ペンドラゴンにとって不要であるなどという思い上がりに関しては別です。あなたは私にとって価値があるのを否定するのですか? どうなんだ! あぁっ?」
「ひぎぃぃぃぃっ……ち、ちがっ、そうじゃ、なくてぇぇぇぇっ……せ、セイバーに思われるのは、嬉しいからぁぁぁっ♥ も、もう言わないっ♥ 言いませんんっ♥」
ぱっと指が離され、あまりの刺激にじょぼぼぼぼ……と失禁してしまった。
けれど、その尿には潮が混ざっているようで、妙に粘っこく地面に跳ねている。
「急に怒ってごめんなさい♥ よしよし、痛かったですか? 私の愛を受け止めてくれている間は、こんなひどいことはしませんからね? 優しく、あなたの全てを満たしましょう……あなたが、何者であろうとも♥」
「あ……♥」
その宣言の力強さは、まぎれもなく本物。
その熱量を思えば、恐らくは本当にアヤカが何者でも……例え人間でなくても、例え世界の敵であっても、騎士王は愛を注ぎ戦うのだろう。
そのことが、正体不明のときめきを生み、アヤカは小さく「……来て♥」とセイバーを誘った。
セイバーの肉竿がアヤカの秘所に添えられて、ぐりぐりと力強く挿入されていく。
自分の中の埋めがたい欠落が、セイバーによって征服されていくのが分かる……セイバーのモノになるという“現象”が、何よりも感覚で理解できていた。
「あっ、あっ♥ あうぅぅっ♥ セイバー、セイバー……♥ わ、私、ワガママだけどっ……♥ 不器用で、生き方がへたくそだけどぉぉっ……♥ 共に、いてくれる……? 最後まで……あぁぁっ♥ お腹、こつこつってぇぇ……♥ あっ、あぁぁっ♥ セイバー……♥」
「勿論です、アヤカ♥ あなたが私を求める限り……私はあなたと共にありましょう♥ まずは、あなたがどれだけ蠱惑的で♥ 淫猥な体つきをしているかを、理解しなさい♥ おらっ♥ いやらしい体をしてっ♥ 私を誘惑して♥ 反省しなさいっ♥ 我が愛しのアヤカ♥」
尻を抱え上げるようにして、駅弁の姿勢で精液が注ぎ込まれる。
自重で膣の奥まで肉竿が挿入されて、体の中で弾ける熱が孤独と欠落を満たしていく。
その充足が誤りだとしても、この瞬間のアヤカ・サジョウは……まぎれもなく幸せだった。
そしてそれは、騎士王にとっての幸福でもあるのだ。
※
「──違う、違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違うっ!」
フランチェスカは──フランソワ・プレラーティは、戦慄と共にアルトリアの権限を見つめていた。
これは違う。このアルトリアは、違う。フランチェスカが「アルトちゃん」と呼び、マスターが召喚直後に死んでいたらどんな反応を返すだろうと、楽しみにしていたセイバー・アルトリアではない。
股間からは尿の匂いが漂い、噛み締める爪からは血の味がする。どんなイレギュラーもヘラヘラした笑顔で新たなプランに組み込んできたフランチェスカが、いまハッキリと恐怖している。
「あれは、まずい……せ、聖杯戦争を蹂躙するとか、そんなことを言っている場合じゃない! あ、あんなもの知らない! あんなものが出てきたら、この人類史自体が蹂躙されて──」
「そんなことはしませんよ。私を、心のない怪物とでも思っているんですか?」
背後から聞こえる声。
メリメリと、空間を“腕力だけで”引き裂く音が聞こえる。自分が疾うに補足されていたのだと、フランチェスカは思い知る。
ふわりと漂う青臭い匂いに……今の自分の体が“違う”アルトリアの射程圏内であることを今さら意識し、情けない悲鳴を上げた。
──ここに偽りの聖杯戦争も、真なる聖杯戦争もまとめて破壊する、騎士王の新たな戦いが始まる。
屋根が高い
2023-09-03 08:45:55 +0000 UTC屋根が高い
2023-09-03 08:44:19 +0000 UTCソウシップ
2023-09-03 08:43:56 +0000 UTCとろがけ
2023-09-03 08:42:07 +0000 UTC