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ブルー・アクアディンゲン~おじさんなんて自己紹介出来ないくらい“オンナ”にされてしまう対策委員長、ホシノ

「ようこそ、ホシノちゃん! お姉さん、こうして直接お会いできてうれしいわ」

「たはは……おじさんと二人きりで会いたいなんて、お姉さんマニアックだねぇ」


 超巨大学園都市キヴォトスは砂漠地帯に位置する、アビドス高等学校。

 環境の激変や人口移動などによって、目前に迫った廃校への対策委員会……その委員長を務める小鳥遊ホシノは、目の前の妙にハイテンションな女性へ、苦笑気味に対応してみせる。

 彼女は民間軍事企業カイザーPMCの新しい理事長であるのだが、これまでカイザーの重役としてホシノが見てきたロボットの姿はしておらず、耳にバイザーかアンテナのようなものを装着しているだけだ。

 それというのも、この女性……クタァトと名乗っている彼女は、対策委員会とカイザーが争っている横合いにいきなり乗り込んできて、カイザーグループ本体を敵対的買収で乗っ取ってしまったのである。

 そんな立場でありながら、まるで企業で遊んでいるかのように彼女はわざわざ一民間軍事企業の理事に収まり、カイザーグループの大混乱しているということだが、彼女がそれを憂いている様子は微塵もない。

 企業名こそ残されているが、ホシノが呼び出されたクタァトの私室では、王冠を被った蛸のマークがぐちゃぐちゃに塗りつぶされ、代わりに蛸と蝙蝠と竜を突っつき合わせたような、曰く名状しがたい邪神めいたシンボルが掲げられている。

 カイザーPMCの指揮官・ジェネラルは「いざとなればカイザーを看板を下ろしても商売の続行は可能」と口にしていたことがあったが、看板はそのままにすべてを乗っ取られてしまったのは、あまりにも皮肉な結末であった。

 キヴォトスの生徒ならば、数人がかりでも相手にならなかった旧カイザーPMCの戦闘員と異なり、クタァトが“私兵”と口にする新たな戦闘員たちは、不死かと疑う程のタフネスを持つ上に未知の技術を使った装備を整えており、この段になって対策委員会の武力抵抗は現実的でなくなってしまった。


「そんな自力解決はどうあっても不可能という状況で、こうして自らの体を差し出して身売りするなんて! お姉さんは感動で涙が止まらないわ! え? 泣いてるように見えない? ふふふ、心で泣いているのよ」

「その涙はぜーんぜん見えないけれど、ともかくこれでアビドスを攻撃したり略奪したりはしない……そう約束してくれるよね?」


 満面の笑顔のクタァトに向かってホシノが告げているように、彼女は独断で自らをカイザーPMC……正確に言えばクタァト個人へと身売りしていた。

 クタァト自身が、カイザーPMCの理事をしているのは「この位置の方が、アビドスの可愛い女の子たちと触れ合えるから」と公言しており、彼女にとって自分たちが多少なりと価値があると踏んでの賭けである。


「勿論! あの電子頭脳の出来がよろしくないオジサンたちなら、ここで約束を破って略奪とかに走り始めるんだろうけど、お姉さんはそんなことしないわ! 女の子ちゃんに嫌われるのは嫌だもん♥」


 年齢不詳気味とはいえ、ホシノよりは明らかに年上と思わしいクタァトが「もん」とか言うのは少しキツく感じたが、対策委員会の後輩たちの安全も考えれば、これでよかったのだとホシノは自答する。

 そんな彼女の覚悟を確認するように、クタァトはホシノへと距離を詰めて……彼女を自分の胸の中に閉じ込めるように抱きしめた。


「んっ……んむっ……♥ な、なにこれ……あぅ……匂い、甘っ……♥ むぐぅぅっ……♥」

「ふふふ、身長差でちょうど私の胸に収まるくらいなのよね、ホシノちゃん♥ お姉さんの胸、いい匂いするかしらぁ……♥」

「んむっ……ふぁっ……♥ あ、甘すぎて、むせそう……♥」

「すぐになれるわ、すぐにね♥」


 クタァトはホシノを胸の谷間に閉じ込めたまま、彼女の桃色の髪へと手を伸ばしてくる。

 頭でも撫でるつもりなのかと、ホシノは目を細めるが……彼女の手は、想定外のモノへと伸びていた。


「ひあぁぁぁぁっ♥ ひっ、きっ……んはぁぁぁっ……♥ な、なんで……ど、してぇぇ……んっ、あぁぁっ♥」

「さあ、何故でしょう♥ エッチなお姉さんに、出来ないことは無いのよぉ♥」


 クタァトの手は、本来は触れることの叶わないはずのヘイロー……ホシノの頭上に浮かんでいる、髪色と同じ桃色の光輪を何故かしっかりと手で掴んでしまっており、ここに触れられた瞬間からホシノの全身に甘い痺れが走り出す。

 先までは不自然に感じていた胸元の甘さが、とても心地よいものであるように感じられて、ひくひくとホシノはその鼻を夢中で動かしてクタァトの匂いを嗅いでしまう。

 最初は果実のような、あるいは花が咲いてしばらく経った後のような甘さを感じていたが、今は僅かに海水のようなにおいも混じって感じられた。


「(わ、私、女の人の胸に、顔埋めちゃってる……♥ んっ、あっ……やわらかい……いい匂い……♥)」


 さっきまでは卑劣な脅迫者としか思っていなかったクタァトを意識してしまい、ホシノは頭の後ろが痺れるような感覚を覚える。

 胸の先端が制服の下でぷっくらと膨れて、じゅん……と湿った秘所を夢中になってクタァトの膝にこすりつけてしまい、ハッとする。


「(な、なにやってるの! こんな、懐柔されるみたいな……あっ……あぁっ……♥ でも、ヘイローを撫でられるの、気持ちいい……♥ 頭の中がくちゅくちゅされてるみたいで……んっ、はぁぁ……♥ 難しいこと、考えられなくなるぅ……♥)」

「キヴォトスの女の子は、みんなここに触られると、素直で可愛くなっちゃうのよねぇ♥ ホシノちゃんも、お姉さんの胸が大好きになってきたでしょ? あそこも一生懸命、お姉さんの膝にこすりつけちゃって、エッチなんだからぁ♥ ほーら、乳首カリカリしてあげる♥」

「あっ、あぁぁっ♥ そんな、ところぉ……んはぁっ♥ あっ……あぅぅっ♥」


 制服の上から胸を爪弾かれ、ホシノの目にポッとハートマークが浮かぶ。

 この時、ホシノは頭がぼうっと痺れてしまっているので、両手でヘイローを撫で回しているクタァトが“なに”で乳首を刺激しているのかに気付かない。


「(あっ……あっ……この匂い、好き……♥ 気持ちよくて、うっとりして……こんな、心が安らいじゃうぅ……♥)」

「さあ、ホシノちゃん♥ お姉さんのこと大好きになってきたでしょう? お姉さんのモノになろうねぇ……カノジョになるって、自分の口で言って?」


 ホシノは蕩けた瞳でクタァトの顔を見上げ、その見目の良さに改めて驚く。

 そうして、口を半開きにして涎を垂らしながら、クタァト“様”へ好意の言葉を……。


「だ、ダメっ……! 仲間は、裏切れないよ……! 催眠術か何か知らないけれど、おじさんを堕としたいならイイ男でも連れてきたほうが早いね……!」

「あら、もうちょっとだったのに。ふふふ、他のみんなはこれだけで堕ちてくれたのに、ホシノちゃんだけ頑張ってるわね」

「え……?」


 クタァトの言葉に何か嫌な予感を覚え、表情を曇らせるホシノ。

 怪しいカイザーの新たな支配者は、笑いながらホシノから一旦距離を取り、そうして……デカデカと飾られていた、塗りつぶされた旧カイザーコーポレーションのマークを“引き剥がす”。


「あへぇぇぇっ……♥ クタァト、お姉様ぁぁぁっ……♥」

「お姉様が、一番可愛い……可愛いですぅぅぅっ……♥」

「お姉様相手じゃ、ついつい素直になっちゃうのぉkつ♥」

「私たちに本当に必要なのは、クタァト様ですぅぅっ……♥」


 そこには、素っ裸で腋見せ蹲踞のポーズを取り、ヘコ♥ ヘコ♥ と腰を振りたくっている、砂狼シロコや十六夜ノノミ、黒見セリカに奥空アヤネ……自分が庇ったはずの、対策委員会のメンバーたちの姿があった。

 全員が快楽に蕩け切ってしまった表情を見せており、クタァトを称える言葉を口にする。


「み、みんな……そんな、どうして! 手を出さないって、約束したのに!」

「勿論、私からは手を出してないわよ? 女の子との約束は、とっても大切なものだから♥ ……けれど、向こうからホシノちゃんを取り戻すんだって、いろんな委員会と手を組んで乗り込んできたんじゃ、私も抵抗するしかないじゃない?」


 詭弁のようなことを口にしながら、続けてクタァトは「ちなみに、ホシノちゃんが身売りしちゃったって話は、お姉さんが流したんだけど」と囁いて見せる。


「ホシノ先輩、ごめんなさい♥ クタァトお姉様には、勝てませんでしたぁ……私たちみんな、この方に負けて……ヘイローをよちよちされながら愛されて、クタァトお姉様の恋人になってしまったのぉ♥」

「こんなの、抵抗できるわけがない……♥ クタァト様のお顔で愛を囁かれて、キスまでされたら、どんなキヴォトスの女の子だってレズになるしかないからぁ……仕方ないわよね♥」

「ああ、お姉様ぁ……♥ またいっぱいセリカのこと泣かせてくださいっ♥ セリカに大きな声で、お姉様のことを愛してるって、宣言させてくださいっ♥」

「ホシノ会長、もう諦めましょう……クタァト様にお任せしたら、何もかも上手くいくんです……♥ 会長もいっぱい気持ちよくされて、一緒におマ〇コ触ってくださいって突き出しましょう♥」

「そ、そんなぁ……」


 守ろうとした少女たちは、とっくに堕とされていた。

 そのことでホシノがショックを受ける中、対策委員会の皆はすっかりレズに染まり切った顔で迫り、既にクタァトの愛撫で火照っているホシノの体に次々と愛撫を加えていく。

 シロコが胸を甘噛みし、ノノミがお尻を撫で回し、セリカが腋の下に顔を埋めて舌を這わせて、アヤネが秘所に口づけしてくる。


「あぁぁぁっ♥ み、みんな、やめっ……ひうぅぅぅぅぅぅぅぅっ♥」

「さあ、ホシノちゃん……可愛い後輩たちの調教で、完璧にレズに堕ちましょうねェ……♥」

「んむぅぅぅぅっ……あ、あぁぁぁぁっ♥」


 ホシノのヘイローが再び強クタァトに刺激され、唇が奪われる。

 甘い唾液を注ぎ込まれながら、あらゆる性的な快感を注ぎ込まれて……ホシノは身をのけぞらせながら、派手に潮を吹いて絶頂するのだった……。



 ──数日後、アビドス高等学校にて。


「えへへ♥ ごめんなさい、生徒のみんな♥ 私たち、廃校対策委員会は♥ 全員まとめてカイザーPMCに身売りして♥ クタァトお姉様の恋人にしてもらいましたぁ♥ あんっ♥ あはぁぁっ♥ 学園は今日から、お姉様のモノになりまぁす♥ えへへ♥ ごめんね、みんな♥ でも、みんなもきっとかわいがってもらえるから、安心してね♥」


 クタァトの膝の上に乗せられ、秘所を弄られながら眉や頬にキスを堕とされているホシノの口から、完全敗北と屈服宣言が放たれる。

 しかし、それをまともに聞いている生徒はほとんどいない……クタァトの子飼いである、人魚のように美しい女性兵士たちに組み伏せられ、次々レズ堕ちしているからだ。


「あはははっ♥ みんな、幸せになろうね♥ アビドス、万歳っ♥ カイザー万歳ぃっ♥ んっ……お姉様、しゅきぃぃ……♥」




今回の攻め役

※水上クタァト(みなかみ くたぁと)

・真っ青な髪と甘い体臭、豊満な肉体が特徴的なカイザーPMCの新しい理事。実際はカイザーグループそのものを乗っ取ってしまっているのだが、何故かPMCの理事に収まり、対策委員会に接触してきた。

・自分のことを“お姉さん”と呼び、ホシノのような自己犠牲精神を持った女の子が大好き。基本的にそういった女の子に嫌われるのを嫌がる性質で、約束は守るべきだと考えている。

・……のだが、作中で見せたように約束を相手の側から破る、破らざるを得ない状況に持っていくのが凄まじく上手い為、結局は相対したが最後、総取りされてしまうことになる。

・異様なほど戦闘能力が高く、対策委員会の四人+原作ホシノ奪還時の協力者全員を、子飼いの兵士なしの単体で制圧してしまっている。ちなみに、この後は“色彩”すらも蠅や蚊のように叩き潰している。

・名前や行動からして、クトゥルフ神話の“水神クタァト”をモデルにしている『瑠璃宮』なのでは? という考察もあるが、その割にはふたなりという訳では無いようだ。なんなのだろう、この人。

ブルー・アクアディンゲン~おじさんなんて自己紹介出来ないくらい“オンナ”にされてしまう対策委員長、ホシノ

Comments

ありがとうございます! 青い春(意味深)。 少しでもお気に召したなら、幸いです!

屋根が高い

これは透き通るような青春の物語 アビドスの皆とレズお姉さんに幸あらんことを… 今晩はいい夢見れます 最高のお話をありがとうございました!

moon


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