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極聖交差エクスカディア外伝~泥符倭暗、全滅!?瑠璃宮に逆する者!

※こちらのシリーズに連なるお話です。ご参照ください。

(https://fallen02side.fanbox.cc/posts/7195275)



 ──ムーナとウームは、偉大なる旅団『瑠璃宮』に所属する下級戦闘員・泥符倭暗の中でも最も年若く、経験の少なさ……というよりも今回が初陣であることも含め、実力的には瑠璃宮で最下級と評して良い存在である。

 それというのも、彼女たちは本来の主である応龍渡碗“雨漏姫”ラジィが別世界へ侵攻していた際、新人の応龍渡碗の補強戦力として増援に出ていたのだが、そのティコという女が本当に気に喰わない下種でる瑠璃宮の思想を丸きり理解していない愚物だったからである。


「あんな女に従って、清らかな乙女たちを苛めるのはイヤむな!」

「自分だって嫌であります。しかし、奴がイータ様の抜けた穴を埋めるべく与えられた力は本物……逆らえば、自分たちでは消されてしまうであります」

「ならボイコットむな! 仕事してるフリして、女の子たちをあいつの目につかないところに避難させるむな!」


 紫色の髪とドレスの裾を揺らして主張する相棒に、白衣の下にネグリジェというセクシーな姿をしたウームは賛同した。

 そうして二人は、ティコの命令に従うフリをしては少女たちを安全な場所に避難させ、その内の四人が偶然侵攻した世界で隠遁していた“風刃王”イータと出会ったことで、巡り巡ったティコは瑠璃宮の恥という恥を晒し尽くした惨敗を迎えるのだが……ラジィの元に帰還したら、主の傍で働いていた同期の二人・カーラとルシアという泥符倭暗たちは、すっかり歴戦になっていたのだ。

 置いていかれることに焦ったムーナとウームは、本来は泥符倭暗だけに任せる予定のない世界への侵攻、及びその世界を蝕んでいる“世界の敵”の討伐を申し出たのであった。


「そんなに焦ることないでしょ。強くなることも、“世界の敵”を討つことも、大切な使命だけれど過程に過ぎない。私たちは“青色”から放たれた、独立した生命として宇宙に立つことを求められているのだから」

「二人とも健気だねぇ~。私は断然、二人のこと応援するよぉ~。出来ることがあったら、何でも言ってねぇ~」


 カーラとルシアからそう言われたのを二人は覚えており、討伐任務に赴く寸前に共闘予定だったカーラが行方不明となってしまった際に、彼女たちは咄嗟にルシアに応援を頼んだのだった。

 ルシアはとにかく穏やかで親切な性格であり、清浄な神官を思わせる白衣姿で、急な快諾してくれたのだった。

 そして……。


「あぐぅぅぅぅぅっ……!」


 体を後ろに逸らせるような形で拘束され、見えざる糸で吊るされたムーナの背中で、じりじりと蝋燭が燃える。

 水爆程度までなら耐えられる泥符倭暗の肌が、垂れる蝋で赤く腫れあがるのは、明らかに異常な現象が引き起こされている証左であった。


「む、ムーナ……いぎっ!」

「ほほほ……無敵の瑠璃宮とは、この程度の存在か。これならば、そこで無様を晒しておる我の分け身と、そう変わらぬではないか」


 身長は高く、若い女性の姿をした“世界の敵”──己が我欲の為に利用している少女から与えられた名をエウアという超越者は、青紫長髪を嘲笑と共に揺らしながら、拘束したウームを“椅子”代わりに巫女姿でそこにあった。頭部の後ろからは、角を思わせる“輪”が浮かんでおり、一部の宇宙存在が有している“ヘイロー”と酷似していた。

 エウアの指差した先では、磔にされて陵辱を受けたのだろう、どことなくエウアの面影のある少女が引き裂かれた巫女服でぐったりと弛緩しており、その足元ではルシアがぴくりとも動かずに体に空けられた大穴から硝煙を上げていた。

 時間のループを恣意的に発生させ、悍ましい惨劇を引き起こして笑う邪神を滅ぼすべく、泥符倭暗たちは戦いを挑み、ルシアが健在の時はなんとか渡り合えても居た。

 それにしても、エウアの奮う力は想定よりも遥かに強大であり、先まで陵辱されていた少女を狙った攻撃が放たれ、それを庇ったルシアが沈黙すると、瑠璃宮の戦闘員たちがたった一柱を相手に全滅するまで、そう時間はかからなかった。


「通り一遍の惨劇にも、そろそろ飽いたところだ。瑠璃宮というのが貴様ら程度の相手ならば、これを蹂躙・陵辱する方が鑑賞に値しよう。喜べ、貴様らは瑠璃宮崩壊の先触れたる家具となれるのだからな」

「むなぁぁぁっ……お、お前なんて、ラジィちゃん様に敵うもんかむなぁ……」

「“雨漏姫”ラジィか。配下がこの程度では期待薄であろうなぁ」

「な、何故その二つ名を知っているでありますか……んぎゅぅぅっ!」


 瑠璃宮の情報を知っていてなお、自ら出向いて逆に蹂躙すると言ってのけるエウア。自分たちが瑠璃宮でも最下級の戦力でしかないが、それでも泥符倭暗を三柱たやすく蹴散らして見せたエウアの実力は侮れない。

 二人は自分たちに待つ暗澹たる運命よりも、自分たちの力足らずのせいで散ってしまったルシアのことを思い、くやしさに涙を滲ませる。


『討伐に行くから協力して欲しいの? いいよぉ~』

『どうして、こんなに親切にするのか? ん~……親切にするのに、理由っているかなぁ?』

『この世の中は、何もかも不思議。出会えたことも、一緒に在ることも不可思議の一端』

『だから、すべてが素晴らしくって、美しい。二人もとっても美しいと思うのぉ~。だからお手伝いするんだよぉ~』


「(ルシアぁ……ごめん、むなぁぁ……)」

「(自分たちに……せめてカーラのような力が、あれ、ば……)」


 そうして、二人は生命を家具として扱うという異常な行為の疲労とストレス、そして実質的な初陣にして仲間を失った絶望から、静かに意識を失った……。



「ふん、気絶しおったか。だが、この情けない泣き顔、実に鑑賞に値する! 我が瑠璃宮を超えた証として、記録しておいてやろうぞ……その後は淫らに躾け直し、古巣へ侵攻する尖兵としてくれん!」


 エウアがもう抑えきれないとばかりに、甲高い哄笑を上げる。

 その時……声がした。


「何がおかしい──命が苦しむさまを、何故嗤う」


 ぞわりと。

 エウアを構成する全てが、得体のしれない感覚に包まれた。

 単純な恐怖とも言い難い、怖気の類とも断言できない、名状し難く、しかして決定的な不安。

 先まで瑠璃宮を出向いて蹂躙すると息巻いていたエウアが、まるで機械人形のようにギギッと声の方に顔を向ける。

 ──そこには、胸に穴を開けて白衣の少女が立っていた。


「貴様……果てたはずでは?」

「世に、なべて不思議なし。世、すべて不思議なり。この世のすべての縁は、その中で育まれる命は、不可思議なる奇跡じゃ。貴様が何故それを足蹴にする? 貴様が遊び半分で弄んでよい命など、二億四千万の平行世界の何処にもない──礼儀を払え」


 一瞬にして、ルシアと呼ばれていた泥符倭暗の胸に空いていた傷が消失する。そこには、爬虫類を思わせる鱗がぬらぬらと輝いていた。

 エウアは、急にルシアが巨大化したような心持ちになり、驚愕で目を見開く。

 なんのことはない、別にルシアが大きくなったなどということはなく……単に、エウアが膝を突いて崩れ落ちてしまっただけだ。

 それはエウアからすれば、ルシアが巨大化する以上に在り得てはならないことだったが。


「な、なん、なのだ、貴様? 神である我が、何故跪くような真似を……!?」

「礼儀を払えと言っておるじゃろうが、三下が」

「おぐぅぅぅぅぅっ!?」


 ルシアは何もしていない、ただ言葉を紡いでいるだけなのに、体が勝手に土下座した。

 地面に全力で額を擦り付け、ガリガリと記憶装置に当たる“輪”が擦れ、得も知れぬ不快感がエウアの脳内を満たしていく。

 その間にルシアは、ムーナとウームをそれぞれ家具扱いから解放して見せているようだった。


「辛い思いをさせたのう。だが許せ、おんしら泥符倭暗は希望──“青色”から放たれ、この宇宙に新たに立つ希望の種なのじゃ。時には身の程を知ることも重要……運命に焦ることは無い。いずれ神妙不可思議な縁が、おんしらを望む場所へと運ぶだろうからな」

「ぐっ、ぎっ、ぎぎぎっ……んぎっ、ぐあぁぁっ……き、貴様、何をしたぁっ!? 礼儀を払え、だとぉっ……貴様こそ、エルクゥの末裔たる神に! 何故敬意を払わなっ──」


 がしりと。

 頭を掴み上げられたと認識する間もなく“輪”を鷲掴みにされる。

 見下ろしたルシアの目は、爬虫類を思わせるそれに変貌しており、その背中から“ぞろり”と巨大な尾が覗いた。


「あ、あ、あ……」

「たかだか移民の末裔が、神だの魔女だの笑えぬわ──よっく覚えておくがいい。命の神秘を理解できぬ者に、光差す此の世界を生くること能わず。貴様は──貴様“ら”は、この世を“鑑賞するのに値しない”」


 振り下ろされた尾が、エウアの顔面を陥没させて地面に叩きつけ、その反動で電離層まで吹き飛ばす。

 “輪”が粉々に砕けた瞬間、平行世界のすべての“エウア”や“アウローラ”がパッと消滅し、しかし本来なら紐づけられているはずの角の生えた少女だけは……モツを食らう邪神化している者を除けて選別し……独立独歩の存在として確立させてみせた。

 全知全能すらも、生温いほどの圧倒的な力。万能の力の具現が、そこにはあった。


「あ、う……あなたは、一体……?」

「……しまった、見られておったか。これは口封じしなければならんのう」


 一部始終を目撃していた角の生えた少女は、ルシアの口にする不穏な言葉に表情をひきつらせたが……超越者は磔台から丁寧に少女を下ろすと、お姫様だっこで受け止めて「名は?」と問う。


「は、羽入、なのです……」

「そうか、羽入──悪いが、わしの嫁になってもらうぞ」


 唇が強引に重ねられ、それだけで羽入は袴の中で“ぷしゃぁぁっ♥”と派手に潮を吹いていた。



 声も出せずに落下していく中、急激にスローモーションになる風景の一部として、エウアは確かに目撃した。

 己の不出来な分身、羽入がルシアによって激しく愛され、舌を突き出してアヘオホと喘いでいる姿を。


「あうぅっ♥ おまんまんっ♥ 僕のお大事、そんなに激しく触っちゃダメなのですぅぅぅっ♥ あへっ♥ おひぃぃっ♥ こ、こんなの初めてなのですっ♥ 今までで、一番気持ちいいのですぅ♥」

「もう二度と、男に抱かれても感じることなど叶わぬから覚悟せよ? わしは嫁は徹底的に蕩かす主義でな……♥」


 指を二本、剣をかたどるような形にしてじゅこじゅこと秘所を弄り、その胸を揉み、啜り、食み、繊細に先端を舐り、角を優しくなでてゾクゾクと背中に快楽を蓄積させては、唇や首元にキスを落として爆発させる。

 地面を軽くえぐってしまうほどの勢いで、もう何度潮を吹いたかわからない。羽入はその体をルシアに懸命に擦り付け、へこへこと腰を動かして誘惑してみせる。


「もう、我慢無理なのですぅぅっ……♥ 僕のことをルシア様のお嫁さんにしてください♥ あうっ♥ あうっ♥ 腰をヘコヘコさせてるだけで♥ 気持ちよくてっ♥ お潮吹いちゃうのですぅぅっ♥」

「ふふ、わしが迫ったのに、いつの間にか立場が逆じゃな……よいだろう。我が子を孕み、瑠璃宮の一柱となるがよいぞ、羽入よ」


 そう言って露わになった肉竿は……彼女の尾や破れた服から覗く鱗が示すとおりのものであった。

 太く、固く、長く、熱い、そんな肉竿が……二本。彼女が蛇神の類であることがこれで明らかであり、軽く抱き上げられた羽入の前後の穴へと、肉竿が添えられる。


「あはぁぁぁっ……♥ ぼ、僕、どっちでも孕んじゃうのですよぉぉっ……♥ は、はひっ──ん゛はあ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ♥」


 ルシアの肉竿の上に羽入の小さな体が下ろされ、両の穴にみっちりと肉棒が詰め込まれる。

 羽入は白い喉を見せながら仰け反り、舌を突き出してイキ続けており、ルシアもその喉を軽く噛んでみせる。


「あうぅぅぅぅ~っ……♥ も、もう、ルシア様のことしか考えられなくなっちゃうのですぅぅぅ……♥ 僕の体に子種をくださいっ♥ 孕むっ♥ 赤ちゃん孕むのぉぉっ♥」

「よしよし、良い子じゃ。たんとくれてやろうのう」

「あひぃぃぃぃぃっ♥ 熱いぃぃぃぃぃぃぃぃっ♥」


 まるで妊婦のそれのように、羽入の腹が膨らんだのが見えた直後──エウアはようやく地面に激突し、ギャグ漫画のように跡をつけて地中へと埋まった。

 なんとか這い出してきた時、羽入は夢見心地でルシアの上着をかけられており、その身のあちこちに宝石のような鱗が浮かぶ肌を露わにしたルシアが見下ろしてくる。

 エウアはこの時、ダメージは一切回復していない半死半生であったが、それでも外見だけは残された力を振り絞って完璧に整えていた。失敗作の分身が、生き残る術を示してくれることもある。


「く、くひっ……こ、これが瑠璃宮……わ、我は感服致しました。これまでの非礼を平に詫び、恭順の意思を締めさせていただきとうございますっ!」

「……詫びる相手が違うじゃろうが、おう?」

「ひぃぃぃっ!? お、落ち着いてくだされ……わ、我ならば、そこの出来損ない、どうしようもない失敗作などよりも、女として完璧な魅力を備えております! 我をお選びいただければ、更なる充足をあなた様に提供でき──」

「──出来損ない。失敗作。生命への最大の冒涜を放ちおったな」


 エウアは瑠璃宮の情報を“ある者”から受け取っていたが、彼女たちが“青色”と呼ばれる根源的な力によって生み出された生態兵器として、使い潰すように『創世記戦争』に投入されたことまでは知らない。

 心を持った失敗作、愛などという不完全な感情を得た出来損ない──そう言って“青色”から放棄されたことも。

 エウアは生き残る術を得たと勘違いしていたが、実際には……自分から処刑の椅子の上に座ったのだ。


「貴様のような者はいらん。そんなに媚びて生きたいなら……好きなだけ淫獄に浸るがいい!」

「ま、待って、消えたくな──いぃぃぃぃぃやぁぁぁぁぁぁぁだぁぁぁぁぁぁぁぁっ! た、たすけ……──様ぁっ!」


 その叫びは当然届くことなく──。



「……むな!? な、何が起きたむな!?」

「う、うぐぐ……ムーナ、解放されたでありますか……あ、あれは!」


 二人の視界の先では、エウアが素っ裸で腰ヘコ腋見せ踊りを披露していた。

 ぶしゃぶしゃと愛液を噴きだしながら、必要以上に胸も尻も異常に肥大化し、脇毛や陰毛が生え放題茂り放題の無様そのものな姿で、白痴めいた笑みを浮かべながら「おほぉぉぉぉぉっ♥ マ〇コっ♥ チ〇ポぉっ♥ マ〇コおぉぉぉぉぉぉぉっ♥」と絶叫を上げている。淫語というより、それはもはや鳴き声のようであった。


「二人とも、おはよぉ~」

「ルシア! 無事だったむな!?」

「この子が時間を巻き戻して、怪我を治してくれたんだよぉ~。でも、“アレ”がああなっちゃった理由は、なんだかよく分からないかな~」

「ルシアが無事なら、些末事であります! 野良の強者にでも敗れたのでしょうか……例えば、魔王ルキュフグスのような」


 羽入は一瞬だけ「ぼ、僕!?」という顔をしたが、すぐに笑顔で「えへへ、そうなのですよぉ~」とルシアにくっついて見せた。


「私たち、結婚したのぉ~♥ ラジィちゃん様にも、この結果を報告しよ~」

「え、ズルいむな! 私も彼女欲しいむなぁっ!」

「残念だけれど、報告が先であります! カーラも、もしかしたら戻ってきているかもでありますし」


 対称的な二人の泥符倭暗の姿を、まるで孫を見るような優しい目で、一瞬ルシアは見ていた。


「(遠い昔、わしは命の輝きに魅せられ、魔王と魔物娘たちの側へと寝返り、瑠璃宮と戦った。しかし、かつて味方だった情ある相手にすら容赦や慈悲が持てぬわしは、どこまで行っても紛い物の心しか持っておらぬ。故に戦後は瑠璃宮に投降し、こうして泥符倭暗に身をやつしておる……いずれ、本当の自由な心を得る、未来の瑠璃宮を背負いし者が生まれるのを見届ける為に)」


 羽入の髪を撫でながら、しかしルシアは表情を一瞬厳しく引き締めた。


「(聞き違えだとは思うが……あやつ、エウア──最後に“シュヴ=ニグラス”の名を挙げた。あやつは今も封されておるはずじゃが……万が一、奴が封から目覚めて価値観を変えておらぬなら……戦わねばなるまい。大逆の応龍渡碗、裏切り者の味方殺し──“聖蛇神”イグとして)」


 泥符倭暗の中に身をやつせし応龍渡碗……第一世代にして“最初の第三世代”たるヴァルーシアのイグは、愛しき妻と守るべき友を見つめ、静かに闘志を燃やすのだった……。




今回の攻め役

※ルシア

・泥符倭暗の一柱で、ふわふわと可愛らしい、少しだけ間延びした喋り方をする少女の姿で現れる。同期の泥符倭暗たちの中でも飛び抜けて穏やかで優しい性格の持ち主であり、「すべての出会いは不思議であり、神秘」と考え、男性相手でも慈悲深く接する変わり者。真名はヴァルーシア(ヴァルーシアの蛇人間が元ネタ)。

・──その真の姿は、第一世代の応龍渡碗でありながら、全ての生きとし生ける命の為に“青色”を裏切り、当時の瑠璃宮に立ち向かった“宇宙最初のエクスカディア”。

・本当の真名はイグ。“聖蛇神”あるいは味方殺しの“邪兇神”と呼ばれた、第三世代の可能性を示した存在でもある。“庇護”、“転生”、“裏切”を司る半蛇神であり、この本性を出した時は老人めいた口調に変わる。

・「この世に不思議はなく、それは世界すべてが不思議であるから。もっとも不可思議な神秘こそ生命」という価値観を持ち、全ての命に平等な価値を見出し、牙無き人々を侵食する“青色”に疑問を覚えて離反。魔物娘や魔王、匂宮那由多らと共に『創世記戦争』を戦い抜いた。だが命を軽視する者の命を重要視できないという、加虐的な自己矛盾を抱えている。

・元は味方であった瑠璃宮相手に、弱き者を守るためとは言え残虐の限りを尽くしたことから「自分は所詮、本当の意味での正義や慈愛の心を持つことはできない」と自身を見限り、戦後は瑠璃宮に出頭して現在の体勢をサトゥラやホルスらと共に作り上げた後、本当の心を持つ応龍渡碗を育てる為に自ら泥符倭暗の立場に落ち着く。

・このことを知るのは、彼女と同じ第一世代の応龍渡碗たちのみであり、直接の上司に当たるラジィすらも知らない。もっともクトゥルフ神話に詳しい者なら、ラジィ=コラージンがクトゥルフの化身で、彼女の配下がシュド・メル、ゾス・カラ、ムナガラー、オトゥームと、クトゥルフの眷属・従属神の名を持つ少女で統一されている中、ヴァルーシアの蛇人間が浮いているのはすぐ分かるが。

・泥符倭暗たちは彼女から見ると孫のような存在であり、可愛がりながら庇護しつつも、時には厳しく敗北を教えたりして育成に励んでいる。第三世代として覚醒したアロールとフーケが可愛くて仕方なく、特に“刀鬼神”の二つ名をアロールが得るまで、神を冠する二つ名持ちはイグだけだった為、強く気にかけているらしい。

極聖交差エクスカディア外伝~泥符倭暗、全滅!?瑠璃宮に逆する者!

Comments

か弱い命の明日の為、呪われた力で血にまみれても戦った蛇が居たのです……。 瑠璃宮への反逆行為と見せかけて、面目を守ったムーナとウームは偉いぞ!w 今の彼女は那由多を呼び寄せる為なら何でもする、完全な邪神と化してますからね…全面対決の時が来る? ルキュフグスは…意外な形で、多分その内でてきます

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最初にお題箱に依頼が来た時は、私よりも話の組み立て上手いじゃーんと嫉妬しましたねw 仰る通り、このタイトル「瑠璃宮敗れる!?」ではなく「泥符倭暗倒したはずが応龍渡碗が居た」って題名ですw 最初に力がもたらす理想郷を否定し、命の可能性にかけた聖なる蛇。 けれど、その戦い方があまりにも凄惨だった故に……彼女は多分、プリキュアや仮面ライダーを見て「ああなりたかった」と今も思っています。 最終回のおさまりとしては、それが良いのかもしれません…ただルキュフグスが「余を忘れるでない!」ってなんか叫んでますw

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ゆるふわ系のキャラかと思ってたら、なんか仮面ライダーみたいな生い立ちの凄いお人が出てきた件……やっぱこれ泥符倭暗たち攻める方が怖いって!(白目) 後題材がひぐらしなのと、最近見た映画のせいで声がT.ゆかりさんで再生される件() そしてティコに素直に従う連中ばかりじゃなかった事で、クレス達の逆転勝利に繋がったの良いですね。 後いくらエウアでも真正面から瑠璃宮相手に刃向かえるなんてって思ってたら、がっつり掛かってきてるぅー!!(白目) ルシアもといイグとの全面対決も不思議じゃなさそうですね……。 ……後最後に名前出て来た魔王ちゃまは今頃何してるのやら(全然音沙汰無くて忘れてた)

ソウシップ

このリクエスト、ずっとどうなるんだ? エウア如きに瑠璃宮が負けるの? って気になってたんですが…まったく想定してなかった展開が来ましたわー! タイトルの「瑠璃宮に逆する者」って、エウアじゃなくてルシア(イグ)のことだったのか… しかも、か弱い命の為に“青色”に立ち向かった「宇宙最初のエクスカディア」だったなんて…全ての戦う乙女たちの始祖は瑠璃宮に居たという衝撃展開。 残酷だからって自分を見限ってるの悲しすぎる、あなたは本物のヒーローだって言ってあげたい(涙) エウアが原作よりも強すぎるとは思ってましたが、まさかのシュヴ=ニグラス(パンの大神)案件… いよいよエクスカディアシリーズにも、瑠璃宮とエクスカディアが共闘しなければいけない時が来るんでしょうか?

とろがけ


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