「──ふと、予感がしたの……このままじゃ、40歳になっても独身のままなんじゃないかって!」
アーランド王宮の受付嬢、エスティ・エアハルトは深刻な表情でそう告げた。
「な、なんだか具体的な数字ですね? 今から14年後ですか……」
それはロロナこと錬金術師ロロライナ・フリクセルがこの世に生まれ、流行病にかかった両親を師であるアストリッドに救われ、錬金術師を志してトラブル解決に邁進し、クーデリア・フォン・フォイエルバッハとリオネラ・エインセとダブル婚約するまでと同じだけの時間である。若い錬金術師にとって、その時間は極めて遠大に感じられた。
エスティは「ロロナちゃんはいいわよね、一度たりともこれ関係で悩んだこと無いんだし」と妬むような羨むような口調で言いながら、アトリエの机に突っ伏したまま上目遣いをしてくる。
エスティはどこからどう見ても美しい女性で、強くて賢い理想のタイプだと思うのだが、何故か婚活はあまり上手くいっていないらしい。世の殿方には「出来すぎた妻は嫌だ、一歩引いて自分を立てて欲しい」という主張の人も居るらしいが、アストリッドに錬金術より先にレズセックスを仕込まれるという、年上の破天荒の体験したロロナとしては、まったくピンとこない。
「ああ、もう誰でもいい……今ならチ〇ポ付いてるだけでもご奉仕できそう……」
「エスティさん、自分を大事にして! えっと、それだったら、うちにお嫁さんに来ますか? くーちゃんとりおちゃんに続いて、3人目になりますけど」
さらりと放たれた言葉に、これまで未婚女性パワーで振り回していたはずのエスティの方がぎょっとする。
錬金術師は古来より複数人相手の同性婚は当たり前である為、ロロナも14歳にしてそちらの価値観は染まり切っていた。
苦笑と共に流そうとしたエスティだが……ふと気づきを得て、まじまじと目前の少女を見つめる。
本来ならば3年かけて達成するはずだった課題を1年でクリアし、潰れかけていたアトリエを復活させたどころか今やアーランド屈指の富豪の一面を持ち、名家の娘とも恋愛の末に婚約済み。
よくよく考えてみれば、ロロナはアーランド領内でも屈指の良物件な上に、女性ならば来るもの拒まずの難易度の低さまで搭載している。
妊娠や出産など、普通の女性の喜びからは縁遠くなるかも知れないが、終わらないマラソンをしているような焦燥感からは放たれること間違いなしであった。
「ロロナちゃん、私と結婚して!」
「あ、あれ? 私の方が提案してたのに? は、はい、それじゃあエスティさんは第三婦人ということで……」
あまりにもあっさりと婚活問題が解決し、エスティは妙齢の女性としては少々はしたない、ガッツポーズまで取ってしまう。
そんな稚気にあふれた姿を、ニコニコと微笑みながらロロナは見つめていたが……その喉が“こくん”と鳴らされたのを、エスティは見ていなかった。
「くーちゃんやりおちゃんと違って、エスティさんは大人だから、いいよね……」
「え? なに、ロロナちゃん、よく聞こえなかったんだけど……そのお薬は?」
いつの間にかロロナの手には、女ホムンクルスのホムから受け取った赤い輝きを放つ薬品が握られており、ロロナはそれをごくごくと喉を鳴らして飲み込んでいく。
“ぷはっ”と口を離した時には……ロロナの股間には、びくびくと震えながら天井へ向かって屹立する男性器──ふたなり雌チ〇ポが生えていた。
「……ロロナちゃん!?」
「ふぅぅ……くーちゃんやりおちゃんとする時は、赤ちゃん出来ちゃわないように、気を使ってるんです。避妊したり、お尻を使ったり……でも、エスティさんは生でじゅぽじゅぽして、赤ちゃん孕ませちゃったも大丈夫ですよね♥ むしろ、喜んでくれますよね♥」
「ほぉぉぉっ♥」
──錬金術師がふたなりを目指すのは、最終目標である“真理への到達”を考えても当然のことである。
両性具有者とは、世界を創造した神の似姿とも言われており、身体能力も精力も通常の男性の3倍~5倍と言われる、謂わば究極の精なのだ。
その天然精液だけでも貴重な錬金素材として高額で取引されるのだが、師のアトリエをすっかり大きな錬金工房にしてみせた上、クーデリアというスポンサーのいるロロナには、手の届かないものではなかった。
ふたなり化を作成しては、クーデリアやリオネラとレズパコし、愛情たっぷり交尾に耽る日々……しかし、彼女たちはまだ若い。クーデリアに至っては13歳である。妊娠は気軽には出来ないもので、精液は外に出してドロドロにしたり、顔にブチ当てて真っ白に染めたりが限界だった。
しかし、明らかに結婚=妊娠・出産を前提にしている台詞を口にしていた26歳の王宮受付相手ならば、チ〇ポを生でぶち込むのはむしろ善行の部類になるだろう。
目線を隠すようにデカチ〇ポを顔に近づけただけで、20歳を超えて恋愛経験の無い行き遅れ雌の体は勝手に反応し、腋と女性器を突き出すような蹲踞のポーズに移行して、口をとがらせて耽ってしまっていた。
「ふぅー♥ ふぅー♥ すんすん……んはぁぁっ……雄臭ぁぁっ……♥ ろ、ロロナちゃんにおちんちんまで生えたら♥ もう完璧な結婚相手じゃないのぉ……♥ 体が全力で媚びてる♥ 26歳の未通女の子宮が急にたたき起こされて、びっくりしちゃってるのぉ♥ ほぉぉっ♥」
「わぁ……♥ くーちゃんも濡れやすくて、私がキスしただけで『んん~っ♥』ってお漏らししちゃうけれど、エスティさんは腰ヘコだけでぴゅっぴゅって酸っぱいおつゆ出しちゃうんですね♥ 年下の妻の前で余裕を繕うとかしないんですか♥ 私、むしろリードしてもらえるかと思ったのに♥」
「へぇぇぇ……お゛っ♥ しゅきっ♥ こ、こんなの、無理よぉぉ……♥ 完璧に私のお大事が♥ ロロナちゃんのこと、最高の交尾相手だって認識しちゃってる♥ 無駄に鍛えた王宮最強のこの体♥ ロロナちゃんのおちんちんにバチボコ敗北して躾けられたいって思っちゃってるからぁ♥ おひぃぃぃっ♥ マゾイキしゅるぅぅぅーっ♥」
まだチ〇ポを見せ槍されて少し嗅いだだけなのに、仰け反って舌を突き出しているエスティの姿はあまりにも無様で、情けなく……これまで見た彼女の表情で、もっとも愛らしかった。
とろっ……と興奮したロロナの肉竿から我慢汁が垂れ落ち、事務職でありながら騎士よりも強いその体が、細身の錬金術師の少女に押し倒された。
「本当だ……♥ エスティさんの子宮、赤ちゃんの部屋♥ 私の子種ミルク欲しい欲しいって鳴いちゃってますね♥ こうやってお腹の上からぐいぐい押すだけで♥ あははっ♥ 何度もイキ潮吹いちゃうんですね、エスティさん♥ さっきまで私のこと、都合のいい婚活ストッパーくらいに思ってたでしょう? 今はどうですか♥」
「言わせないでぇ♥ 今さら言わせないでよぉ♥ こんなの、好きになるに決まってる♥ ロロナちゃんのこと好き好きになるに決まってるのぉぉっ♥ あっ、あっ♥ 体が先に愛してる♥ もうロロナちゃんしか、生涯好きになれなくなるっ♥ 頭に旦那様への愛情インプットされちゃった♥ ほぉぉぉっ♥ 惚れイキするぅぅぅっ♥」
まともに愛撫をしなくても、もうぐしょぐしょのエスティの秘所だが、ロロナは敢えて掌でふっさりと陰毛に覆われたそこを包み込み、全体をくにゅくにゅと揉み上げる。
指を挿入して掻き混ぜるオナニーしか知らないエスティは、未知の愛撫を前に頭の中がグチャグチャに混乱してしまい、年下の少女の首筋に顔を埋めて切なげな声を上げることしか出来ない。
ロロナはそんなエスティが逃げられないように生足を絡みつけ、じゅるっ……じゅずっ……と肉竿でもみほぐした秘所を擦り上げる。
最高の繁殖相手は目の前の錬金術師である……そう思い知らされたエスティは、ロロナの顔立ちが整っていることに改めて気づき、この時点で完璧にレズビアンに堕ちていた。
まるでそれを確認していたかのように、ロロナはゆっくりと腰を下ろし、これまで指や張り型しか飲み込んだことのないそこを優しく……しかし、一気に子宮にチン先が届くように挿入した。
「かっ、はぁぁぁっ♥ ちょっ、とぉぉ……ま、待ってぇぇ……まっへぇぇぇぇ……♥ い、勢い、よすぎ、てぇぇ……ん゛おぉぉっ♥」
「んっ……くーちゃんたちに比べてゆるめだけれど、おちんちん全部飲み込んでくれて嬉しいです♥ 可愛いエスティさん、ごめんなさい♥ でも、確実に孕ますなら、こうした方がいいかなって♥」
「はぎゅぅぅぅぅぅっ♥」
腰をしっかりとホールドされ、足で突っ張って逃げられないようにぷにぷにの生足で固められ、エスティは一方的にロロナによって突き上げられる。
既に婚約者たちとセックス三昧のロロナ相手に、恋愛経験値0の雑魚マンなエスティなど相手になるはずもなく、突かれる度に潮を吹き、胸をカリカリと指で爪弾かれてはアヘオホと情けなく喘ぎ、時おりキスされる度に頭の中が「ロロナちゃん好き♥」一色に染められる。
流石にエスティほどは逞しくないが、今のロロナならば年上の嫁の体を抱き上げるのも難しくなく、尻を抱えた状態で対面で引き起こされ、自重で子宮の奥までチ〇ポを迎え入れてしまう羽目になる。「お゛~っ♥」と喘ぐ姿は、完璧にロロナに惚れこまされた娼婦のようにしか見えない淫らさだ。
「んっ……出ますよ♥ 最初の赤ちゃん孕ますっ♥ 産んで♥ エスティさん、私の赤ちゃん産んでぇぇっ♥」
「はひぃぃぃぃっ♥ 最高のお嫁さんゲットで妊娠までするぅぅぅぅっ♥ お゛っ♥ お゛あぁぁぁぁぁっ♥ しゅきぃぃぃぃぃぃっ♥」
ぽこっ♥ とエスティのお腹が膨れてしまう程の精液が注ぎ込まれ、新たな命が宿る予感を覚える。
夢中でお嫁さんとキスを交わしながら、エスティは最高の幸福をゲットしたのだった……。
※
「──というのが、私とお嫁さんたちの、それぞれの馴れ初めよ」
35歳になるまでに、3人の嫁と師であるアストリッドに合計15人の娘を産ませたロロナは、唯一の養子であるエルメルリアことルルアの額にキスをしながら語り終えた。
マザコンを思い切り拗らせており、天性のふたなりチ〇ポ持ちであるルルアは、ロロナの第四婦人の地位を狙っていたのだが、ここまで熱い愛の物語を語られては、割り込もうとは思えない。
「お母さんは、エスティママたちと暮らせて、幸せ?」
「ええ、とっても幸せよ。お姉ちゃんたちもそれぞれにお嫁さんを見つけたみたいだし、ルルアもエーニャちゃんだけじゃなく、ピアニャちゃんも娶っちゃいなさい。あれくらいの年頃の女性は、一番性欲が強くてチョロいわよ……♥」
「あの……」
ここでようやく、ルルアを抱っこしながら恋愛指南をしていたロロナへ、もう1人の部屋の中にいる人物から突っ込みが入った。
今年で47歳になるのだが、微塵も老けた様子が無いエスティは「あそこまで具体的に話す必要あるの!?」と涙目で叫ぶ。
ロロナはその顔を見てムラッ……と未だ収まらない嫁たちへの性欲に駆られながら、今日は絶対16人目の娘を孕ませようと考えつつ、その涙をあまりにも格好よく指で拭ってみせるのだった……。
屋根が高い
2024-02-08 10:42:56 +0000 UTCまりね
2024-02-08 10:30:41 +0000 UTC