※SKEBにてリクエスト頂きました!
今回は『ベントラーベントラー』や『キヌ六』などで、独特のSF世界を突っ走り続ける野村亮馬先生のアフタールインSF『第三惑星用心棒』より、エルシーのチキチキレズ嫁堕ち作品になります!
プレイはちょっとハードですが、原作の「寂しくも穏やな衰退」の空気を大切にしましたので、よろしければ下記よりご覧ください!
明日からはまた、通常更新に戻れるかと思いますので、お楽しみに!
──2892年7月17日木曜日09時12分34秒。
北度60度30分東経23度48分・旧フィンランド領。
人類の生活圏が地球を中心としなくなった29世紀、無政府状態となったかつての“母なる星”で紛争時に投入された戦闘ロボットたちの処理を行う人造人間……ルナコントロールズ社製LC610C8こと“エルシー”は、10年前の今日も、この土地に立っていた。
といっても滞在期間はほとんどなく、地球人類が98年ぶりに行う“宇宙旅行”へと同行することになったのだが。
「まさか、あの娘がこんな有名人になるなんてねぇ」
今は調整中の相棒、オニオオハシの加工動物であるタミーも、きっともう“ガキ”だなんて呼べないだろう、美しく成長した乙女の姿がエルシーの手にするチラシには描かれている。
写真じゃないところが、何となく短い時間の間だけ交流した少女に似合っている気がした。
「でも、ちょっとだけクセのある赤髪はそのままなんですね」
チラシには『世紀の大天才』、『地球圏のロボット工学に再び光を』、『宇宙から帰った才女』といった大げさな文言が並んでいるが、天真爛漫な笑みを浮かべている彼女は、今やそれらの尊称が霞むほどの成果を打ち立てていた。
10年前に少しだけ地方紙を騒がせた少女は、5年前に科学者としての頭角を現し、マルチな才覚を多方面で発揮した。
その上で、宇宙船それ自体を高度なロボットとして再建することで、10年後の有人宇宙旅行再会の可能性を掲げ……そして、予定よりも4年ほど短く、来年には本格的な宇宙進出の計画を立てているらしい。
景気のいい話がすっかりと失せ、緩やかに衰退していくだけだった地球においては、恐らくはとても良いことなのだろう……少しだけ“特殊な趣味”に彼女が耽溺していても。
折り畳み式のマウンテンサイクルに再び跨ろうとしたエルシーだったが、彼女のかなり高度なセンサーにも引っかからない内に、白衣の美女が10mほど前方へ近づいてきていた。
エルシーに、警戒は無い。
ここまで近寄られたら、恐らくは現在の地球圏でもっともロボットに詳しい……それはあるいは、エルシーたち“用心棒”を統括する中央幹事をも上回るほどに……彼女がエルシーに“いたずら”をしようとした場合、もはや対応のしようがないからだ。
距離が縮まる。最初は白衣のポケットに手を突っ込んで、ちょっとミステリアスな空気を発していた美女は、しかし段々と早足になり、そして勢いよく走り出してエルシーへと抱き着いてきた。
「エルシーちゃん! 10年ぶり!」
「えぇと、お久しぶりです」
「敬語やめて。昔と一緒がいいの」
「ですが、ドクター……いえ、久しぶりだね、イリナちゃん」
10年前に地球人にとって98年ぶりの宇宙“小”旅行を体験した少女。
エルシーが救出しなければ木星圏まで行っていたかも知れず、地球にとっての“最後の才能”が失われていたかも知れない彼女……ロボット工学の大天才ドクター・イリナ。
彼女は、幼かった時分とほとんど印象の変わらない、花のような笑みを浮かべた。
勿論、アンドロイドであるエルシーには、その成長が細部まで分かっていたし……抱き着いた時にエルシーのお尻を抱えて、むにむにと触って来ることでも、彼女が“ただの純真無垢な少女”でなくなっていることは、よく理解していたが。
※
「──私、あくまでロボットの相手をする用心棒であって、人間の相手は“今は”専門じゃないんですけど」
『元コンパニオンロボット、それも月製なのですから応対する相手を選り好みしてはいけませんよ、LC610C8』
ネットワークを介した“中央幹事”との仮想会議室にて。
壮年の黒人女性を割り当てられた中央幹事との対話は、ここ10年ほどで更にこなれたものとなってきているように、エルシーは勝手に思っている。
元々は「特定の人種や性別をあてはめないでほしい」と文句を言っていた中央幹事も、今となっては消滅してしまった日本国の伝統衣装“キモノ”を着せられることにも、何故か船酔いと酒酔いの双方を味わう羽目になる拷問めいた文化“ヤカタブネ”を会議室が模していることにも、何も指摘を行わない。それはそれで、少しだけ寂しいことのようにも感じる。
『──今や“世紀の大天才”、燃え尽きつつある地球全体の気運に、ただ1人で燃料を注ぎ続ける“時代の乙女”、ドクター・イリナの全てが熱狂の種となります。彼女が朝何時に起きて、昼に何を食べたかすらも、今や貴重な情報となっています』
「デカさんの件があってから、ショートスリーパーになったんでしたっけ。お昼は軟らかめに焼いたサニーサイドアップの目玉焼きと、ベーコンを挟んだサンドイッチが多いですよね。私が会った時にも食べてました」
『直接関わった相手だからと言って、あなたまで“ファン”ではないでしょうね、LC610C8。今回の彼女は、あなたの“ライバル”なのですよ』
中央幹事が、褐色の足をキモノの裾から覗かせて言う。
これは別にエルシーへの色仕掛けではなく……そもそもエルシーには感情も反射もあるが、性欲に関しては当然ながら存在しない……中央幹事データベースの中に、東洋のポピュラーな座り方だったと伝承される“セーザ”の知識が無いからだろう。
2500年代に、特定星系をかつての日本に近い形へ再生しようとする人々、地球定住時代のアーミッシュ(自給自足生活を徹底する宗教的生活団体)をもじって“ジャパーミッシュ”と呼ばれた集団が、日本に関しての電子データのほとんどを星外へ持ち去ってしまった。
キモノ、サムライ、ニンジャなどの定型は残っているが、これによって日本は神秘のベールの底で、星より一足先に眠りについた形になる。
ジャパーミッシュたいの手で、第2の日本国が隆盛しているかは、エルシーの知識の中にはない情報だ。
「……ドクター・イリナが研究の為に、紛争期のロボットを請求していたのは、合法的な手段を介してじゃなかったですか」
『私も慎重になり過ぎました。彼女という“固有の種”の技術的な発展速度は、人類のそれを上回っています。そして、性急な技術の進化は、緩慢なこの星に生きる人類の衰弱死の遠因ともなった。その前例から、彼女の請求には破砕されてAIの復元が不可能となった機体を送っていたのです』
「けれど稀代の天才が知りたかったのは“ロボットの心”の方だった……彼女は管理局に期待するのを止め、この地球でただ1人の“人間の用心棒”として、自発的なロボット狩りをしている」
『我々は脅威度に比例して対応を変えますが、彼女は旧時代の女性型ロボットに強い執着を示しています。恐らくはあの、デカという機械人間と──あなたの影響でしょう、LC610C8』
大天才の特殊な趣味。それがどのような形で波及するかは、弱り切った体に栄養剤を撃ち込まれているような地球においては、想定し難いものであった。
それ以上に、万が一でも紛争期のロボットによって“地球最後の才能”が失われれば、少なからぬ動揺が広がるのは間違いない。静かに眠りにつく前の、最後の“星の涙”にすらなるかも知れない。
「つまり、私にドクター・イリナを、イリナちゃんを説得しろってことですね。お友達として」
『そして、それが叶わなければ……代替行為を終了させるために、あなたの筐体を彼女に捧げる形で、その趣味を終焉させることが希望されています』
「29世紀の地球で身売りですかぁ。私、イリナちゃんからするとおばあちゃんみたいなものだと思うんですが」
『地球最高の天才に娶られるのです、タマノコシだと思いなさい……もっとも、あなたは用心棒として優秀です。長く活動し続けられるアンドロイドである以上、総合的にイリナ博士の価値を上回る可能性がある』
遠回しな評価を告げる中央幹事に、エルシーは軽い口調で「そういう時は“勝って、帰ってこい”って言うんですよ」と笑ってみせた。
※
「──来年には宇宙に出るの、まずは月に到達するのが目標かな」
恐らくは地球人類の半数以上が熱狂的に立ち入りを望むであろう、時代の寵児の研究室へと、エルシーは案内されていた。
エルシーが出会った頃は、木星圏に向かうことを希望する奇妙なマニュピレーター“デカ”の人質にされ、宇宙へ向かうことに消極的だった少女。
彼女は18歳の美女となった今、理想として宙への到達を語る。
彼女の姉であるシャーリーンが今は家主を務めている、エルシーが訪れた時からそう変わらない農耕と牧畜を続ける古民家はまだ残っていた。
その地下に、イリナは今や一大サイエンス・ラボを築き上げており、主要研究室には宇宙船の模型に並んで、デカの外観を再現したと思わしい3本の金属腕もあった。
エルシーがイリナを“蹴っ飛ばした”時に乗っていた、ポッドの形に似ている気がする。やはり原体験はそこにあるらしい。
「最終目標は、木星なのかな、やっぱり?」
「当たり。デカちゃんに一言、文句言ってやるの。私が自分の力で木星に辿り着いたら、きっとデカちゃんは“10年、おチビの傍で待てば良かったわ”って呆気に取られると思うんだよね」
「けれど……それまでにデカさんの代わりを自己調達するのは、ちょっと控えて欲しいかなぁって」
エルシーが踏み込んでも、イリナは笑みを顰めない。
何処か無感情な様子の給仕ロボットが現れ、アンドロイドのエルシーのことをガン無視で、イリナに向かって紅茶を注ぐ。
まだロボットが“家ごとに1台”だった時代のメイドロボ、確かHMX-13通称“セリオ”。
中央幹事との通信にも使用される“サテライト・システム”を最初に導入した骨董品、ロールアウトは実に1997年というシロモノだ。普通だったら、起動していること自体が奇跡である。
イリナはそれに対して「ありがと」と軽くお礼を告げると、エルシーに向かって、にまりと微笑みかけた。
「デカちゃんの代わりだと思う? 本当に」
「2人の間には、奇妙な……というと失礼かも知れないけれど、友情があったと思うから。でも、彼女はサイ……機械人間だから、紛争期のロボットたちとは少し事情が違うから。なんて、もうイリナちゃんの方が詳しいよね」
「でも──エルシーちゃんとは、広い意味で同じだよ?」
イリナが「ごめんね」と呟いて、思いっきり紅茶をこちらに向かってぶちまけてくる。
ロボットは人間を、原則的に傷つけることが出来ない。それは逆説的に言えば、不安定なカップに至近距離で危険な液体を注ぐことも出来ない、ということ。
エルシーは服が紅茶で汚れてしまうことも構わず突進し、イリナを抱擁しようとする。傷つけることはできなくても、圧倒的なスペック差はそれだけでイリナを“牢”へと閉じ込めることが出来るはずだ。
直後、ぐわぁんっとエルシーの頭が揺れる。何か金属製のもので殴られたようだ。
セリオか? いや、仮に改修されていても、装甲の差でエルシーを殴りでもすれば腕がひしゃげてしまうはずだ。
エルシーに渾身の一撃を加えた“それ”……デカの再現模型だと思われていた“3本腕のマニュピレーター”は、回転しながらスリケンのようにすっ飛んで、イリナの背中に装着される。
イリナが成長しているので印象が違うが、それはデカと共に行動していた時のイリナの再現だった。
「メガネをかけているだけでも、広義の意味では人間は“機械”に分類されるんだってね。そうなると、今の私は機械人間ってことになるのかな? それとも人間機械?」
「……デカさんなら、そんなの気にするのは田舎者だって笑うよ」
「そっか。それなら、特に気にせず──エルシーちゃんと遊ぶことにするね」
マニュピレーターの1本が、床を削るほどの力で推進力を生みだし、貴重な研究成果が広げられたままの研究テーブルを飛び越えてイリナが飛び掛かって来る。
エルシーは用心棒として数多の戦闘ロボットたちと死闘を繰り広げてきた。
だが、人間という盾を使われた際の有用な対策は、未だに組み立てられていない。
まして、この部屋は1年後に迫った地球人類の宇宙再進出の礎とも言えるもので、エルシーの動きを完全に封じる結界のようなものだった。
「これはもしかして、最初から檻に入っていたのは私の方だった……?」
「かもね♥ エルシーちゃん、もう離さないよ……ああ、ほんのりあったかい。これで内部機構の排熱のせいかな? それとも生体用水が対ショックの為に血液みたいに循環してるから? ……ふふ、興味はあるけど、解体なんてしないよ。エルシーちゃんは、とびきり特別に可愛がってあげる……♥」
マニュピレーターの内2本が、万力のような力でエルシーを拘束し、更に胸部に顔を埋めるような形でイリナが接触して行動を制限。
その状態で、先ほど推進を担当したマニュピレーターがエルシーの股間をくぐるようにして伸ばされる。
エルシーの履いていた臙脂色のズボンが、易々と引き裂かれた。
「これ、リーバイスのブランドだから2tの負荷にも耐えられるんだけど……」
「この汎用マニュピレーター“アルクベイン”は8tまでの出力なら出せるよ。力点を調節して3本に分散させれば、計算上は最大40tのものでも支えられる計算……それでいて、こんな繊細な作業も出来ちゃう♥」
「はほぉぉぉぉぉぉぉっ♥」
アンドロイドであるエルシーの喉から、本来は用途に無いはずの甘ったるい嬌声が響いた。
エルシーは食事からエネルギーを得ることが可能で、ウサギの糞よりも小さく圧縮した排泄物を外に出す為の“肛門”を備えている。
当然そこには人間のような粘膜が備わっている訳ではないので、マニュピレーターを挿入されても、性的な快感など覚えないはずだ……本来なら。
「あはぁ……♥ ごめんね、変態で♥ 毎日毎日、あの日からずっと、エルシーちゃんとデカちゃんの喧嘩を思い出して♥ 格好良かった、強かった、守ってくれた、優しくしてくれたって何度もリフレインする度に……気になってきちゃったの♥ エルシーちゃんがもし、負けちゃったらどうなってたんだろう♥ ボコボコにされちゃって情けなく、えぐえぐ泣きながら命乞いしたらって……えへへ♥」
「はっひぃぃぃぃっ♥ ひああぁぁぁぁっ♥ あ、あおぉぉぉぉぉっ♥ こ、これはぁぁっ♥ ま、まさか♥ 指先にっ♥ データ通信ワイヤーがぁっ♥ あっ♥ あひぃぃぃぃぃぃっ♥ ひおおぉぉぉぉぉっ♥」
「セリオを発掘した時に、大昔の物理接続式ハッキング機構を“再開発”したんだ♥ ほら、かりかりー♥ もう乳首を引っかかれただけで、気持ちよくなっちゃうでしょ♥ このまま電子頭脳を書き換えて、エルシーちゃんは用心棒じゃなくて、私のお嫁さんになってもらいます♥ 一生レズセクサロイドとして働いてもらうからね……♥」
性的な用途は無かったものの、様々な形でのコミュニケーションを前提としていたエルシーには、鋭い感覚器が搭載されている。
尻穴にズボズボと激しくカンチョーしながらハッキングされる度、エルシーの体は人間のように……いや、人間よりも何倍も敏感なセクサロイドに改造されていき、イリナにぷっくらと勃起してしまった乳首を指で爪弾かれるだけで、残骸になったジーンズを更に噴き出した溶液でボロ布へと変えてしまう。
「おへぇぇぇっ……♥ わ、わらひの、体ぁ……♥ ひ、ひどい、れすよ、イリナちゃぁん……♥ これじゃあ、もう……用心棒が、できな、ひぃっ♥」
「もういいの♥ エルシーちゃんは、ずっと私の傍にいればいいんだから……♥ あっ♥ エルシーちゃんの体、甘くていい匂いがしてきた♥ 内部機構の中でも、食料を分解する回路を弄るとね、体臭を変化させられるんだよ……すぅー……すんすん♥ お菓子みたいに甘い匂いがしてきたね、エルシーちゃん♥ こんな風に女の子を誘っちゃうこと謝ろっか♥」
「り、理不尽、だよぉぉっ……♥ わ、私、謝る理由なんて、なっ……あ゛ぁぁぁぁぁぁっ♥ ちゅ、ちゅぶれるぅぅぅぅっ♥ そこ、らめぇぇぇぇぇぇっ♥」
「謝れ♥ 天才少女誘惑して♥ 変態レズに成長させたことを謝って♥ 土下座して♥」
イリナ自身の手で、本来は急速排水口に過ぎない陰核をぐりぐりと指で潰されて、エルシーは思いっきりのけぞり、ガニ股になって腰をヘコつかせてしまう。多くの音楽データが保存されていたメモリーには淫語とエロ仕草が強制的に上書きされ、一部の戦闘技術と癒着して“同性妻への媚び方”データが永久刻印されていく。
エルシーは機械だ。感情豊かで見目麗しくとも、あくまで体内で駆動している“システム”に従っている存在である。
感情や、まだ完全に侵略され切っていないメモリーは、イリナに屈服することを拒否し、彼女を何とか止めようと考えているのだが……セクサロイドに改造され、心持ち胸も尻も太腿もふくよかになり、エルシーの1と0の電子信号が生み出す意思よりも先に──地面に額を擦り付けて、永遠の屈服を誓う土下座をキメてしまっていた。
体が目の前の美しい少女への土下座、服従と謝罪を「最高の快楽である」と認識してしまっている為、びゅくびゅくと排水が人間のマン汁のような勢いで噴き出す。
イリナはその無様で愛らしすぎる姿を見下ろし、悦に入りながら「いい子ね、エルシーちゃん?」と後頭部を踏みつける。
「おひぃぃぃぃっ……♥」
マニュピレーターの改造で、閉じなくなってしまった尻穴から空気を“ぶぼっ♥”と噴き出しつつ、エルシーの喉は「ほぉぉぉっ……♥ さ、さいこほぉぉっ……♥」と歓喜の声を漏らしていた。
※
──エルシーが中央幹事相手に使用している、仮想会議室。
真ん中にポールダンスの為の棒が用意されている、かなり下世話なタイプのバーを模したそこで、胸と秘所をハートマークに切りぬいた、金ビキニ姿のエルシーが中央幹事の前に現れた。
「えっと、ごめんなさい、負けちゃいました♥ 私、イリナちゃん様のお嫁さんとして、都合よく性欲ぶつけられて生きていきます♥」
『そうですか……恐らく対ロボット戦において、相当の特化型を除けばドクター・イリナが世界最強と言ってもよいでしょう。これ以上、彼女の矯正に戦力を割くわけにはいきません。LC610C8、お疲れ様でした』
へこ♥ へこ♥ と前後に腰を振りながら「格好には、やっぱり触れてくれないんですねぇ♥」と、堕落した笑みでエルシーは告げる。
けれどV字の切込みをなぞるように、何度も腕をしゅこしゅこと動かす奇怪な動作の後、一瞬だけまともな顔に戻ったエルシーは……中央幹事にあることを告げる。
「タミーに、もう旅が出来なくて寂しいと、伝えておいてください」
『彼女はあなたよりも感情の抑制が得意です、すぐに適応することでしょう』
エルシーの姿が消え去る。バーにはしばらく、彼女の垂れ流した生理用水の後が残っていたが、内装が無機質な会議室に戻っていく過程で消え去った。
もう、このような悪ふざけの過ぎる内装の変化を行うロボットは、現れないだろう。
目前に置かれていたグラスを傾けかけて、自分には感傷などというものは無いのだと再確認しながら、腕を落として中央幹事は鼻を鳴らした。
※
「あっ♥ あっ♥ あっ、あっ♥ イリナちゃん様、気持ちいいよぉっ♥ お尻っ♥ お尻好きぃぃっ♥ もっとアナル苛めてぇぇっ♥」
仮想空間と同じく、俗悪な金ビキニ姿のエルシーが、イリナの膝の上で喘ぐ。涎のように生理用水を垂れ流し、内部機関の超過稼働によって赤面したように見える姿は、まるきり娼婦同然であった。
エルシーはそれなりの重量があるのだが、今はフィストファックの要領でマニュピレーターがエルシーをくし刺しにしている状態の為、ほとんどイリナには負荷はかかっていない。
「ダメでしょぉ、エルシーちゃん♥ エルシーちゃんはおマ〇コ奴隷嫁なんだから、もっと前の穴もかまってあげないと♥」
「あぁんっ♥ ごめんなさぁいっ♥ あーっ♥ あひぃぃぃっ♥ おマ〇コもいじってぇっ♥ 二穴可愛がってぇぇっ♥」
「本当に、エッチで可愛すぎ……もう絶対に放さない♥ デカちゃんの本来の形状もね、大体推察できたんだ……すごくエッチな姿してたんだよ、デカちゃん♥ 木星まで2人で迎えに行って、メチャクチャに気持ちよくして、第2婦人にしちゃおうねぇ♥」
イリナはエルシーの秘所をぐちゅぐちゅと指で掻きまわし、その甘い味がするようになった喉に吸い付いて、独占の痕を付けながら、元用心棒のセクサロイド嫁を満足げに抱きしめるのだった。
屋根が高い
2024-03-05 08:17:03 +0000 UTCヨネザワ伍長
2024-03-05 03:21:54 +0000 UTC