※こちらのシリーズ『匂宮黛の寝取り返し殲記』の続編となります!
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「──あれ?」
沖野和樹は、送り付けられてきたDVDの包装が、いつもと違っていることに気付く。
普段は『沖野和樹様』とマジックで書かれ、テープで適当に留められた形で送られてくるのだが、そこには『救えない貴殿へ』と妙に美しい文字で書かれており、覆っているのも青黒い色合いの薄い風呂敷のようなものだった。
何というか、全体的に“品がいい”……このDVDを送り付けている相手の性質の邪悪さや、映像の中で行われている悍ましい行為とは、なんだかちぐはぐな印象を受けた。
……ある時期から、和樹への宛名で送り付けられるようになったDVDの中には、幼馴染としてずっと行為を寄せていた“乙女姉”……桜木乙女が中年の男性たちによって陵辱されている光景が映し出されていた。
あまりにも悍ましいその行いに、和樹は怒りや焦燥、絶望と同時に異様な興奮を覚えてしまい、乙女に確認することも出来ず避けるような態度を取り、送られてくるDVDも最近は見ることなく積まれているような状態だった。
これまでは和樹を嘲笑するような悪意が感じられたのだが、このDVDからはもっと苛烈な……怒りや糾弾の意思のようなものが感じられる。
「(なんで、こんな悪趣味を行うような連中に、僕が責められなきゃいけないんだ……)」
ふつふつと怒りを抱いた和樹は、久しぶりにDVDを再生機器……パソコンは壊してしまったので、ゲーム機を使って……に挿入することにした。
どうせ自分にできることなんて、何もない。妹の凛花もなんだか様子がおかしくて、精神を荒廃させていた和樹は、自棄になって画面を見入る。
「うわぁぁっ!」
映し出された光景に、和樹は思わず悲鳴を上げた。
これまで幼馴染が犯されている光景を見ても、頭を抱えるくらいしか出来なかった男が、声を出すほどの恐怖を覚えた理由……それは映像の中で何度も、乙女を犯していた中年の男たち……恰幅のいい下卑た雰囲気を纏っていた彼らが、ぐちゃぐちゃに顔面を潰された状態で、磔にされている凄惨な拷問現場が映し出されたからだ。
じょろじょろと小便を漏らしている辺り、男たちはまだ辛うじて生きているらしい。
しかし、その醜く膨れた腹には、和樹でも聞いたことのあるような猟奇殺人事件や時効寸前の凶悪犯罪の件名が張り付けられており、まるでこの男たちがその犯人である……あるいはこれから“そういう扱いになる”と表しているかのようだった。
「乙女姉……凛花……」
そして、映像の中には和樹の最愛の人だった……穢し尽くされ「カズキなんかよりおじさんがいいの♥」という言葉を聞かされた今となっては、どんな感情を抱けばいいのか分からない……乙女と、最近家に寄り付かなくなってしまった実妹の凛花が、ビキニ水着とウェディングドレスを組み合わせたような、肌の露出が異様に多い花嫁装束を身に纏って立っている。
乙女はあれほど心酔していたはずの男たちの凄惨な姿には、視線を向ける様子すらない。ただひたすら真っ直ぐに、恋する乙女のような視線をこちらに向けており、それは凛花もそうだった。
もしや凛花が動いて乙女を救い出し、自分に対して愛のメッセージを送ってきたのではないか?
根本的には子供の頃に乙女と凛花から取り合われた記憶にすがり、そこに胡坐をかいているところがある和樹は、きらきらと希望の籠った視線をPCに向ける。
その時、ゆらっと窓に人影が見えた気がした……いや、気のせいだ。和樹の部屋は二階なのだから。錯覚だと決めつけ、和樹は画面を食い入るように眺める。
すると……画面の手前から、地味な印象だが顔かたちは驚くほど整っている、黒髪の清楚な印象な少女が姿を現した。
乙女と凛花の表情が花のように綻び、彼女たちが画面の前の和樹ではなく、この少女を熱い恋する乙女の視線で見つめていたのだと気づき、その顔色が再び悪くなっていく。
和樹の価値観の中では、女の子というのは夢中になって男を取り合う存在であり、同性愛などというのはギャグの一種だと考えている前時代的な人間である為、どうして画面の中の少女にそんな目を向けているのかが根本的に理解できない。
『ごきげんよう、わたくしには救えない貴方。匂宮黛と申します』
少女は極めて丁寧な言葉使いと、完璧な上流階級の礼儀で以て、和樹への敬意がまるで無い糾弾めいた言葉を放ち、この少女……匂宮黛が和樹を認識し、同時に好感を持っていないことが明らかであった。
和樹はDVDを送り付けているのが男たちだと思っている為……実際には、凛花がポストにねじ込んでいるのだが……女の子に悪意を持たれる理由がまるで分からない。
『最愛の幼馴染が蹂躙されているにも関わらず、自ら助けに動くわけでもなければ、警察機関の類も頼らない……根本的に動く前に「自分には何もできない」と言い訳する姿勢、あからさまに自己保身が愛情よりも勝る態度には辟易です……こう指摘したら、あなたは「下手に動いたら乙女姉の身が危ない」と言うのでしょう?』
「な、何を勝手なことを言ってるんだよ、この子は! 下手に動いたら、乙女姉の身があぶなっ……え?」
映像は録画されたものなのに、正確に和樹の物言いをトレースしてみせる。
実際、ここまで顔を隠すこともなくDVDに顔を出しているのなら、漫画の中に出てくるような権力者であろうと、十分に追い落とせる証拠だ。警察が仮に権力者と繋がっているとしても、揉み消すよりも対抗勢力に流して旨味を吸おうとするだろうから、決して無駄にはならない……と、ここまでは和樹は頭が回らない性質だった。
『ましてや、幼い頃から共にあった妹に起きていた不審すらも、あなたは全て見過ごした。彼女が何度も男性の子供を堕ろしたということすら、共に暮らしておきながら気付いていなかったのでしょう? もう、あなたには彼女たちを任せておけません……乙女さんも凛花ちゃんも、私が幸福にします』
和樹からは身勝手としか思えない物言いを並べ立てられ、訳の分からない激昂を放とうとしたところで、画面の中の乙女と凛花が動く。
二人の顔は完全に快楽と恋情で蕩けており、頭の後ろで手を組んで、ふっさり生えた腋毛と何度も軽イキを繰り返すマ〇コを見せつけるように、無様で淫蕩な腰ヘコ踊りを披露し始めたのだ。
『ああ、黛様ぁぁっ……♥ 私、あんな中年男たちにマワされたせいで、本当に気持ちいいセックスを知りませんでした♥ あなたとのセックスを経験してしまったら、あの人たちにされていたことは全部お遊戯、おままごとです♥ 黛様に比べたら、見た目が醜悪な分、犬畜生にもおじさんたちは劣ります♥』
和樹よりも好きだと言い放っていたはずの男たちを、乙女は心底軽蔑して見下してる……否、一個の人格をそもそも認めず“おじさん”という激キモ集合体として見ていると、そう思わせるような口調で言い放つ。
『黛様っ♥ あたしも♥ 子供の頃にロリコンおじさんに処女ぶちぶち奪われちゃったマ〇コ♥ 清めていただいてありがとうございます♥ あいつら粗チンにされた行為なんて、何の意味も無かったんだって開き直れました♥ おちんちん本当に入ってたかも疑問です♥ あなた様こそ“本物”ですぅ……♥』
和樹にとって衝撃的な事実を開示しながら、凛花がぷしゅっ♥ ぴしゅっ♥ と潮吹きしながら黛を讃える。これは乙女も悪いのだが、二人に取り合われた時に乙女が和樹を連れ去った際、彼も妹を放置して性犯罪の犠牲にしてしまった過去があるのだが、それを指摘しないだけ有情というものだろう。
「お、乙女姉も凛花も何言ってるんだよ……こ、この子は女の子だろ! 中年たちをやっつけて助け出してくれたのかも知れないけれど! チ〇ポも生えてないような相手じゃないか!」
……恐らく、和樹は自分が何を言ったのか、理解していないだろう。
これこそが彼の本音、彼が乙女救出にも動かず、あからさまに様子のおかしい凛花についても何も気付かなかった、真の理由。
彼は穏やかな気質から気付かれていないが、典型的なホモソーシャル思想の持主であり、内心では女性を差別して男同士の連帯を重視する性格の持ち主である。
故に自分よりも優れた雄に抱かれる乙女を見て、自分を憐れむことはあっても、乙女を可哀そうだとか悲惨だとか思うことは一度もなく、なんならあからさまに最初の頃は強姦被害者として和樹を思って耐えていた彼女を、汚いもののように扱ったことすらあった。凛花の異変に気付かなかったのも、最終的には彼にとって女の子が“自分を気持ちよくしてくれるアクセサリ”だからだ。
それを証明するように、彼は黛が介入しなかった世界の未来では、托卵された乙女の子供を育てながら入籍し、妹とも性的な関係を築きながら、乙女の出産DVDでヌくという“ゲスの側”の行為に走る。
そも乙女が性的な被害にあった時点では、彼は被害者でも何でもなく、善意の通報者になれたはずなのに……転げ転げた果てに選ぶのがこれなのだから、和樹の本質は“被害者ぶって責任回避する、お花畑ハーレム思考のシコ猿”でしかない。
そんな和樹に対しても“裁き”を下すように、黛は己のスカートをまくり上げていき……そこから、和樹どころか中年男たちすらも遥かに上回る、剛直と呼ぶ相応しい肉竿が姿を現した。
「ひゃぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
腰を抜かして悲鳴を上げる和樹。彼は映像越しだったので、睾丸が縮み上がった失禁する程度の被害に収まったが、画面の中では中年男たちが雄としてのトドメをさされて、見る見るうちに竿と睾丸がしわしわのミイラの如く縮んでいく。“雄”としての格の違いを見せつけられ、永続的な不能に陥ったのだ。彼らは恐らく、この為に生かされていたのだろう。
『あぁ……チ〇ポぉ……♥ じゅるるるるっ♥ じゅぽっ、じゅぽぉぉぉっ♥ ほっ、ほぉぉぉぉっ♥』
『黛様のおちんちんうまうまぁっ♥ 幸福感じちゃうぅぅっ♥ じゅぼっ、しゃぶっ♥』
男たちへの“処刑”が完全に終わり、そのまま乙女と凛花は黛の雌チ〇ポにしゃぶりつくと、男たちに弄られて成長した爆乳でチ〇ポを挟んで擦り上げながら、夢中で竿を舐めまわす。
ちゅぴちゅぴと二人の舌が竿の上で触れあい、二人分の胸で覆ってもはみ出す肉竿の立派さに、逆に男たちの行為が如何に無意味なものだったか浮き彫りにされるようだった。
乙女も凛花も表情には幸福と快楽しかなく、ここまで人間は蕩けた顔になれるのかというほどに、喜悦を感じているのが画面越しでも分かる。チ〇ポ舐めながら頭を撫でられただけで、二人は勢いよく股間から愛液を噴きだした。
『んちゅっ♥ じゅぞぞっ……♥ おマ〇コ♥ おマ〇コ挿入してぇぇ♥ 汚い精子、長くて大きくて逞しい本物チ〇ポで掻き出して♥ 脅迫使って行為に及んでるくせに、自分たちがセックス巧者とか勘違いしてた精神異常者どもに♥ 本物のラブラブセックス教えてあげてぇっ♥』
『カズ兄のチ〇ポにもトドメ差してあげてぇ♥ 乙女姉を選んであたしを性被害に会わせて♥ そんな乙女姉を守ることも出来なかったのに、自分が世界で一番の被害者だとか思ってるうちの馬鹿兄♥ 性的に終わらせてあげて♥ 劣等遺伝子きっちり絶えさせてあげてぇ♥』
乙女と凛花の悪罵とオホ声を聞きながら、和樹は眼を離せない。とてつもなく淫靡な光景が映像の中では繰り広げられているはずなのに、失禁後の肉竿はまるで勃起する様子はなく、先端から先走りとは違う汁をとろっ……と噴き出している。
それが“男の潮吹き”と呼ばれる類の現象だと、和樹は当然ながら知らない。
『お゛ほぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ♥ おちんちん来たぁぁぁぁぁぁぁっ♥ 激つよおちんちん、お腹の中でぐちゅぐちゅって暴れてるぅぅぅっ♥ 汚いおっさんどもの劣等精子♥ 全部つよつよ雌チ〇ポ精子に追い出されて全滅しちゃったのぉぉっ♥ 孕ませて♥ 確実に私のこと孕ませてぇぇぇっ♥ 本当の恋を見つめたの♥ 乙女のことを貴女のモノにして♥ オトメトリしてぇぇぇぇっ♥』
『あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁーっ♥ 死ね♥ マジで粗チン死ね♥ 何年も何年もあたしのこと支配しやがって♥ 乙女姉にひどいことしちゃったじゃない♥ あたしもイキ死ねぇっ♥ お゛ぉぉぉぉぉぉっ♥ 頭焼けるぅぅぅぅぅぅーっ♥ おがじくなるっ♥ 頭おかしくなってじぬぅぅぅぅぅっ♥ アクメ死したら生まれ変わるのっ♥ 乙女姉と仲良し妊婦仲間になるのぉぉっ♥ ほぉぉぉぉーっ♥』
二人の胎へと大量の精液が注ぎ込まれ、それだけでも妊娠したようにぼっこりと膨れ上がる。
呆然と映像の中で幸福アクメ受精ダブルピースを決める少女たちを見て居られず、和樹は窓の方へと視線を向けた。
「こんばんはぁ、わたくしの“花嫁”さん♥」
メイド服を纏った、異様なほど大きな女性と目が合った。
ここは二階……そう思うよりも早く和樹は女に首根っこを掴まれて、窓の外へと引きずり出されていった。
DVDが勝手に発火を始め、乙女の痴態や凛花の妊娠の証拠を消し去るように燃え上がる……。
※
「ふふ……すっかり大きくなったね、凛花ちゃんのお腹……♥ ん、ボテ腹でちゅっちゅっするの気持ちいい……♥」
「あっ、あっ♥ 乙女姉の赤ちゃん、積極的にレズキスしてくるぅ♥ うちの娘ときっといい姉妹カップルになるね……♥」
「名前も、もう決めてあるの……愛って名前にするつもり♥ 黛様から沢山、めぐみをいただいたから……♥」
そんな風に柔らかい表情で語り合いながら、陣痛を起こす為にヘコヘコと蹲踞で腰振り踊りをしている乙女と凛花を、メイド服を纏った可憐な“少年”が優しく見つめている。
二人の子供はぜひ自分に取り上げさせてほしいと、彼は自分の“旦那様”である匂宮鹿の子に頼み込んだのだ。
「ん゛お゛ぉっ……き、来たぁぁっ♥ 破水、破水くるぅぅぅぅっ♥ 見ててっ♥ 見ててね、カズキ♥ 私と凛花ちゃんが赤ちゃん放り出すの見ててぇぇっ♥」
「カズ兄♥ うぅん、カズ姉っ♥ あたしたちの赤ちゃん産まれるよぉぉっ♥ 派手にアクメ決めちゃうと思うから、ちゃんとカズ姉が取り上げてねぇ♥」
「ええ、任せておいて♥ お世話になった乙女姉と可愛い妹の赤ちゃんだもの♥ “あたし”がちゃんととりあげてあげるぅ……♥」
すっかり陰核となったチン先から、これを終えてからのケツマンファックを妄想し、とろっ……と甘潮吹きするカズキの前で、乙女と凛花は声を合わせて絶頂する。
『ん゛おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ♥ 生まれるぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ♥ あへぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ♥』
男たちの雑魚精子が排出されきり、黛の娘であることを示す証……ふたなりチ〇ポを備えた娘たちが産道からひり出されて、乙女と凛花は絶頂アクメをキメる。
カズキは大切な人たちの娘を取り上げ、その生命の尊さに“乙女らしく”涙を流し……ここにカズキと乙女と凛花は、再び家族として結び直されたのだった。
屋根が高い
2023-12-09 08:57:34 +0000 UTCとろがけ
2023-12-09 08:38:31 +0000 UTC屋根が高い
2023-12-09 08:33:42 +0000 UTCソウシップ
2023-12-09 08:26:45 +0000 UTC