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響かじのラプソディア~恋人同士で飼われるドMJK、久美子と麗奈

 黄前久美子と高坂麗奈に、急に外泊が増えた。

 二人にはそれぞれ意中の男性がいる為、これはもしや進展の時かと思えば、どちらもまるで知らないという。

 ならば、まさか怪しい裏バイトにでもハマッてしまったのかと言えば、二人が夜中に見かけられるのは近くに民家のない公園で、なんと吹奏楽の練習中。

 外泊申請理由“部活動における緊急強化合宿”は正しかったことになり、実際に二人の実力は短期間で跳ね上がっていた。

 部の面々もそれならばと二人のことは放置していたが……よく二人を観察している者、あるいは特定の“素養”を持つ者ならば気づいたはずだ。

 久美子と麗奈の間に流れる空気が、これまで以上に親密なものになっていることと、明らかに外泊の際は妙に感じるほど浮足立っているということに……。



「麗奈、先に来てたんだ? もしかして、待たせちゃった?」

「たまたま早く着いただけよ。どうせ“全員”揃わないと意味が無いしね」


 久美子と麗奈は公園で落ち合うと、まるで他にもメンバーがいるようなことを確認し合ってから、あまりにも自然な動きで抱き合ってキスをする。

 そういう関係を囁かれたこともあるが、明確に想い人がいると周囲に知られたことで、否定されていたはずの百合関係。

 二人は潤んだ瞳で口づけし合い、ぎゅっ……と背中を強く抱きしめる。


「はぁ……麗奈の唇、甘い……♥ 女の子の唇って、どうしてこんなに美味しいんだろ……♥」

「あたしは、特に味とか感じないかな……でも、キスは久美子とするのが一番いい……♥」


 二人は互いの胸を寄せ合ったり、耳を触りっこしたりして盛り上がっていたが、やがて離れてそれぞれに楽器の練習を始める。

 近くに民家が無いこともあり、二人は多少抑え気味ではあるが、管楽の練習を存分に行うことが出来ている。

 女の子二人で危険ではないか……という意見もあるかも知れないが、一般人にはまるで知られていないが、この辺りはヤンキーや半グレが“消える”という有名な噂のある場所であり、珍走団の類も公園の前を通る時は、バイクから降りてライトを消して通り過ぎるほど。ヤクザすらも夜には近づかないという、そういう奇体な場所なのだ。

 久美子と麗奈も、ある人からその噂は聞かされていたが、どうやら熱心な部活動についてはOKなようで、未だに不思議な体験の一つもしたことがない。

 二人はしばらく演奏すると、休憩も兼ねて互いの体を触りっこしながらキスをして、また演奏……そんなことを繰り返していると、やがて二人よりも背の高い、美しい私服の女性がやって来た。


「久美子ちゃん、麗奈ちゃん、お待たせー。はい、差し入れのアイス買ってきたよー」

「あ……♥ 久凪さん……♥」

「もう、いつも待たせるんだから♥」


 二人は急に態度を変えて、久凪と呼ばれた女性の前でもじもしとはにかみ始める。

 そんな二人をニコニコと見つめて……何故か久凪は、棒状のアイスクリームの包み紙をさっと取ってしまった。

 手渡す前に袋を取るのは、気遣いかも知れないが珍しい……しかし、久凪は久美子と麗奈に手渡す前に、質問を投げかけてくる。


「それで、二人はこれを“どっちのお口”で食べたいのかな?」

「あ、うぅぅ……♥」

「そんな質問、ズルい……♥」

「キンキンに冷たくなってるから、凍傷になっちゃうかもねぇ。痛い痛いだねぇ……それで、どっち? ──自分の口で言え♥」


 唐突に笑顔のままで、久凪の口調が激変する。

 久美子と麗奈は、それを聞いた瞬間にパッとスカートをたくし上げて、最初から下着をつけていない……互いのキスでとろとろになった秘所を見せつけてきた。


「し、下のお口で食べたいです♥ 冷たくて、痛くなっちゃってもいいのぉっ♥」

「い、痛いのが気持ちいいの……♥ お願い、久凪さん♥ あたしと久美子に食べさせて♥」

「ふふふ……ホント、一旦目覚めると後は早いねぇ♥ ドMレズのJKちゃんたちの可愛いこと♥」


 ふるふると震えている久美子と麗奈の秘所に、少しだけ表面の溶けたアイスバーが挿入される。

 二人は「あぁっ……♥」「ひ、うぅぅっ♥」と苦悶と快楽の混ざり合った表情を浮かべると、ガニ股で腰をへこ♥ へこ♥ と前後に動かして見せた。

 久美子と麗奈の手は、その間も恋人繋ぎで強く握られている……。



 匂宮久凪と出会うまで、久美子と麗奈は自分たちの実力に行き詰まりを感じていた。

 部活動は充実していて、実力を競い合う親友がいて、恋する相手までいるのに、なんだか満たされないというか、自分たちが同じところをぐるぐる回っているような、徒労感が消えないのだ。

 公園で始めた夜間練習も、まるで隣で練習している親友に「私、頑張ってます」とアピールしているだけみたいで、成果がまるで目に見えない。

 “何も問題ない”という見えない真綿で、首をゆっくりと締め付けられていくような感覚……そんな中で大学でユーフォニアム奏者をしているというお姉さん……久凪と出会ったのだ。


「懐かしいなあ。私も高校時代はよく、この公園で練習してたよ。ちょうど絶妙な距離にあるんだよね、ここ。当時はあんまり治安よくなくて、ヤンキーとか半グレとか溜まってたんだけど、今は静かになっていいね」


 そう言って、二人の練習をのんびり見つめていた久凪は、聞き終わってからひと言「ごまかしが見えるね」と言った。


「ごまかし……? 演奏で、ごまかしってどういう」

「別に嘘偽りがあるって意味じゃないんだよ。ただ“本当じゃない”っていうだけ。二人の演奏からは、自分たちを正しく表現できてない感じがするんだよね」

「自分たちを、正しく……?」


 疑問符をいっぱい浮かべる久美子と麗奈に、久凪は「良ければ、高校時代に部活仲間……今でもセフ、もとい付き合いがある子たちなんだけれど、その子たちにしてあげてたこと、二人にも試そうか?」と笑いかける。

 久凪がかなり有名な奏者であることを麗奈が知っていたのもあって、切羽詰まっていた二人は是非にと指導を乞い……そして、素っ裸でガニ股腋見せ蹲踞の姿勢を取らされて、くちゅくちゅと久凪に手マンされたのだった。


「うあぁぁっ♥ あっ、あぁぁぁーっ♥ こ、こんなの、おかしっ……いひぃっ♥ い、嫌なのにっ♥ 恥ずかしいのにぃぃっ……♥ んひっ♥ んほぉぉぉぉっ♥ 久凪さんの指っ、指ぃぃっ♥ 細くてきれいな女の子の指♥ 気持ちいいっ♥ 膣の中くちゅくちゅされるの、ものすごく気持ちよくなっちゃうのぉぉっ♥ ほぉぉっ……腋からものすごく甘い匂いしちゃってるぅぅ……♥」

「すんすん、久美子ちゃんの雌臭きっつ♥ こんなの完全に、同性を誘ってる匂いじゃん♥ 麗奈ちゃんによくこれまでレズレされてなかったね♥ こんな甘い腋臭されてたら、盛りの付いた女子中学生に路地裏に引きずり込まれたりしちゃうよ♥ ちゃんと、自分の嗜好は理解しておかないとねぇ……♥ ほら、麗奈ちゃんも、これが久美子ちゃんの指だと思って?」

「んへぇぇぇぇぇっ♥ おほぉぉぉぉっ♥ お゛ひぃぃぃぃぃぃぃっ♥ 久美子の手マンすごいぃぃぃぃぃっ♥ た、滝先生のこと思ってするのと全然違うぅぅ……♥ あっちはイライラして、半端にイケずに終わるのにっ♥ んおっ♥ こっちはイキっぱなしになるぅぅぅっ♥ 久美子、久美子ぉっ♥ 久美子ぉぉぉっ♥ あへぇぇぇぇ……レズ手マン気持ちよすぎるのぉぉぉ……♥」

「ものすごい乱れようじゃん、麗奈ちゃんも♥ 初めての手マンだったら、普通のノンケはもうちょっと抵抗したり、恥ずかしがったりするよ♥ それが無いってことは、二人は生粋のレズなんだよ♥ 久美子ちゃんは麗奈ちゃんが好きで、麗奈ちゃんは久美子ちゃんが好きだったの♥ なのに寄り道しちゃって、そのせいで演奏にごまかしが混ざったんだねぇ……この馬鹿雌どもっ♥」


 ぎゅぅぅぅぅっ♥ と強くクリストリスが指で押し潰される。

 久美子と麗奈は「ほひぃぃぃぃぃぃぃぃっ♥」「おほぉぉぉぉぉぉぉっ♥」とホースの先を指で押し潰した時のような、あちこちにまき散らす勢いで潮吹き絶頂を決めて、自分たちがドMレズだったと気付かされたのだ。


「へぇぇぇ……♥ れ、麗奈ぁ……♥ 私、そう言えば麗奈のこと大好きだったぁ……♥ ずっと知ってたはずのなのに、相手が女の子だからって、いつのまにか友情扱いしててぇ……♥ 麗奈の傍でずっとムラムラしてたのっ♥ 滝先生のこと羨ましいって……ううん、正直邪魔だって思ってた♥ 麗奈、好きだよぉぉぉ……ひゃおぉぉぉぉぉぉっ♥ 久凪さっ……お尻はぁぁぁっ♥」

「く、久美子ぉ……あ、あたしもよっ♥ 塚本くんと別れたって聞いた時、本当は涙が出るほどうれしかったのぉぉ……♥ こんなの重たすぎる、絶対引かれるって遠慮してたけれど……久凪さんにいじめられて分かったの♥ あたしは、久美子が……久美子だけが特別なんだって♥ だから、自分のマゾ欲満たす為にわざと友達の距離保ったりしてぇ……はぁぁっ♥ またイグっ♥」

「よしよし、ちゃんと素直になれて、お姉さんは嬉しいよ♥ それじゃあ、二人がちゃんと“正しい道”に戻れたかどうか、これからチェックしてあげるからね……私の命令はなんでも聞くんだよ、ドMちゃんたち♥」

「は、はひぃぃっ……私と麗奈は♥ 久凪さんの奴隷ですっ♥ ペットですっ♥」

「あたしたちの本音を引き出してくれた恩人に、なんでも奉仕してお礼しますっ♥」


 ……こうしてレズビアンとマゾヒスト、二つの本性と向き合った久美子と麗奈は、ラブラブカップルにして共通のご主人様のドMペット仲間という、特別な絆を結び直したのである。



「こ、これは、流石に恥ずかしすぎるぅぅ……♥ ひっ、ひっ……♥ あ、頭がおかしくなりそう♥ 頭の後ろの方が、ぽこっ♥ ぽこっ♥ て、お湯が沸くみたいに沸騰してるぅぅ……♥ く、久凪さっ……せめて、下着だけ……わうぅぅぅぅぅぅっ♥」

「久美子ちゃぁん? 今の久美子ちゃんは、私のワンちゃんなんだよ? ちゃんと語尾に『ワン』って付けて、可愛くアピールして? 出ないと、この格好でそこら辺に捨てちゃうよ? 性欲みなぎる人妻とかに拾われて、一生性奴隷にされちゃうよぉ?」

「わぅぅぅっ……ご、ごめんなさいだワン……♥」

「にゃぁぁんっ♥ 久美子はまだまだなりきりが軽いにゃん♥ 本物のネコちゃんだと思えば、むしろ久凪さんに飼われてうれしいにゃん♥ にゃぁぁん……久凪さんっ♥ ご主人様ぁぁ♥ さ、最後の仕上げ、してほしいにゃん♥ 麗奈を完璧な猫さんに仕上げてほしいにゃん♥」


 恥ずかし気に涙目で尻を突き出す久美子と、既にノリノリで肉付きのいい尻を左右に振りたくる麗奈。

 二人が今、身に着けるのを許されているのは、犬と猫のつけ耳と鎖付きの首輪だけだ。そんな二人のアナルへと、尻尾付きのディルドがずぶり……と挿入される。


「わうぅぅぅぅんっ♥ あおぉぉぉぉぉんっ♥ す、すごいぃぃぃっ♥ こんなのでお散歩したら♥ ずっとおしっこ漏らしっぱなしになっちゃうわん♥ ここら一帯、私の縄張りにしちゃうわぅぅんっ♥」

「にゃぁぁぁんっ♥ 久凪さんと久美子にほぐしてもらったから、こんなエグいディルドもごっくん出来ますにゃん♥ は、早くぅ♥ お散歩、夜のお散歩したいにゃぁぁんっ♥」


 すっかりと調教されきった二人は、確かな吹奏楽の実力と、ゆるぎない互いの絆を代償に、完璧なドMペットと化していた。

 もう久凪の存在なしでは、人間社会でまともに生きていけないほど、その価値観はレズ快楽とM調教に侵されている。


「ふふふっ♥ ちゃんと二人とも、揃って私の大学に来るのよ? そうしたら、もっともっと……今より過激なこと、教えてあげる♥ ちゃんと二人で結婚させて、ワンちゃんとニャンちゃんのふ~ふにしてあげるから、ずっと円満でいるのよ? 離婚とかしたら捨てるからね?」

「そんなこと、ありえないワン……♥ だって、私は麗奈に夢中だからぁ……わうっ♥」

「にゃぁぁんっ……♥ 久美子、愛してるにゃぁぁ……♥」


 ぴちゃぴちゃと互いの顔を舐めあい始めるペットたちの鎖を引き、久凪は夜の道を歩き出す。

 二人の心の中にはもう、くだらないごまかしなど何処にもない。何もかも曝け出し合った最愛が、すぐ傍に居てくれるのだから……。




今回の攻め役

※匂宮久凪(におうのみや くなぎ)

・有名なユーフォニアム奏者を務めている女子大学生。彼女を中心とした演奏は、時に“軍隊”と称されるほど完璧な統制と、狂騒的ですらある荒々しさを兼ね備える。ある種の素養を持つ学生からは、軍隊というよりもハーレムのようだと言われることもあるようだ。

・レズビアンではあるのだが、自分が恋人になるのではなく相手をレズ&マゾ調教して、M同士のカップルに仕立て上げるのを好み、ドSな女王様としての自分がラブラブカップルに求められるのを喜ぶ、ある意味では“血族”らしい性質の持ち主。

・治安MAXであることから、女の子たちがよく出没する公園を活動範囲しており、そこで獲物を見つけることが多いが、裏社会では「この公園で悪さをすると“消えてしまう”」という怪奇スポット扱いされており、どれだけ血気盛んなものも音もなく消されることから“凪の廃園”とも呼ばれているらしい。

・こんな性質になったのは、とある失恋が理由であると本人は語っており、女の子たちを恋人として番わせようとしているのは、この反動もあるようだ。どうも相手が特異な性癖の持ち主だったようで「私強いから、どんだけ頑張っても寝取られ被害者にはなれないんだよね」と何処か寂しげに笑っていた。

響かじのラプソディア~恋人同士で飼われるドMJK、久美子と麗奈

Comments

高校生カップルが標的なのも、多分……そういう理由でしょうね。ちなみに、作中で触れられている久凪の通ってる大学はお花の蜜大学ですw 私がよく作中で触れますが「優勝劣敗は勝負の理、敗者が勝者になれないように、勝者は敗者にはなれない」訳です…だから、みんなで優勝しようねぇw

屋根が高い

……久凪さんの失恋相手ってひょっとしなくても……(とあるNTRブレイカーの方を見つつ) 強過ぎる弊害がこういう形で来るのある意味不憫ではありますね……(なので自分でラブラブカップルを成立させる!)

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