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盗賊姉妹の世界統一~対なる性女クレマンティーヌ、淫蕩を貪り女神となる(後編)

※前編はこちらになります。

(https://fallen02side.fanbox.cc/posts/6947803)




「じゅるるるっ……じゅぽっ、じゅぽぉっ……じゅずずっ……れろ、れぇぇっ……♥ 好き♥ 愛してるでありんすっ♥ ノルン様、ノルンしゃまぁっ……♥ 昨日より今日のノルン様が好き♥ 明日はきっとぉ……はむっ、ちゅるるっ♥ もっと愛してしまっているでありんすぅぅ♥」


 かつては魔導国の階層守護者であったトゥルーヴァンパイア、シャルティア・ブラッドフォールンは完全に盗賊姉妹……いや、今や世界を異形種の脅威から救った“英雄姉妹”の長子であるノルン・ウェイトリィを愛するように精神を変質させ、今も夢中になって主のアナルを舐めしゃぶっている。

 もはや彼女の頭の中には、ナザリックもかつての主であるアインズのことも存在しない。ただただひたすらに、愚直なまでにノルンを愛して媚びるだけの生き物……ノルンが万が一にでも死すれば、タレントによって縛られていたことを悔いて逆襲するどころか、後追いで即日滅びを受け入れる程のラブラブ奴隷嫁と化していた。


「うぇへっへっへっへぇっ……キモイんだよ、ボケッ! 愛してるぞ♥」


 そんなシャルティアが最近はちょっと可愛すぎて、照れ隠しも兼ねて後ろ蹴りを放ち、嫁の顔を地面に叩きつけてしまうノルン。

 当然シャルティアにとって、ノルンから与えられる刺激は何もかもが快楽であるである為、鼻が曲がるほど地面に打ち付けられ、後頭部をぐりぐりと踏まれながら、何度も何度もマン汁を噴いて「おごぉぉぉぉぉっ♥ しゅきしゅきぃぃぃぃぃ~っ♥」と狂ったように叫ぶ。

 最近はシャルティアの醜い……ノルンからすれば「なぶり甲斐がメチャクチャあって最高」という評価だが……本性で愛でられることが多かったが、今は愛らしい吸血鬼の姿で暴虐にさらされ、今すぐ幸福の絶頂で滅ぼしてほしいという破滅願望と、愛しき主の為に生き続けなければという使命感の板挟みの中、マ〇コを床に擦り付けて床オナに耽る。

 最低最悪の無様な痴態を愛でられて、涙と鼻水と愛液が止まらなくなっているシャルティアの見下ろしながら……しかし、ノルンは何時ものように「クソカワちゃんがよぉ……ぐちゃぐちゃにして一生愛でてやるからな♥ タコこらっ♥」などと暴言交じりの愛を吐くことは無く、ふぅー……とため息を吐いた。

 途端にシャルティアは下半身だけ正座の姿勢に変わり、頭はミリも動かさず踏みにじられるのを保ったまま、思慮深い声でノルンに語り掛ける。


「クレマンティーヌ様のことでありんすか?」

「んー……連絡、まだ無くてさぁ。やっぱり戦力足んなかったのかな? もっといらない雌、オマケした方が良かったかな?」

「アウラとマーレを付けた時点で、十二分でありんす。主様には1つの誤謬とてありんせん」

「そう? ……あたし、マジで友達って初めてなんだよ。あんな気を使わない、楽しい時間って経験なくてさぁ……好感度で言ったらさぁ、そりゃあ嫁はシャルティア一人だし、家族はメイガスとモリグナの二人きりだけどぉ、そこと並んで“親友”って位置にいんのね? 要するに、お前含めた3人と同格」

「ありがたきお言葉……♥」


 それだけに……弄り、痛めつけ、穢すことが愛情のシャルティアを前にしていると勘違いしがちだが、本来のノルンの愛情とは末妹モリグナに向けるそれのように“過保護”というのが本質である。

 初めての殺人狂仲間であり、相手を如何に辱めて殺すか、尊厳をどのように穢し尽くすかで大いに盛り上がった相手……クレマンティーヌのことが心配で仕方ないのだ。

 かつてのシャルティアなら嫉妬に狂って、殺害を試みるレベルでノルンはクレマンティーヌを気にかけているが、完璧に調教されて破壊され切ったシャルティアの脳内では「ノルン様が大事だと思うものは自分よりも価値が上」とナチュラルに考えている為、むしろクレマンティーヌを守る為なら命を投げ出すだろう。


「偉大なる主ノルン様のご友人となれば、奇運や宿縁の持ち主でありんしょう……アインズのクソボケが齎した死より帰還した彼の御方は、簡単に滅びることなど無いはずでありんす」

「ホントにぃ? 適当言ってたら、前みたいに頭から硫酸かけて、葉巻の火で目ぇ潰すからな?」

「あひっ……♥ そ、それはご褒美でありんすぅぅ……♥」


 きゅんきゅんきゅん♥ と子宮をうずかせるシャルティア。調子が戻ってきたので、そんなシャルティアをナチュラルに“椅子”扱いして座るノルン。

 そんなノルンの耳に、クレマンティーヌの声が届く。


『あーあー、これでマジで聞こえんの? ワールドアイテムってのは出鱈目だなあ……ノルン、聞こえてる?』

「クレマンティーヌ! 聞こえてるぜい!」


 ノルンはテンション高く反応しながら、シャルティアの背中を適当にげしげし踵で蹴り始める。ノルンのテンションとシャルティアへの暴虐(愛撫)は比例するのだ。シャルティアはいきなりの大サービスに「いぎゅっ……♥ 狂うぅぅ……♥」と半狂乱でイキ狂っている。


『おぉ、マジで反応還ってきた。あんたの【相異間隔~遠く遥かに】は、アタシを復活させるわ声は何時でも届くわ、マジで何でもありなんだねぇ』

「へっへっへっ……何なら支援を送ったり、援軍派遣したりもできるんだ! あたしの力が必要かい、クレマンティーヌ!」

『あんたの、その非道を働く時に本気でウキウキした声出すの、マジで聞いてると落ち着くわ……おっとっと、なごんでる場合じゃなかった。支援や援軍はいらないんだけど……ちょっと、アタシの印象を“混ぜる”ことって出来るかな?』


 クレマンティーヌの物言いは、特殊な嗜好を持つ者以外には不可解に聞こえるが……彼女と同じ病的なサディストであるノルンは、ほぼ一瞬でその意図を読み取り「出来るよぉ♥」と弾んだ声を出す。クレマンティーヌと会話する際、皮肉にも盗賊育ちでろくな学も無いノルンは、恐ろしいほどに頭の回転の良い“王才”を発揮しつつあった。

 部屋にシャルティアのマン臭が満ちていく中、恐ろしい密約が交わされていく……。



 ──スレイン法国の滅亡は、それはもう……凄惨な形で齎された。

 基本的に国が亡ぶと言う状況は、要するに“国家”という最大級の集団が崩壊するという意味であり、政治が態を成さなくなるにしろ、指導者が独立的な支配権を失うにしろ、国家の構成員が皆殺しにされ、いわゆる“根切り”されるということでは、必ずしもない。

 これに近い状況をもたらしてくることから、ナザリック大墳墓は恐れられていた訳だが……その日、スレイン法国を襲った“エルフの国からの攻撃”は、そんな魔導国の暴虐よりもあるいは異常なものだった。

 たった1人の例外もなく、全て男性。老いも若きも関係なく、エルフの国家の半数が、エルフの王デケムも含めて。

 ──意思無き獣と化して、死ぬまで、否、肉体機能が死してもなお、一斉にスレイン法国へ“自爆特攻”を仕掛けたのだ。

 後詰という概念もなく、温存という知恵も無く、すべての力を使い尽くして枯れ果てて死にながら、次から次へと襲い掛かる。

 連携も何もあったものではない。ただただ生ける屍の“波”が、法国へと押し寄せて流し去っていく。

 “戦争”とは、極端な話をしてしまえば“経済活動”である。

 “エルフの種としての進化”という異常な目的を掲げていたデケム王も、この点に関しては決して逸脱している訳でもなく、限られた利益を国単位で取り合う行為の中で、血と暴力がカードになるものが戦争だ。

 故にエルフの国と戦争しているつもりだったスレイン法国に、その種の生命そのものを目減りさせる散華は理解できるものではなく、昨日まで戦争しているつもりだった法国は忽ちの内に本陣まで攻め込まれる羽目になった。


「殺しと戦争は違う。目的の為に殺すなんて、究極的にはナンセンス。他人の命を奪おうなんざ、どんなおためごかしをしても下衆な行い……つまり“楽しいから殺す”が一番純粋なんだよ。なあ、お前ら?」

「はい、クレマンティーヌ様、愛しております……♥」

「クレマンティーヌお姉様のおっしゃられる通りですぅ♥」

「我が主の出す答に、過ちなどあり得ません♥」


 この惨状を引き起こしたのは、当然ながらクレマンティーヌ一派だ。

 アウラのビーストテイマーとしての力を使って、エルフの半分……ダークエルフもハーフエルフも関係なく、雄をすべて“虫”のようなバイオロボットに改造したクレマンティーヌは、エルフの国もスレイン法国も“殺す”為に、敢えてどちらが最後に残ろうが何の旨味も無い方法を取ったのだ。

 クレマンティーヌの耳は、今は何故かエルフと同じ尖ったそれになっており、真紅の瞳も片方が銀の輝きを有するオッドアイになっていた。

 これはノルンから受け取ったゴッズアイテム【貫き丸~スティレットオブスピリッツ】を“自ら”に使った結果であり、クレマンティーヌはエルフ種に対する一種の“アンテナ”として自身を改造して、マーレのビーストテイマーとしての“支配”の力をエルフ全体に波及させたのである。

 これによって全てのエルフの女はクレマンティーヌを……クレマンティーヌ“だけ”を愛する真正レズビアンに変わり、全ての男は思考能力を失った特攻爆弾に変わった。エルフという種自体が、クレマンティーヌを楽しませる為だけの玩具と化したのだ。

 あるいは法国が備える強大な戦力……特殊部隊である『六色聖典』ならば、そんな“災害”にも等しい“国の爆弾化”にすら耐えられたかも知れないが……その背後ではクレマンティーヌと彼女の従順なレズマ〇コ奴隷となったアウラとマーレの“姉妹”が暗躍しており、今や『漆黒聖典』の内の4人を除いて、全てが殺し尽くされている。

 もはや2つの国家が消滅するのは時間の問題……そんな状況下で、残された『漆黒聖典』のメンバーたちはどうしているのかというと──。


「おほっ♥ ほぉぉっ♥ クレマンティーヌ様万歳っ♥ クレマンティーヌ様万歳ぃっ♥ あなた様こそが新たなる王♥ この地に真の繁栄をもたらす聖女様ですぅ♥」

「えへっ、えへへっ♥ クレマンティーヌ様ぁ♥ 愛しておりますぅ♥ 正妻の皆様のついででいいので♥ 私のこともレズパコしてぇぇん♥ でへ、でへへへっ……♥」


 びんびんに勃起した乳首と潮吹き止まぬクリストリスを、異世界の“女子高生”に似た衣装をハートの形に切り抜き露出して、腰をヘコつかせている第7席次“占星千里”。

 クレマンティーヌの好みど真ん中の俗悪な金ビキニをアウラとのお揃いで着ることを許され、マン汁で色濃く染めながら腰へこマン媚びで愛を囁く第11席次“無限魔力”。

 この2人は今やクレマンティーヌの愛妾の立場にあり、忠誠の証として2人がかりで惨殺したクレマンティーヌと確執のある兄・第5席次であるクアイエッセ・ハゼイア・クインティアの首と胴体が泣き別れた死体の前で、こうしてマゾ媚びしながら愛情を全開で訴えていた。

 クレマンティーヌとしては、クアイエッセは自分で殺したかったのだが「まあ、雄だしどうでもいいや」と流して、2人に「偉いぞー、お前ら♥」と手マンで報いてやる。

 ……そもそも彼女たちは、クレマンティーヌが生体エルフ爆弾を使って法国へ攻め込んだ時点で“既に裏切って”いた。

 “占星千里”は未来を見通す力があるのだが、クレマンティーヌの標的になった時点で法国が滅び、彼女がクレマンティーヌのマン媚び愛人になることは確定してしまっており、そんな未来のクレマンティーヌへの絶対の忠誠と愛情に“現在の人格”が塗りつぶされて、嬉々としてクレマンティーヌの為に暗躍していたのだ。ただ愛しい聖女に甘い愛撫を頂戴する為に。

 それに追随したのが“無限魔力”であり、彼女は「女であることからクレマンティーヌに生かして頂ける可能性がある」として“占星千里”に国の滅亡を打ち明けられ、自分が好き放題する新たな“巣”を求めてこちらもノリノリで裏切った。これはかつて自分を痛めつけた番外席次ことアンティリーネ・ヘラン・フーシェへの嫌がらせの意図もあった。


「あっ、あっ、あっ♥ クレマンティーヌ様、好きっ♥ 愛しております♥ あなた様の千年帝国の為っ♥ 私の命をお使いくださいぃっ♥」

「なんか頭おかしくなってるけど、馬鹿で媚びて来る女は嫌いじゃないんだよねぇ♥ おらっ、舌出せ♥ ぺっ♥」

「んおぉぉっ……クレマンティーヌ様の唾、甘ぁぁっ……♥ わ、私、真に仕えるべき主、見つけたかもぉ……♥」


 褒美で口の中に唾を吐き捨てられて、目を潤ませて絶頂しながら忠誠を誓う、かつての『漆黒聖典』たち。

 ちなみに第四席次こと“神聖呪歌”は、こちらも女性である為に“占星千里”から誘いを受けたが抵抗した為、今はアウラの奴隷にしてクレマンティーヌのマン舐め雑巾ことルーギ率いるエルフの女たちに輪姦性矯正を受けて居る。直にクレマンティーヌだけを愛して肯定する、最低の人格のマン媚び女に変わり果てるだろう。


「……んで、そういう訳で今や“スレイン法国”の存亡はアンタ1人の双肩にかかっちゃった訳だ! 今こそ法国の最強戦力として、見事アタシを打ち倒してごらんよ? がんばれ、がんばれ♥ 昔はアタシと天地の力の差があったじゃぁん? 法国に名の響き渡る“絶死絶命”様なら、成せば成るって♥」


 誇張でも何でもなく、法国最後の戦力となった『漆黒聖典』番外席次、“絶死絶命”ことアンティリーネ・ヘラン・フーシェに向かって、クレマンティーヌはヘラヘラと笑いかける。言葉の内容と違い、もはやアンティリーネのことを1ミリも脅威と認識している様子は、2つの国を己の楽しみで滅ぼした悪女にはない。


「うっ……くぅぅっ……う、ぐぅぅ……」

「なに呻いてんの? 腹でも痛いんでちゅか~、アンティリーネ“お嬢様”」

「ぐっ……! そ、その名で呼ぶんじゃない!」


 全身から殺気が吹き付ける程の絶叫を上げるアンティリーネだが……何故か、クレマンティーヌへ襲い掛かる様子はない。

 戦鎌“カロンの導き”を構えて威嚇はするのだが、何故か攻撃は行わないのだ……クレマンティーヌの異様な余裕や、背後に控えているアウラとマーレの圧倒的な実力を警戒してのもの……ではない。


「お前が……お前、なんかが……! ナズルと、印象が被るはずがないんだ……!」

「あらあらあららぁ。悲しいですぅ、お嬢様ぁ。ナズル泣いちゃーう」

「黙れ! せめて真似ろ!」

「んなこと言っても、あんたの従者がどんな性格かなんて知るもんか。存在知ってるだけでありがたいと思えよ。懐かしの面影と再会とか、滅多にできないよお?」


 ……アンティリーネがまだ幼い日、母ファーインから『エルフの王・デケムの子』ということを理由に、虐待同然の扱いを受けて居た頃。そんな過酷な状況から自身を守ってくれる、ただ1人の従者がいた。アンティリーネの“9割はろくでもない”人生の中で、唯一愛情を注いでくれた相手が。

 クレマンティーヌは法国を滅ぼすことを決めた時点で、ファーインの魂をノルンの【相異間隔~遠く遥かに】で呼び出して、対面した時に相手を弄れる理由を探していたのだ。

 そこで従者ナズルのことを知ったクレマンティーヌは、『六色聖典』絶滅の際に改めてノルンに連絡を取り、自分の印象と従者ナズルの印象を“混ぜて”もらったのである。

 今のアンティリーネは、相対しているのが裏切り者で今や法国を滅ぼさんとしているクレマンティーヌなのは重々理解しているのだが、どうしても「もしかして私に優しくしてくれたナズルなのでは?」という可能性を捨てることができず、言葉で威嚇する以外なにも出来なくなってしまっていた。

 その上、今のクレマンティーヌは“エルフ洗脳怪電波”を発生させている状態であり、ハーフエルフのアンティリーネはクレマンティーヌに腹を見せて屈服し、忠誠を誓いたい気持ちもむくむく湧いてきている。

 トドメとばかりに、今のクレマンティーヌはエルフもどきの外見である為、アンティリーネの隠された欲求……母から与えられなかった愛情の補填という部分にまで突き刺さっており、攻撃するなど以ての外というレベルにまでなっている。


「おぉらよっ!」

「いぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」

「きゃはははははははっ! なになに、お嬢様ぁ、防御ががら空きですよぉ? マン的もろに入っちゃったんですけどぉ♥ なに、実はマゾなんですかぁ? あはは、それだったらもっと蹴ってあげてもいいよ♥」

「ふ、ふじゃけっ……んぎゃぁぁぁぁぁぁっ♥ あひぃぃぃぃぃぃっ♥ ひぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~っ♥」


 執拗にクレマンティーヌはアンティリーネの秘所を蹴り上げ、前かがみになれば乳首を捻り、時おり顔を両手で挟んで「ふぅー……♥」とクソ甘い吐息を吹きかえる。

 アンティリーネの性感と感情は滅茶苦茶になり、蹴られる度にマン汁を噴いて下履きをどろどろに穢し、乳首をつねられる度に「この方は私のご主人様かも知れない♥」という従魔としての意識が騒ぎ、甘い吐息に「ママ♥ ママぁっ♥」とすべてを投げだして甘えたくなってしまう。

 2つの切り札である【The goal of all life is death】と【死せる勇者の魂】を使うことすら“思いつかず”、クレマンティーヌに素手でボコボコにされて、その度にマゾイキを繰り返す。


「ま、負けないぃぃ……わ、私は……この国は、私がぁ……」

「あーあー、あんたがどれだけ頑張っても、とっくに終わってるのにさ。いい加減諦めなって」

「やぁぁ……♥ そんな優しいこと言わないでぇぇぇ……♥」


 クレマンティーヌは心の底から呆れて嘲るように言っているのだが、もはや真実が捉えられていない朦朧状態のアンティリーネは、意地だけで『心優しい聖女』からの甘い勧誘を断っている状態だ。

 “占星千里”も“無限魔力”も、アンティリーネを心底見下す目、自分たちの方がクレマンティーヌに選ばれたのだというマウントを取るような視線を向けており、もはやこの場にアンティリーネの味方は誰も居ない。


「(わ、わた……私は、何のために……戦って……)」


 遂に自分の目的すら失いかけ、涙を流し始めたアンティリーネに、クレマンティーヌはトドメを差してやることにする。

 【貫き丸】を手にすると、クレマンティーヌはアンティリーネの腹にぎりぎり“つぷっ”と刃先が刺さる程度に押し込むと、甘く甘く、どこまでも優しく囁きかけた。


「わかった、わかった。アタシに従いたくないんだろう? だったら、あんたの意思を優先してやるよ♥」

「へ……あっ……?」

「ちゃぁんと……アタシの奴隷として洗脳してやる♥ 人格消し飛ばして、アタシだけを想って行動する、愛され奴隷ちゃんにしてやるよ♥ ま、そうなってもお前は愛情を認識できないんだが……仕方ないよなぁ、こんなに『嫌い、嫌い!』って言われたら、アタシもお前のこと嫌いになるよ」

「い……いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ! 嫌わないでっ! 嫌わないでぇぇぇぇぇぇぇぇっ!」


 遂に精神が限界を迎え、心の崩壊を迎えたアンティリーネは、ナズルに、母に、そして“偉大なる主クレマンティーヌ様”に嫌われる事実に耐え切れず、泣きながらガニ股腰ヘコ踊りを始めた。

 腹に【貫き丸】が刺さっても、まるで構う様子はない。自分の体など、目の前の貴人に捨てられることに比べたら些細なことだった。


「申し訳ありませんでした、クレマンティーヌ様ぁぁぁぁっ♥ ごめん、ナズルっ♥ ごめんなさい、お母様っ♥ 意地張ってすいませんでしたぁぁぁぁぁぁっ♥ 嫌わないでっ♥ 嫌わないでぇぇぇぇぇぇぇっ♥ あなたに従います♥ あなたを愛しますっ♥ 法国なんて捨てますっ♥ だから、だから見捨てないでくださいぃぃぃぃ……ひぐぅぅぅぅぅっ……」


 泣きじゃくるアンティリーネの腰ヘコ踊りを、楽し気に見つめるクレマンティーヌは、さっきそこらでぶち折って持ってきた旗を床に投げ出し……偶然か、クアイエッセの死体を覆う形になった……法国の国旗を地に堕としながら、新たな下僕たちに告げる。


「ここに小便しろ」

「え……」

「はぁい、クレマンティーヌ様ぁ♥」

「邪教の国家に、鉄槌をぉっ♥」


 “占星千里”と“無限魔力”はまるで悩むことなく、旗の上でマンズリを始める。

 アンティリーネも慌ててその上でガニ股オナニーを開始し……クレマンティーヌ“様”に見られながらのシコ猿オナニーがどれほど気持ちよいかを思い知った。


「出るっ♥ マン汁と一緒におしっこでりゅっ♥ くたばれ法国ぅ♥ クレマンティーヌ様の前に平伏しろぉぉぉぉぉぉっ♥」


 アンティリーネの絶叫と共に、じょぼぼぼぼっ……と法国の旗が小便漬けになっていく。

 その様を見つめながら、クレマンティーヌは完全なる勝利と……そして、崩れ去った信仰を己色に染めていく希望で、深い笑みを漏らした。


「(さぁて……ノルンに連絡しないとな。アタシのオンナたちもあいつに紹介してやらないと……くくくっ♥)」


 ──異種族差別の行き過ぎた宗教国家と、選民主義の暴走したエルフの国が戦争の果てに共倒れとなり、生き延びた女たちが身を寄せ合い、人もエルフも関係なくただ1人の国の指導者たる聖女を崇める。

 そんな国が誕生する、前夜の物語である……。


《続く》



※クレマンティーヌの所有しているゴッズアイテムについて


【貫き丸~スティレットオブスピリッツ】(形状:オリハルコンコーティングが施されたスティレット)


・クレマンティーヌの愛剣を、ノルンがプレアデスに命じて改造合成したもの。本来はワールドアイテムだったが、スティレットとの合成を優先した為、出力が僅かに落ちている。

・スティレットで切る、裂く、突くといった攻撃を行った部位を改造し、器官を増設したり形状を変化させたりできる。例えば男性器を切り落とした後にそこに女性器や子宮を作り上げたり、逆に女性器の陰核を男性器状に変化させ、ふたなり化させることも出来る。

・クレマンティーヌは特に拷問や殺戮特化でこれを用いていることが多く、皮膚の外に神経を増設して空気にふれるだけで激痛を与えたり、かすり傷のついた位置に心臓を増設して「かすり傷」から「心臓が裂けた」に変えて即死させたりといった方法を好む。

・この事象改編は元がワールドアイテムだけあって、非常に強力であり、防御不可。レベル100超えの超越者となった(故にウェイトリィ3姉妹にとっては完全に安全な存在になった)クレマンティーヌの動きに加え、僅かでも傷を付けられれば回避不能の恐るべき突剣である。

盗賊姉妹の世界統一~対なる性女クレマンティーヌ、淫蕩を貪り女神となる(後編)

Comments

了解です! ここ数回はイチャラブ成分多めだったので(本当か?)、思いっきりレズドムしてやりますぜ!

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淫獄遊技場リ・エスティーゼ王国の惨状編で語られてた民を先導していたっていう話がとても興味がそそられてどのように絶望に貶してレズ奴隷に堕ちるのかが気になってますね!

dekoi

お待たせしています! ルプスレギナ、そう言えば煙草食わせてから苛めてませんでしたね…望みのプレイなどありましたら、どうぞご要望ください!

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そろそろ更新来そうなので言及されてたルプスレギナの話をお願いします!

dekoi

リクエストありがとうございました! やっぱりクレマンさんが完全勝利するのは書いてて最高に楽しいですね! お待たせして本当に申し訳ないです。なんとか早めに更新を心掛けますので、また次回の案などあればよろしくです!

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待ってました! 漆黒聖典の無様堕ちに法国裏切りでクレマン信者になってるの最高です! 次は2月になっちゃいそうですが人気になって嬉しいのもあり悲しいのもあり

dekoi


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