「きゃぁぁぁぁーっ!?」
「サヤカ、ちゃっ……あうぅぅっ……!」
アーマーで武装したピポサルたちが暴れまわる裏側で、強化ピポサルであるピポトロンを創造しようとする謎の男を追っていたハイテクオリンピアのチャンピオン・ハルカは、アイドルでありピポサル捕獲の経験もあるサヤカに協力を依頼して行動していたが、“何人にも慣れるし、全てが本物”を騙るウィルスに侵されたチャルたちの猛攻を受け、遂に数の暴力の前に完全敗北してしまった。
ハルカのガチャメカはすべて修復不可能なほどに破壊されてしまい、サヤカもすべての変身衣装を剥ぎ取られ、私服姿で地面を転がされている。
「うぅ……ダメ、これを放置するわけには……」
「あ、アイドルを舐めると痛い目見るわよ……こ、これくらい、まだがんばれて……」
それでも使命感から立ち上がろうとする二人。
そんな彼女たちを、ウィルスに侵されたチャルたち……ウィルスチャルの群れは、一言も発することなく包囲しており、ただチャルが浮かべるものよりも何処か淫靡な笑みを浮かべている。
何とか立ちあがったサヤカが、ハルカを助け起こそうとするが、それはウィルスチャルたちに無防備な背中を晒すことだった。
そんな彼女たちの頭の中に、ぐわんぐわんと体を揺らすような“波”が襲い掛かって来る。
「い、いやぁぁぁぁぁぁっ!? な、なによ、これぇぇ……!?」
「そ、そんな、ウィルスチャルが生命体にも干渉できるなんて……あっ、あぁっ……!?」
二人の体は自由を奪われ、まったく別の誰かにラジコン操作されているかのように、服を脱ぎ始める。
扇情的に、見せつけるように、一枚一枚丁寧に……まだ幼い二人には“ストリップ”という卑猥な単語に関する知識は無いが、幼いながらに羞恥心に駆られ、懸命に抗おうとするが叶わない。
下着以外全てを脱いでしまった二人は、サヤカはアイドルだけに見えないところにも拘っているのか大人びたショーツ姿で、ハルカは身だしなみにこだわる余裕がない環境だからか少しゴムが伸びてしまっている子供下着だった。
「い、いやっ、やだっ……! あ、アイドルがこんな格好……スキャンダルになっちゃうぅ~……!」
「ごめんなさい、サヤカちゃん……私が、あなたを巻き込んだから……あぁっ……か、体が勝手に四つん這いになるぅ……!」
「そ、そんなの、わたしだって同意したんだから、一方的に悪いわけじゃ……ひゃぁぁっ!?」
二人は四つん這いになった尻をウイルスチャルたちに向けるように調整され、頭の中にわんわんと響く“波動”に操られるまま、誘惑するように左右にお尻を振らされてしまう。
まだ性教育も完璧に終わっていないような二人が、正気でこれを実行しなければいけないのは屈辱以外の何物でもなかった。
しかも、ウィルスチャルたちが嘲笑や揶揄でもしてくれれば怒りを燃やすこともできるのだが、彼女たちは一言も声を発することなく、じっと笑みを浮かべてこちらを見ているだけだ。
しかし、誘惑の腰つきに「それなら仕方ない」とでも思ったのだろうか、ウィルスチャルたちは次々に立ち上がり、サヤカとハルカへの距離を詰めてくる。先までは遠巻きでニヤつかれているのが気に入らなかったのに、いざ接近されると不気味さから「あっち行って!」と言いたくなるのだ。
ウィルスチャルたちはサヤカ、そしてハルカにそれぞれに群がり、まずはサヤカの下着を引きずりおろしてしまった。
「ちょっと、なにすっ……んんんん~っ!?」
目の前に肘をついて寝転ぶようなポーズを取ったウィルスチャルが、ちゅっ……ちゅっ……と何度もサヤカに口づけしてくる。
機械の冷たさだけがそこにはあるべきなのに、ふんわりとした柔らかい感触と、体内の生活排水をどう利用したのか、仄かに甘い唾液のようなものを口内に流し込んできた。
あまりにも優しい口づけと唾液交換に、サヤカはとっさに拒否できず、こくこくとそれらを飲み干してします。
そうやって大きな声を出せないようにして、サヤカの情報がハルカに伝わらないようにしながら、ウィルスチャルたちは大事なところに指を這わせて、ぐちゅっ……ぐちゅんっ……といやらしい音を立て始める。
キスとお大事を触られることを繰り返されて、気持ちよくなってしまったサヤカは、その感覚が怖くて仕方ない。懸命に拒否しようとするのだが、頬をそっとホールドされ、キスが続く。
その内に、軽く“ぷしゃっ……♥”と潮を吹くまでのとろかされてしまったそこへ、ウイルスチャルは装着していたスクール水着をズラして、機械なのにしっとりと湿っている秘所を露にすると、サヤカのそこへと押し付けてきた。
「ひぃぃぃぃっ……♥」
指なんて相手にならない、痺れてしまうほどの快感が襲い掛かって来る。
これまで自慰の経験すらない、気持ちいいと言ったら「周囲の注目を浴びる」とか「暑い日にプールに入る」位だった少女が、突然大人の秘所との間に貝合わせをされたのだが、その快楽はさながら、赤ん坊にエナジードリンクを飲ませるかのような過剰なもの。ぶちぶちと、確実にサヤカの中の脳細胞が刺激で死んでいく。
「んぐぅぅぅっ♥ んむぅぅぅぅぅ~っ……♥」
嬌声を挙げて、悲鳴と共に体を転げまわらせたい……そんな気持ちもキスで封じられ、ただひたすらに快感を仕込まれていく、蓄積されていく。
それはさながら、ウィルスに侵食されているかのような光景だった。
「あっ、あぁっ……やめっ……んんっ♥ あっ……♥」
一方のハルカの方はというと、その落ち着きに満ちた表情をウィルスチャルの尻に敷かれ、顔面騎乗状態で呻いていた。
やはりウィルスチャルたちは一言も発することなく、アンドロイドの正確さを以てハルカのことを制圧してくるのだが……顔の上に乗っている尻の柔らかさ、そこから漂ってくる女の子特有の甘い香り。すべてが生身のそれと遜色ない。
それどころか、人間のそれに“雑味”のようなものすらウィルスチャルにはないため、少しでも同性に興味があるのならば、一瞬で魅了され堕落してしまう。
ハルカは自分の心を強く任じており、この誘惑にも耐えきれると考えていたのだが、運の悪いことにハルカはちょうど協力者を求め、チャンピオンの自分と並んで活躍できるほどの相手……友と呼んでもよいサヤカを知ってしまったばかりだった。
以前のハルカなら耐えきれてかもしれないが、女の子に興味を持ってしまったが最後……ハルカは弱弱しく舌を伸ばし、ウイルスチャルの秘所の中へと“つぷっ……♥”と舌を挿入してしまう。
そして……それが全ての終わりだった。
「んんんんんんーっ♥」
舌の上を通って、生態電流越しに洗脳電波が流れ込み、忽ちの内にハルカを理想や使命に満ちた高潔な少女から、おマ〇コ大好きの淫乱レズロリへと変えていく。
書き換えられていく中で、懸命に思い浮かべたのがサヤカだったのも悪手だ。ハルカの中でアイドルの少女はもう、忘れられないものと刻まれてしまい……。
「──はぁ……♥」
ぬちっ……とウイルスチャルのお尻がのけられた後は、ハルカにもウィルスチャルの妖艶な笑みが感染してしまっていた。
彼女はサヤカが後ろから指で突かれて感じさせられている傍に近寄ると、サヤカに自分の唇を重ねにかかる。
「ちょっ、やめっ……んんーっ♥ んむっ、くちゅっ……じゅるるっ♥ ちゅるっ、じゅっ……♥」
「ちゅむっ、じゅるるっ……こくっ、こくんっ……♥ ふぅー……ふぅー……♥」
ウィルスチャルたちはサヤカとハルカの全身を愛撫し続けているが、既に二人の方が自発的に互いを求めあい、舌を絡め合って口づけを繰り返している。
その眼には、どちらも快楽をむさぼろうという意思しか感じ取れなくなってしまっていた……。
※
その日、アーマードピポサルたちの対策が行われている裏で、全国の女子たちやその保護者のおば様方、女性限定でとある動画送り付けられた。
何者かにハッキングされた結果、送信されたものと思わしく、本来ならば警察などを頼るべき案件なのだが、映し出された光景のあまりの淫靡さに、動画をしまい込んだ者も見れなかった者も、対応に動くということを忘れてしまった。
そこには大人気アイドルであるサヤカと、ハイテクオリンピアのチャンピオンであるハルカが映し出されており、二人は頭の後ろで手を組んだ姿勢で、丸出しのぷにぷにお尻を揺らしながら、へっ♥ へっ♥ と舌を垂らして犬のように荒い呼吸を繰り返してみせている。
『レズビアンのみんなぁ♥ 今まで黙っていてごめんなさいっ♥ 実はサヤカは、女の子様にいじめられて♥ 飼ってもらうのが大好きなマゾロリだったんだぁっ♥ 早い者勝ち♥ ここに添付している場所へ最初にこれた人を、新しいご主人様にしちゃいまぁす♥』
『レズの皆様、私も……チャンピオン・ハルカも♥ こんな風におちり揺らして誘惑しちゃう、悪い子レズだったんです……♥ お仕置き大好き♥ 可愛がられるのもいじめられるのも好き好きしちゃいます♥ どうか私の元へとたどり着いて、いっぱい遊んで下さい♥』
『アイドル/チャンピオンの、10歳のロリマンげっちゅしてくださぁい♥』
あまりにも刺激的なその画像は、全国の女の子たちの間でオカズになり、アーマードピポサルの事件に関わっていたナツミや、ウィルスから身を守らなければいけないチャル本体までもがこっそりアクセスし、自慰にふける始末だ。
当然、血眼になったレズたちは懸命に二人のいる場所を探し出し、ほとんど同列で複数人がその場へとなだれ込む。
次の瞬間、ハルカから没収されたガチャメカの数々がトラップとしてレズの皆様へと襲い掛かり、またサヤカから奪い取ったへんしん衣装に身を包み、ワイルドウェストキッドやドラゴンカンフー、ゲッチュマンの姿に変わったウイルスチャルが次々と襲い掛かっていく。
そうして、やはり一言も発することがないままに、ウィルスチャルたちによってレズレイプされ、場所は一瞬にして淫靡なパーティ会場と化した。
「あははっ……♥ みんな、気持ちよさそう……♥ わたしたちも混ざりましょう、ハルカぁ……♥」
「うん、サヤカちゃん……♥ 二人でみんなを気持ちよくして、二人で気持ちよくなろうねぇ……♥」
ゆがんだ形で気持ちを通じ合わせた少女たちは、繰り広げられる乱交の中へと嬉々として飛び込んで行った。
これは謎の男の関与していない、ウイルスチャルたちが独自に引き起こした事件なのだが……解決の糸口は、まるで見えないままに、淫靡な輪は広がっていく……。
屋根が高い
2023-12-22 17:35:26 +0000 UTCまりね
2023-12-22 13:37:46 +0000 UTC