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極聖交差エクスカディア~やらかしクライシス!この世界は介入禁止!?

※こちらのシリーズについては、このページを参考にしてね!

(https://fallen02side.fanbox.cc/posts/7195275)




 ──20XX年。

 地球に数多存在したすべての悪の組織、人類の敵性存在は壊滅した。だが、それは世界の平和には繋がらなかった……。

 それを成し遂げた超常の力を持つ異界の乙女の集団『瑠璃宮(ルリイエ)』は、地球人が単体で己を守ることの敵わない弱き種族であると断じ、完全なる管理の下での生活を強要して来たのである。

 それぞれの悪の組織、妖魔や淫獣、ゆらぎといった異形と戦ってきた者たちは、ここに遂に結束。

 瑠璃宮が目指す理想郷を否定する、人類の抵抗と尊厳の守護者……理想郷を越える者たち(EX- Ἀρκαδία)──エクスカディアを名乗る戦士たちの、地球最後の抵抗が幕を開けた!

 ……そうならない世界も、時には存在する。

 真の漢や益荒男、猛女・烈女が少なからず存在し、地上を蝕む強大な敵を、自分たちで撃退しようとしている世界。

 瑠璃宮も最低限の補給だけ行えば、そのまま立ち去って構わないと認めたその世界で……これは“やらかしてしまった”泥附倭暗の物語である。



 ──やっちゃった。

 スノは全身から棘皮状に展開させた触手によって、ムラタと呼ばれていた男をミンチより細かく……限りなく“汁”に近い段階まで叩き潰してしまってから、風に晒されたようにボサボサの頭を抱えた。


「だってぇぇぇ……やっちゃうじゃん! 心優しい女の子が! 弱みを握られて男に好き放題されてたらぁっ! やっちゃうよねぇっ!? 全ての泥附倭暗どころか応龍渡碗の皆様だって、賛同してくださると確信してるんですけどぉぉぉっ!」


 強力な戦車の砲撃受けようと、表情一つ変えなかったスノは、しかしこの勝手な世界への介入を前に思いっきり動揺していた。

 銀城智香は、如何にも司令官といった女性用スーツマント姿でぺたりと地面に腰をつけている。

 PCG……シズオカを拠点とするPanzer Gruppe Gynjouの秘密兵器である戦車を圧倒されたからでも、副長であるムラタを目の前で惨殺されたからでもない。

 ようやく兄である銀城五代が作り上げたPCGが、無法な圧政を敷く組織と化してしまった現状に、終止符が打たれたからである。

 自らの組織が崩壊したにも関わらず、既に総長としての重圧には耐えられなくなっていた智香は、それを喜んでしまっている。

 しかし胸に去来する虚脱感は、それを成し遂げた強大な力を持つ少女が、やたらと慌てふためいてみせていることで、かなり軽減されていた。


「あの……」

「ちょっと、ちょっとだけ待ってね、すぐに立ち直るから……もう少しだけ、いや、事情聴きたいのは分かるんだけど、ね!?」

「はぁ……」


 話しかけようとすると、妙に腰の低い対応をされてしまい、智香も思わずその場で正座の姿勢を取ってしまう。

 強大な乙女が頭を抱えて懊悩し、清楚で美しい乙女が正座で落ち着くのを待っている……何ともシュールな構図であった。


「我が主……私たちの時と同じです。諦めるしかないでしょう。この者も、僕として受け入れるのです」

「うーん……いや、分かってはいたんだけど、流石に二勢力になるとごまかせないよね、これ」

「あなたは……! ナイトメア・アイズのカミラ・バトリー!」


 トランシルバニアから襲来し、北の地を恐怖のどん底へと叩き落した吸血鬼軍団ナイトメア・アイズ。

 その総長であるカミラの顔は智香も知っていたが、受ける印象がまるきり違っている。

 スノへと向ける顔は愛情と慈悲に満ち、忠誠心のようなものがハッキリ見て取れるし、スノにだけかというと智香に向けた視線も優しい穏やかなものである。

 それに何よりも……均整の取れたその体は、腹がぽっこりと膨れ上がっており、妊娠していることが一目で分かった。


「残念だけれど、あなたたちも私たちナイトメア・アイズと同じ末路を辿ってもらうことになるわ……謎の勢力によって、いつの間にか滅亡していた勢力としてね」

「構いません……元より兄の理想を歪めて、圧政を敷いてしまった時点で私に大義はありませんから……」

「OK、智香さん。あなたもその仲間たちの人生も、このスノが任された! ……ああ、流石にこれは報告しないとだよねぇ……」


 再び頭を抱え始めるスノを、カミラがぼさぼさ髪をすくように撫でている。

 智香は自然に、そこへ参加しており……なんだか、少し古くなったぬいぐるみを撫でているような、不思議な安寧を感じたのだった。

 ……こうして、この世界を真に救う男・斬真狼牙たちからは、PCGとナイトメア・アイズは「いつのまにか滅亡し、構成員も姿を消した」と処理された。

 斬真豪だけは、かつて彼が学生連合初代総長であった頃、瑠璃宮の先兵と出会ったことがあることから、その気配を感じ取っていたが……この世界の今後に関わることはないとして、胸の中に秘された。



「あっ♥ あぁっ♥ んっ、あぁぁんっ♥」


 ぱんっ♥ ぱんっ♥ ぱんっ♥

 瑠璃宮の本拠地である、異空城・亜座徒法土。

 一般戦闘員であるスノたち泥附倭暗には、基本的に個室というものは与えられておらず、二人から三人で一つの部屋を使用している場合が多いのだが、今回スノは自身の直属の上司である応龍渡碗、二柱で一柱の双子・ロイ&アルにお伺いを立てた結果、とある条件を掲げて特別に個室の使用を許されていた。

 その条件の一つは、まさに目前で行われていること……スノと智香のセックスである。


「気持ちいいっ♥ 気持ちいいですぅぅっ♥ スノさん♥ スノさぁんっ……♥ わ、私、いっぱい甘えちゃいますぅっ……♥ こんなに気持ちいいセックス、初めてなのぉっ♥」

「智香さん、すごくエッチだよ♥ 控えめに見えてたのに、私のふたなりチ〇ポ見た瞬間、淫乱になっちゃったね♥ うぅ、可愛いよぉっ♥ は、孕ませるからね♥ カミラさんみたいに孕ませるからぁぁっ♥」


 瑠璃宮は基本的に……特に現在の瑠璃宮におけるNo.2、No.3の位置に居る精命卿サトゥラが、非常に部下思いで優しい関係もあって……身内に甘い組織だが、不干渉と決めた世界に相手側の越権行為や攻撃行動が無いのに干渉することは、固く禁じられている。

 瑠璃宮の目的はあくまで“知的生命体による、世界の自立統治の介助”だ。最初からそれを達成している猛者たちに、敢えて口出しする理由はない。

 よって、今回のスノの大暴れは非常に“まずい”行いではあるのだが……ロイとアルは「それなら美しい智香に我慢が出来ず手をだしてしまったということにすればいい」と提案し……無論、彼女がムラタによって不本意な扱いを受けていたことも含め……その証左の為に、こうして孕ませセックスをするようにと言われているのであった。

 カミラ相手には、まず吸血鬼の洗脳を解くためにふたなりチ〇ポを使う必要があったのだが、智香の時は義憤が先に立ったのでうっかり行為を忘れていた。ヘコヘコと、スノは懸命に智香へと腰を打ち付けている。

 応龍渡碗などと比べると、まだ肉竿も小さめでテクニックも拙いのだが、それでも人間を対象にした場合は異次元の快楽である。本来は清楚な智香も、思いっきり腰がヘコついてしまっており、スノと夢中で口づけをしながら行為に溺れている。


「ふふっ……主様はすぐに可愛い女の子がいると、腰をヘコつかせて、そちらに行ってしまう……嫉妬してしまうわ♥」


 カミラが後ろから抱き着き、スノの胸に触れながら背中に頬ずりをする。

 彼女は弟だと思い込まされた吸血鬼の手によって非道を働かされ、しかも当の黒幕は線の細い病弱な美少年ごっこをしているという、見事に瑠璃宮の地雷を踏みまくっている輩だった。

 調査に入ったのがスノでなければ、あるいは応龍渡碗まで話が昇り、この世界自体が攻撃対象になったかもしれない。

 もっとも、そうはならずに激怒したスノがぶちのめしてしまい、結果的にナイトメア・アイズを保護する羽目になってしまったのだが。

 カミラは自分と妹を救い出してくれたスノに非常に強く感謝しつつ忠誠心を抱いており、妊娠についても前向きに受け止めている。

 スノは胸も刺激されて「あー……すごっ♥ 気持ちいいよぉ♥」と甘い嬌声を上げながら腰のピストンを早め、智香の奥を開拓していく。

 智香のそこは今や完全にスノの形になり、甘えるように抱き着きながら、射精の時を待つ。智香に限らず、PCGの女子たちはスノに抱かれることに、非常に前向きであった……これはナイトメア・アイズのメンバーも変わらないが。

 そうやって、人外の快感を与えながらのセックスはいよいよ終局を迎え……スノは大量の精子を智香の中に吐き出した。

 人外の精は、ロイとアルに貸し出されたこの部屋……時に干渉する個室の影響で、見る見るうちに腹の中で大きく育ち、臨月の大きさまで膨らむ。

 応龍渡碗の子たち程では無いが、泥附倭暗たちの子供も十二分に怪物的な存在だ。人間と違って、完全な成長に十月十日を必要としないのだから。

 そうして、智香とカミラが出産の用意を終えると……スノは「ふぅ……」と一度嘆息すると、最後の“条件”を満たすために、その力を開放する。

 スノの真の名は“ロイガーノス”……双子の応龍渡碗ロイ&アルことロイガー・ツァールに使える、飛行するポプリの力を与えられた泥附倭暗だ。

 その体のほとんどは、実際には棘皮状の触手で構成されており、本来のスノはもっと小柄で幼げな容姿をしている。

 今回は目的が目的なので本来の姿までは逆行しなかったが……自らの触手をボテ腹の智香とカミラへと生やし、自らの力を封じてみせた。


「えっと……それじゃあ、罰も兼ねて私も孕ませてもらうってことで……きゃあっ♥」


 二人はボテ胎の挟み込むようにスノを拘束すると、激しく前後の穴を犯し始める。

 これがロイとアルに課された最後の条件……自ら手を出してしまった事への罰として、一時的に泥附倭暗としての強大な力を封印し、ふたなり化したボテ腹の智香とカミラに犯されて、ダブル受精妊娠することだ。ちなみに、スノの体は先に触れたとおり棘皮状の触手で“再現”をされている物である為、アナル射精でも今回は卵子まで届けることが可能だ。


「んあぁぁっ♥ ふ、二人とも、はげしっ……♥ んきゅぅぅぅうぅっ♥」

「主様は、私たちの行為を今一つ分かっておられない節がありますからね! この調子で両方の穴がガバガバになるまで拡張して、愛情を分からせてさしあげます♥」

「んっ……スノさん、好きですっ♥ 私も赤ちゃん産むから♥ 私の赤ちゃん産んでぇぇぇぇっ♥」


 最愛の妻とした女からの二穴ファックに、忽ちにスノの声は甘いものが混じり、部屋の中は淫臭が満ちていく。

 この時の無い特別な場所で、三人が同時に出産アクメをキメるのはすぐのことだろう……。




今回の攻め役

※スノ(ロイガーノス)

・偉大なる旅団、瑠璃宮に所属する一般戦闘員“泥附倭暗”の一柱。双子の応龍渡碗であるロイ&アルに仕えて、真名の“ロイガーノス”が示す通り、特にロイの側近のような立場にある。

・強風で乱れたような爆発頭をしている、ラフな格好の少女という外見をしており、そのとっつきやすそうな外見に反して泥附倭暗でも生粋の武闘派である。現在は応龍渡碗に昇格した純白獣フーケと並んで、積極的に異世界の戦闘に関わってきた猛者。

・もっとも、義憤の人であるフーケとは少しタイプが異なり、本人も「これは「上に通さないとまずいなあ」と思ってはいるのだが、気付けば体が動いているという形で出撃回数が増えているので、今回のような問題を起こすこともしばしばある。

・作中でも語られていたが、ロイガーノスはクトゥルフ神話において長らく“盲目のもの、飛行するポプリ”と呼ばれていた個体のことであり、その体は棘皮状の触手によって構成されているもので、実は本体はずっと幼く小さな姿をしている。

・この触手自体が凄まじい強度とパワフルさを兼ねているのだが、基本的に触手には痛覚が無いため、防御性能とタフネスが究めて高い。また、他者に触手を分け与えて存在しない部位を作ることもできる。

・ちなみに、本編では披露しなかったが、クトゥルフ神話のロイガーノスが持つ物質透過能力も持ち合わせており、実は地味にPCGとの戦車戦で使っていたらしい(使わなくてもダメージは無いが)。

極聖交差エクスカディア~やらかしクライシス!この世界は介入禁止!?

Comments

逆に言えば、完全管理を訴えてる彼女たちも一枚岩では全然ない訳です、心って不完全!w 飛行するポプリ(ロイガーレス)に関してはマジで女体化一号かも知れませんw

屋根が高い

ムゥみたいなやらかしもいれば、スノみたいなやらかしもいる、瑠璃宮って人材が多彩ですねw あと、何気に智香とカミラを「さん」付けしてる辺り、礼儀も正しい子っぽくて可愛いw しかし、主神格の女体化は割と見てきましたけれど、まさか飛行するポプリまでもふたなりヒロインになる時代とは…w

とろがけ

言い得て妙ですね、ちょっと隙が多いタイプがスノで、有能かつ読者からの好感度高いのがフーケ、天才が努力とチートの二枚刃で無双するのがアロールですw どっちかというと、ロイとアルはこの弱体化能力の方を評価してるらしいですねー。応龍渡碗になった暁には何かに活かせそうだと。 魔界孔の設定があるので、別世界に行っちゃう展開自体はやりやすそうなんですよね、大番長 中西姉妹とか、アタイ好きよ!w

屋根が高い

あー、つまりスノは瑠璃宮における熱血主人公タイプってことね!(ちょっと問題起こしがちだけど、結果として正義を成してる点とか理解ある上司がいる点含めて) 後何気に任意で弱体化出来るってのも珍しい能力よね。 大番長もアリスソフトの中で好きな作品だなぁ。 超昂大戦辺りでコラボとかリメイクキャラ出さないかしらねー。

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