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深淵より這い来るは懐かしき面影~深海吹雪と深海如月に愛憎表裏で支配される夕立と睦月

※こちらのお話を先に呼んでおくと、状況が分かりやすいです。

・グレード・ブレイカー~三大プリンセス、姉妹のように想い合うラブラブ妊娠ティーパーティー

(https://fallen02side.fanbox.cc/posts/6773032)

・ホライゾン・ブレイカー~愛しの提督から邪悪な()ふたなりチ〇ポで寝取られる艦娘たち

(https://www.fanbox.cc/@fallen02side/posts/6806136)

・白きに染まる暁の海~駆逐艦少女たちの即堕ち妊娠お嫁堕ち

(https://www.fanbox.cc/@fallen02side/posts/6993960)





 ──人生における幸福と不幸のバランスは取れているのだと語るのは、基本的に“幸福”の側に身を置いている者だけだ。

 不幸とは決して周期を測って訪れるものではなく、時には間断なく大津波のように押し寄せて、積み上げてきた全てを奪い去っていく。

 睦月と夕立は、それをまざまざと思い知らされながら海上を疾り続けていた。

 とある王国の要請で設置された、舞鶴鎮守府の分署。正規軍を持たないにも関わらず、武装勢力が実効支配している地域と隣接しているのを理由に睦月たちは派遣されたのだが、実際には当の王国には特機戦力が存在しており、ほとんど鎮守府の艦娘が出撃する機会は無かった。

 結果的に武装勢力が深海棲軍やセイレーンを撃退してくれる為、結果的に「誰の正当権利も無い、平和な海」が出来上がっている矛盾……舞鶴鎮守府で“耐えがたい悲劇”を経験した睦月と夕立は、ほとんどリハビリに近い形で当該鎮守府に身を置いていたのだが、不幸の魔の手は二人を手放さなかった。

 体の発育が良いものから艦娘が段々と狂い始め、鎮守府内で差別や暴力が横行し、遂に睦月や夕立のような「そこまで楽しめない体つき」の艦娘たちが集められ、深海棲軍と通じていると難癖を付けられて砲撃に晒されたのだ。

 狂気に駆られた味方から何とか逃亡できたのは、運が良かったのもあるが二人が直近の悲劇もあって「幸せが壊れる匂い」になんとなく慣れていたというのもあるだろう。

 他の仲間たちも逃げきれたと信じながら、睦月と夕立は失ってしまったかつての同胞が守ってくれたのだと、そう思いながら海上を進み続ける。


「……どこかの領海まで進んで保護してもらうか、漁船に拾ってもらえるか、すればいいんだけどにゃあ……」

「派手に攻撃に晒されたせいで、方位機能がイカレてるっぽい。王国の方に逃げられれば良かったんだけど……」


 身を守る為に弾薬を消耗し、艤装も爆発や砲撃に晒されて傷ついている。

 本当に救助の手が伸びるまで進むことが出来るのか、途中で力尽きてサメの餌になるのが関の山では無いか……不安は山ほど押し寄せるが、それでも二人は進み続ける。

 命のバトンを受け取ってしまった者として、生命を擲つことだけは出来ないのだから。


 ──ヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲ


 だからこそ、海鳴りとは明確に異なる忌まわし気な咆哮が聞こえた時、ハッキリと睦月と夕立の顔色は激変した。

 二人は意図的に考えないようにしていたが……この海域には深海棲軍やセイレーンが居ない訳ではない、より大きな力で圧殺されていただけなのだと思い出す。

 不幸は間断を挟んでくれなどしない、狂った味方に追われたからと言って、敵が襲ってこない道理はない。

 空が曇り海が変色し、太平洋戦争の頃に殲滅された“ネウロイ”を想起させる、凶悪な瘴気が海上に満ちる。

 無数の小型深海棲艦を引きつれて、海の底からゆっくりと浮上してくる白と黒の魔女──まるで艦娘を思わせる冷厳な美を纏う魔女の名を、睦月と夕立は知っている。

 空母ヲ級──深海棲艦の内、正規空母に当たる存在。


「──ヲヲヲヲ……見つけた、見つけた……我が王と姫が……あなたたちを求めておられる……ヲ」

「深海棲艦の姫が……!?」

「王って……そんな個体は、観測されたことが……!」


 睦月と夕立が納得する余裕を与える間もなく、随伴してきた深海棲艦が次々に二人に襲い掛かる。

 既に中破状態にある二人はそれでも懸命に抵抗したが、異常なほど耐久力が高い深海棲艦の群れを前にじわじわと追い詰められ……迫って来ていたヲ級の伸ばした触手が、二人の首へと巻き付いた。


「んに゛ゃあ゛っ!?」

「ぐぅぅぅっ!」

「さァさ……ご案内するヲ……我らが支配者、偉大なる深海の君主の元へ…・・・ヲ」


 ざぶんっ! と海水の中に引きずり込まれ、逃亡と奮戦の疲労もあった二人は、酸欠であっさりと意識を手放してしまったのだった。


「(ごめん……如月ちゃん……ここまで、みたい……せっかく命を繋いでもらったのに……ごめんねぇ……)」

「(吹雪ちゃん……夕立も、すぐにそっちに行くっぽい……また会えたら、叱って欲しいな……)」



 ──睦月と夕立に、吹雪と如月を交えた四人は、舞鶴鎮守府で特別な絆を築いていた。

 今は改善してまともな人材が付いているが、当時の舞鶴鎮守府の提督は「夢で吹雪を結婚するのを見た」というイカレたスピリチュアルに傾倒しており、自分の“お嫁さん”である吹雪を異様なほど優遇して様々な作戦に捻じ込んでいた。

 吹雪と親しくなった艦娘は、提督から陰湿な嫌がらせを受けたりもしており、孤立気味だった彼女に寄り添ったのが睦月たちだった。

 提督のヒステリーに関しては、前もって大井が「北上さんに近づくなガルル」と噛み付くフリをすることで何とかかわすこともでき、本当に姉妹のように仲睦まじい関係だったと思う。

 しかし四人の関係が提督のストレスだったのは変わりなく、遂に彼は吹雪に近しい艦娘たちを消すことに決め、無茶苦茶な作戦を押し付けて睦月か如月を轟沈させようとした。

 結果、如月が轟沈……ところが、この際に最後まで如月を救おうとした吹雪も巻き込まれて大破、海の藻屑となってしまった。

 提督は発狂したことで解任、後任の女性提督が舞鶴鎮守府を立て直したが、最後まで「お前らが俺の吹雪を殺したんだぁぁぁぁぁぁっ!」と絶叫していた提督の呪いの言葉は二人の耳にこびりついており、養生も兼ねて分署務めとなった経緯がある。

 ……まさか、二回連続で屑提督を引くとは、睦月たちも想定していなかったのだが。


「んにゃ……い、生きてる……ここ、どこ?」

「わ、わかんない……深海棲軍の巣っぽい……?」


 意識を取り戻した二人が見たのは、正に“巣”を想起させる異常な空間だった。

 沈められた船の部品や、中には艦娘やKAN-SENのものと思われる艤装も組み合わせ、角度の狂った鋼鉄の繭のような場所……。

 大昔のリベリオンの作家が書いたコズミックホラーのような、悪夢的な光景に眩暈がしている睦月と如月だったが……しかし、真の悪夢はまだ顕現すらしていなかった。


「ヲヲヲ……王よ、姫よ、我らが主よ……求めたまいし者、こちらに揃えましたヲ……」


 再び姿を現したヲ級を相手に、武装を失っても警戒の体勢を取る二人だったが……ヲ級の背後から姿を現した相手を見た瞬間、その警戒姿勢は無惨に崩れ、代わりに悲鳴が喉を突いて飛び出した。


「ふ、吹雪、ちゃっ……!?」

「如月、ちゃん……?」

「──ああ、本当に夕立ちゃんだ。よくやってくれたね、ヲ級」

「なかなか沈んでくれないから、もう会えないかと思ってました……」


 そこに立っていたのは、間違いなく吹雪と如月。かつて散ってしまった、愛しき同胞。

 だがしかし、二人の髪は真っ白に変色し、その瞳は血よりも赤い紅の色。吹雪の頭部には右側に真紅の角が一本、如月の頭には薄紫に発光する縞の入った角が五本。

 何よりも、その股間には彼女たちには備わっていなかったはずの男性器……両性具有の肉竿が陰嚢を備えて聳えており、それを幼い容姿の無数の姫や鬼たちが、ちゅっちゅっと母の乳を吸うように舐めまわしてみせている。


「ふふふ……そんな驚いた顔をして、どうしたんですか、夕立ちゃん……沈んだ艦娘が“姫”や“鬼”……人以上の知性を持つ深海棲艦へ生まれ変わるなんて噂、昔から囁かれていたじゃないですか?」

「けれど、睦月ちゃんの怯える顔……ああ、たまりません♥ 雌チ〇ポが久しぶりにイキり立ちますっ♥ 睦月ちゃんは絶対に私がおパコり潰しますから、いいですよね、“王”?」

「わたしも夕立ちゃんをもらうから、それでいいですよ、“姫”。ああ、うれしい、うれしい……愛しくて、懐かしくて、憎くて、妬ましい、祝福された生命……ぐちゃぐちゃに穢したくなります♥」


 怯え切った二人の目線を、それぞの極太チ〇ポで塞いで見せ、愛憎表裏を浮かべながら見下ろしてくる深海吹雪と深海如月。

 ガタガタと震えあがり、しかし再会の喜びもこんな形でありながら消し去ることはできず、泣き笑いのような顔で震える二人へ、ヲ級がぽつぽつと語り始める。


「人の愚かしさ故に沈まんとした時、吹雪様と如月様からはとてつもない力を……艦娘も深海棲艦も超える強大な力の片りんを感じたのだヲ……己のせいで愛しき者を被害に巻き込み、その原因が“人災”であることへの憎悪と怒り……ヲ級はお二人に我ら深海棲艦の王と姫として君臨していただくべく、股間の肉茎を捧げたのだヲ……」

「あ、あんたのせいで、吹雪ちゃんがこんなっ……ほぉぉぉっ♥ 鼻先に押し付けないでぇ……♥ すんすん、くさぁぁぁぁっ……♥」

「それは誤解だヲ……お二人が絶大な力を放たれたのは、あくまで尽きせぬ悲しみと憎悪によるもの……ヲ級はそれを手伝っただけだヲ……」

「そ、そんなの詭弁で……にゃぁぁぁぁぁぁぁっ♥ 如月ちゃんの雌チン、ほっぺにくっつけちゃダメにゃしぃぃっ……♥」


 ふたなりの同性相手の魅了能力は、好みの威勢の約三倍から六倍だとされている。

 ただでさえ夢であろうともう一度会いたい、その名を呼び共に語らいたいと祈っていた少女たちと再会し、ふたなりチ〇ポを突き付けられてしまっては、異形の姿さえも胸をときめかせてしまう。

 吹雪は弓立の髪を乱暴に掴み、ぐりぐりと柔らかい頬にチ〇ポを擦り付ける。


「ひぃぃっ……やめ、やめて、吹雪ちゃっ……んほぉぉっ♥」

「すぐに私の後を追いかけてくれるって信じてたのに、こんなに長い間ほうっておかれて……どうせ地上で、他の艦娘や新しい提督とイチャついてたんでしょう? 私の事なんて忘れて、幸せになろうとしていたに違いないんです……そうじゃなければ来てくれるはずだもの……裏切りマ〇コぶっ壊れるまでチンハメして、可愛い“姫”や“鬼”の苗床にしてあげますからね、憎たらしい夕立ちゃん♥」


 言い訳も利かず、弓立を無理やり押し倒すと、腹がチ〇ポの形へ変形するのも構わずに挿入し、腰を激しく振りたくる深海吹雪。弓立は初めてのチ〇ポに体を仰け反らせて「んへぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ♥ し、子宮貫かれてるっぽいぃぃぃぃぃぃっ♥」と絶叫をあげる。


「吹雪ちゃんったら……♥ ごめんなさい、睦月ちゃん。怖がらせてしまったでしょう? 吹雪ちゃんは私を助けられなかった後悔から、負の念がとても強いんです……♥ だから、私のこともついつい乱暴にパコって、ハメ倒して……♥ ほら、こちらを観戦している愛しい“姫”や“鬼”の姿が見えますか♥ 彼女たちはみーんな、私と吹雪ちゃんの娘……♥」

「や、やめてぇぇ……やめるにゃしぃ、如月ちゃん……わ、私が絶対に、元に戻す方法を見つけて……きゃぁぁぁぁっ♥」

「どうして戻る必要があるんですか? 弱い、簡単に沈んでしまうような艦娘に。もしかして、睦月ちゃんは私が容易く沈む雑魚艦娘で居た方がいいんですか? また沈んで死ねって思ってるんですか? そうなんだろう!? ああー……ごめんなさい、怒鳴られたら怖い、怖いですよねぇ♥ 大丈夫、私は優しくハメてあげますよぉ♥ 抵抗したら、縊り殺すだけです……♥」


 深海吹雪に対して一見すると落ち着いているように見えた深海如月だが、その精神は実際には恐ろしく不安定であり、睦月を脅しつけて精神的に支配してから、首をぎっちりと締め上げながらぱちゅぱちゅ犯し始める。


「あはぁぁ……♥ 睦月ちゃんのおマ〇コ、とってもいいですよぉ……♥ 娘たちやヲ級のおマ〇コもいんですが、やっぱり艦娘のあそこが一番気持ちいいっ♥ 睦月ちゃんも気持ちいいですよね♥ 気持ちいいって言え♥ 殺すぞ♥ あー……おマ〇コきゅってしました♥ マゾなんですね、睦月ちゃん♥ 死ね、死ね、雑魚艦娘♥ すぐにハメ殺して深海棲軍にしてあげますからねぇ♥」

「おげげっ……んぎひぃぃぃぃぃぃっ……♥」


 耳元で恐ろしい言葉を囁きながら、腰遣いは気遣うように優しく、けれども首は酸欠ギリギリまでキマっている。

 地獄と天国を愛しい友の手で往復しながら、睦月はじわじわと壊されていく。

 それに対して夕立は、深海吹雪によって真正面から罵りながら犯されていた。


「んあぁぁぁぁぁぁっ♥ さ、裂けちゃうっ♥ おマ〇コ裂けちゃうぅぅぅぅっ♥ や、やめてぇぇぇっ♥」

「甘ったるい声出して♥ 子宮口で濃厚フェラ決めておきながら♥ 淫乱艦娘の癖に口応えするんじゃないです♥ 裏切り者の夕立ちゃんに許されてるのは、喘ぐことと謝ることと、あと私に何度でも『愛してる』って囁くことだけですよ♥ それ以外が許さない♥ 悲鳴とかあげてる暇があったら喘いでくださいよ♥ おマ〇コも締め付け甘いですし♥」

「あぎゅぅうぅぅぅっ♥ だ、だってぇぇぇ……♥ おマ〇コにみちみちに吹雪チ〇ポつまってぇぇぇ……ほぉぉぉぉっ♥」

「為せば成る♥ 艦娘の艦隊ソウルを見せて下さい♥ あー……ホント、全然気持ちよくないです♥ 夕立ちゃんはこれまで女の子をサボり過ぎですよ♥ だからこんな、ガバガバゆるマンになって雌チン一つ喜ばせられないんです♥ 夕立ちゃんに価値を見出す人なんて地上にはいないんです♥ 私は裏切り者でもこうして使ってあげますから♥ 一緒に深海棲軍になりましょう♥」


 罵りながら、嘲笑しながら、しかしよくよく聞いてみれば求め続けていた睦月と夕立を自分たちと同じモノにしたいという、尽きせぬ欲望が隠せていない。

 深海吹雪は長い舌を捻じ込んでれるれると夕立の食道を舐めまわしながら、如月は複根化してマ〇コをケツマンを同時に犯しながら、大量の深海棲艦としての白濁液を注ぎ込む。

 通常の生命ではない呪われた遺伝子は、艦娘の体が頑強であることも手伝い、忽ちに睦月と夕立の腹の中で膨れ上がる。


「あぁぁぁぁぁぁーっ♥ ふ、吹雪ちゃんの赤ちゃんっ♥ 赤ちゃん、産んじゃうっぽいぃぃぃぃっ♥ んほぉぉぉぉぉぉぉぉっ♥」

「いやぁぁぁっ……嫌なのにっ♥ 駄目なのにっ……如月ちゃんの赤ちゃん産むのぎぼぢいいにゃしぃぃぃぃぃぃぃい゛ぃぃっ♥」


 わずか数分で、二人の腹からずるりと姿を現すのは、ふたなりチ〇ポを備えた深海棲艦の“姫”や“鬼”たち、それが複数。

 この調子で産み続ければ、世界を焼く戦力を数日で揃えられる絶望……それを出産アクメと共にたっぷりと見せつけた上で、深海吹雪と深海如月は囁きかける。


「夕立ちゃん、もう諦めましょう? 地上はもう、おしまいです……一緒に世界を征服しましょう?」

「睦月ちゃん、どう答えてほしいか分かりますよねぇ♥ 今度こそ私と来てくれるでしょう?」


 二人への堕落の誘いに、夕立も睦月も力なく深海吹雪と深海如月へと唇を重ねる。

 しかし……二人のキスは絶望と恭順のそれではなく、確かな意思と愛情が籠っていた。


「ばか……こうして、吹雪ちゃんに再会できたのに……諦める理由なんて、ない……諦めの悪さは、あなたに教わったんじゃない……!」

「今度こそ、一緒に居る……! 如月ちゃんを離さないっ! でも、それは地上でのことだにゃあ! 守る為なら、深海棲艦とも艦娘とも戦う!」


 狂った仲間から「もうこれ以上、誰かが沈むのを見たくない」と逃げることしかできなかった二人は、吹雪と如月を守る為なら世界とも戦うと宣言して見せる。

 艦娘を通常の少女と分かつものは装着した艤装と、そして内に宿る“艦隊ソウル”と呼ばれる古の船霊の力である。

 “艦隊ソウル”が現代科学ではブラックボックスとしか言いようのない“何か”だが、不屈の意思と正義の心に呼応し、かつて護国の為に戦った船の力を何倍にも増幅してもたらすとされる。

 睦月と夕立の艦隊ソウルが燃え上がり、唇を通じて深海吹雪と深海如月に注がれる。

 彼女たちは力も強大で、負の想念も並の怨霊の比では無かったが、しかし所詮は後ろ向きの“堕落”の力……深海棲艦を生まされてもなお諦めない、不屈の魂に感化されていく。


「んっ……あぁぁっ!」

「は、はぁぁぁ……睦月、ちゃっ……んんっ!」


 深海吹雪と深海如月の体に、虚空から形勢された艤装が装着されていく。それは紛れもなく、艦娘である吹雪と如月の艦装だ。白い髪が半分だけ本来の色合いを取り戻し、深海吹雪と深海如月が“艦娘”として再起動する。


「ま、不味い、ヲ……!」


 ヲ級が対応しようとした時には、何倍にも威力を増した吹雪の主砲が、巣そのものを削り取りながらヲ級に顔に着弾していた──。



 ──海底で大規模な爆発が観測され、深海棲艦の巣の残骸と思われる物が浮上した。

 舞鶴鎮守府分署を任されることになった“白い提督”こと海道沙帆は、深海棲艦を完全制御した副官である深海瑞鶴と共に、件の現場へ向かう。

 沙帆は「あらゆる艦娘の艤装を装着・換装できる」という特異体質であり、今は天龍型の近接武装で現場へと向かっていたが……彼女が目撃したのは、少々刺激の強い光景だった。


「あっ♥ あっ♥ あぁぁんっ♥ 吹雪ちゃっ♥ おっ♥ こ、こんなことしてる場合じゃなっ……♥ んほぉぉぉっ♥ また吹雪ちゃんの子供産むっぽいぃぃぃぃぃっ♥」

「ごめんっ♥ ごめんねっ♥ 正気に還ってから性欲止まらなくて♥ また夕立ちゃんに赤ちゃん産ますぅぅぅっ♥」

「睦月ちゃんっ♥ 睦月ちゃんっ♥ さっきはごめんなさいね♥ 今度は優しく赤ちゃん仕込んで、お尻ずこずこして産ませてあげるから♥ あんっ♥ 赤ちゃんがおちんちん押してるのぉっ♥」

「んにゃぁぁぁぁぁぁぁっ♥ 如月ちゃんの赤ちゃん大量に産んじゃうにゃしぃぃぃぃっ♥ アクメ止まんないぃぃぃぃぃっ♥」


 ……深海棲艦の巣の残骸と思わしい金属片の上で、かつて分署に所属していたデータがある睦月と夕立が、深海棲艦の面影が混じった吹雪と如月にアナルファックされながら大量出産していた。赤ん坊は皆、ふたなりで健康的な鳴き声を響かせている。

 金属板は無数の幼い容貌の“姫”や“鬼”にせっせと漕がれており、先頭には妙に丸っこいフォルムの北方棲姫が大きな白旗をこっちに奮っていた。


「……念ノために、一発撃ちこンでおく?」

「やめなさいっての。うん……特徴的な仲間が増えそうだな」


 沙帆の口調は、歓びと困惑がちょうど半々で混じっていた。



「ユるさない……ユるさない……ヲヲヲ……あんな連中ヲ、王と姫などと崇メていたなど……ヲ……」


 顔の片側が破砕し、隻眼となった空母ヲ級が怨嗟の声を上げながら海を漂っている。

 艦娘やKAN-SEN、あるいはブルーマーメイドやウィッチがこれを見つければ、後の厄災は一つ摘まれたのだろが……そうはならなかった。


「──こんにちは。少しお話を聞かせてもらえませんか?」


 その女は、艤装の類もつけていないのに、海の上につま先で立って見せていた。

 頬についている“切り取り線”を思わせる細かい傷が、笑みの形に歪む──。

深淵より這い来るは懐かしき面影~深海吹雪と深海如月に愛憎表裏で支配される夕立と睦月

Comments

向こうの提督は割と傑物とか、少なくとも艦娘は大事にする奴とか多いのに、なんでこっちのが屑率高いの!?w え?キノコ王国とカメ王国すらもどうにか出来たらどうなるって? オリセが姉妹連れて、ゼルダ姫が緑の勇者連れて、あと沙帆への友情から恋太郎ファミリーが来るよ(真の絶望) そもそもリカ、キノコ王国やカメ王国に居たとも思えませんし、深海棲艦やセイレーンや鉄虫が居る海の上を「護衛無しで」あそこまでいったくさいのが……

屋根が高い

なんていうか、レズのチン堕ち側に全員出向してるのかって言いたくなるぐらい男性の提督に屑しかいねぇなこの世界!!(白目) 沙帆と深海瑞鶴に加えて、明らかに同格の強さした吹雪と如月が加わる(敵にとって)悪夢のような光景よ……なお仮にこの鎮守府をどうにか出来たとしても速攻でキノコ王国とカメ王国を敵に回すという特大の悪夢が待ってる模様() まぁ真の悪夢はこれだけの事をやってのけたヲ級が生き残った上にリカ陣営に行ってしまった事な気がしますが……。

ソウシップ

オリセのいる世界は色んな要素がごちゃってるので、更に強い鎮守府も何処かにあってもおかしくないのが怖いところ…wそれでも、本家舞鶴鎮守府より強いのは確実でしょうねw そもそも常駐してるピーチ姫が一騎当千の猛者な上に、ピーチ姫がピンチだとクッパ様が味方サイドになりますからね…w ちゃんと仕事してる人は居ますよ、多分……ただモブも含めて屑提督のオンパレードやなぁ…

屋根が高い

舞鶴鎮守府分署(キノコ王国支部)の戦力が、恐らくは現行鎮守府最強である件についてw 仮に何かしら暴走とかあっても、いざとなればブルックリンの配管工兄弟やオリセが来てくれるから、深海化した艦娘の運用にガチで世界一あってる場所なんですよね……。 ていうか、この世界の提督(男)はろくなのいないのか!?

とろがけ


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