『おいだせケダモノの森』英語版です 基本的にいろいろ打ち合わせたりしてデザインとか英語のできる大柴くんに翻訳具合をチェックしてもらったりしてますが翻訳スタッフさんの協力で完成したものです。 画像が大きいのは元データはコミスタで出力したpsdファイルをスタッフ側に渡してその仕上がったデータをpdfに加工したため、元画像をちょうどいいサイズに縮小したデータが存在せず、加工に手間がかかるためそのままをアップしたかんじです。 ロゴデザインなんかもこだわって描いてくれたので是非日本語版と並べて比較してみてもらえると英語の勉強にもなったりして楽しいかも? BOOTHでは日本語版を買うとおまけでついてきて、英語版単品だろ300円です。 なぜ安くなっているかというと… 詳しくは下に書くけど低価格で購入しやすい環境を作ることで少しでも違法アップロードの抑制につながればなぁという願いと無償で手伝ってくれた翻訳スタッフへのお礼もかねてです。 ここだけの話でぶっちゃけていうと もともとこのスタッフさんはウチの描いた漫画『くり返す夏』の違法アップロード版などの制作をしていた人たちです。 最初違法アップロード版をネットで発見したときは多分初めての経験だったんでショックと言うよりは擬音とか不満だった修正箇所を無修正版に書き直されてたりして、その手間を掛けてくれたんだなぁとちょっとプラスな意味で受け取って喜んでいた部分もあったんだけど、それは最初だけで、それ以降もいろいろな漫画が海賊版として出されてたのを見るとなんていうか 楽しんで描いている部分もあるけれどそれだけじゃ超えられない部分… 努力したり他のみんなが遊びに行っているのにそれらを全部我慢して頑張って描いたものなのに自分の漫画はその対価に値しないのかなぁ… 無価値… というように悪い方に考えるようになっちゃってモチベーションがだだ下がりになったわけです。 その中で考えたのが海賊版が出る理由。 日本に行かないと手に入らない(そもそも通販すらしてないサークルもある) 値段が高い(物価の違いもある) 英語版がない ウチの漫画だけでなく他の漫画も含めて悪意があってやったわけではなく、どうしても読みたい、こういう漫画があることを周囲に教えたい …とプラス思考で汲み取ることも出来るし逆にウチも海外の漫画で日本語版が出たらなぁ… と思うことはあるわけです。 その理由もわからなくはないけどこういうのは実際に自分が『された側』になって被害を受けないとほんとの痛みはわからないんだと思う。 まぁそんなわけでぐるぐるとマイナス思考になったり被害妄想を繰り返しても何も解決しないのでその状況を打破しようと考えたのが『どうせならその張本人と一緒に公式な翻訳版を作ってしまおう』というもの。 初期のBOOTHで出してたデジタル漫画にはそれに関しての呼びかけテキストファイルをいれてました。 海賊版の翻訳と言っても手書きの癖のある文字は読みづらいらしく蝉の鳴き声『ミーン ミーン』というシーンは『Silence(静かな場面の『シーン』と読み間違え)』翻訳ミスが結構あったりしたのでどうせなら無償で翻訳をして貰う代わりに自分の方でも翻訳の監修(日本語のセリフのわからないところの説明や英語になったところの最終チェック)をする。 翻訳版を出すことに対してのウチの理由は自分のトラウマの克服と心のリハビリ。 彼らへの報酬は無償の代わりにウチの漫画を使って翻訳家志望の彼らが独り立ちできるまでの練習台になればいいかなとおもったわけです。 お互いのプラスになればな…と。 マイナスにマイナスをかけてプラスにしちまえ。 という感じでw 許す許せないで言ったら許せないけどそれだけじゃ何も進まないのでその気持を一旦別のところにしまっておいてまずは気持ちをニュートラルに…。 最初に出した『くり返す夏』の英語版。 その次に『ガキの頃の記憶』、そして第3弾目が『Beast Crossing』という感じです。 今でもたまに英語できたファンレターとかコミッション依頼メールなんかをWEB翻訳をかけてみてよくわからないときとか彼に聞いて翻訳してもらったりしていい関係になってます。