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柴崎しょうじ
柴崎しょうじ

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レトロポケモン冒険記⑦

長い長いシリーズもとうとうラストになりました。

最後はウルトラサンです。


無印のサンは発売当時に遊びました。ポケモン金を遊んでから長い間離れていたポケモンに久しぶりに触れたタイトルなので思い出深いです。

ウルトラサンと無印のサンで何が違うかと言うと、僕の記憶にある限りではストーリーと追加要素です。


そもそもサンムーンがどういうタイトルかと言うと、舞台はハワイモチーフのアローラ地方という場所で、ちょっと遊びに行ってきますくらいのノリでスタートします。ストーリー中でも頻繁に家に帰るので、これまでみたいな冒険というよりは探検に近いかもしれません。

アローラ地方全体で一つのコミュニティのようになっているので、人と人の交流がよく見えて、緩くも賑やかなタイトルです。


アローラ地方にはエーテル財団という怪しげな団体がいて、サンムーンでは実際怪しい団体だったのですが、ウルトラサンムーンでは大きな変更が加えられていました。財団の代表であるルザミーネが、怪しいマッドサイエンティストから家族思いで世界のために裏で動いている女性になっていて、エーテル財団周りのストーリー自体が美しい家族の物語になっています。


というわけで、ポケモンといえば悪の組織〇〇団を倒すのが目的の一つでしたが、ウルトラサンムーンでは悪の組織というものが存在していません。

ですので、今回はウルトラビーストと呼ばれる異世界からの侵略ポケモンが最終的な敵になります。ポケモンが人間にとって脅威であるという、考えてみれば当たり前のことがやっと明確に描かれました。ハワイモチーフのアローラ地方という、人間はのほほんとしていて自然と密接な関係にある舞台だからこそできたことなのかもしれませんね。


追加要素としては、ストーリークリア後のレインボーロケット団編があります。

ウルトラホールという異次元の穴から過去作すべてのラスボスがやってきて、初代のサカキを筆頭にレインボーロケット団という組織を名乗りだすというものです。

これはもう過去作すべてを遊んだ人に対するご褒美みたいなもので、直近で一気にポケモンの歴史を駆け抜けた僕にとっては最高の締めとなりました。

ただ過去作をプレイした人向けのサービスだけじゃなく、最後の最後にリーリエとバトルができるのもぐっと来ました。本編中だと常に後ろ向きで自分はポケモントレーナーになれないと嘆いていたリーリエが、前向きにがんばリーリエできてよかったねと勝手に近所のおじさんの気持ちになりました。


システム的な話で、サンムーン唯一の要素に仲間呼びというものがあります。

野生ポケモンのバトル中にポケモンが一定確率で仲間を呼び、1対多のバトルになるというものです。事実上バトル中に無限にポケモンが湧いてくるので、サンでは野生で何度か全滅しかけました。

この仲間呼びですがとっても素敵な特典がありまして、低確率で進化後のポケモンが出てきます。つまり、野生のゴーストがゲンガーを呼ぶわけです。友達がいなくても通信進化ポケモンが手に入るという夢のようなシステム。

僕はゲンガーが大好きなのですが、今一緒にポケモンを遊んでくれる友達がいないのでここまで一度も手持ちに加えることができませんでした。それが最後のウルトラサンでやっとゲンガーと旅ができるようになったわけです。

というわけでゴーストを倒さないようにして仲間呼びでゲンガーが出てくるのを待ったわけですが、数時間粘っても一度も出てきませんでした・・・・・・なんやねん。

通信進化とかバージョン違い実装とか首都圏限定配布とか、ポケモンのゲット周りを担当してる人のことを考えると汚い言葉が無限に溢れ出てきそうになります。

そんな感じでウルトラサンでの手持ちは

アシレーヌ

アローラベトベトン

アローラライチュウ

ジバコイル

バンバドロ

ルナアーラ

でした。

アローラポケモンだけで固めている中でジバコイルが浮いているように見えますが、ゲンガーを仲間呼びさせるためにゴーストを麻痺らせたりちょうどいい具合にHPを削ったりするために用意したのがそのまま手持ちに残った形です。旅で普通に大活躍してくれたので、結果オーライです。


余談ですが、サンムーンにはもう一つ特別な思い出があって、ポケモンのアニメで唯一最初から最後まで毎週観たのがサンムーン編でした。

サトシのキャラデザがキッズ向けになったと当時話題になったシリーズです。僕も見た瞬間はかなり衝撃を受けましたが、アニメで動くとすぐに大好きになりました。あのシンプルな絵柄は、コミカルな演技をさせたり動かしたりするのにすごく合っているんですよね。美少女・美少年は体が変形するほど大げさに動かすのに向いてないんです。

飛んで跳ねて元気に動くサトシは、シリーズで一番少年っぽさが出ていると感じました。アローラ地方で擬似家族ができて学校にも通って、毎週夏休みのようでワクワクしながらリアタイしていたのを覚えています。終わったときは本当に悲しかった・・・

そういえば、アニメのルザミーネさんは親バカの可愛いお姉さんでした。リーリエもマオもスイレンもカキも家族がいてそれぞれの生活をしていて、その中にポケモンが自然に溶け込んでいる理想の世界だった気がします。この世界をゲームでやりたい。


他にも語りたいことがまだまだまだまだいくらでもありますが、書く方も読む方も大変になってしまうので、このあたりで終わりにします。


レトロポケモン冒険記自体もこれで終わりです。

ポケモンというゲームはタイトル一つでも冒険が詰まっているのに、それを一つ終わったらすぐに次の冒険が待っているという最高の体験をしてしまいました。

大人になって年々引きこもり度が増しているので、ゲームの中とはいえ自分の意志で旅ができたのは、ただの遊び以上に爽やかな気持ちになれました。

そういう意味では、ポケモンって大人向けのゲームなのかもしれません。


それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました!


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