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ギャランドゥ
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おてんば王女はウィッチの香りがお好き

ズバッ...!


草原の中で、勇者の振るった剣が大きなスライムの体を両断する。


バシャ...


核を破壊されたスライムは、液体となり草原の中に溶け込んでいく。


「やぁぁ!はぁぁぁ!」


その隣では、黄色い服に青いマントととんがり帽子を身につけた茶髪の少女がゴーレムに対し蹴りを放っていた。


バキ...!ズガァン!


その威力は凄まじく、石でできているゴーレムにも関わらず少女の蹴りが当たったところが破壊され、石の欠片が周囲に弾け飛ぶ。無事な部分にも大きなヒビが入っており、もう一度攻撃すれば完全に瓦解してしまうだろう。


ポヨン...プヨッ...プルプル...


その時、草原の奥から援軍のスライムたちがこちらに向かってくるのが見えた。勇者が倒したものより一回り小さいが、その数はかなり多く厄介そうだ。


「甘いですわ!"ビックバン"!」


しかし、そのスライムたちが勇者たちに襲いかかることはなかった。後ろに控えていた少女が持っていた杖を振るったからだ。青い魔道服に身を包み、いかにも魔法使いといった風貌をしている金髪の少女は、得意の魔法を1つ発動させる。


.........ヒュゥゥゥ!


するといきなり上空に大きな岩が現れ、スライム目掛けて落ちていく。


ズドォォォォン...!


轟音を立てながら地面にぶつかった岩は、スライムたちを潰してしまった。哀れスライムたちは、援軍として勇者と刃を交えることすらできず全滅したのである。


「ふぅ...これで終わりね」


戦闘を終え一息つくことが出来た武闘家の少女が呟く。


「......」


それに対し、勇者ソロは同意するように頷いた。そして武闘家の少女に怪我はないか尋ねる。


「大丈夫よ!あったりまえじゃない!私はすごく強いんだから!」


ムキ...と可愛らしく力こぶをつくる少女は、先ほどまでゴーレムを蹴り飛ばしていた者と同一人物とは思えない。しかし、草原で勇者と共に戦う少女の姿を、知る者が見れば驚いて腰を抜かすことだろう。少女の名前はアリーナ。この国の王の娘、つまり王女であるのだから。


「やっぱり冒険って感じがするわね!ついてきて正解だったわ!」


自他ともに認めるおてんば姫であるアリーナは、自分の求めていた冒険が出来て非常に楽しそうだ。


「ちょっと。静かにしてくださいまし。私と勇者様は、あなたと違って戦闘後はしっかり休みたいのですわ」


その時アリーナに対して、後衛として戦っていた魔法使いの少女がそう言ってきた。


「なによウィッチ!私の格闘技を味わいたいわけ?」


スチャッ...


アリーナは少女にファイティングポーズをとりながら言い返す。


「あらあら。さすが格闘など相手を殴るしか能のないおバカさんは短絡的ですわね。いいですわよ。私の魔法の方が優れていると証明して差し上げますわ!」


ブォン...!


ウィッチと呼ばれた少女は、持っていた杖をひと振りしアリーナをさらに挑発する。


「.........」


はぁ......


それを見ていた勇者ソロは、また始まったとため息をついた。アリーナとウィッチはいつもこんな調子で、格闘と魔法どちらが優れているかを互いに主張し合い言い争っているのだ。正直に言えば、ソロからすればどちらもありがたい存在だ。強い敵にも臆せず拳と脚を振るうアリーナには助けられているし、後衛から支援魔法や強力な攻撃魔法を放ってくれるウィッチの魔法は何度も草原を救ってくれた。そこに優劣をつける必要はないと、いつも彼は2人を仲裁しているのだが、何度言ってもアリーナとウィッチは互いに相手につっかかっていくのだ。


ガミガミ...!あーだこーだ...


「......」


クスリ...


しかし、傍から見ていると口喧嘩をしている2人は仲睦まじいようにしか見えない。彼女たちはもしかしたらコミュニケーションの一環としてあの喧嘩を楽しんでいる節があるのではないか。そう思ったソロは苦笑し声を漏らす。


「ちょっと!あなたはどう思うわけ!?」


「勇者さま!この頭まで筋肉のわからず屋に言ってくださいませ!魔法の方が優れた存在であると!」


「......っ!?」


しかし、アリーナとウィッチの喧嘩がこちらにまで飛び火してきてしまい、勇者ソロは慌ててしまうことになるのだった。















勇者パーティは草原でのモンスター討伐を終え、街の中へと帰ってきた。モンスターたちが落としたお金やドロップアイテムによってそこそこ懐は温かく、グレードの高い宿屋に泊まろうということになる。


「ようこそおいでくださいました。この宿屋の売りは部屋に設置された小浴場です。ご堪能ください」


ペコリ...


そう言って頭を下げてくる宿屋の主人から部屋の鍵を受け取り、3人は2階へ続く階段を上っていく。男友達女で分けた2部屋をとった勇者ソロと、アリーナ・ウィッチは、挨拶を交わすとそれぞれ自分の部屋に入っていった。


ガチャリ...


「へぇ...まあまあいい部屋じゃない」


「まあ、清潔さは合格ですわね」


アリーナとウィッチは宿の部屋について評価を下す。と言っても、王女であるアリーナと、魔法使いとして修行を続けていたため少し世間知らずなところがあるウィッチだ。彼女たちにある程度認められた宿屋の主人は、その仕事の丁寧さに胸を張っていいだろう。


「私奥のベッドもーらい!」


ピョンッ...ボフン...


アリーナがいち早く動き出し、2つ並んでいたベッドの奥側に飛び込んだ。城にいた頃では説教されること間違いなしの、王女としてあまり相応しくないおてんばの行動だ。


「なっ...!ず、ずるいですわよ!?私も奥側のベッドを狙っていたのです!」


「こんなのは早い者勝ちなのよ!」


「そんなこと認められませんわ!公正なジャッジによって権利は与えられるべきですわ!」


ウィッチは隣の部屋にいた勇者を呼んでくると、アリーナの悪行について説明し自分を支持して欲しいと頼む。それに反論するように、アリーナは自分は悪くないと自身を擁護するが、さすがに勇者に「そんなことで呼び出さないでくれ」と怒られてしまった。軽く怒られてしまい、シュンとしたアリーナとウィッチは、彼が出ていったあとに互いに責任を押し付け合い、最後は壮絶なジャンケンによって奥のベッドの所有権を奪い合うのだった。










「じゃあ、先に入浴させてもらいますわよ?」


「いーよー」


勇者と3人で宿屋が用意してくれた夕食を食べ終えたアリーナとウィッチは部屋に戻ってきた。部屋に備え付けられたお風呂に入ってもいいかと尋ねるウィッチに対し、激しいジャンケンを制し奥のベッドに寝転んだアリーナがヒラヒラと手を振り答える。


ガチャ...バタン...


ウィッチが脱衣所の中に入り、扉を閉める音が部屋の中に響き渡った。少ししてからゴソゴソとなにやら人が動く気配が感じられる。


「はあ...」


アリーナはウィッチが入浴する準備を始めたことをひっそりと確認し、小さくため息をついた。


「なんでつっかかっちゃうのかなぁ...私」


そうして快活な彼女に珍しく、自分の行動を後悔するようにぼやく。そう、実はアリーナはウィッチと仲良くなりたいと思っていたのだ。しかし、ウィッチの前に立つと何故か彼女と対立してしまうような余計な一言を言ってしまう。


「うーん...」


ゴロゴロ...


アリーナはベッドの上でゴロゴロと転がりながら、何かいい方法はないかと頭を悩ませる。もしその姿を小さい時から仕えてくれている「じい」が見れば、


「はしたのうございますぞ!姫様!」


とお叱りの言葉をかけてきたことだろう。しかし口うるさいお目付け役はこの場にいない。アリーナは思う存分ベッドの上で転がりながら、ウィッチとの仲を進展させる方法を考えた。


「......」


チラリ...


その時、アリーナは何気なくウィッチが入っていった、小浴場に繋がる扉を見てみる。


「......!そうだわ!」


ピコーン...


その時彼女の頭の中に、ひとつの考えが思い浮かんだ。


『東の果てには、"裸同士の付き合い"っていうのがあるらしい。何でも無防備で隠し事のない姿を見せることで、互いの信頼関係がより強いものになるって話だ』


アリーナの頭に浮かんだのは、冒険の中で知り合った女戦士の言葉。その時は「お風呂に自分以外の誰かがいるなんて当たり前じゃない」と王女としての世間知らずな部分を見せてしまったのだが、これは妙案だと彼女は我ながら自分の案を肯定した。


「そうよ、裸の付き合いってやつをすれば、きっとウィッチとも仲良くなれるわ!」


アリーナはそう確信を持つと、急いで入浴の準備を始める。早くしなければ、ウィッチが浴場から上がってきてしまう。


ガチャリ...


「ふんふんふーん...♪」


シャァァァァ...


脱衣所に入ったアリーナの耳に、シャワーを浴びながら上機嫌に鼻歌を歌うウィッチの声が聞こえてくる。


シュババババ...


アリーナは急いで服を脱ぐ。武闘家として程よく鍛えられた美しい体が現れる。


「ウィッチ!裸の付き合いってやつをしに来たわ!」


バァン...!


そしてそのままアリーナはウィッチのいる浴場の扉を勢いよく開け放った。











「きゃぁぁぁぁ!?な、ななな...!?」


浴場に突撃したアリーナ。中にいたウィッチはリラックスした状態でシャワーを浴びており、いきなりの乱入者に悲鳴をあげる。


(やっぱりウィッチの体綺麗ね...)


アリーナはワナワナと震えながらこちらに目を見開くウィッチの体を見て、心の中でそう呟いた。シミ一つない白くハリのある肌。しっとりと濡れキラキラと輝く金色の髪。


「ん?」


しかし、ウィッチの体を下から順に眺めていたアリーナの視線は、彼女の顔付近を見た時に止まる。いつも魔女の帽子によって隠されている部分。


ピョコン...❤


そこには、普通の人間に比べて長い耳があった。細長く、先が尖っている特徴的な耳。アリーナはこの耳の形を見たことがある。勇者パーティーとして旅をする中でロザリーという少女と出会った時に。


「エルフの耳...?...っ!」


見るがまま、頭に浮かんだ単語を呟いたアリーナ。しかし、その瞬間彼女の頭の中にこれまで気にしていなかったいくつもの情報が浮かんでくる。




『ロザリーは可哀想ですわ...彼女を失ったピサロを悪と断じることは私にはできません』


『人間はあまり好きではありませんわ。あなた達はそうでもありませんけど』


ウィッチは共に過ごす中で、不運なエルフの女性ロザリーと、彼女と親しかった魔王ピサロについて同情する発言をしていた。更に、人間が嫌いということも。


『私はウィッチ。偉大なる魔法使いと呼んでも構いませんわよ?』


初めて会った時の自己紹介。彼女は何故か魔法使いを示すウィッチという役職をそのまま名乗っていた。王女である自分と同じ、身分を隠したいのかと思っていたが...それぞれが固有の名前を持たないエルフならば全てが説明できてしまう。


(ウィッチは、エルフだったのね...)


点と点の情報が繋がり、アリーナは仲間の少女が種族を隠していたことを知る。そして自分の不用意な行動で彼女が知られたくなかったことを暴いてしまったことに申し訳なさを感じた。


「あ、あなたという人は...!?見損ないましたわよっ!?」


案の定、自分の正体を知られてしまったウィッチの怒りは凄まじく、幾度となく喧嘩をしてきたアリーナでさえも身をすくめてしまう。


「ち、違うの!?私、こんなつもりは...!ただ、ウィッチと仲良くなりたいと思って...」


「言い訳無用ですわ!...私の秘密を知られてしまっては元の関係には戻れません。勇者さまには、私は旅立ったと伝えてくださいまし」


ウィッチはアリーナに勇者に向けての別れの言葉を告げ、そのまま浴室から出ていこうとする。


「そんな...!?ま、待ってちょうだい!私が悪かったわ!何でもするから、考え直して!」


アリーナは必死でウィッチを引き留めようと、彼女に対して必死に懇願した。


ピタリ...


その言葉にウィッチの体が一瞬停止する。
















(...今、アリーナさんは『何でもする』と言いましたわよね...?)


浴室へ突撃してきたアリーナによって、自身がエルフであることを知られてしまったウィッチ。『自分と仲良くなりたかった』というアリーナの言葉を内心嬉しく思いつつも、エルフと知られては人間である2人とはどうしてもギクシャクしてしまうだろうと、断腸の思いで別れを告げ宿屋から立ち去ろうとしていた。しかし、目の前で許しを乞い涙すら浮かべているアリーナ。彼女の言葉を聞き、いつもと違いしおらしい様子を見せる姿を見た時、ウィッチの心の中に閉じ込めていた欲望がムクムク...❤と大きくなってくる。


「...いいでしょう❤そこまで言うのであれば...❤」


ウィッチは怒りの表情から一変、笑みを浮かべながらゆっくりとアリーナに近づいていく。その表情は、いつもアリーナのことを脳筋とからかう魔法使いとは違う、女性の色気を感じざるを得ない妖艶なものだった。


「あなたはその場に気をつけしてじっとしていなさい❤」


「う、うん...」


いつもと様子の違うウィッチに命令されたアリーナは、彼女の変化に戸惑いつつも、命令に従ってその場で気をつけの姿勢をとる。何でもすると言った手前、ウィッチと仲直りするために今は言うことを聞く必要がある、とアリーナ自身分かっていたからだ。


ピタ...❤ピタ...❤ピタ...❤ピタ...❤


ウィッチが床を裸足で歩く音が響く。それほど広くない浴場、2人の距離はあっという間に縮まった。


(ちょ、ちょっと近いんじゃ...❤)


ドキドキ...❤ドキドキ...❤


アリーナは手を伸ばせば触れ合いそうな距離まで近づいてきたウィッチに、思わず心臓を高鳴らせてしまう。同じ女性とはいえ、容姿の整った美少女が一糸まとわぬ姿で近くに佇んでいるのだ。その事実に、アリーナは心を乱される。


スッ...❤


顔を赤くしているアリーナに対し、ウィッチは首を伸ばして顔だけを近づけてきた。何をするのかと体を強ばらせるアリーナだが、ウィッチはそこで思いがけない行動をとる。


スンスン...❤


「なっ...!?」


なんとアリーナの体のすぐ側で、彼女の匂いを嗅ぐように鼻を鳴らし始めたのだ。


「な、何してるのよ!?」


バッ...!


アリーナは慌ててウィッチから距離を取り、彼女の行動に抗議するように叫ぶ。本能的にか、両手は股と胸を隠すように添えられていた。


「じっとしていなさい❤...私があなたの行動を許さなくても構わないというのなら、話は別ですが❤」


「うっ...」


ウィッチは余裕たっぷりにそう言う。今この場で主導権を握っているのは誰か。それは2人の様子を見れば一目瞭然だった。


「わ、悪かったわよ...」


アリーナはウィッチに謝罪すると、離れていた体を元の位置に戻し、ウィッチに指示された通り気をつけの姿勢に戻る。


「それでいいのですわ❤」


ウィッチは満足そうに頷くと、再びアリーナの体に顔を近づけ、鼻をピクピク❤と動かして匂いを嗅ぎ始めた。


プルプル...❤


何とか羞恥に耐えながらその場に立ち続けるアリーナ。しかしその体は震えており、顔もリンゴのように真っ赤になっている。


スンスン...❤スンスン...❤


肩。腕。首元。ウィッチの鼻が、麻薬探知犬のようにアリーナの体を嗅ぎ回っていく。


「ふふっ...❤アリーナさん、あなた少し汗くさいですわよ...❤」


「〜〜〜っ!?」


ウィッチの遠慮のない言葉。お転婆とはいえ年頃の女の子でもあるアリーナは、その言葉にショックを受けてしまう。咄嗟に言い返そうと息を吸い込むが、自分の置かれている状況を思い出し、顔をさらに赤くするのに留まった。


カァァァァァ...❤


スンスン...❤スンスン...❤


ウィッチは汗くさいと言いながらも、アリーナの体を嗅ぐのをやめない。そもそも、アリーナはまだ今日の入浴を終えていないのだ。格闘を駆使する前衛として、戦闘中敵と激しくやり合っていたのだから、運動量を考えると汗をかいているなど当然のことである。


「ここも、ここも全て❤やっぱり野蛮な格闘なんてしていると、全身から恥ずかしい匂いをさせてしまいますのね❤」


しかしウィッチはアリーナの羞恥をどんどんと煽り、ニヤニヤ❤と嘲りの笑みを浮かべ彼女の体臭を指摘し続けた。


スンスン...❤スンスン...❤


ウィッチがアリーナの体臭を嗅ぎながら馬鹿にする、という行為がしばらくの間続けられていく。


「......っ❤」


ピクン...❤


すると、それを受け続けていたアリーナの体に変化が起き始めた。


(な、なんでっ...!?❤)


彼女はこの辱めを受けていることに、性的快感を覚え始めてしまったのだ。


キュン...❤


トロ...❤


まるで喜ぶかのようにアリーナの子宮が甘く疼き、裸であるが故に丸見えの女性器から粘度の高い愛液が漏れ始める。


(も、もしウィッチにバレちゃったら...❤)


アリーナは自分が感じてしまっていることが、目の前で意地悪な表情を浮かべる魔法使いに見つかればどうなるか想像してしまう。きっと彼女は自分の股を見て更に笑みを浮かべ、「匂いを嗅がれて興奮しているのですか❤さすが格闘家❤変わった趣味をお持ちですわね❤」などとアリーナを嘲ってくる。


「あぁ...❤」


ゾクゾクゾク...❤


それを考えてしまったアリーナの背筋に、なんとも言えない痺れが走った。


嫌だ❤嫌だ❤


言って❤もっといじめて❤


アリーナの心の中で、女性としてのプライドとウィッチに目覚めさせられてしまったマゾとしての願望が戦う。


フーッ...❤フーッ...❤


結果として、アリーナはウィッチに熱のこもった熱い視線を向けながら息を荒らげるという状態になっていた。


「おほほ...❤」


ウィッチは明らかに発情しているアリーナに対し、笑みを深める。


「...っ❤」


アリーナはその表情を見て、何か言ってもらえるのかと期待を抱く。


スッ...❤


しかし、アリーナの予想とは裏腹に、ウィッチはアリーナに何も言わず、それどころか顔をアリーナの体から離してしまう。


(な、なんで...❤)


アリーナは内心悲しそうな声を上げる。そしてそんな感想を抱く自分に驚いていた。


「アリーナさんの恥ずかしい汗の匂いはたっぷりと確認させていただきましたわ❤ですが、女性としては恥ずかしいですわよ?❤私の体の匂いを嗅いで、淑女というものを勉強しなさい❤」


ムギュッ...❤


ウィッチのそのような言葉と共に、残念がっていたアリーナの顔はなにか柔らかいものに包まれる。


「んむぅぅぅぅぅ!?❤」


モニュ...❤ムニュリ❤


彼女の顔は、ウィッチに抱きしめられ胸の中に埋められていたのだ。


ムワァァァァァァァ...❤


(ウィ、ウィッチの匂いぃぃぃぃ!?❤)


ビクンッ❤ビクビクッ❤ビクッ❤


普段ブカブカの服を着て着痩せしているが、実際女性らしい膨らみを持つウィッチの谷間に顔を埋めたアリーナは、そこから漂うウィッチの香りを吸い込み全身を震わせる。


クンクン❤クンクン❤


「あらあら❤私の胸の香りがそんなに気に入りましたの❤女性の体臭で興奮するだなんて、アリーナさんは本当に変態ですわね❤」


「んひぃぃぃぃぃ!?❤」


ビクビクッ❤ビクンッ...❤


(そ、そんなこと言われたらぁ❤)


アリーナが密かに期待していた言葉責め。それをいきなりウィッチから与えられ、おてんば王女は情けない嬌声をあげてしまう。


フゴフゴ...❤フゴフゴ...❤


豚のように鼻を鳴らし、夢中でウィッチの体臭を嗅ぎ続けてしまうアリーナ。彼女はウィッチの体から放たれる甘いフェロモンの虜になり始めていた。


(な、なんでこんなにいい匂いにゃのぉぉ!?❤)


クンクン❤クンクン❤


ムワァァァァァ...❤


ウィッチの香りは、エルフだからか花の蜜ような爽やかな、しっかり鼻腔にまとわりつくねっとりと甘い匂いをしていた。その中にアリーナよりは少ないとはいえかいた汗の香りが混ざり、ツンとした刺激を加えている。


フーッ...❤フーッ...❤フーッ...❤フーッ...❤


ガクガクッ...❤ガクガクッ...❤


ウィッチの胸に顔を埋めたままのアリーナの膝が震え始めた。尻を突き出すポーズになっており、股からはトロトロとアリーナの蜜が垂れ続けている。


「させませんわよ❤」


ヒュン...❤


しかし、腰が抜けそうになっているアリーナを見たウィッチは軽く腕を振るう。すると浴場の隅に置かれていた掃除道具のモップがこちらに向かって飛んできた。


カツン...❤クチュ...❤


「んほぉぉぉぉぉぉ!?❤」


ビクビクッ❤ビクビクッ❤


プシッ...❤ブシュ...❤


今にも崩れ落ちそうだったアリーナの股の下にモップが固定される。それに女性器が触れた瞬間、水っぽい音と共にアリーナの体が飛び上がってしまう。


ハッ...❤ハッ...❤ハッ...❤ハッ...❤


床に倒れることも出来なくなってしまったアリーナは、犬のように浅く速い息を吐く。


「顔を上に向けなさい❤」


「......❤」


スッ...❤


そんな彼女にウィッチから再び命令が下される。ウィッチの香りに酔いしれていたアリーナは、素直にその言葉に従ってしまう。


パフン...❤ムギュッ...❤


「あへぇぇぇぇぇぇ...!?❤」


その瞬間、アリーナの顔はしっとり柔らかい感触に包まれた。


モワァァァァァァァ...❤ムワァァァン...❤


アリーナの顔を覆っていたのは、ウィッチの腋だ。まだ体を洗っていなかった魔法使いのムレムレの腋が、匂いフェチマゾになりかけているアリーナの脳を責め立てる。


(か、体...❤止まらなっ...!?❤)


クンクン❤クンクン❤


ヘコヘコ❤ヘコヘコ❤


鼻をヒクヒク❤とさせながら、一生懸命に息を吸い込んでしまうアリーナ。それと共に、彼女の腰がヘコヘコ❤と情けない腰振りを始めた。


クスクス...❤


「おーほっほっほ❤それで抜け出そうとしているつもりですか?❤力だけが取り柄の格闘家が、魔法使いの拘束から逃げられないだなんて、情けないですわよ❤」


「〜〜〜〜っ❤」


(そ、それダメぇぇぇ❤)


ビクビクッ❤ビクンッ❤ビクンッ❤


アリーナはウィッチの言葉責めに、もう何度目かも分からない絶頂に達してしまう。腋臭、言葉責めと今の彼女にとってはたまらない刺激を受け、王女は取り返しのつかない程歪んだ性癖を植え付けられたことだろう。









「可愛らしいこと❤」


ウィッチは自分の腋に夢中になるアリーナを愛おしそうに見つめる。その顔には、既に怒りの感情は残っていない。


カクン...❤


腋の下のアリーナの全身から力が抜けたのを感じる。恐らく気絶したのだろう。


「...あなたが男であれば、私の好意ももっと素直に伝えられたでしょうか」


ポツリ...とウィッチがそのような言葉を呟く。同じ女性である以上、この気持ちが実らないことは分かっていた。


「わ、私もぉ...❤好きぃ...❤」


しかし、気絶していたと思っていたアリーナからまさかの返事が返ってくる。


「なっ...!?❤ア、アリーナさん!?❤あなた、意識がなかったのではっ...!?❤」


アタフタ...!


ウィッチは珍しく顔を真っ赤にしながら、自分の告白が聞かれていたことに悶えた。


「...え?」


そして同時にその返事が承諾であったことに気づき、キョトンとした顔を浮かべる。




「ウィッチっ❤ウィッチぃぃ❤」


パチュン❤パチュン❤


ベッドに座ったアリーナは、寝間着に着替えたウィッチの服の中に潜り込みながら、トロトロになった女性器をウィッチの股へ擦り付ける。


フンッ❤フンフンッ❤


「アリーナさんっ❤いいですわぁ❤もっと私を求めてくださいませっ❤」


パンッ❤パンッ❤パンッ❤


ウィッチは負けじと腰を振り返しながら、服の中にいるアリーナ似合いを囁く。







「〜〜〜っ❤」


「......〜...❤」


その夜、ある宿屋の一室では2人の女性の喘ぎ声が響き渡っていたという...








その後、急激に仲良くなったアリーナとウィッチは勇者ソロに不思議がられながらも、優秀なパーティーメンバーとして各地でモンスターを討伐していく。そして最後の激闘を繰り広げた後、英雄として国へ戻ることになる。その後アリーナは王位につくのだが、その隣には耳の長い王妃がいたとか。初となる同性婚、2人とも花嫁という珍しい様子の結婚式は、国民たちに大いに人気が出たと後の歴史書に記されることになる。



※いただいていたリクエスト


今回はドラゴンクエスト4のアリーナ姫が、ぷよぷよのウィッチの恋人にされてしまうお話をお願いします。


あらすじ

・勇者パーティに加わったアリーナとウィッチだったが、いつも格闘と魔法のどちらが上かで張り合っていた。

・本当はウィッチと仲良くなりたいアリーナは、宿屋で一人こそこそ入浴するウィッチを見かけ、突撃することに。

・しかし、実はエルフというウィッチの正体を知ってしまい、人の秘密を探ったことを責められ、逆に脅される。

・何でも言うことを聞くと約束するアリーナに、ウィッチは「わたしとアリーナさんが親密になれば、秘密は秘密でなくなりますわ」と囁き…。


ウィッチ

・導かれし者の一人。強力な天体魔法を操る修行中の魔女。

・この世界ではエルフであり、ウィッチという偽名丸出しの名前も、森に棲むエルフに個人名が無い為(※リメイク版ロザリーの台詞参照)。

・ロザリーの件もあり、ピサロに同情的で人間嫌いだが、パーティの仲間の事は好き。特にアリーナが好き。

・同性、しかも人間の王女であるアリーナとは結ばれないと斜に構えていたが、絶好の機会が訪れて…。


プレイ案

・入浴前のアリーナの全身を嗅ぎまわって「格闘なんてしていると、こんな恥ずかしい匂いが籠るんですわ♥」と嘲る(※本当はアリーナの匂い大好き)

・華の蜜のような自分の匂いを嗅がせて、アリーナとの違いを詰り、揶揄う。

・魔法で操った箒に座らせて股間を刺激しつつ、座り込めないようにして全身を愛撫。

・腋で顔を挟み込んで「貧弱な魔法使いからも自由になれませんの?」と嘲笑。

・自分の服の中にアリーナを閉じ込め、そのまま抱き締める。匂いでメロメロになったと思い込み、思わずアリーナへの想いを零してしまう。

・告白の聞こえていたアリーナにまさかのOKをもらい、あまあまレズセックスでカップル成立。


最後は、レズセでは責められっぱなしだったアリーナだが、ウィッチのことを自分が守ってみせると力強く宣言し、ウィッチもアリーナの優しい匂いが好きだと告白して、互いの匂いに魅了され合った恋人同士へ。

後にサントハイムは世界で初のエルフの王妃を戴く国になった…と二人が結ばれたと暗喩するモノローグがあると嬉しいです!

おてんば王妃と高飛車魔女の、嗅いで嗅がれてなラブラブぶりを是非…!

Comments

サントハイムは百合の理想国家だったのか……良い年末なのだわ

屋根が高い


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