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ルルーがアルルのご主人様へ"教育"されるお話

「あぁ!もうっ!なんでサタン様はアルルのことばかり言いますの!?」


ズンッ!ズンッ!ズンッ!ズンッ!


街中で肩を怒らせながら歩く一人の女性。ただならぬ怒気を周りに振りまく彼女の姿に、すれ違う通行人たちはそそくさと距離を開ける。


「わたくしの方が、何倍も、何十倍もサタン様のことを愛していますのに!」


そう愚痴をこぼす女性は、青色の髪と緑色の瞳をした、美しい容姿をしていた。ヒラヒラと風に舞うフリル付きの白を基調とする服を着ており、足元はブラウン色のサンダルを履いている。彼女の名前はルルー。10万飛んで25歳という、とんでもない月日を生きる支配者『サタン』に恋心を抱く、18歳の女性だ。しかし、その想いを寄せるサタンと言えば、ルルーが先程口に出していた名前の少女、アルルにすっかり熱をあげてしまっている。ルルーはそれを非常に疎ましく思っており、一度はサタンの溺愛するカーバンクルを引き連れたアルルを見て、てっきりアルルとサタンが公式に婚約したのだと勘違いし、カーバンクルを奪おうとしてしまったほどだ。


「このままでは、サタン様は…」


『アルル…❤』


『きゃっ…❤もう…❤こんなところで…❤』


ルルーは頭の中で、サタンとアルルがラブラブな状態で仲睦まじくしている様子を思い浮かべ、顔を青くした。


「そんなことは認められませんわぁ!?」


自分の想像で発狂してしまうルルー。とにかく、彼女はサタンとの仲を深めるための強力なライバルとなるアルルを、どうにかして対処しなければならない。何か方法はないかと、頭を悩ませ始める。


「何か良い手はありませんの...?」


ムムムム...!


ルルーは眉を寄せ、額にシワを作りながら腕を組んで考え込む。しかしすぐに妙案が浮かぶわけもなく、ただいきなり道の真ん中で難しい顔をし始めた、変な人認定を周りから受けつつあった。


「ふっふっふっ...そこのアナタ...お困りのようですね...」


「っ!?…誰ですの?」


そんなルルーに、何やら怪しい笑い方をする声が聞こえてくる。ルルーが声の方向へ視線を向けると、道から少し入ったところにある暗い路地に、ローブを着こみ、怪しい仮面で顔を隠した人物が立っていた。


「ボk...ゴホン...わたしならば、アナタの問題を解決できますよ...」


仮面の人物は、何故か言葉の途中でわざとらしい咳払いを入れながら、ルルーにそう告げる。


「ほ、本当ですの!?」


ルルーは怪しい人物の言葉に思わず反応してしまった。何故目の前の人物は自分の悩みを知っているのか。そもそも出会ったばかりの、しかもこんなに怪しい風貌をした人物を信用するべきなのか。傍から見ればツッコミどころ満載の状況であったが、当事者であるルルーにとっては真剣だった。ルルーは目の前の人物に詰め寄り、まるで尋問するかのようにまくし立てる。


「ど、どうすれば!どうすればわたくしの悩みは解消されますの!?」


いきなり詰め寄られた怪しいローブの人物は、ルルーの勢いに押されるように少し体を引かせたが、うんうんとルルーの言葉に頷きながら、袖元をまさぐり始めた。


ゴソゴソ...ゴソゴソ...


「こちら!『フェロモーヌEX』!」


チャポン...


そして取り出したのは、小瓶の中で揺れるピンク色の液体。怪しい人物が告げたフェロモーヌEXとは、この液体の名前だろうか。


「......なんですの、それは?」


ルルーは怪しい人物に、胡散臭いものを見る視線を向ける。彼女の中で、一気にこの話を聞く気が失せてきた。


「なんと!この薬を飲めば、指定した同性に対して、強い魅了効果のある体臭を出すことができるのです!」


そんなルルーの視線に気づいているのか、怪しい人物は手に持った小瓶を掲げながらその効果を力説する。しかし、語られたそれは中々に信じ難いもので、ルルーの心の中で疑いの思考が広がる。


「...有り得ませんわ、そんなこと」


ルルーはもはや興味が失せたと、冷たい声で怪しい人物に告げる。恋する乙女の悩みにつけ込み、効果のない偽物の商品を売りつけようとする不届き者をどうしてやろうかと、ルルーの中でメラメラと怒りの炎が燃え始めた。


「疑いたくなる気持ちはわかります!しかし、それが有り得るんです!さらに、今だけの特別サービス!今ならなんと無料!お試しということで、この薬は差し上げますよ!」


ピクリ...


しかし、続けられた言葉にルルーは僅かに反応する。


「これをアナタの恋敵、憎きアルルに使えば!あの者がアナタの虜になり、サタン様が目をかけることも無くなるでしょう!」


ルルーの反応を見ていけると踏んだのか、更にグイグイとセールストークを続ける怪しい人物。無料と言うならば、少なくともこの商品を売りつけることが目的では無いのだろう。ルルーは疑惑の視線を向け続けながらも、万が一この薬が本当なら…と考え、差し出された小瓶を受け取った。


チャポン…❤


中に入ったピンク色の液体が、揺れて微かに音を立てる。


「ささっ!グイッと!」


ルルーは促されるがままに小瓶の蓋を開け、瓶の口に顔を近づけた。


スンスン…


一応匂いを確かめてみたが、果物のような甘い香りがするだけだ。


(...リスクはありますわ......ですが!わたくしルルー!サタン様と恋仲になるためなら、多少の危険は受け入れてみせますわ!)


カッ...!


ルルーは目を見開くと、覚悟を決め小瓶の中身を飲み干していく。


ゴクッ...ゴクッ...


ルルーの喉が鳴らされ、元々あまり量のなかった液体は、瞬く間に小瓶の中から消えた。


「...これでいいんですの?」


ルルーは自分の体の変化を確かめるように、グーパーしながら尋ねる。液体は桃の味がして、ただのジュースとして飲めるような美味しいものだったが、何か変わったという感覚はない。


「えぇ!問題ありません!さあ、心の中で目的の人物を思い浮かべ、『自分の虜になれ!』と念じるのです!」


謎の人物に言われるがままに、目をつぶりアルルの顔を思い浮かべるルルー。


(アルル、わたくしの虜にしてやりますわ...!)


ルルーはそう強く念じ、少ししてからゆっくりと目を開ける。


「...あら?」


すると、さっきまで目の前にいたはずの仮面はいなくなっており、少し暗い路地にはルルーだけがポツンと佇んでいたのだった。











「ふぅー...上手くいったぁ...」


ルルーが路地に1人取り残されていた時、怪しい仮面を被った人物は逃げた先で胸を撫で下ろしていた。


バサリ...


カパ...


暑苦しかったローブと、息がしにくかった仮面を取り素顔が明らかになる。


「ボクの演技、なかなか良かったんじゃない...!?」


現れたのはルルーの憎き恋敵、アルルだった。彼女はルルーに気づかれなかったことに自画自賛しているが、実際はルルー以外の知り合いならば会った瞬間に看破される程度のお粗末さであった。ルルーが気づかなかったのは、ひとえに『恋する乙女は盲目』という言葉が正しかったからだろう。


「あとは、上手くいけば...うひひ...」


実は危ない橋を渡っていたとも知らず、アルルは企みが上手くいったと口に手を当て笑うのだった。












「全く!あの無礼者、今度会ったらタダじゃおきませんわ!」


プンスカと怒りながら歩くルルー。彼女は仮面の人物に騙されたと認識し、時間を無駄にしたと期限をさらに悪くしていた。


「あれ、ルルー?」


そんな時、近寄り難い状態のルルーに対して声をかける勇気ある人間が現れる。それは今、もっともルルーが会うべきではない人物、アルルだった。


「奇遇だね〜」


もちろんそんなわけがない。アルルは変装を解いたあと、ルルーの後をこっそり尾行していた。そして不自然にならないタイミングを見計らい、さりげなく彼女へ接近したのだ。


「なっ...アルル...!?アナタねぇ!?」


ルルーは機嫌の悪さから、半ば八つ当たり気味にアルルへ声を荒らげようとする。しかし、その言葉はアルルのとった行動によって中断させられることになる。


「あれ...?なんだろう...?ルルー、いい匂いするね?」


クンクン...❤クンクン...❤


アルルはそう言いながら、ルルーの方へ近づいてきた。鼻をクンクン❤と鳴らし、ルルーの周囲の空気を取り込もうと深呼吸をしている。


「はぁ?アナタ何を言って...っ...!?」


ルルーは一瞬呆れたような様子でアルルの行動を見つめていたが、なにかに気づいたようにハッと口に手を当てる。ルルーには、アルルのとった行動に1つ心当たりがあったからだ。


(ま、まさかあの薬...ホンモノだったんですの!?)


ルルーは信じられないと心の中でつぶやく。しかし、アルルの見せた行動は、あの薬が原因だと考える以外ありえないものだった。騙されたと思っていたルルーは、アルルへの予想外の効果に驚きを隠せない。


スンスン...❤スンスン...❤


「あぁ...❤ルルーの匂い...❤ボク好きかもぉ...❤」


そうしている間にも、アルルはルルーの方へどんどん近づいてきていた。アルルの顔は、もう少しでルルーの体と触れ合うのではないかと言うほどに接近し、嬉しそうにルルーの香りを堪能している。アルルのうっとりとした表情を見た時、ルルーはこれがからかいや冗談の類では無いと確信した。


「うふ...うふふふ...おーほっほっほ❤ついに、ついにわたくしの時代が来ましたのねっ❤これでサタン様はわたくしのものですわぁぁ❤」


薬に効果があったことが分かり、自身の勝利を確信したルルー。彼女は薬の効果があるうちにアルルを虜にしてしまおうと、クンクン❤と自分の匂いを嗅ぎ続けるアルルを見下ろし、声をかける。


「アルル❤今からわたくしはサタン様のお嫁さんになるため、特訓をしようと思っていたところだったのです❤アナタ、わたくしについてらっしゃい❤」


「うぇ...?❤は、はぁい❤」


ルルーの鈴の鳴るような美しい声で告げられたその言葉は、ほとんど命令と言っていい口調だった。アルルはいきなりテンションが上がったルルーを見て、一瞬驚いたような顔をするが、ニヘラ...❤と笑いながら首肯する。


「よろしい❤では、いきますわよ❤」


こうしてルルーは、アルルを連れ自分がいつも特訓を行っている場所に出向くのだった。













フッ...フッ...フッ...フッ...


特訓の場所に着いたルルーとアルル。ルルーは早速ランニングやストレッチなどウォーミングアップをこなした後、いつものトレーニングメニューをやり始めた。


「うわぁ...ルルーすごいなぁ...」


それを少し離れたところで見守るアルルから、率直な感想が漏れ出る。ルルーは見た目こそ高貴なお嬢様、という感じであるが、その実は格闘が得意なガチガチのインファイターである。彼女のこなすメニューはどれもきつそうなものばかりで、アルルが付き合ったならばウォーミングアップの時点でダウンしてしまったことだろう。ルルーも額に汗を浮かべ、少し顔を辛そうに歪めながらも真剣な様子で特訓を続けていた。


「...ふぅ...こんなものですわね」


ルルーは毎日のノルマとして己に課していた分全てをやり遂げると、満足気に頷き息を整えようとする。


(これでいいですわ...❤)


ニヤリ...❤


ルルーは汗で火照った自らの体を見て笑みを浮かべると、こちらを見つめるアルルに対して声をかけた。


「わたくしタオルが欲しくなりましたわ❤アルル、そこにあるのを取ってくださいな❤」


「え、あ...うん...❤」


アルルはルルーの浮かべる妖艶な笑みに少しの間見蕩れてしまう。そして少し顔を赤くしたまま、近くのベンチに置かれていたタオルを拾い上げ、ルルーのもとへ届けに行った。


ムワリ...❤


「っ!?❤」


その時、アルルの鼻が空気中にある"香り"を感知する。それは、ルルーの体から漏れ出るフェロモンであった。


(うふふ...❤効いているようですわね...❤今のアナタは、薬の影響でわたくしの香りが魅力的に感じてたまらないはず❤さあ、わたくしに堕ちなさい❤アルル・ナジャ❤)


もちろんそんなわけはない。あの薬は、アルルがそれっぽい小瓶に移し替えたただの桃ジュースである。しかし、ルルーは効果を信じきっている。プラシーボ効果が作用したのか、ルルーの体からはいつもより濃く、甘酸っぱい彼女の香りが放たれていたのだ。


(ふわぁ...❤ルルーの香り...❤いつもよりすごいよぉ...❤)


アルルはまるで花の蜜に吸い寄せられる蝶のように、フラフラとした足取りで距離を縮めていく。


「タオルを❤」


「ふぁい❤」


ルルーの差し出された手に、アルルはタオルを渡す。ルルーはそれを受け取ると、アルルに自身の体を見せつけるように、ゆっくりと体の汗を拭き始めた。


タプン...❤ムチ...❤


アルルと比べてもスタイルのいいルルーの体。その豊満な胸や肉付きの良い尻に、タオルが這うようにして汗をふき取っていく。


ゴクリ...❤


汗を拭いているだけなのに、あまりにエロスを感じさせるルルーの一連の仕草。それを間近で見せられ、アルルは思わず喉を鳴らしてしまう。


「ふふふ...❤」


(見てますわ❤もうわたくしの体から目が離せないようですわね❤)


ルルーはアルルの様子を密かに観察し、上手くいっているようだとほくそ笑む。そしてある程度体の汗をタオルで拭き終わると、そのタオルをアルルに放り投げた。


「持っていなさい❤」


「わっ...!?❤」


パサリ...❤


何とかタオルをキャッチしたアルル。彼女の手には、ルルーの汗が染み込み少し湿ったタオルがある。


(こ、これ...❤)


アルルは思わず手の中にあるタオルを見つめてしまう。


「嗅いでもいいんですのよ❤」


そんなアルルに、ルルーが優しく、誘惑するように囁いた。


「え...❤」


「アナタがわたくしの香りに魅了されていることは既にわかっていますのよ❤...ほら❤嗅ぎなさいな❤」


「は、はひぃ...❤」


ルルーに命令され、アルルの顔はたちまち蕩けた表情になってしまう。ルルーに言われるがままに、アルルはルルーから与えられたタオルに顔を埋めた。


パフン❤


「あへぇぇぇぇぇ...!?❤」


ビクビクッ...❤ビクビクッ...❤


アルルはその瞬間、情けない声を上げながら絶頂に達してしまう。


クンクン❤クンクン❤


ムワァァァァァァ...❤


タオルから溢れ出すルルーの汗と女性の香り。それは一瞬でアルルの肺を満たし、彼女の脳をグズグズと溶かした。


クンクン❤クンクン❤


「おほほほ...❤夢中で嗅いで...❤同じ女性であるわたくしの香りに興奮するなんて、随分と変わった性癖を持っていますのね❤」


「んおぉぉ...❤」


ゾクゾク...❤


ルルーに耳元で囁かれ、アルルは背筋をブルリ❤と震わせてしまう。


「...変態❤」


「おおぉっ!?❤」


ルルーに言葉責めされたアルルは、嬌声を上げながら再び絶頂を迎えた。


(ルルーにいじめられるの良いっ❤やっぱりボクの勘は正しかったよぉぉ❤)


アルルは作戦が上手くいったと心の中で叫ぶ。実は彼女はルルーと接するうちに、自らのうちに眠る被虐体質と匂いフェチという性癖に気づいてしまっていたのだ。そしてルルーが抱くサタンへの恋心を利用し、自分をいじめてくれる女王様に仕立て上げることを思いついた。アルルは芳醇な香りを放つタオルに顔を埋めながら、自分の見立ては間違っていなかったと歓喜する。


「アルル❤顔を上げなさい❤」


「はいっ...❤おほぉぉぉぉ...!?❤」


そんなアルルの企みを知らないルルー。しかし彼女は、アルルが望む、いやそれ以上の変貌を遂げていく。ルルーの命令に従い、タオルから顔を上げたアルルが見たのは、まだ薄らと汗で輝いた腋をこちらに見せつける、ルルーの姿だった。


「わたくしの腋❤嗅ぎたいでしょう❤」


「〜〜っ!?❤」


ルルーの言葉に驚き、同時に軽く絶頂してしまうアルル。


「か、嗅ぎたいですっ❤」


ハーッ...❤ハーッ...❤ハーッ...❤ハーッ...❤


まるでオアズケを命じられた犬のように息を荒らげ、今にも飛びつかんばかりの勢いでアルルが答える。その視線はルルーの腋に釘付けだ。


「いいですわよ❤...た・だ・し❤条件がありますわ❤」


ルルーはそう言うと、腋を見せつける腕と反対側の手に持つあるアイテムをアルルに見せる。


「"これ"をつけなさい❤」


それはペットが付けるような首輪だった。いつの間に用意したのか、ルルーはちょうどアルルのサイズに合ったものを目の前で発情する"メス"に見せつける。


「嫌なら別にいいですわよ❤ただ、わたくしの腋もどこかにいってしまうことになるだけですわ❤」


「つ、つけますっ❤」


ルルーの言葉に、アルルは慌てた様子でルルーの手から首輪を受け取る。しかし、アルルにとって実際はご褒美と同じようなものだった。嬉々とした様子で、アルルはルルーの所有物の証を自らの首に身につける。


ガチャ...❤


アルルの首に、犬猫が付ける首輪が装着された。年頃の少女がそのようなものを身につけていれば、ほとんどの人間は2度見してしまうことだろう。それはあまりに不自然で、そしてあまりに淫らさを感じさせる代物だった。


「いい子ですわね❤よろしい❤ご褒美として、わたくしの腋に顔を埋めることを許可しますわ❤」


「やったっ❤」


やっと許可が出たことで、アルルは嬉しそうにルルーの腋へ飛びつく。


ムワァァァァァァ...❤


「はへぇぇぇ...❤」


クンクン❤


スゥゥ...❤ハァァ...❤


(すごぉぉぉ❤ルルーのっ❤ルルー"様"の腋すごいよぉぉ❤)


アルルはルルーのムレムレの腋臭に、恍惚の表情を浮かべる。上品な香水と、ルルー自身の体臭が混ざった甘酸っぱく、どこか危険さえ感じさせる魅惑の香り。一嗅ぎするだけで脳が幸福で満たされ、目の前の主人に従えと服従を訴えてくる。


「気に入ったようですわね❤」


ムギュリ...❤


腋に顔を埋めただけでもとてつもない快楽を与えられたアルル。そんなアルルの顔を、ルルーはあろうことか腕で挟み込むようにして腋の中に閉じ込めてしまった。


「んほぉぉぉぉぉ!?❤❤」


ビクビクッ❤ビクビクッ❤️


ムワァァァァァ❤モワァァァァァ❤


密閉されたことにより、更に濃度の増したルルーの腋フェロモン。それを至近距離で浴びたアルルは、獣のように叫びながら全身を震わせた。


「おーほっほっほ❤わたくしのこと以外、考えられなくさせてあげますわっ❤」


アルルを腋に閉じ込めながら、そう宣言するルルー。アルルはそれを聞いて、期待に胸が高鳴らずにはいられなかった。


「もっとわたくしに溺れるのです、アルル❤これから覚悟しなさい...?❤」


「〜〜っ❤」


「手始めに、わたくしの腋を舐めてもらおうかしら❤」


コクコクッ❤コクコクッ❤


耳元で囁かれるルルーの言葉に、アルルは何度も首を縦に振る。そしてルルーの腋に、嬉しそうに舌を這わせ始めてしまうのだった...











そこから、ルルーとアルルの淫らな生活が始まった。



「アルル❤そこに正座しなさい❤」


「はいっ❤...んおぉぉぉ!?❤」


ムニュンッ❤ムニムニッ❤


ムワァァァァァン...❤


ある時は、床に正座したアルルの顔の上にルルーが座る。女性らしい、程よく肉のついたルルーの尻に顔を潰され、その柔らかな感触と芳香に顔中埋め尽くされてしまうアルル。


「わたくしちょうど椅子が欲しかったんですの❤思ったより良い座り心地ですわね❤」


グリグリ...❤グリ...❤


ルルーが腰を揺らし、アルルに刺激を与えながら笑みを浮かべる。


「あひぃぃぃぃぃ❤」


ビクビクッ❤ビクビクッ❤


アルルは嬌声を上げながら、全身を震わせることしか出来ない。


「あらあら❤椅子は動かないし喋らないんですのよ❤...これは、お仕置ですわねぇ...❤」


(お仕置っ❤お仕置してくださいぃぃ❤)










またある時は、ベンチに腰掛けたルルーのそばにアルルが跪く。


スッ...❤


何も言わずにアルルの顔の前に差し出されたルルーの足。隅々まで手入れされ、同じ女性として憧れずには居られない美脚。更に先程まで運動していたその足は、靴の中で蒸れ暴力的な香りを放っていた。


モワァァァァァ...❤


「あはぁ...❤」


アルルはうっとりとしながらルルーの足に顔をちかづける。


「"待て"ですわよ❤」


しかし、主人であるルルーから待てを命じられる。


「くぅぅぅん...❤」


アルルは跪いたまま、潤んだ瞳でルルーを見上げる。それは主人に媚びる犬そのものの姿であり、首輪も合わさって存在しない尻尾が幻視できてしまうようだ。


「......っ❤」


ゾクゾク...❤


ルルーはそれを見て、背筋に走る甘い痺れを感じる。愛するサタン様と結ばれる障害となっていた、強力なライバル。そんな相手が自分に魅了され、目の前で傅いている。その事実はルルーの自尊心をこの上なく満たし、彼女に幸福を感じさせるようになっていた。


(...もっとわたくしに無様な姿を見せなさい、アルル❤)


そしていつの間にか、ルルー自身がアルルをいじめることに嵌り、依存していく。ルルーの心の中に、目の前の少女をもっといじめたいという新たな欲求が浮び上がる。


ギュムッ❤


「あひぃぃぃぃぃ❤」


「おほほほ❤わたくしの足で踏みつぶして差し上げますわ❤」


ルルーはその欲望に従い、待てを守り続けるアルルの顔を足で踏みつけた。そしてアルルの嬉しそうな嬌声と、ビクビクと震える体の振動を感じ取り、強い満足感を得るのだった。














「買い物に行きますわよ❤着いてきなさい、アルル❤」


「はいっ❤ルルー様❤」


しばらく経った頃には、アルルがルルーに付き従うのは当たり前になっていた。ルルーも、もはやアルルがいない生活は考えられない。首輪は襟の長い服をアルルが着ることで誤魔化しているが、いつかは周りにバレてしまうかもしれない。


「もっと近くに寄りなさい、アルル❤」


「かしこまりました❤」


ルルーの命令通り、彼女の側へと行くアルル。


フゥーーー❤


「んおぉぉぉぉ❤」


ビクビクッ❤ビクビクッ❤


するといきなり、アルルの顔にルルーの吐息が吹きかけられる。甘い吐息を吸い込んでしまったアルルは、一瞬で発情し絶頂を迎えた。


「おーほっほ❤わたくしの吐息はどうかしら❤」


「しゃ、しゃいこうですぅ...❤ルルー様ぁ...❤」


アルルの返事に機嫌を良くしたルルー。未だ絶頂の余韻でビクビク...❤と身体を震わせるアルルを伴い、買い物へ出かける。






「あら〜アルルちゃん」


「おっ!アルルちゃんじゃねえか!」


「あ、おねえさんだー!」


「ほんとだー!」


しかし、アルルは街中でそこそこ顔が売れているようだ。歩く度に道行く人から声をかけられ、アルルもそれに愛想良く手を振ったり挨拶したりしている。



「......」


しかし、ルルーにとってはそれが気に食わなかったようだ。彼女は行き先を変更し、人気のない路地、ルルーと謎の仮面の人物(アルル)が出会った場所へ到着する。


「あれ...ルルー様...?」


この場所がどのような場所か知っているアルルは、内心少し焦りながらルルーの顔色を伺う。もしやバレたのではないかと、アルルの背中に冷や汗が伝う。


「アルル、この場で犬のポーズを取りなさい」


「え」


そんなアルルへ、ルルーが怒気の混ざった声で命令した。ルルーの機嫌が悪いこと、そして命令の内容が突拍子もないこと、どちらも予想していなかったために、アルルの反応が遅れてしまう。


「早くなさいっ!」


「は、はいぃ!?」


ルルーの声と共に、アルルの体は半自動的に命令に従う。その場でしゃがみこみ、両手を体の横に掲げ"犬のポーズ"をとった。そのアルルを、ルルーが冷たい視線で見下ろす。


「アナタのご主人様は誰ですの?」


「え...?それは、ルルーさm...むごぉぉぉ!?❤」


ムギュゥゥゥゥ❤


ルルーの質問に答えようとしたアルルの顔を、ルルーがサンダルを脱いだ足で踏みつける。


ムワァ...❤


「そうですわっ!アナタの主人はこのわたくし!それなのに、アナタと来たら誰彼構わず愛想を振りまいて!?そんなにわたくしのお仕置が欲しかったのかしら!」


ムギュムギュッ❤グリッ❤


「んほぉ!?❤おっ❤も、申し訳ありませんっ❤」


「アナタはわたくしの何ですの!?答えなさいっ!」


「ボ、ボクはルルー様の下僕でs...❤はへぇぇぇ!?❤」


グリグリィ❤


「違いますわっ!アナタの首についているそれは何かしらっ!」


グリグリ❤


ムワリ...❤


「ご、ごめんなさいぃぃ❤間違ってましたっ❤ボクはルルー様のペットでしたぁぁ❤」


ハァ...ハァ...


アルルの言葉に、ようやく溜飲が少し下がったのだろう。ルルーは息を切らせながらも、アルルの顔を踏みつけるのをやめた。


「...なら、ここで証明してみせなさい。アナタがわたくしに相応しいペットであることを」


アルルはその言葉に、どうすればいいのか考える。しかし、ルルーの怒りはいつ再燃してもおかしくない。猶予が残されていない中でアルルが思いついたのは、"とにかくルルーに媚びる"という手段だった。


スッ...❤


アルルは犬のポーズをやめ立ち上がると、上の服を脱ぐ。顕になるブラジャーと首輪。アルルは両手を頭の後ろで組むと、ヘコヘコ❤とルルーに向けて振り出した。


「ボ、ボクのご主人様はルルー様ですぅ...❤ご主人様の匂いが大好きで、すぐイッちゃう変態ペットのボクをもっと躾けてくださぁい❤」


ヘコヘコ❤ヘコヘコ❤


それはあまりに情けない服従宣言であり、アルルを知る者が見ればあまりの光景に目を背けたことだろう。しかし、だからこそ、プライドを捨てたような、人としての尊厳を失ったようなアルルの言動はルルーのお気に召したようだ。


「...そこまで言うならばいいでしょう❤ペットの世話は主人の役目ですものね❤イキなさい❤」


スッ...❤


そう言ってルルーはアルルに腋を見せつける。


ムワァァァァ...❤


途端に路地を、甘酸っぱい香りが、何度もアルルを調教したフェロモンが埋め尽くす。


「おほぉ❤あ、ありがとうございますぅぅぅ❤」


ヘコヘコ❤ヘコヘコ❤


プシッ...❤プシャッ...❤


アルルは許されたこと、ルルーの香りを嗅げたことへの喜びを感じながら絶頂する。アルルの体から滴った汗と股から噴き出た潮が、地面を濡らす。


「さぁ行きますわよ❤わたくしの買い物はまだ済んでませんの❤」


「はいっ❤」


ルルーに言われ、アルルは急いで脱いでいた服を着る。


コロン...


その時、彼女の服から何かがこぼれ落ちた。


「あら...?」


それはちょうどルルーの足元に転がり、ルルーはそれを拾い上げる。


「あっ...!?」


それはアルルが薬と偽ってルルーに小瓶を渡そうとした時、変装のためにつけていた仮面だった。決定的な証拠になり得るものを見られ、アルルは頭が真っ白になる。


「今はこんなものが流行ってますの?けど、アナタはわたくしのペットなのですから、見た目にもある程度気は使いなさいな。今日の買い物で、もっとセンスのいい仮面も買うことにしましょう」


しかし、ルルーは奇跡的に仮面のデザインを忘れていた。秘密に気づくことなく、ダサい仮面だとアルルに返す。


「や、やったぁ...?❤」


アルルは微笑みかけてくる主人に喜ぶフリをしつつ、この生活が終わらなかったことに胸を撫で下ろすのだった。



※いただいていたリクエスト

シリーズのルルー様が“攻め役として調.教”されてしまうお話を可能ならお願いします!


作品名:ぷよぷよ


キャラ名:ルルー


攻め(受け)役:アルル・ナジャ


簡単なあらすじ

※愛しのサタン様を巡り、一方的にアルルを敵視するルルー。ある時、そんなルルーの前に怪しい仮面の魔法使い(ルルー以外から見ると、何処からどう見ても仮面をつけただけのアルル)が現れ、それなら恋敵を自分へと惚れさせて、二度とサタンに近づかないようにさせればいいとアドバイスする。


※謎の魔法使いは不思議な薬を手渡し、これを使うと指定した同性を魅了する匂いを纏えるようになると説明。半信半疑ながらルルーは薬を飲んでみるが、直後にアルルが「ルルーが気になっちゃって」と言いながら登場。薬が本物だと確信する。


※惚れ匂い薬が本物だと思っているルルーは、自身の鍛錬にアルルを付き合わせる。汗をかくほどにアルルはルルーへと魅了されていき、恋する乙女の顔になっていく。試しに腋をチラ見せすると、フラフラと抱き着いてくるアルル。


※この調子で自分しか見えないようにしてやろうと考えたルルーは、腋を押し付けたり、甘い吐息を吹きかけたり、足で顔を踏んであげたり、お尻でアルルの上に座ってあげたりする。すべての行為で歓喜し、甘えるアルルを段々可愛く思い始めるルルー。


※元々ルルーはサタン絡みを除けばアルルへの好感度は高く、何なら唯一の親友とも言ってよい相手。途中からはサタンのことを忘れて、ひたすらに自分への愛を囁かせ、自分以外愛さないと誓わせる。契約の証として首輪を付けられたアルルは、ルルーのペットとして飼われることに。


※最終的には立場が逆転し、ペットとして甲斐甲斐しく尽くすアルルにすっかり執着&依存してしまったルルーは、買い物先でアルルが誰かと話すだけでも嫉妬し、その度に「あなたは私のペットでしょう!」と昼夜も忘れてアルルをしつけるようになる…アルルの狙い通りに。


※オチは、ルルーに甘えるアルルの胸元から仮面が零れ落ち、青くなるアルルだったがルルーは気付くどころか「こういうのが流行ってるの?でも、私のペットなんだからもっと可愛いものをつけなさい」とアルルに説教するのだった…という感じで。

Comments

いいね

ㅋㅅㅋ

末永くお幸せになるでしょうね笑

ギャランドゥ

ルルアルは公式、ハッピーエンドはここにありました…じゃあ私、式場用意してくるんで

屋根が高い


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