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オムレットマト
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【年末スペシャル】とある絵描き

こんばんは!いつもご支援くださりありがとうございます。

そして、初めましての方ははじめまして。オムレットマトです。


さて、今回は私がイラストレーターになった経緯を語らせていただきます。

自分のことを語るのってアイタタでなんとも気持ち悪いのですが、

昔の自分のように迷ったことのある人は意外とたくさんいて、体験談がFANBOXの見返りにふさわしいかもしれないと思ったので書かせて頂きました。

正直、あの頃の自分だったら少しでもそういう話が欲しかった…。


まず、Q.大学や専門へはなぜいかなかったのか。

A.高校受験で失敗して私立にいってしまった為、

家に資金的な余裕がなく行けなかったし、奨学金を払う根性も、

お金を稼いだ上で学校へつぎ込んで入る勇気も、それだけして得られる大きなメリットも特に感じられなかったからです…。

イラストレーターってそもそもなんだ…?資格が必要なわけじゃない…。

ネットでも自分次第って書かれてるのにわざわざいく理由ってなんだ…?

メイキング本だってたくさんあるし、家で描くのが一番効率良いだろうし…。

道具を買うお金が欲しいけど、それは普通の仕事した方が集まるし…。

仕事の人脈くらいかな…?

と自分にとってのプラスを考えて悩みに悩んでやめました。


Q.国立へ行けばよかったのではないか

A.一時期は美術教師を目指して勉強していましたが、美術の予備校に通うお金も、

受かるかわからない高難度の試験勉強をしながら苦しんでバイトして、稼いだお金を全部注ぎこめるか。努力しまくってお金を消し去った結果、

留年しても本気で目指したいと思えるか、後悔しないか、それとも潔く諦めて一年遅れで普通の企業に入れるか?

考えて、そんなに教員になりたいわけじゃなかったから。

イラストレーターは現実的じゃないし、少しでも絵に関わった生活をして安定もしようとしてそんな考えになった。

別に普通の仕事をしてても帰ってきて絵は描ける。週休二日くらいほとんどの仕事であるし、趣味で絵を描いて、仕事になるようになったら受けてみて、実績を積んでいくのも良いんじゃないかと考えが変わりました。

ここは高校受験に落ちた反省を生かしています。

自分が本気になれないジャンルで賭けをするもんじゃないです…ほんとに…。


そして高校卒業後、ハローワークで求人を調べて色々巡ったところ、IT系の一般企業に就職させていただくことができました。

今人手不足なので、やる気と一般常識や笑顔であればどこでも雇ってもらえる気がします。ちなみにブラック企業ではないです…!業界全体が仕方なく闇に包まれてる感じはしますが…。


誤算だったのは、意外と時間が無いこと。

職場まで一時間ちょっとかかったので、

定時18:00→帰宅19:30→お風呂はいって夜ご飯食べて20:30

→ネット小説や情報をスマホで見て21:30

そこから絵を描いても3時間でもう0:30ですよ!

次の日も7時には起きなきゃいけないのに!!こんな短くて何が描けるんだよ!

と結局3:00まで毎日やります。

仕事へのやる気はさらに減り、日中は眠さで頭をカクカク揺らし、残業で度々苦しむ…負のループ…。

朝は超満員電車。通勤時間は長いし、夏も梅雨も雪の日も乗る。帰りも人が多くて全然座れない。

落書きではなく、ちゃんと完成されたものを一回一回描いてるから、より多くの時間が欲しいのに…。お金があっても時間がない…本当にやりたかった事はなんだ…、

睡眠時間を毎日削ってクオリティの高いものを追求するくらい絵に真剣なのに…。ラフも気合いを入れた、下書きもした、線画も本気、塗りも仕上げも妥協してない…自分なら他の人よりも仕事になるものを提供できるのに……

とつらさで死にたくなり、勝手に涙が出てくるようになったり電車に飛び込みたくなったり、精神状態がやばくなってそうだったので辞めました。()


仕事を辞めた最終ポイントは、

「どんな状態でも絵に本気で時間を割けたか、この先も割けるか」

「今よりお金が無くなってもイラストレーターになりたいか」だったと思います。

お金も時間も遊びも絵の勉強も全部なんて難しいですよね。

何かを得るためには何かを捨てなければならない…。

私たちは漫画やアニメの主人公ではないという事を覚えておきましょう…。

2017年1月。

思い切って辞めて、絵仕事を引き受けるかバイトするかしないとお金がなくなる状態でオリジナル絵の練習をしました。

そして夏にPBW系の仕事に申し込み、めでたく試験に合格。(一度春に落ちた)

微々たるものですが、量をこなせばちゃんとお金が手に入るようになりました…!

たとえ安くても、常にお金が手に入る絵仕事は一つは確保しておいた方が良いと感じます。後々、企業や個人との金額交渉でしっかり前に出れるからです。

その後、pixivで開催されている賞を中心に出してみて、

日本郵便様の優秀賞受賞→販売や、年上彼女イラコン受賞など経歴にしっかり書けるものを取ることができました。


個人依頼でもちゃんとした仕事なので、ラフや仕事内容をアピールするだけでも企業からの目はかなり違うと感じます。

「A案とB案を出しましたが、Cのような意見をいただいた為、最終的にイラストDを完成させることができました。修正要望もいただき、このように直しました。」

依頼絵の工程と、進め方の紹介をHPに載せます。これだけでもすごい印象良いですよね…。

嫌味な言い方をせず要望を受け止めてくれて、依頼主の意向に沿いながらもオリジナリティのある案を出す。別角度からの提案もしてくれて、修正もちゃんと対応してくれる。仕事お願いしてみよっかなーという気分になりますよね!


あとは二次創作も良いけど、オリジナルもちゃんと描きましょう!

オリジナル本も出そう!!!

ここに関しては、流行りと自身の好きで目指したい絵柄や、将来の方向性も関わってきたりするので決まったルートはないのですが…。

私の事例だと、企業の方は全員オリジナルを見て依頼してくださっていました。

長期的な目で見て引き出しの幅を広げて、自分の考えた表現をどんどん深めて出していくことが正体不明のオリジナリティを解き明かしていく一番効果的な方法だと思います。

資料をみたりしながら自分の頭でひねって考え出してるので…。

でもこれ修羅の道かも……。

フォロワー数を気にしなくなるまでと、自分のオリジナルに個人依頼をもらえたり自信をもてるまで超絶辛いので、二次創作で人気になるのが一番手っ取り早いです。

でも、それが大きな仕事をもらえることに直接繋がるわけではないのも…。

これはいろんな絵師さんを見比べてお好みで…。


以上、いかがだったでしょうか…!?

仕事を受けた時は良いものを届けたいという熱意が一番効きます!

金への欲望は後回し!

より依頼主を驚かせ、あなたが好きだ!あなたがいいんだと言わせましょう!

同じ依頼を受けているそこらの絵師よりも自分が1番の理解者でよき絵師なのだとしらしめましょう。その時が我々の勝利!!!


相手は常によりよい絵師を探し、自分と他人を比べていることをお忘れなく。


【年末スペシャル】とある絵描き

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