前回が堕獄ペンギンの解説でしたので、
今回は「贋作のゆりかご。」の解説を行おうと思います。
テストには出ませんがネタバレは出ます。
■作ろうと思った切っ掛け
・ティラノフェスに三作出してみてぇ~~~と思ったからですね(素直)。
多分間に合わなからフェスとは無関係になりそうかなと思いつつも、
何だかんだ2日程かけて制作し、フェスに間に合った次第です。
■プロトタイプ「贋作のゆりかご。」ってどんなんだったの
・2日程度で作ったから当初予定していた内容を大まかに端折ったり改変したりしました。
プロトタイプのシナリオは以下の感じです。
大学生でジャーナリストを目指す主人公は、
ネット上の炎上事件や事故等をまとめ記事にするも評価はいまいち。
日々を劣等感と共に暮らす主人公だったが、
才色兼備と名高い「火々地 燈」に貸していたノートに綴られた文字と、
SNSで炎上していた絵師の文字が同一の物であることに気付く。
……というものでした。
これ本当にアゴシリーズ??????????????????????
と思われるかも知れませんが内容の重さは大体アゴシリーズです。
生命町絡みでも無いので近未来要素も多少ある。
まぁ流石にこの内容を数日で作るのは無理があるなと考え、
CG等含めかなり力を抜いた作品になりました。
正直今の方が雰囲気あって好きですね(とても素直)。
■現在の「贋作のゆりかご。」になるに至るまで
・さて上記のシナリオを諦めるのは良いとして、どういう話を書こうかなと。
テーマは「贋作」であることはプロトタイプの時点で決まっていたのですが、
どういう形で進めようかなぁと。
そこでは私は強行に走りました。
そう……絵師アンチスレ、なろう作家アンチスレ等に足を運んだのです。
まぁ流石に書き込みはしてませんが。
他にも信者がうざったいフリゲスレ、学生絵師アンチスレ等々……。
似たような界隈の人が見たら発狂寸前な代物ですね!
そこの書き込みから感じる負の感情や嫉妬心、劣等感等を書き留め、
作品にねじ込んだ次第です。
なのでもしかしたらプレイ中、思い当たる節があったりなかったりする人が居るかも知れません。
今作に関してはむしろそれらを狙った形に近い作品でした。
やりすぎたらちょっと良くないかな、と思いましたが、
半端も良くないなと考えやりすぎくらいに詰め込みました。
ただ「燈(のような誰かさん)」から一方的に贋作の苦しみや劣等感を語らせるのもつまらないので、
「贋作を認める」側の発言も欲しいなと考え裏ルートを作りました。
結果的に傷に塩塗り込んでいる気がするね。
■「火々地 燈」と「火々地 燈になれなかった人」
・今作の語り手である「火々地 燈になれなかった人」と「火々地 燈」について。
名前の由来はお分かりの人もすでに多いと思いますが、ホオヅキとなります。
プロトタイプから名前は決まっていたので、そのまま流用した形ですね。
「燈になれなかった人」は、出来る限り穏やかに。
穏やかだけど、じわじわと嫌~な部分が見えてくるような性格にしました。
助けて欲しいという気持ちはあるけれど、助けを求めるのはプライドが許さない。
加害者だけど被害者、被害者だけど加害者、といった、
一概に悪いとも悪くないともいえるような立場です。
こういう人、案外何処にでも居るもんですね。
余談ですがこの人は性別不明枠です。
燈のフリをしている以上女性らしさを出しています。
一方「火々地 燈」は辛辣な雰囲気を出そうと考えていました。
自分自身は優しさを持って接しているけど、傍から見ればとても迷惑な行為だったり。
そんな何処にでも居そうな「優しさ」を極限にした奴です。
「燈になれなかった人」の憧れや嫉妬、羨望等から作られた人格ですので、
一応燈になれなかった人を守りつつも、攻撃的なことを言っています。
要は燈になれなかった人の被害妄想の産物でしょうか。
■今後今作に出たキャラって他の作品に出るの?
・出ますね、殺人犯だから。
■今作を作って
・もっと早くから計画を練ろ。
本当はチャット形式の物になる予定だったのに
ティラノチャットが思うように動かず、
結果今の作品構成となりました。
手抜きと言えば手抜きですが、手抜きなりにやることはしっかりやろうと考えました。
考えた結果があの内容なのかぁ。
次回機会があれば、他のキャラクターと絡ませたいと思います……。