宇宙のカタコンベより。(https://novelgame.jp/games/show/6877)の解説&裏話です。
他作品についてもめちゃくちゃネタバレするから気を付けてくれよな!!!!!!
■作ろうと思った切っ掛け
フォーチュン・チャーリー!の方が8月以内に完成しなさそうだから保険で作ったことをお前に教える。
Q.でも何でこんな時間を掛けて作ってしまったんですか?
A.マジで時間がなかったから
元々UTAUやCOEIROINKを使用したゲームを作りたいと考えていたので、じゃあこのタイミングで消化するか~って思い至りこうなりました 時間かけすぎだろ!
でもカプサプライズ社の話もしたかったのでここで色々消化できて良かったです。
多分アゴシリーズの中では2番目にアゴシリーズ初心者向けだと思う。
■時間軸
作中でも思いっきり明言されてますが舞台は2063年1月です。
関りのあるYou Make a Space Catとほぼ同じ時間軸(というか前日談?)であり、Bit_Family! [ELENarogant.exe]から見ると一年前の話となります。
作中での時系列はざっくりすると
2040年 カプサプライズ社が出来る
2049年 浜釵いるかがカプサプライズ社に入社
2053年 いるかの妹死亡 小型宇宙ステーションチュンセ921号飛ぶ
2063年 イマココ!
な感じです。
■モチーフとかの話
今作は宮沢賢治の様々な話をモチーフにしています。
理由は簡単に連想ゲームです(宇宙→宮沢賢治 これ連想ゲームでもなくない?)
ナーヴァシアンが歌う曲は勿論、宇宙ステーションの名前も宮沢賢治の作品から来ています。
やっぱ宇宙と言ったら宮沢賢治よ……。
ナーヴァシアンのモデルがクジラなのも宮沢賢治作品が由来となっている他、他のクジラと周波数の違う声を使うせいで孤独なクジラ(名前忘れちゃった)がモデルとなっています。
■ストーリーについて
ざっくり言うと不憫な目に会う姉妹の話でしたね お前が書いたんじゃろがい!
基本的に地の文は無く、主人公とナーヴァシアンの会話のみで進行するので書きやすさはまぁ半端ないです。
当初は滅茶苦茶暗い雰囲気にするつもりでしたが、会話だけだと暗い雰囲気を出すのは微妙に難しい&場面転換がほぼ無いので、結局そこそこ明るい雰囲気で進むことにしました。
まぁ明るいって言うか自暴自棄な感じなんだけどね でも楽しかったです。
ちなみに飛ぶ猫、ロボ猫、宇宙猫、楕円型小太り猫と色々異名を持つ例の猫が出る予定は当初ありませんでしたが、
「仮に地球が舞台だとして、ワンクリック1mで宇宙には届かなくない?」という指摘され「じゃあ舞台を宇宙にするか!」という流れの末今作に出ました。
届かなければ届く場所にすればいいんですよ。
皆勤賞の上野Pは今作には出てない と言うのは嘘で、立ち絵も名前も出ませんがちょこっといます。
尚カプサプライズ社の社長は上野Pでは無いです。
■今作及びシリーズにおけるAIについての色々な補足
今作やBit_Family!に出ているAIは、その殆どは元人間です。
ざっくり言うと、人間とAIを掛け合わせたような存在、超絶AI「ビット・ファミリー」を目指し作られた存在。
超絶AIは簡単に言うと超人間って感じです 何よりも天才的で、人間もAIも超えた存在である。
(ここらへんに関しては史実の超絶AIとは色々違います 調べると様々なお話が出てくるので調べてみよう!)
ただエレナロガントやナーヴァシアン達はそれを目指して作られた、だけであり超絶AIというではありません。
と言うか元の人間に引っ張られてアホな奴も山ほど居ます 失敗じゃね?
そんな超絶AIのなりそこない達をどうにか超絶AIに引き上げるため、コミュニケーションアプリ「Bit_Family!」があるって感じです。
ちなみにBit_Family!に出たり、FANBOXのわんこプランやねこプランにも出ているオプティミスとグランピーは人間を元に作ったAIではなく、いるかが最後に作った強いAIです。
学習能力が他より高いけど、道徳的な部分を理解するのは少し難しい様子。
あとシリーズに出てくるAIとかは皆無性別です 死ぬ前は性別普通にあったりするだろうけどデジタル世界で生殖することはないので無性別。
というかデジタルの存在が自分達で勝手に生殖して子供を作るのはただのウイルスでは…?
と言うか今作2063年で科学や医学が進化した世界なのに、ここらへんは進化出来なかったんですね……残念だね……残念なのかな……?
多分そのうちシンギュラリティまっしぐらでAIに支配された町で一揆起こす話とか出るかもしれん。
■キャラについて
〇浜釵 いるか Hamasai Iruka
今作の主人公にして今作きっての被害者 つか今作被害者ばっかじゃない?
当初は「妹をデジタル化して永遠の存在にする姉」だったり「妹そっくりなAIをわざと暴走させて一緒に宇宙に道連れにする研究者」という設定でした。
最終的には知らん間に妹がAIになっててそのAIが勝手に暴走して殺されかけて宇宙流しされた可哀想な奴になりましたね。
可哀想な奴は私の作品には山ほど居ますが、大体復讐に至ったりなんだったりするのに、この人に関してはする暇も無く宇宙に左遷 運が無さ過ぎる。
昔は思慮深く妹思い(シスコン)な良い人でしたが、左遷させられてからは荒れに荒れて、なんかもう自暴自棄になりました。
宇宙流しされて最初の三年くらいはろくに仕事してませんでした まぁ仕事ってほどのものでもないけど。
妹、もといAIのナーヴァシアンについては非常に複雑な感情を抱いてます これもう複雑骨折してません?
まぁ自分が助けようとしていた妹が勝手に怪しいバイトして殺されてAIになって自分を殺しにかかってきたんだからそりゃ病むし複雑骨折もするよね。
宇宙ステーション内で何度も自殺は目論んだでしょうが、なんせ身体の殆どは動かないので自分で自分を殺すことも出来ないという虚しさ。
トゥルーエンドの最期では、多分色んな考えや感情に整理がついて、あの選択に至ったんだと思います 怨みも愛しさも全部詰めた結果があれだよ!
多分今頃地獄の底でナーヴァシアンを見ながらケタケタ泣きながら笑ってらぁ。
〇ナーヴァシアン Nervousian
今作のヒロイン ヒロインなの? 被害者ではあります。
元々は主人公のいるかの双子の妹「浜釵 くじら」であり、病気故に家にずっと引きこもっていた箱入り娘な子です。
それ故にあきらか怪しいバイトも疑わずに参加するし殺されてAIにされちゃった。
双子の姉に頼りっぱなしじゃよくない!と思ったんやろな せめてバイトする前に相談してくれや 何やっても反対されるだろうけど。
AIになった後は暴走したが故に前世の記憶全部ぶっ飛んでるし能力も格段に下がってます。
多分隠ぺい工作云々の前に無能扱いされて島流しされてたと思うので、そう考えたら姉(とすら覚えてない人間)と一緒に宇宙流しで済んで良かったね。
何で暴走したんだって話なんですけど、単純に当時の人間からAIを作る技術が安定してなかったからです。
古参なのに左遷させられてたってマジっすかナーヴァシアン先輩!って後輩に馬鹿みたいに擦られまくるんやろなぁ。
主人公に対しての感情はこいつも複雑 なんせ覚えてないけど殺しかけた相手だし、覚えてないけど姉らしいし なんも覚えとらん。
ただ自分がいらない子だから宇宙流しされたと思っているので、そんな中で自分の相手をしてくれる主人公に対し少なからず好意は持っていたと思います。
でもトゥルーエンドの最期では本当にもう感情めちゃくちゃだと思います ちゃんとナーヴァシアンのデータに刻み込まれてますよ浜釵研究員……。
トゥルーエンド後は普通に会社に回収されてコキ使われてると思います ポンコツAIの手も借りたい程に忙しい クレーム対応とかで。
ちなみにロボ猫嫌いなのは生前猫と触れ合って喘息起こしたから、という裏設定があったり。
■作り終わって
息抜きで作るって言ったはずなのに思ったよりも凝ってしまった。
反省すべきなのか否かは分かりませんが、楽しかったしまぁ良いかな……と思うことにします。
ちなみに今作からエンドロールに支援者様のお名前を記入させていただくことになりました 遅くなって申し訳ない。
今後もカプサプライズ社のゴミカスなお話を書きたいと思います 多分今度こそ救いがある筈。
有料記事ではスチルやキャラのラフ画とか公開