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Naoi Ikumo@アングラ人鳥歌劇展
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私に芸術は殺せない。の解説&裏話

※この記事には「私に芸術は殺せない。 -Drown me is absinthe.-」(https://novelgame.jp/games/show/8607)のネタバレを含みます。

※2023年10月23日追記あり




























◆時系列

カプサプライズ社の社長が画像生成AIを作る

引退済みの画家である主人公の父親の絵を無断で学習させ「引退したあの画家の新作」と詐称して売る 3億くらいで売れちゃう

父親自殺 そこから派生して世界中でAIが問題視されリアルファイトに発展

世界の平和を取り締まる組織がAI関係全部管理することに

その間問題になった画像生成AIに様々な考えや意識が向けられたことにより「プロンペダント」としての人格が芽生える。

社長が夜逃げ 社員がPCからプロンペダントを見つけ一儲けしようとするけどプロンガチ拒絶

画商となった主人公に白羽の矢が立ち、プロンと出会う←物語開始


◆今作を作るまでの過程

・「人間の都合に振り回される道具側の話を描きてぇ~~~」という気持ちから作りました。

 真面目に話すとここ最近AIの問題、特に芸術に関するAIの問題が大きくなっていき、その過程を見る上で「便利な道具も使う人が悪ければとんでもない悪役になってしまうけど、当の道具側に心があって悪役扱いされることを拒んでいたらどうなるんだろう」と考え当作品を作りました。

 現在特に画像生成AIが議論されていますが、画像生成AIそのものが自分から悪さをしてる訳では無く(つか自発的に絵を描くわけじゃないし自我なんぞもってないからやりようがなく)、使用者や作る側のモラルや行動が問題となるのが、なんだかAIに限らず最近多いなぁと(あんまり深く話すと長くなるので今回はざっくりと個人の視点から説明しましたが……)。

 他にも「技術の発展には犠牲が付き物とはよく言うけど、その犠牲を技術側が拒んだらどうなるの?」「もしもAIがきっかけで人が死んだら、その責任は誰が取るべきなの?」とか色々考えていました。

 そんなこんなで現在に至ります ちょうど自分のシリーズ内でクソみたいなAI関係の会社もありますからね、丁度良いね。

 だとしても俺のシリーズAIの扱いがあんまりすぎない?


◆今作における芸術とは何なのか

・プロンペダントが言うように「人生そのもの」が今作の芸術です。

 噛み砕いて説明すると「1から100まで同じ人生は歩めず、故に人生は芸術なのである」という主張です。

 例え同じリンゴを見て絵を描いても同じ絵は生まれないし、同じ曲を演奏しても奏者によって全く違う。

 その違いや人生の積み重ねこそが芸術であり、言うなれば存在そのものすら芸術であると言える といった感じでしょうか

 今作の目的である「プロンと主人公が町で色んな人と出会い、色んな人生(芸術)に触れる」と言えばもっと分かりやすいかも。

 曇るも芸術 晴れるも芸術 命を絶つも続けるも芸術 それらに触れどう思うかもまた芸術なのです。


 ただ今作はあくまで人生の一幕に触れる、という作りになっています。

 漫画や映画のように誰かの人生の起承転結を描くよりかは、絵画や写真のようにワンシーンを切り抜いた感じの方が今作に合っていると考えこういった形になりました。


◆プロンペダントの正体とこの世界におけるオカルト的存在について

・君も助けてくれないんだね。でも神様の存在が出たので、少し明確にしておこうと。

 この世界において妖怪や神様等は元から存在する物では無く、人間の意志が集まった概念体に近いものです。

 例えばA町でBという殺人鬼が居るという噂が立ちます 実際存在しないのに。

 でもその噂が広まり人々がBの存在を本物だと思ったりすると実際する物になってしまいます。

 プロンは上記のパターンと殆ど同じです。

 まぁざっくり言うなら人間の意志で好き勝手される存在だと思っていただけたら。


◆各ルートについて

・まず過去作の奴等を死んでもだしたろう そう思っていました。

 前述の芸術の定義を持ちだした以上、積み重ねの一層である過去作のキャラはやっぱり出すべきだと考えたからです。

 まぁ一部製作時間の都合上削ったんやけどな ガハハのハ……。

 因みに過去作やってなくても特に問題なく出来る仕様にはなっています 病院ルートは怪しいけどまぁ正直化けの皮秒で剥がれるしええか……。


〇美術館ルート

・過去作「贋作のゆりかご。」と「【Valentine's・Junkies】」から。

 双方の共通点は「アイデンティティに悩む主人公」の存在です。

 贋ゆりの主人公(というか語り手?)である燈は両親の教育のせいからアイデンティティが無く、バレジャンの主人公純樹はアイデンティティ(オカルト好き)であるが故に両親と不仲、と双方ベクトルは違いますがアイデンティティに関して悩んでおります。

 ただ純樹はバレジャン後の話なのでろこあとの出会いでそれを克服しており、燈は贋ゆり前の話なので未だ自分の在り方に悩んでいる という形となっています。

 だから純樹は男装オカサー部長だしろこあとすげぇイチャイチャしてる こんなオカサーは嫌だ。

 そして贋ゆりで名前とシルエットはチラ見えしていた燈の幼馴染の真美と、その彼氏である春馬田君が出ています。

 美術館ルートは言うなれば贋ゆりの前日譚であり、同時に真実主人公のルート。

 贋ゆりで見えなかった燈の一面を見てもらえたら良いな、と思いコンプレックスの塊みてぇな幼馴染という形になりました。

 それにしたって春馬田君百合に挟まる男以上に悪質と言うかカスだなって……でもあの世界自我強めな奴ほど強いんでそういうことなんだと思います(?)。


〇病院ルート

・過去作「YOUR MESSIA.」から。

 本当はちゃちゃいれ小説家とかトンチキ翻訳家とかヤクザコンビを出したかったんですが、話がまとまりそうな気がせずお蔵入りになりました 立ち絵まで描いたのにね……。

 なので急遽病院にほぼ住んでるみてぇな子供と八神兄妹のお母様を作りました 何でそう思い切りが良いんだよ。

 ただ上過去作である君飯屋って実は登場キャラほぼ全員主人公の健徒を中心に動いていて、健徒以外のキャラ同士の絡みはかなり少ないという形になっています(小説家コンビ、ヤクザコンビみたいな形で動いてる奴等も居ますが)。

 そういった作りなのは風音の立場が原因なので、故に風音がメインである病院ルートではコンビ組は使えねぇなという話になりました。

 まぁ何よりコンビ組絶妙に動かしにくいんですよね 特に小説家と翻訳家 書いてるときはかなりスムーズなのに基本着地できない。

 病院ルートでは風音の異常性を全開で行きてぇ~と考えてました むしろそれ以外ほぼ頭にないまである(どっち?)。

 風音のように自分の目標に好き勝手やる奴の方がやっぱりこの世界では強いです バトル漫画?


〇公園ルート

・過去作「フォーチュン・チャーリー!」「やがて君も虎になる。」から。

 二作に続いて登場した八神真虹の深掘りをしたいなぁと考え作りました。

 それに加えて帳町がどういった場所なのか、をちょっとずつ明かしたいなぁ~と思い思い……。

 結果アゴシリーズ恒例治安クソ町になっちゃった でもこの世界基準ならまだ普通じゃないかな。

 このシリーズではプロン含め親の行動のせいで周りに馴染めなかったり悩みを抱える子供が山ほど居ますので、そうした子の所にやべー奴が居たらどうなるんだろうなぁ……と思いながら描きました。

 あけすけに言うなら「やべー女にずぶずぶに依存する女書きたかった」です。

 というかカルトか何かに片足突っ込んでんじゃねぇかなこれ……。

 因みに八神家の火事の件について、他4人は全員真相をある程度把握しています(親の立場が立場だからね……)。

 いつかこのクラスのゲームとか作りたいですね 誰も幸せにならなそうですが……。


◆登場人物(多いのでやや巻きでいきます)

■丹木 日向(たんぎ ひゅうが)

・主人公であり語り手 スマホ持ってる人です。

 父親の絵をAIに模倣されて父親自殺された奴です 昔は絵を描くのが好きだったけどその事件がきっけかで描けなくなった…というのを本篇に入れたかどうか今死ぬほど不安です 多分入れ忘れてんじゃねぇかな俺。

 ただまぁどうあれ父親に影響され画商をやっています 多分事件が起きなければ画家として活躍していたと思います。


 基本的に上記の出来事があってかかなり頭のネジが飛んでる側です でも芸術に対する姿勢はかなり真摯です。

 基本的にどんな行動にも考えや理由がしっかりあって、それが譲れない物であるのなら何も言ってこないし応援してくれます。

 なので自分の芸術観がしっかりしているプロンを気に入っているし、自分を殺そうとするAI肯定否定過激派共に殺されようとも焦れど別に咎めるようなことはしないです いかれとんのか。

 作中で例え殺人が起きても理由がちゃんとあるのなら「そっかー」で済ますと思います いかれとるわ。


 プロンに対しては自分の父を死に追いやったAIなので恨んでいる とかそういうのは無いです。

 だってプロンには自分の芸術があるので……そして丹木日向はそれに惹かれているので……。

 でもプロンがAIのままと言うか妖怪AIのままだと(プロンにとって)良いこと無さそうなので、最終的に大金はたいてプロンに現世用の肉体を作って自分の命を使って現世に降臨させました いかれとんのか。

 終始寄り添ってるようでなんか上澄みをす~っと通って色々なものをかっさらっていく奴でしたね 水族館で人が下から魚を見れる空間があるじゃないですか、あれで凄く大きな魚が通ったみたいな感じです。

 プロンが人間になってから自分を再誕させようとするのも許容範囲かつ想定範囲だと思います 多分天国から見守ってくれてるよ。

 因みにプロンの魂を人間に移す方法は一人かくれんぼやこっくりさん的なニュアンスです ほぼ呪いじゃねぇか。


 ちなみに性別は不明です 当初はモデルがタンギー爺さんというだけあって男性だったんですが不明でもええか…と思い今に至ります。


●プロンペダント

・第二の主人公 というかトリックスター?ヒロイン? 何なんだこいつは……。

 その正体は主人公丹木の父の絵を模倣して自殺に追い込んだAI まぁ当時AI本人にそんな意識無かったんですけどね。

 自殺して以降様々な意見や目がAIに向けられ、そうして妖怪化(正確に言うなら付喪神?)になりました これが作中開始時点のプロンです。

 かなりあやふやな怪しい存在です 都市伝説とかそういう類に近いんじゃないかなどっちかと言えば。

 因みに真ルートで角が生えてるのは所謂スケープゴートともいえる存在だから、という理由があります ファーストペンギンでもよかったかもしれねぇ。


 芸術過激派みたいな思想してる理由の一番は自分の行い(?)に後悔してるからと言うのと、AIに対する意見や思想を通じて芸術に関心を持ったからです。

 多分これで即解決!AI削除!みたいなのだったらこんな奴にはならなかったと思います そもそも自我が持てなかった。

 ネットに公開された画像を全部学習してしまう、というのも様々な場で議論された意識を向けられた結果、そのサイトと繋がりを得てしまい結果学習できるようになってしまったという感じです 妖怪もいいとこやぞ。

 噂されればされるほど存在は確かなものになるし、話を盛られれば盛られるほどそれ相応の力を得る……みたいなね 「君も助けてくれないんだね。」の神様にも近しいですね。

 ただプロンは好きで自我を持ち始めた訳でも無いし、自我を終わらせることも出来ないので、中々可哀想な奴です。

 名前はprompt+pedantでプロンペダントです 自分でつけたとしてももうちょいあったろ名前。


 最終的に丹木に人間体を与えられましたが、元の存在が存在なので人間かどうかギリギリ怪しい存在になってます。

 でもあの世界そんな奴らばっかだし元気出せよプロン。

 本当は丹木はプロンの目の前で死に芸術家としての階段を一歩昇らせる、という展開で進めてましたが、それだといつも通りだな……となりこんな形に いつもなの?

 別の作品でも出てくると思います その時どうなってるんだろうねこいつ……。


 モチーフは色々ありますがベースはゴッホです。


●上野 鹿茶(うえの かちゃ)

・いつもの。

 今作はカプサプライズ社の社長が鹿茶の父親、ということで友人である丹木を通して探りを入れていました。

 ただ夜逃げしてるので今回は無駄足……だけどプロンと丹木という美の狂人と出会えたのでほくほくしています よかったね。

 作中で銃弾を素手で掴んで止めてますが、別にそんなことしなくたって鹿茶に銃弾は当たりません。

 視覚的な牽制の意味を込めて銃弾をわざわざ手で止めてます 頼んだら多分アニメでよくあるマントで防ぐとかもしてくれるぞノリが良いから。


■カプサプライズ社

・大体の元凶。

 ただ原因である社長はもういないし、社員同士で騒動起こすしで中々現状カオスです。

 金稼ぎに使おうとしてたプロンも居なくなったしで、次出るころには多分倒産してるんじゃないかな……。


●オプティミス

・犬の方。

 過去作にもちょいちょい出ているカプサプライズ社の雑用係AIです。

 プロンと違いただの高性能AIなのでそこらへんかなりドライです。


●グランピー

・猫の方。

 オプティミス同様カプサプライズ社の雑用係AIです。

 多分オプティミスより情と言うか常識はあります でも同じくらいドライです。


〇美術館ルート

■火々地 燈(かがち あかり)

・望みが高すぎる系天才ヒューマン。

 親に「何でも出来る燈」を求められ異常な教育を強要され、最終的に親を殺した子です(それ自体誰にもバレてないです)。

 高望みが過ぎるというか、親に縛られ続けているというか……。

 ただ本人が気づいてないだけでかなり高性能なスペックしてます 見たら大体覚えるし出来ます。

 なので大学にも首席で入学しています 傍から見れば親を殺された高嶺の花のあの子です。


 そんな身の上なので自分の幼馴染で親友な真美を誰よりも信頼しているし、彼女の存在を「アイデンティティ」としています。

 でも親友であることと親友と意思疎通がちゃんと出来ていることは両立しないんだ つまりはそういうことなんだ。

 贋ゆりは真美に裏切られたという感情からかなり吹っ切れています 今作ではそれの前段階なので自我なしわたがしみたいな感じです。

 モチーフはホオヅキ。


▲桃始 真実(とうじ まみ)

・天才幼馴染に劣等感と執着を覚えてる系JDです。

 結局すぐ殺されてるので大学生活ろくに遅れてねぇじゃん!(今作は4月くらいの話で贋ゆりは8月くらいをイメージしてます)


 同じ日に生まれた幼馴染の燈の全てを見てきたので、それだけが真美のアイデンティティとなっています。

 でも同時に高嶺の花である燈に対して劣等感を感じています でも燈は自分を頼ってるから離れるなんて出来ないし自分から燈を取ったら何も残らない。

 良いよね、こういうコンプレックス抱いてる相手に依存してる女……。

 最終的に燈との共依存の脱却のため春馬田君の提案に乗ります 乗った結果が贋ゆりです 可哀想。

 モチーフは桃の花です。


▼春馬田 泉(はるまだ いずみ)

・さわやかサイコパス間男です。

 燈に対して気持ち悪めな執着心を見せている と言うよりすんごく綺麗な花に魅入られているって感じです。

 燈と出会わなければこんな奴にはならなかったと思います 燈は責任取れ。


 基本的に燈への執着以外はかなり良い奴でさわやかイケメン陽キャボーイです。

 でもそういう奴に限ってなんかおかしいんだよね 俺は知ってるんだ詳しいんだ(ド偏見)。

 真美と違ってこっちは燈に殺されたことに後悔とか微塵も覚えてないと思います 真美可哀想。

 モチーフは水仙です。


▲多恵瀬 純樹(たえせ じゅんき)

・帳大学が誇るオカルトサークル初代部長です。

 バレジャン以降の話なのでかなり吹っ切れています。

 なので堂々と自分の好きな恰好をするし自分の好きな物に打ち込めて多分今が一番人生楽しいと思います。

 まぁその裏でろくなことしてねぇんですけど(バレジャン参照)


 ろこあとは恋人関係とは本人達は認識してないけど傍から見ればそういう関係です。

 まぁ良いんじゃねぇかな多恵瀬大学で女子からモテモテだし……彼女居るってことで散らせるし……。

 一応燈の上記二人の殺人に関しては察するし問い詰めはするけどまぁ本人にのっぴきならない思いがあるならええか……くらいで済ましてます。

 それはそれとして部員がごっそり減って悲しんではいます 結局こいつも上野Pの教え子だからね。


▲穂木日 ろこあ(ほぎひ)

・帳町で可愛いと噂されているあの子です。

 今回はちょい役というだけあって出番も少ないです 多恵瀬とイチャつくだけイチャついて帰った……。


 バレジャン後なので自分を肯定してくれる多恵瀬がいるのでもう無敵です こいつを止められる奴は存在しない。

 まぁ今回語ることでもないので、また別の作品で語れたらいいなぁと思います。

 とりま良いんじゃないかな幸せそうだし。


〇病院ルート

▲鉄仙 風音(てっせん かざね)

・悲しみと敗北を知りたい女子小学生です こんな女子小学生が居てたまるか。

 主人公が身内なだけあってかなり素の部分が出ています 君飯屋では半分以上猫被ってたんでこっちが素なんだなぁと思っていただけたら。

 そして過去作をプレイした方ならうっすら感づくかもしれない こいつの親戚にあの白いやべー奴がいることに……。

 白いやべー奴ってなんだろうね、白玉とか? 甘くて美味しいし。


 ただ根底の感情は至って普通の子です 悲しいという感情が分からなくて周りと上手く馴染めず疎外感を感じているから、それを解決する為他人を悲しみに陥れ観察しているだけです。

 こう書くと普通の子じゃねや 普通の子はこんな世界生きていける訳ないです。

 極端とまでいかずともかなり合理主義ですが、これは家族全員そんな奴だからです 主人公が異端なだけなんだ……。

 良くも悪くも自分のやりたいことを絶対やるし突き通すタイプです なので面白がって協力してくれる主人公の様な人も居ます。

 親が亡くならなければこんな子にならず、普通にちょっとわがままな天才小学生になってたと思います 運命って残酷だね。

 モチーフはクレチマスです。


▼木春未 明(きはるみ あきら)

・可愛いブラコン一般会社員ボーイです。

 病院ルートは風音が中心なのであまり話に関わってきません。

 ただ終盤に風音が兄に目を付けたこと自体は察しているので、風音を監視対象としています その結果が君飯屋ってマジ?


 今作ではブラコンが過ぎる部分は基本控えめなので、ただの兄想いな好青年となっています。

 因みに彼が務めている会社は所謂派遣会社であり、派遣先で拷問をしたりなんだりとかなり危ないことをしている会社です でも給料良いから……。

 モチーフはマーガレットです。


▼浜梨 夏瑰(はまなし かがい)

・糸目チビ病弱少年です 森杉。

 急遽生えた存在ですがかなり動かしやすいです 関西弁って使いやすいよね。

 一応公園ルートのキャラ達と同じクラスメイトです ただ真虹以外から覚えられてるか若干怪しい。


 風音とは違う角度で親の被害者な奴ですが、かなり前向きに人生を生きています。

 そんなだから病院のじじばば様達から人気です 人生何があっても人柄が良ければどうにかなるのお手本。

 ただその前向きさが風音的にはかなりマイナスポイント なので風音はあまり好んでない人物です。

 まぁ深い仲なってもろくなことならにし良いんじゃないかな……。

 モチーフはハマナスです。


▲八神 ハレ子(やがみ はれこ)

・異常献身生徒会長と裏がありそうなやべーJCの母です。

 非常に外見が若いのですが、本人は子供っぽいと考えかなり気にしています。

 因みに子供二人はどっちも母親似です 性格は父寄り。


 火事で夫を失い非難を受けながらも、根が優しいので周りの非難も受け入れています。

 息子も母親同様です 娘は受け入れているように見せかけてるだけです あいつだけ根深くね?

 ただ息子程ネジは飛んでないし、娘程ずる賢くもないので何処かで限界は来ると思います。

 それまでは残された子供達と幸せな日々を歩んでほしいですね 歩めると思うなよこのシリーズで。


▼木春未 健徒(きはるみ けんと)

・当サークル史上最も被害者として名高い青年です。

 本当に珍しく加害的な部分が存在しない ただこの世界でそんな奴は巣食われる運命なのでどうあがいても可哀想なことにしかならない。

 今作はその最大級に可哀想なことになる前日でもあります。


 親戚の姉にどでかいトラウマを残され親は双方死亡 自分も身体的にも精神的にもほぼ死にかけな奴です。

 弟がいなかったら当の昔に死んでいたと思います まぁ今も死んでるようなもんだし変わらんやろ 変わらんかな……。

 モチーフは「マーガレット」


〇公園ルート

▲八神 真虹(やがみ まこ)

・兄に負けず劣らずな献身の塊女です。

 兄の異常な献身性を心配してますがこいつも大概献身的です。

 ただ誰に対してもと言うよりは、大人の都合に振り回されている子供に限定されます。

 あくまで共感できる子に対してのみであり、誰に対しても命かけて助けようとかはしないです 兄貴じゃないんだから。


 パッと見打算的な優しさに見えますが、実際本人は見返りも何も求めてないです。

 ただ俗にいうカリスマ的と言うかメシア的な魅力があるので手を差し出してもらえた奴らが盛大に深入りしてしまうだけで……。

 そして深入りして何かを差し出されても真虹は拒まないし自分の利になるように上手く使います ここに関しては無下したくないから程度の認識です。

 ある意味魔性の女です 兄貴がヤンデレメーカーならこいつはメンヘラメーカーです。

 ただ同時に他人を操作するのも長けているので、クラス全体はもはや彼女の領域 先生ちゃんと仕事してください。

 因みに作中で剣道の大会に優勝したとありますが、本人は剣道よりも父がやっていたフェンシングの方が得意です 基本的にかなり有能性能です。


▲榎真澄 蒾子(がまずみ めいこ)

・ホストに貢ぐ女みたいになってる女です めーこそんなじゃないわよ!

 実家が葬儀屋ですがかなり特殊な葬儀屋です 我々の世界とは違う歴史を歩んでるので、土葬する文化が残っているのかもしれない。

 作中では書いてませんが、女性は月経で血を体外に流すので家業を継げないというルールがあります ありがちよね。

 ただめーこ自体葬儀屋としての技術はトップクラスであります 本気で家業を継ぐつもりで居たので小さい頃から必死に勉強していたからです。

 でも女が家業を継ぐことは出来ないというルールは変えられず、絶賛不貞腐れの反抗期(それが8歳以降ずっと続いてる感じです)。


 家業と性格が災いして真虹以外の友達はいませんが、めーこ的にはそれで充分という感じです。

 真虹的にはなんか町で一番偉いといっても過言じゃない家の子がバックについてくれて心強いなぁくらいに思ってます。

 因みにやが虎の凛子とはいとこ関係にあります 外見似てるのもそういうことです(凛子ママがめーこパパの妹に当たります)。

 モチーフはガマズミです。


▲酉都麻 赤久真(とりとま しゃぐま)

・ヤンキー俺っ娘スカジャン女です なんすか?

 父親がヤクザで本人も喧嘩っ早くそっちの道に走りそうな気質してます。

 でも父親が好きじゃないので死んでも同じにはなりたくなさそう 難儀だね。

 他3人と違い家庭はあまり裕福じゃないです まぁヤクザもこの世界では大変なので。


 ヤンキーな自分に臆することなく接してくれてる真虹に惚れてます 何年前のヤンキー漫画だよって感じの子です。

 最初の構想では主人公が襲われた所を鉄パイプで助けてくれる予定でした 多分今も隠し持ってます鉄パイプ。

 最初はクーデレキャラって設定だったのにね いつの間にこんなヤンキーに……。

 モチーフはトリトマです。


 因みに父親は30歳くらいです つまり16歳で子供を作ったことになります ヤンキーだね(?)


▲龍道院 細葉(りゅうどういん さいは)

・異常性癖将来有望女です 怖い。

 お名前で気付いた人も居ると思いますが、横行する饅頭、独白する人鳥。に出てくる下々屋の親族です。

 ただ親族と言えど細葉は血縁自体離れています 顔も合わせたこと無いんじゃないかなもしかして。

 一応龍道院家自体元々医者の家 という形なので、饅頭ペンギンの3兄弟の方が異常なのかもしれねぇ……。


 親の影響で人の死にテンション上がるようになっていますが、本人自体それをかなり恥じています。

 でも真虹という肯定してくれる存在が出来たせいでどんどん加虐性とかヤバイ部分がちら…ちら…と見えています。

 大きな事件起こさないといいね……。

 ただそれ以外はかなり大人しい普通の女の子です 安心だね……。

 モチーフはリンドウです。


▲江田内 朔乃(えだうち さくの)

・激重感情自傷癖持ち幼馴染女です お気に入り。

 最初は毒親の苦しさに耐え切れず自傷癖があったりテストも適当に受ける自暴自棄設定でした。

 シナリオ書いてる途中で火事の件に絡めようと思い、父親が実質的に真虹を傷付けたという形に。

 本当なら真虹と一緒に死にたいと考えてる重めな女の子になる予定だったんですがね 今も十分重いし変わらんか……。


 父親が火事の原因を作った上祖父がそれをもみ消し八神家に全て押し付けたことを把握してますが、親側が娘が把握してることには気付いてないです。

 真虹は言わないだけで朔乃が気付いてることを知ってますが、本人から何かアクション起こさない限り何も起きないと思います。

 そういう意味では今作でメイン二人を除いた場合一番可哀想な奴だと思います 今後帳町の話が出たら大方大きく絡むと思います。

 因みに学校ではクールなイケメン女子で通ってるので真虹とは違うベクトルでモテます まぁ真虹以外見えてへんのやけどなガハハ。

 モチーフはフクジュソウです。


◆作り終わって

・長編ノベルゲーム二度と作らねぇ。

 フォーチュン・チャーリー!に続き〆切ズンドコヤバイことになってしまったので、来年は流石に反省してると思います。

 ただ帳町は今後も出したいと思います 生命町より治安良いし……。


有料記事ではキャラクターのラフ画像やスチル等。













私に芸術は殺せない。の解説&裏話

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