休日の朝食は簡素だ。お父さんは昼まで寝ているか、朝早くから何処かへでかけて夜に返ってくることがほとんど。家に残された私とお母さんだけでは大した食事を摂ることもなく、今朝もジャムトーストと簡単なサラダ、コーヒーだけで住んでいた。
「今日は光輝くんとデートだっけぇ?」
キッチンで洗い物をしているお母さんがなんとなしに声をかけてきた。
「うん。光輝くんいつも勉強ばっかだし、今日は息抜きに付き合うんだ」
「そんなこと言って、嬉しそうじゃない。あなたのほうが楽しみにしているみたいよ?」
「そりゃあ、まあね……」
「んっふふ、まあ、楽しんできなさいねぇ」
鼻歌交じりに話しながら、お母さんは腰を左右に揺らしていた。膝丈の軟らかい布地をした白いスカートに、太いウェストベルトが似合っている。紺色のブラウスは二の腕あたりで少し膨らんでいて、振り返ると谷間が見えるほどVネックが切れ込んでいた。普段は無造作におろしているだけの髪型も、今日は首後ろで1つにまとめている。
「……お母さんも、どこか出かけるの?」
「ええ、ちょっとお友達とね……それより夏苗、あなたデートでしょ?」
「えっ……」
「そんな女の子~ってかんじのファッションしてたらそりゃわかるわよ」
指を差され、私はとっさに自分の服装をみやった。私が着ているのは、チューブトップに、白いタンクトップとアームガード。ホットパンツに、サイハイソックスだ。まあ、確かにいつもよりも気合い入れておしゃれっぽいファッションしているし、おへそも出しているけれど……そんなにいうほど、女の子っぽいかな。別に花柄とかってわけじゃないんだけど……。
「光輝くんと遊んでくるのはいいけど、ハメを外し過ぎちゃ駄目よ?」
「わかってるよ」
「ちょっとハメるくらいならいいけどね♡」
「……やめてよ」
「もぅ、初心なんだから、可愛い♪ ふふふ♪」
お母さんはそう言うと、また鼻歌交じりに出かける準備を始めていった。お母さんからしたら、私はまだまだ、可愛い娘ってことなんだろうか。ちょっとしたからかいにも恥ずかしがっちゃうように……まだ光輝くんと手をつなぐだけで赤らんでしまうような子供に……見えているのかもしれない。そう思うと心が痛む。ごめんね、お母さん。私もう、ちょっとハメるどころじゃない。それ以上のことを、光輝くんとならともかく……その父親とシているのだから……。
「……!」
駄目だ駄目だ。私ったら、何考えてんのよ。手にしたコーヒーを一気に飲み干し、苦味で自分を奮い立たせる。
そうだ、もう私は流されるだけの私じゃない。この間、光輝くんの言葉で自分に誓ったんだ。あいつに、師範に逆らうことは確かにできない。けれど、光輝くんへの思いを私が留めることはできるはずだ。どんなに汚れたって、私が光輝くんを守る。そのために空手だって続けてきたんだ。私は空になったマグカップを洗い、支度をしているお母さんにひと声かけて、光輝くんの家へと向かった。
夏はまだ始まったばかり。光輝くんは受験生で時間はとれないとしても、今年からもっと、いっぱい、思い出を作っていくんだ。時間が取れない分、一度のデートを濃厚に。頭上から突き刺してくる光に立ち向かい、それらを割り進むように私は足を進めていった。
道場の看板横にある、光輝くんの家。種村と書かれた表札のすぐ下にあるインターホンを鳴らし、私は待った。
「光輝くん? 私、夏苗」
『か、夏苗、今日は随分と早いね?』
「うん、早く会いたくって。入っていい?」
『ち、ちょ、ちょっと待って?』
なんだろう。変に慌てた雰囲気がある。玄関先のドアの前で待っていると、かちゃりと鍵が開けられた。少し間があってから、頬を赤らめた光輝くんが苦笑しつつドアの隙間から顔を出す。その顔は少し水滴にまみれていて、体はほっこりと湯気をだしているようだ。濡れた髪を見て私は気が付かされる。
「お、おはよぉ……♡」
「あ。ご、ごめんね? シャワー、浴びてた?」
「うん、そう。ごめん、暑い中待たせちゃ悪いなって……♡ あの、い、今その……何も着てないんだ……」
「ええ!? そんな、私待つから、出てくるまでほっといてくれたら良かったのに」
「そんな、わけには、いかないよぉ。せっかく……夏苗がきてくれたんだから、さ……」
「……♡」
こんなときにこういうのも悪いけど、やっぱり光輝くんは可愛い。セミロングのつやつやした髪に、大きな目。きれいな肌。そういえば去年、文化祭で女子制服を着せられた先輩が、他校の男子生徒に言い寄られていたこともあったっけ。
「扉閉めたら、僕お風呂戻るから、ちょっとしてから、入ってきて? 部屋はエアコン効いっ……て……涼しいと思う……から……ね?」
「うん、ごめんね?」
「大丈夫、じゃ、じゃあまた後で」
光輝くんはそう言うと、扉を締め廊下を歩いて行く音がした。彼のことだから、急いでやってきて、廊下についた足跡を拭いているかもしれない。私はその場で数分待ってから玄関を開いてリビングに入っていった。勝手知ったるこの家だ。私は迷うこともなく、リビングに向かい、ソファに座る。暇つぶしにスマホでも見ていると、足音が近づいてくる。重い足音から光輝くんじゃないことはすぐに分かる。私は無視を決め込み、スマホに目を向けていたものの、相手の方が許しちゃくれなかった。
「よぉ~。可愛い可愛い、光輝の未来の嫁さんじゃねーかよ……」
「……最低」
光輝くんの父親、私の空手の師範、種村玄一。彼はニヤついた笑みを浮かべながら、私の背後から顔のすぐ横に、ぶっとく勃起したちんぽを垂らし、見せつけてきた。
「そう冷たくすんじゃね-よ。おら、挨拶ぐらいしろや、早くしねーと光輝が出てきちまうぞ」
「……んぁ、れぅ」
こっちにしても、いい加減慣れたもんだ。私は差し出されたチンポを下から支えるようにして舐めあげる。まだ湿っている皮と、精液……そしてなんというか、誰かの唾液みたいな味がした。先っぽを咥えて何度かぬぽぬぽと出し入れすると、師範は私の頭をなでて満足気に唸ってくる。
「ふぅ、あんがとよ。ちょっと掃除までさせることができなかったからな」
「……あんた、何人女がいるのよ」
「そいつはちょっと秘密だな」
「それだけいながら、私にまで手を出すなんて、本当に最低よ、あんたって……」
「おー、どうとでもいえや。俺としちゃ、お前がハメ穴でイてくれさえいれば、どうだって構わねーからよ。だがあんまり変な態度ばっかり取るんじゃね-ぞ?」
「……わかってるわよ」
言われなくてもだ。私がこいつとセックスするのは光輝くんを守るため。私と光輝くんのセックス映像を流出されて、彼の名誉を傷つけられないようにするためだ。彼を守るためなら、こんなことぐらい、どうってことはない。私はそっぽを向きながら、スカートの中に手を差し込み、少しパンツを脱ぎながらお尻を向けて見せる。
「で、後はどうするの? もう先輩あがってくるけど」
「いや、今日はいい」
「……え?」
「いいっつったんだよ。今日はオメーは使わねえ。先客がいるんでな……お前はつなぎだ、つなぎ」
「……あっそう」
「なんだ、ヤられたかったのか?」
「そんなわけないでしょ、さっさと行きなさいよ、ゴミ」
「おー、こえーこえー」
師範はそう言うと、半勃ちになったそれをズボンの中にしまってどこかへ行ってしまう。どこまでも勝手なやつ。私は流し場でコップを借りると、口を軽くゆすいだ。へばりついた雄の粘液が流れ出し、ほんの少しだけキレイになった気がする。いいんだ、これで。
「お待たせ、夏苗。あれ、父さんは?」
「さっきどっか行くって言ってたけど」
「ふぅん……あ、夏苗……?」
「ん……♡」
これで、光輝くんと甘い時間を過ごすときが増えるんだから……♡
お風呂上がりの彼に抱きつき、軽くキスをし、私は見つめた。
「じゃ、行こう? デートに♡」
「う、うん……♡」
照れる光輝くんに、私は小さく微笑んだ。
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光輝くんとの時間はあっという間に過ぎていく。二人で映画を見て、駅前のカフェで限定のパフェを一緒に食べて、いつもは勉強と稽古でそれぞれ離れている時間を、これでもかと肌を寄せ合い楽しんだ。
「光輝くん、次どこ行こうか?」
「あ、ははは……か、夏苗、今日はなんか、すっごい近いね?」
「そう? んふ、やっぱり、こうして光輝くんとデートいけるの久しぶりだし……最近、寂しい思いさせちゃってたみたいだから」
「大丈夫? 無理、してない?」
「まさか。無理なんかしてない。それとも、こういう私は、嫌いかな?」
「そんなことない。な、なんていうか、大人っぽくなって……すごく、可愛いっていうか……ドキドキする」
「なら、よかった……♡」
可愛いなぁ、光輝くん……♡
前までは、やっぱり先輩っていう意識が私の中でつよかったし、私も先輩で幼馴染だと思っていたけれど。今の彼は、私を見つめて頬を赤らめたり、可愛らしい。考えてみたら私達の年の差なんてほとんどない。単に一個上なだけの、幼馴染という印象のほうが強かった。ああ……なんだろう、もっと彼がほしい……もっと彼を……感じたい……♡
「か、夏苗……?」
「何、光輝くん……♡」
「あ、あのさ、さっきから……む……む」
「む……? なぁに?」
「胸、あの……当たって、るよ……?♡」
「……あ……♡」
言われてからようやく、私は少しだけ離れる。さっきからずっと、光輝くんの二の腕を包むようにして、胸をくっつけたままだった。ふと気づくと、周囲の男性も頬を赤らめながら、私の方をちらちらと見てきている。私の服、胸のあたりにはいつの間にか、光輝くんの腕を挟んでいたっていうのもあるけれど、布地が谷間に埋まって、胸の形がくっきりと出てしまっていた……♡
「あ、あはは、ご、ごめん……私ったら……どうかしちゃったのかな……♡」
慌てて胸の布地を引っ張って服を正す。顔が熱いのは……たぶん、きっと、夏のせい……暑いから、気温が暑いから……きっとそれだけ……♡
「ね、ねえ、夏苗……♡」
「なに……?♡」
「そ、そのさ、ちょっと公園いかない? ほら、駅の近くのさ。森の中散歩したら、落ち着くんじゃないかな」
「……そう、ね……そうしよっか……♡」
「うん……♡」
私たちは周囲からの視線をあびつつ、その場を離れた。今度は年頃の恋人らしく、手をつなぐだけにとどめて。
私達の最寄り駅から徒歩十分程度の場所に、その公園はある。この付近の住民からは昔から馴染みのある少し大きめの自然公園だ。馴染みがあるということは、別にそれだけ人気ということはない。むしろ、その逆。昔はあったシーソーだとかブランコ、ジャングルジムとかいった遊具は、最近の子供の声が騒音だとか、よくわからない安全対策で取り払われ、ほとんど人は訪れない。
だから落ち着くと思ったんだけど……むしろそれは逆だった。
「あ、あつい、ね……♡」
「そう、だね……♡」
二人しかいない状況、誰か来る可能性はかなり低い……♡ この状況に私達の熱は上がり続けるばかりだった。いくら可愛いとは言え、光輝くんも男の子だ。私という女の子、いや……付き合っていて、セックスしてもいい女が近くにいて、興奮しないはずがない。さっきから隣を歩いてるけど、私のこと、チラチラ見てきているし、胸とかも……見られてる……♡ ああ、うそ、やばぁ……♡
「……っ♡♡♡」
「……♡」
光輝くんが目に見えて視線をそらした……♡ 私の胸、思い切り乳首浮いちゃってるし、そうだよね……♡ チューブトップとタンクトップだし、二枚重なってるから平気かと思ったけど、全然ダメだ……ノーブラなの、バレちゃう……♡
どっちからも、帰ろうという声はかからない。それはすなわち、ヤりたいの合図……♡ きっとそう。光輝くんも、私見てムラムラしているし……そんな光輝くんに、私もムラムラしている……♡ ていうか、我慢なんて、する必要あるの? そうだよ、する必要ない。だって、私達恋人なんだよ……? 恋人同士がセックスするのなんて当然。せめて、せめてフェラ、フェラしたい……光輝くんのおちんぽ、私の中でしゃぶって、気持ちよくしたい……♡
「あ……うわ……♡」
「どうしたの……?」
「あ、あれ……♡」
「……? うっわ……♡」
彼は頬を赤らめながら、振るえる指を何処か一方に向けた。私が彼の肩越しにその方向を見ると……思わず息を呑む。
「んっぶ、ぢゅる、ズヂュルルルッ♡ んっふ、れりゅっ、ずっぢゅるぅう♡ んぶぁ♡ れる、ぢゅる、ずっぢゅるぅう♡」
そこにいたのは、青姦真っ最中のカップルだった。公衆トイレ裏の茂みの影に隠れて、男の人が女を跪かせて、フェラさせている。女の顔は帽子を被っていてよく見えないけれど、大人の女性らしいことは確かだった。紺色のブラウスの胸元から、垂れ気味だけど人の頭くらいはありそうな大きなおっぱいが露出している。先端はピンク色でぷっくりした乳首を勃起……♡ 太いベルトの下では、白いスカートがずり上がっていてお尻が丸見え。ガニ股に開いたオマンコからとろぉっと、透明なまん汁が垂れ、わずかな光を反射して輝いていた……。
「んぶぁ♡ ぢゅっる、ぶヂュルゥん♡ はぁ~……はね、ぅあ、ふぁまぁ、ちんぽさま、ありがとうございます♡ ちんぽ様ありがとうございます、ありがとうございますゥう♡ ちんぽ、おぃしぃ♡ んっぢゅ、ぢゅるるるぅ♡ ハルミにおいしいぶっとぉいちんぽ様、おしゃぶりご奉仕ぃ、させていただいてありがとうございますぅん♡」
「……♡♡♡♡♡」
あのちんぽの形、反り具合、重そうな金玉……それに、自分のちんぽに様付けさせて、心の奥から服従させるやり口……。顔は見えないし、声も発してないけど、確実に師範だった……♡ なんで……なんでこんなとこにいんのよ……♡
「かなえ……あの、僕……♡」
「光輝くん……♡」
光輝くんは私を見てせつなそうに呟いた。私のアームガードを掴んで……というよりは、指先で摘んで、うつむいてしまう。目を見開いて、耳まで赤くして……それが彼の、精一杯のお誘い……♡ 可愛い♡ 私はそっと、その手を自分の腰に回して体を近づけた。
「シたくなっちゃった?♡」
「う……ん……♡ あ、あの、い、今なら、たぶんまだ、家、空いてるし……♡」
「いいよ? ここで……♡」
「え…………♡♡♡」
「我慢、できないんでしょ?」
喉を鳴らす音が、ゴクリと聞こえてきた。どっちのだろう。でも、どっちでもいいか……♡ あたりを見回すと、ちょうどベンチの裏あたりに、大きな木がある。その裏なら茂みがあってヤれそう……♡ 私は光輝くんの手をつかんだまま、その茂みに連れ込んだ。光輝くんを木によりかからせて、ズボンに手をかける……ああもう、こんなときになんでベルト付きのズボンなんか……♡
「かなえ……♡ ほ、ほんとに、本当に、いいの……?♡」
「いいってば、ほら、ほら早く出して?♡」
「う、うん……♡ い、いっぱいして……♡」
「早く早く……早く早く……♡」
「はぃ……♡」
や、やった、やっと舐められ…………ぇ……。
私は唐突に、自分の中の燃え上がる熱が……冷めて行くのを感じた。嘘、嘘でしょ? 光輝くんのって、こんなに、小さかったっけ……? 私の顔の半分もない。太さだって、指より多少太いってくらい。勃起してない……? いや、そんなはずない、先輩……光輝くんのは、今も上に向かってビンビンに跳ねている。血管も浮き出ている……細いけど。
「かなえ、夏苗、おねがぃ……シて♡」
「あ、ああ、う、うん……いっぱいしゃぶってあげるね♪」
「ぅん♡」
舌をこぼして、れろっと口の中に導く……。うん、間違いない、やっぱり、勃起してる……ガチガチに硬い。口の中でぴゅっぴゅと我慢汁漏らしてるもん。……光輝くんの、私が入れて、いっつもイッてた……先輩のチンポが……これ……。
「ぢゅっるる、ずぢゅる、ぢゅっぶ、ぶぢゅるるる、んれぇえろえれろれろれろれろ♡ ぢゅるるるう♡♡」
「ぁっ、でる、でちゃぅ、いっぢゃう♡」
「……!?」
「んん゛っ♡♡♡」
嘘、イ、イッた……? 出した、の? もう? 口の中でも、ザーメン出てない……我慢汁だけ……うそ、これが、精液……? 確かめるために、私は先輩おちんぽの脈打ちが収まってから、口からチュポンっと出し、口内に溜まった液体を手のひらに出した。おおよそ、ティースプーン半分くらいの、ほんの少しだけ……薄く、白く濁った……液体。牛乳を飲んだ後、水を注いだ後みたいな、薄くてサラサラの精液が、手の上にあった。皮膚にべったりくっつくこともない。その薄い精液は手のひらをひっくり返すと、そのまま重力に従って土の上に落ちていった……。
「…………」
「はぁ……はぁ……♡ ご、ごめんね、夏苗、ぼく」
「え、あぃ、いいえ、いいんですよ! 大丈夫!」
「夏苗……ぼくも、なにかする?♡」
どうしよう……どうしよう……先輩がこういってくれてるのに、私、私もう……。
……何も、されたくない……。
でも、ここで拒絶したら、先輩傷つくよね、そう、だよね……。
「んーじゃあ、あの、ぎゅーってしてくれません?」
「うん、いいよ♡ ぎゅー♡」
「はーい、ぎゅー」
なんだろう……大好きな人と抱き合ってるはずなのに……こんなにも背筋に……寒気が走る……。
遠くの方では、今も下品な水音が聞こえてくる。
「んっぢゅ、ぢゅるる、ずっぢゅっぅう♡ お゛っ、んぉお♡ んっむ゛ちゅぢゅるる♡ ぉっ、っほぉぉ♡♡♡」
その誰とも知らない女の声が、私の耳に、いやに響いてしまう。
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「…………ッ♡♡♡」
先輩とのデートも、早々に終わらせて、私は帰ってきた。もう、限界だった……♡
汗だくになりながら、自分の部屋のドアを開く。まだお母さんは帰ってきてなかったけど、それでも用心したい。扉に床掃除用のワイパーをつっかえ棒にし、カーテンも締め切る。薄暗い部屋の中、私は粗く息をしながら手にしたビニール袋からそれを取り出した。
「はぁー、はぁあぁー……か、かっちゃ、ったぁ……はやく、はやくっ♡」
握りしめたのは、ディルドだった。繁華街にある、いろんなものが売っているお店の中に一箇所、アダルトグッズが売っているコーナーがあるのを覚えていた。先輩と別れてすぐさま向かって、買ってきたのだ。血走った目でこれとローションを買う私を見て、店員さんは若干引いていた。でもいい。しかたない。これを買うためには仕方なかった。あのチンポには及ばないけど……せん、ぱいの……先輩のより、ずっと、ずっとい……ッ♡
ビニールを乱暴に破いて、フローリングに貼り付ける。ローション買ったけど、いらないかも……♡
ショートパンツも、下着も脱ぎ捨てて、濡れ濡れのおまんこを、硬く、強く、大きく勃起した、ディルドにくっつけて、沈めていく……♡♡♡
「お゛ッ……っほ、ぉ……ぉお゛……♡♡♡♡」
これ、これっ、これぇえ゛♡ おっきぃ、ふとい♡ これがおちんぽ、ほんとのおちんぽ♡ あんな細くて硬いだけでちっちゃいチンポとぜんぜん違う♡♡♡ 私の奥にある、なにかのスイッチを押したディルドチンポに、私は強く、燃え上がった……♡ スイッチと違うところは、もう一回押してもオフにならないこと♡ オフに変わるどころかむしろ……♡ 私の中で渦巻くそれは、もっと、もっと、もっと激しく燃え上がる♡ 腰を上下に振り、口の奥から欲望を押し出した♡♡♡
「お゛っぉ、お゛~~~~♡ でっけ、でけっ、ぶってぇぇ~~……♡ ぶっといちんぽっ、ぶっといちんぽぉお゛♡ デカくてかったぃチンポ♡ お゛っ、ぉっ、お゛ぉぉ♡ きもぢぃ♡ おまんこっ、まんこぉ♡ まんこぃい゛♡ ぉっ、お゛ッぅう♡ じゃまっ、これ、じゃまぁ♡♡」
タンクトップも、チューブトップも脱ぎ散らかす。私の体を覆うのは裸にサイハイソックスとアームガードだけ……♡ 他につけていないといけない服、いっぱいあるはずなのに……これだけ♡ むしろこれがいい♡ あんだけ中途半端なお預け食らったんだから、これぐらいシないと、私の気持ちは収まらないッ♡ もっと、もっと、もっとヤバいことしたい、あたまんなか気持ちよくなりたぃ♡
部屋の中を見回すと、いつも自分が身だしなみを整える、姿見の鏡があることに気がつく。私は急いでディルドを挿したままその前に行くと、がに股で、上下に抜き差しを続ける……♡ 下品な格好で、何度も何度も、どぢゅどぢゅと自分で、自分のおマンコをいじめにかかる……♡♡♡
「うぅっ、う゛~~~~っ♡ あ゛っぅぅ~~~……ぎもぢぃ、きもぢぃ、きもぢぃぎもぢぃぃぃ~……♡♡♡ じゅこじゅこきもぢぃ、きもぢぃ♡」
いくっ、いくっ、もうすぐいくっ、まんこぃい、いくっ♡ そんなときだった。
部屋の端で、スマホが鳴った。不意にぴたりと、動きが止まる。もしかしてと画面を見ると、師範から着信……気づけば通話ボタンを押して、耳に、当てていた……。
「……♡」
「よぉ、夏苗。どーだぁ? 光輝との仲良しデートは楽しかったろ?」
「……♡」
「やっぱり俺みてーなスケベオヤジより、愛する彼氏とのラブラブセックスだろー? セックスしたのか?」
「……して、ない……♡」
「お、なーんだしてねーのか? まーいいや。お前もう飽きたからよ、好きにしていいぜ。何ならあのデータも消してやるよ」
「や、やだ……♡」
「……遠慮すんなって。よかったな、もうこれで光輝との仲を邪魔する気持ち悪い親父はいねーんだからよ。今日見つけた雌が上物でなぁ~、お前の何倍も」
「やだっ、やだやだやだやだぁぁあ!」
私は子供みたいに、足をジタバタさせてその場でぐずっていた。
「ほう……俺に捨てられんのはイヤか?」
「嫌だ、ヤダぁ、やだ、私、私もっと」
「はっはぁ~、さては光輝とのセックス? それともフェラか? それで気づいちまったんだろ、もうあれじゃイけねーってなぁ」
「うんっ、うんそう♡」
「じゃー、言ってみろよ。誰のより、誰のチンポのほうがいいんだ? あ?」
「師範っ♡ 師範のおちんぽっ、ぶっとくてでっかくて、オマンコの奥ぶっ潰してくる、あのぶっといチンポのほうがっ、先輩のチビショボ粗チンの一千万倍最高なのぉお゛っ♡ もういらないっ、あの粗チンいらないッ♡ いらないからわたし、私のこと、もっと、もっと犯してッおねがい♡」
「おーおー、光輝のやつもかわいそうになぁ……お前、今オナってんだろ」
「してる、オナニー、オナニーしてる♡♡♡」
「そりゃいい……じゃあそこでマン穴ほじって宣言しろ」
「宣言……な、なんて……?♡」
「んなもん自分で考えろよ。俺のチンポほしいんだろ? マンコ脳で一生懸命媚びセリフ放り出してお願いしてみろよ。声抑えたら通話切るからな。ほれ、始め」
や、やるしかない……お母さん、帰ってきてるかな……大丈夫、大丈夫。まだ玄関の音シなかったはず……ッ♡
私はがに股のまま、スマホをビデオ通話にして鏡に向けた……♡ 自分のいやらしい姿が鏡に映り、それがはっきりと、向こうにも見えて、聞こえてしまう……♡ 私はわざと、音がなるようにじゅぼじゅぼとディルドを動かし、叫んだ♡
「お゛っぉお゛んっぐぅうう゛♡ お、おねがぃ、おねがいしまぢゅぅ♡♡♡ か、かなえは、もう師範のおちんぽがないといきていけないっ、大好きだった先輩のおちんぽフェラしただけで、もうこのチンポいらないっておもっちゃった、薄情で最低最悪な、オマンコ脳の淫猥変態オマンコJKですぅうう゛ッ♡♡♡ お゛っ、ぉお゛っっほぉおお゛♡ 師範のおちんぽぉ、師範のでかぶってぇ~~おちんぽさまが、夏苗の人生には必要ですゥッ♡ おねがいしますっ、お願いです♡ 卒業したら年中無休で働きますッ♡ 道場の都合のいい労働力に使ってやってくださぃ♡ これから一生ずっと毎日っ♡ 師範の極太おちんぽ様に、雌穴として、生ハメ精液コキステマンコ穴として生きていきますからぁ♡ おねがいですっ、おねがいしましゅぅう゛♡ 夏苗にちんぽっ♡ 先輩の三倍ぶっとくてでっかくて、夏苗まんこ夢中にさせたあのおちんぽ様で、いっぱいいじめて人生終わらせてくださぃイイイ♡♡♡♡♡」
「イケ」
「お゛っぉおおぉおお゛おほぉおお♡ アクメ許可ァ、アクメ許可ありがとうございますっ♡ おすっ、押忍ぅぅ゛♡ 夏苗のマンコっ、ディルド正チン突で、マゾアクメぶちかましますっ、お゛ッお゛っ、ぉっほ゛ぉお♡ ぉお゛んぉおおおっほぉおおおおおおおおおおおお♡♡♡♡♡」
イった……白目向いて、ガクガク震えて、私は、間違いなく、誰が見ても見間違うことなく、イった……♡ スマホにその姿が、しっかり収められている……♡ 通話は、切れていない……♡
「くっくくっ……あー、なっさけねぇなぁ……わかったよ、使ってやる」
「おす……ありがとうございますっ♡ ありがとう、ございます♡」
「今晩深夜、道場に来い。その格好で、体中雌汁まみれにしてな……♡」
「おすぅ……♡♡♡」
腰を揺らしながら、私はへろへろと、返事をする……♡♡♡ ああ、どうしよ……胸の中が、あったかいので、いっぱぃ♡♡♡♡