もうずっと前の話なのですが、恐れ多くも私に添削して欲しいというリクエストを頂いたので、今回の記事はそんな内容です。お待たせしました…😭
すゃもり自身の添削の話は……何を聞こうか吟味中( ˘•ω•˘ )
ぶっちゃけ仕事絵で聞きたい事はたくさんあるんだけど(使用はダメです)
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添削するイラストがこちら。
水瀬鈴凛さんの作品です。
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最後まで力入れて描いたのですが、色に統一感がないのか顔が可愛くないのか他の上手い方と比べると劣ってると思い、
どこを修正していけばいいのかが分かりません。
色使いや顔まわり、塗りなどを見ていただきたいです...!
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との事です。(引用とサムネ許可頂きました)
パッと見「えっ、そんな直すとこある…?」と思ったのですが
反転すると気になる所が浮き彫りになりましたので、この状態で行います。↓
腰あたりの服のシワが特に好きです。髪も細くて(^ω^)👍
そして、すご~!!って思ったのが鎖なんですが、よく見たらモノクロの素材で上手にカラー用に加工してるんですよね…。
多分ですが、何に使うんだ??という素材でも加工して、上手く絵に取り入れる事が出来るポテンシャルをお持ちなのかもしれません。
ちなみに私はめっっちゃ苦手です素材の扱い🤢
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とりあえず顔から添削させて頂きます🙇
まず顔の向きをちゃんと決めておきます。
これをアタリの段階から決めておかないと顔はもちろん前髪も結局修正する羽目になります😭
鼻の位置に合わせるとこう ↓
目の位置に合わせるとこのくらい ↓
今回は側頭部の、髪に隠れている耳の位置的に、目の方でバランスを合わせていこうと思います。
横線は目、縦線は頭頂部→おでこ→口→顎に沿うように大体の正中線を引きました。
この正中線は顔パーツの角度を合わせるために描くので描き方は人によって違います。自分がわかれば何でもいいです。
この角度だと、そこまで鼻は片側に寄らないので移動させました。
ちなみに添削は元の絵柄を維持するのがマストだと思うので極力そのままにしてます。
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次に口元。
さっき引いた正中線と照らし合わせると、力を抜いた表情なのに口角が右上に上がっているように見えてます。↓
デフォルメが強い顔ではギャグ顔として捉える事が出来るので違和感はないですが、普通の絵だと目立ちますね。
自分で同じ表情をしてみて表情筋の使い方に意識を向けてみると、相違に気づきやすくなったり表情を描くのが更に上手くなるのではないかと思います😄😡🥺🙄
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次に目周り。
今回は正面寄りの角度で、パースは掛からないので正中線の横を複製して修正の目安にしました。
向かって右側の目を基準に修正してます。
・『アオリの顔はややタレ目気味で描く』のが定説ですが、そこまでのアオリではない&キャラがツリ目寄りなので抑えめに。
・瞳の角度、瞳の横幅、目自体の大きさ、上睫毛の太さ、目尻周辺の長さを修正。
現実では左右の目の形が違うのは当然ですが、描くのは"整った"顔立ち(のキャラクター)なので、どんな角度でも左右の目で印象が違わないようにバランスを整えます。
交互に片目を手で隠して見やると印象の違いに気づきやすいです。💡
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ちなみに奥側の目の目尻は顔の角度次第で回り込みで隠れます。↓
目を平面の"絵"として見ているとなかなか気づかないポイントですこれは(´・ω・`)
もし絵柄として目尻を長く描きたい場合でも、真正面で描く時以外は気にしながら描くと良いです。
↑超デフォルメな場合でもそこはきちんと描かれている事が多い。(と思う)
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・表情と眼球の形に合わせてパーツを描き分けると良くなります。
白目の影が大きく落ちていたので伏目がちのつもりで描いたのかなと予想。
今回はあくまで添削なので、元のイメージを崩さない程度の修正にしました。
どんなにお目々ぱっちりのキャラでも閉じるにつれて曲線が緩やかになるのに注目↓
じゃないと目が閉じられない😅
同じ伏せ目でも顔の角度によって違いが出ます。↓
表情は実写を参考にするだけでは不十分なので、漫画やイラスト(おすすめは表情豊かな漫画)も参考に。
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・眉を眉頭の位置を踏まえて中心に寄せました。
長さも目の横幅に合わせて若干伸ばしています。
眉頭を考えずに描いてしまうと、別角度で描いた時に立体感が上手く表現できなかったり、眉間のシワ(怒りの表情など)を描き足した際に違和感が生じてしまうので気をつけます。
また、眉毛が短すぎると『眉毛が短いキャラクター』として成立してしまったり(或いは描き分けし難くなったり)、表情の描き分けの幅も狭くなるので注意です。
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・目の着色を表示しました。
左目の瞳孔(瞳の真ん中の黒い●)が右側寄りだったので修正しています。
↑修正前の瞳孔
もし絵柄ではなく手癖で瞳孔の位置を決めているのなら、瞳全体の視線の方向と違わないように位置を決めると良いです。
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・目頭が平らだったので、白目の形を目の形らしく丸めました。
ここも塗り方が様々なパーツですが、目頭は目頭である事を意識して形を寄せると、どんな大きさ・角度でも形に迷わなくなり違和感もなくなると思います。
・頬の赤みも透明度・広がり・位置を修正してます。
頬の赤みは間違えると照れなどの表情に変わってしまうので、可愛くなるからといって濃くせずに自分が描きたいイメージに合わせて必ず加減を調整します。
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・輪郭を修正しました。
髪の毛で隠れる所もまずは必ず描いて、
顔の角度に合っているか/目がはみ出ていないか/痩せこけて見えないか/顎の位置は適切か/耳と繋がっているか
などなど色んな所に気をつけて描きます。
ぶっちゃけここは慣れです。すゃもりは描き慣れてないので苦手なパーツです🤢
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全体の着色に進みます。
着色は自身がないのであっさりめに。
最終的な修正と修正前の画像の比較がこちら。
・まずはどこを主光源にするかですね…。
添削前は右上を光源としていましたが、添削後は真上(画面手前側)にしました。
『暗い水底に沈む奥行き』『手前に広がる鎖』の、この両方を活かせる事が出来る位置は真上しかないかな…と。
光源を決めるときはどこを明るくするかはもちろん、”どこを暗くするか"も考えた方がいいかも。
・光源に合わせてキャラの側面に影を落として、立体感を足してキャラクターを目立たせました。光源があるといってもイメージ的には弱い光だと思うので、今回はぼかしで入れてます。水面によって生ずる反射光も少し入れてます。
・光源が変わったので肌を少し塗り直してます。
・真上の光源に合わせて、水中に落ち影も追加。
深さで影の濃さや有無が変わりますが、今回は浅めと想定。
"水"はハイライトだけでなく陰も追加して水っぽく。↓
涙もイメージで青色で塗らずにハイライトと影を上手く扱うといいと思います。
・水の色を緑寄りに変更しました。
添削前は紫寄りで綺麗には見えるのですが、服の色と似た色相でメリハリが無かったので…。二次創作はこういう所が難しいですね。服の色は決まっていますし🤔
・花を(他は複製ですが)修正しました。
鎖がリアルなのは良いと思います。でも、物体をリアルに寄せる着色をするなら、他の小物もクオリティを合わせてあげないと悪目立ちするので注意です。
※反転して構図を元に戻しました。
・鎖には手前の光感を出したくて加算レイヤーで足してます。視点誘導的にも最初に鎖に目がいくようにコントラストを強めて目立たせました。
・鬱感を出したくて周りを暗くしています。これは自分のイメージに合わせてお好みで。
・ピントを合わせたい所以外にぼかしを入れるとわかりやすく映えるので入れてみました。
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最後に大きめの比較画像を。
やっぱ水は紫寄りの方が綺麗かも…😅
ではでは!
す
2021-10-15 00:30:52 +0000 UTCす
2021-10-15 00:25:08 +0000 UTC水瀬
2021-10-12 13:31:59 +0000 UTCみえしろ
2021-10-12 12:10:27 +0000 UTC