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江戸山乱理
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『昼下がりの全裸身体測定』(5)完

『昼下がりの全裸身体測定』(5) 73 「智史君、立って私の方を向きなさい」 「はい……」  智史は振り返って、杏梨と向かい合って、勃起しているおちんちんを真正面から杏梨の目の前に晒した。思わず、それを両手で隠そうとしたが、すぐさま杏梨はその手を教鞭でパッと払った。 「これは何?なんで叩かれて、そんな風になるのよ。反省してないんじゃないの?」  智史は赤くなってうつむいた。しかし、内心では、 (自分ではどうしようもないんだし、しょうがないだろ……)  と開き直るように思った。そして、それがついつい顔に出てしまった。 「なんか言いたげな顔をしてるね。自分は悪くないって言いたいわけ?ふーん……。あっ、そうか。そもそも悪いのおちんちんだもんね。おもらししたおちんちんにお仕置きしなきゃね」  杏梨はそう言いながら、教鞭を突き出して、その先端で器用におちんちんの裏筋をスッと撫でた。 「ひゃっ」  智史は嫌がる素振りを見せたが、その刺激でおちんちんはさらに勃起して、ピンと真上を向いた。かなり大きく勃起したせいで、おちんちの先端で包皮がつっぱって、智史は前屈みになりそうだったが、何とか我慢した。 「あれ?おちんちん、どうしたの。また大きくなってるじゃない。教鞭が命中しやすいようにしてくれてるのかな?ふふふ。でも、それでもまだ小さいから当てにくいんだんけどね」 「……」  智史は恥ずかしさと恐ろしさで、身を縮めた。  杏梨は余裕たっぷりの微笑を浮かべながら、おちんちんに狙いを定めて、ゆっくりと教鞭を振りあげた。つい、智史は手で前をかばおうとしたが、杏梨に、 「手は後ろ」  と一喝され、オズオズと両手を背中に回した。 74  しばらくの間、杏梨は今から叩くおちんちんを品定めするかのように眺めていたが、いきなり、教鞭を右方から横打に振った。それは空中に弧を描いて、智史のおちんちんへ向かった。 (うっ、来るっ)  智史は思わず目をつぶった。  次の瞬間、ビシっと股間に衝撃があった。しかし、場所はわずかにはずれて、おちんちんではなく、太ももに当たった。 「あ、はずれちゃった」 (ふぅ、助かった) 智史は安堵した。しかし、それもつかぬ間、杏梨は、 「もう一度いくよ。今度はよく狙って……」 と言って、再び振りかぶった。杏梨はジッと精神を集中して、勃起しているおちんちんにしっかりと狙いを定めた。 二発目は、ヒュッという音が鳴ったかと思うと、おちんちんの付け根のあたりにバチンと命中した。 「あぁんっ」  直撃を食らって、おちんちん全体はジーンと痺れたようになった。 「ふふふ、智史君、いい声出すねぇ。じゃあ、もう一発」  杏梨はすでに慣れた手付きで、手首を利かせて教鞭を振り下ろした。ヒュッと空気を切り裂いて、三発目はおちんちんの中ほどに当たった。その衝撃で、おちんちんの包皮は弾けるように剥けて、先っぽからは亀頭が少し露出した。 (わっ、おちんちんが……)  智史はそれを元に戻そうかと思ったが、杏梨は、 (ジッとしてなさい)  という目を向けて、それを制した。  杏梨は四発目を打った。それは狙ったのか、偶然なのかは不明だが、ちょうど、その剥けた亀頭に命中した。その敏感な粘膜を右から左に水平に擦るように打たれた。 「うおっ!?」  その直後、おちんちんの先端から根本までを貫くように、ギュンと電流が走って、智史のノドからは反射的に声が出た。それと同時に、体の奥底から、何かの衝動が勢いよく込み上げてきた。 (あ、これは、いっちゃう)  智史は一瞬のうちに、それは射精の前触れであり、もう後戻りは不可能だと悟った。 「ダメッ、いやっ」  智史は狼狽しながらも、祈るような気持ちを込めて、自分のおちんちんに言い聞かせるように叫んだ。  しかし、おちんちんは本人の意向など忖度せず、ビクンッと不随意的に痙攣して、精液をビュクビュクと噴出させた。  普段は智史のおちんちんは先端まで包皮ですっぽりと覆われていたが、今は先端だけは剥けていたので、射精を邪魔するものは何も無かった。鮮やかなピンク色の亀頭の先端から、白っぽい不定形の流動体が、ほとんど目にも止まらない速さで空中へほとばしった。  智史は背筋をのけ反らせて、両脇で左右の拳を固く握りしめ、両膝をガクガク震わせた。脳天から肛門を突き通すようなすごい快感に襲われて、 「あんっ、ああんっ」  と辺りをはばかることもなく、本能的な雄叫びを上げた。おちんちんはそれ自体の意識を持っているかのように、ビクンビクンと波打つように律動して、何度も何度も精液を放ち、床の上にボトボトと白濁液を撒き散らした。  さすがの杏梨も、その射精の激しさには驚いたようで、二、三歩後ずさった。 75  大量の精液を放った後、おちんちんは空気の抜けた風船のように縮んでいった。包皮も元通りに戻って、普段のように亀頭はすっぽりと覆われた。おちんちはダラリと垂れ下がって、その先端からは、射精の残滓がツーと糸を引いて落ちた。  智史は中腰の姿勢で、ハァハァと息を切らしていたが、すぐに冷静さを取り戻して、 (ああ、やってしまった……)  と、慙愧の念に襲われた。額にはびっしりと汗を浮かべて、穴があったら入りたいという気持ちになった。智史は杏梨の顔を見る勇気もなく、うなだれて床に飛び散った飛沫を眺めていた。  しばらくの間、智史はそのように息をひそめていたが、なぜか杏梨は何も言ってこなかった。 (はて?)  不審に思って、こわごわと顔を上げた。  杏梨は困惑気な表情でうつむいて、自分の体操服のお腹の辺りやブルマの前を気にしていた。智史は、 (どうしたんだろう?)  と思って、しばらくの間、杏梨の姿を眺めていたが、 (あっ、もしかして、僕の精液がそこにかかったのでは?)  と思い当たった。  智史は目を凝らして見ると、かけたどころの話ではなかった。杏梨の体操服は射精の直撃を受けたようで、上着とブルマの両方にわたって、白いものがベッタリくっついていた。紺色のブルマの上で精液はよく目立った。 (あわわっ、どうしよう……)  智史は顔面蒼白になった。ゴクリと唾を飲み込み、 「あ、杏梨、、もしかして、かかった?ご、ごめん……」  と絞り出すように言った。杏梨はようやく顔を上げたが、 「……」  と、露骨にイヤそうな顔をしていた。 (ううっ、これは、杏梨、相当怒ってるぞ……)  智史は怯えた。しかし、杏梨は智史を無視するように、無言で保健室の奥へ行った。そこの戸棚からガーゼやアルコールなどを取り出して、しばらく拭き取る作業をしていた。  その間、杏梨は終始無言だったので、智史の不安は募るばかりだった。  杏梨は拭き終わると、ゆっくり歩いて戻ってきて、智史の前に立った。  二人は再び向かい合った。杏梨は表面上は怒ったりはせず、ごく穏やかそうな顔だった。しかし、智史にはそれが逆に恐ろしかった。 「智史君」  杏梨はたっぷりと間を置いてから、厳かに言った。 (ああ、僕はこれから何をされるんだろう……)  智史は恐怖に震えた。しかし、それと同時に、心の奥底からはある種の期待感が湧いてきた。その証左のように、元気を失っていたおちんちんは、先っぽをテカテカと光らせつつ、ムクムクと勃起を始めた。  それを見た杏梨は、また嗜虐心に火がついたようだった。キラリと目を光らせ、フッと小さく笑った。 76 「膝を床につきなさい」  杏梨は指示した。智史は、 (何をするんだ?)  と思いつつ、言われるがままに、硬い床の上に膝をついた。精液をぶっかけてしまったという負い目があるので、ここは従うしかなかった。 「両手も」 「……はい」  智史が四つん這いになったのを見下ろして、杏梨は改めて、 「ほんと、はしたないおちんちんだね。そんなおちんちんには、私が直接お仕置きしてあげるわ」  と高らかに言い放った。そして、四つん這いの智史の真横に屈みこんで、お腹の下へ右手を差し込んだ。杏梨は手が濡れるのも気にせず、精液まみれのおちんちんをギュッと握りしめた。 「ふぁあっ」 「智史君、暴れちゃダメ。これはお仕置きなんだからね」  杏梨は手の平の中におちんちんを包み込んで、手首をゆっくりと上下に動かし始めた。おちんちんの包皮の内部に残っていた残滓は潤滑液の役割になって、包皮越しに絶妙な力加減で亀頭が圧迫され、智史は思わず、 「んっ」  と声をもらした。おちんちんも最大限の硬さと大きさを取り戻した。しかし、とはいっても、それは大した代物ではなく、杏梨も、 「これで一番大きくなったの?私の手の中にスッポリ収まってるじゃん。ふふふ」  と、バカにしたような口振りだった。しかし杏梨は口ではそのように痛罵しながらも、手では優しくおちんちんを愛撫したので、智史の気持ちは高ぶって、 「んっ、あっ」  と断続的によがり声をもらした。杏梨は、 「智史君、はしたない声を出さないの」  とたしなめた。ただ、智史は内心では、 (これがお仕置き?それにしては生ぬるいなぁ)  と一抹の物足りなさを感じた。  杏梨は、智史のその本音が聞こえたかのように、お仕置きを次の段階へ移行させた。右手でおちんちんを握りながら、空いている左手で教鞭を握った。智史は四つん這いのまま、視界の端でそれを見て、 (おちんちんをしながら、お尻を叩くということか)  と理解した。今から前と後ろを同時にされるという期待と恐怖で、智史の背筋にはゾクリとしたものが走った。 十一章 前と後ろから 77  杏梨は教鞭を短く持って、横からチラリと智史の顔を一瞥した。それは、 (お尻を打つよ。覚悟はいいね?)  と念を押しているかのようだった。智史もそれに答えるかのように、 (うん。大丈夫)  とうなずいた。二人のそのような暗黙裡のやり取りがなされた後、杏梨は教鞭を素早く打ち下ろした。 「ビシッ」  と左側のお尻が鳴った。 「あうっ」  智史は叫んで、四つん這いの全身をビクンと震わせた。図らずも、腰をグイと前に突き出してしまったので、杏梨の手の中へおちんちんを押し付ける形になった。その拍子に包皮が少しめくれて、亀頭が直接杏梨の手の中でこすれた。その刺激にはむず痒いような、えも言われぬ快感があった。 (ああ、これ、すごく気持ちいい……)  智史はその快感の誘惑に負けて、自分でもいけないと思いつつ、ついつい腰を動かして、杏梨の手の平の中へグイグイとおちんちんを押し付けた。 「あら、そうするのが好きなの?そうやって、智史君の方で腰を動かしてくれたら、私の方はすごい楽ちん。ふふふ」  杏梨は茶化しながらも、智史の腰の動きを迎え入れるように、右手首を往復させた。それに併せて、左手を忙しく動かして、お尻をビシバシ打った。杏梨は左手でも教鞭の扱いは巧みで、そのしなやかな先端は皮膚に食い込んで、お尻の表面に淡い赤色の線が縦横に残った。  智史はお尻を打たれる度に、後ろでは痛みを、前では快感をという具合に、甘苦を交互に味わった。  やがて、智史の心理の中では、痛さと快感は混然一体になって、わけの分からない感覚に陥った。  しばらくの間、その形容しがたい不思議な境地に耽溺していたが、絶頂は意外に早く、しかも急激に襲ってきた。 「もうダメッ、出るっ」  智史は叫んだ。射精の瞬間、自分の意思とは無関係に腰はカクカクと前後に動いて、杏梨の手に中で、おちんちんは精液をビュクビュクぶち撒けた。その時、杏梨も、おちんちんの痙攣に合わせて、精液を搾り取るように指をニギニギと動かしたので、智史は、 「あんっ、ああんっ」  とよがり声を上げた。それは二回目の射精だったが、先程にも劣らずいっぱい出て、杏梨の手の平の中はドロドロの液体で溢れた。たっぷりの白濁液は、やがて杏梨の手の中から流れ落ちて、床の上にボトリボトリと垂れた。 78 「またもらしたの。ほんとダメなおちんちんね。それに、そんな風に喜んでるんじゃ、お仕置きにならないじゃない」  杏梨は心底呆れたように言ったが、智史は射精後の恍惚感に浸っていて、まともに返事をする気力はなかった。 「……」 「智史君、聞いてる?」 「……うん」 「あなたはもう少し痛い目にあったほうがいいみたいね」  その杏梨の言葉も、智史はボンヤリと聞いていたが、杏梨はいきなり、おちんちんを包んでいた右手をギュッと握って、その根元の方へ荒っぽく引っぱった。おちんちんの先端を覆っていた包皮はズルリと剥かれて、亀頭は半分近く露出させられたようだった。 「ぎゃっ」  と叫ぶ智史を見て、杏梨は、 「ふふ」  と愉快そうに笑った。  智史のおちんちんは、精々、亀頭の先端が少しばかり剥ける程度だったので、こんなに大きく剥かれたのは初めてだった。 「杏梨、それはダメェ。おちんちんをそんな風にしないでっ」  焦った智史はついつい起き上がって、抵抗する素振りを見せた。その瞬間、うなじにピタリと教鞭を当てられた。 「智史君、おとなしくしてなさい」  杏梨はドスの利いた声で言ったので、智史は怯えて言いなりになるしかなかった。  杏梨は教鞭で智史の後頭部を抑えつけて、そのまま智史の上体を押しつぶすようにして、床に肘をつかせ、さらには額もつかせた。智史は床に這いつくばって、お尻だけを高く突き出している格好になった。 「そうしておきなさい。いいね?」 「はい……」  智史は視界の中には床しか見えなかったが、自分の後頭部を見下ろしているであろう杏梨に、とりあえずは恭順の意を示した。 「智史君のおちんちんて、皮を引っぱっても、これだけしか剥けないの?小さい子供じゃないんだから、剥けないのは恥ずかしいよ」 「でも……」 「剥く練習しとかなきゃ」  杏梨はそういうと、手の平を露出した亀頭にグッと押し当て、グリグリと揉むように回した。 「……っ」  智史は、おちんちんの初めて剥けた部分に激しい刺激を加えられ、まともな叫び声を出すこともできなかった。 「これ、どう?」  杏梨は試すように訊いた。しかし、智史は、 「んんっ……、はぁっ……」  と切れ切れの喘ぎ声をもらすのが精々だった。その痛いような、くすぐったいような絶妙な刺激に、智史の全身はガクガクと小刻みに震えた。 79 「だいぶ感じてるみたいね。いく時はいくって言いなさいよ」 「わ、分かった……。あっ、もう……」 「あら、もう?もうちょっと我慢できないの?」  杏梨は智史のお尻へバシッと教鞭の一撃を与えた。しかし、智史はほんの二十秒程の刺激で、あえなく絶頂を迎えた。 「んっ、僕、いくっ。あぁん、あぁん……」  智史は亀頭をこすられながら、女の子のような可愛い悲鳴を上げて、気をやった。おちんちんはビクンビクンと脈打って、三度目の射精をした。ただ、あまりに立て続けだったので、数滴の精液がかろうじてもれただけだった。  智史はいったが、杏梨は手の動きを止めなかった。智史は、 「あ、杏梨、僕、もういったよ」  と抗議の声を上げた。しかし杏梨は、 「うん、知ってるよ」  と平然としていた。 「え?」 「ふふ、もう一回いかせてあげるよ」 「そ、そんなの無理だよ」 「無理かどうかは、やってみなきゃ分かんないでしょ」  杏梨はそう言って、さらに手の動きを強めた。露出した亀頭をグリグリこすられて、智史の体はビクンと痙攣した。気持ちいいのを通り越して、ゾクゾクと怖いような感覚に襲われた。 「ダメ、僕怖い、ああん」 「お仕置きなんだから、我慢しなさい」 「……んんっ、あっ、おおっ」  敏感な亀頭を捏ね回すように責められた。智史はイキ癖がついてしまったのか、自分でも驚くほどすぐに、いってしまった。しかし、杏梨はまだ手を止めなかった。智史は、 「ごめんなさい、もうやめて下さい。あん、あっ……」  と手足をジタバタさせて、ポロポロ涙を流しながら、泣いて懇願した。 「智史君、反省してる?」 「はい、してます、してます」 「そう。じゃあ、口だけじゃなくて、体でも思い知りなさい」  杏梨は無情にも手の動きをさらに早めた。 「ヒィ……」  智史はまたいった。やがて意識は遠のいていき、うずくまりながら、自分ではない誰かがいっているという錯覚に陥った。床に涙とヨダレを垂らしながら、何度も何度も、杏梨の手の中で射精させられた。 80  智史は半死半生になって、床の上でグッタリとへたばっていた。何度もいかされたおちんちんはジンジンと心地良く疼いていた。 「起き上がりなさい」  杏梨は智史を見下ろしながら、そのお尻をピシャピシャと素手で叩いた。しかし、智史は、 「僕、すごく疲れた……」  とグズグズ言っていた。杏梨は、 「もう、手間のかかる子だね」  と言って、背後から抱えるようにして、智史の上体を起こした。智史は裸の肌に、杏梨のほの温かい体温を感じた。  地べたにペタリと座り込んだ智史は、目の前の床の上に点々と残された白濁液の跡を眺めて、 (こんなにたくさん出したのか……)  と密かに感慨深く思った。智史はお仕置きはもう終わったものだと思っていた。しかし、杏梨は背後から智史の顔をのぞき込みようにして、 「最後に一回しようか」  と言った。 「えっ、まだ?」 「うん。でも、もう私、手が疲れちゃったから、智史君が自分でして。それで一回できたら、お仕置きは終りでいいよ」 (あと一回?それは無理じゃないかな。でも、ここでごねると、杏梨の機嫌を損なって、もっと無理難題を言われるかも)  智史はそう考えて、とりあえずは、背後の杏梨へうなずいて見せた。  実際にできるかどうかは心許なかったが、背後から杏梨が「逃がさないよ」といわんばかりに、ガッシリと智史の首に腕を回してしがみついていたので、拒否する選択肢は事実上無かった。  智史は、自分で自分のおちんちんを刺激し始めた。今の段階に至れば、杏梨に自慰を見せるという程度では、大して恥じらいを覚えないという心理になっていた。  智史は自慰をいつものやり方で始めた。包皮を上下させて、おちんちんを皮越しにこするという作業を繰り返した。 「ふーん、智史君、そうやってする方が好きなの?」  杏梨は智史の背後から見て、冷やかすように言った。 「うん……」 「まあ、好きなようにやったらいいよ」 杏梨の許可を得て、智史は手の動きを早めた。クチャクチャとやらしい音を鳴らして、おちんちんを刺激した。 81  智史は一生懸命、手を動かした。しかし、なかなか射精にまで持っていけそうになかった。  しばらくの間、ウンウンうなってやっていると、杏梨は、 「無理そう?」  と気遣ってきた。 「うん……」 「じゃあ、私が手伝ってあげる。膝を立てて、ちょっと足を開いて」 「こう?」 「そう。こうしてあげる。ふふふ」 「あっ」  智史は小さく叫んだ。見下ろすと、両足の間には、後ろから杏梨の左手が差し込まれていて、その指先がたまたまを握って、揉み始めていた。  さらに杏梨は、まだ精液にまみれた右手を、脇の下から回して、智史の乳首をつまんだ。ドロドロの指先が乳首を捏ね回し始めた。 「ふわっ」 「おちんちんは自分でしなさい、私はたまたまと乳首をしてあげるから」  智史は膝立ちで、背後から杏梨に抱きつかれて、顔に息を吹きかけられる状態で、たまたまと乳首を弄られながら、おちんちんの包皮を自分の手で上下させた。 「ん……」 「ふふ、感じてるね」 「うん、良くなってきた」 「いきそう?」 「もう少しで……」 「がんばって。じゃあ、もっとしてあげる」  杏梨は指先で智史の乳首をギューと挟んだ。智史は不思議と痛みを感じず、むしろ体がキュンとなった。それと同時に、杏梨はたまたまを搾り上げるように、手の平の中に包んだ。 「んんっ」  智史はのけ反った。それと同時に、ここぞとばかりに本気を出して、おちんちんをしごき続けると、智史の体の奥から、何かが込み上げてきた。 「うわわあっ」  大声で叫んで、智史は到頭絶頂を迎えた。露出した亀頭から、二、三滴の精液がピュピュと飛んだ。叫び声の割には、その量は少なかったが、 ともかくは、自分でいくことができた。  ハァハァと息を切らしている智史を、後ろから杏梨は両腕でギュッと抱きしめた。杏梨は、 「智史君、一人でいけて、えらかったね。どう?よかった?」  と後ろから智史の顔をのぞき込むようにして、訊いた。智史は、 「うん、よかった」  と振り返って答えた。その瞬間、二人の頬が軽く触れた。智史は幸せな気分になった。そして、杏梨のことを好きに思った。 82 「智史君、これでお仕置きは終わり。けど、後始末をしなくちゃね」  杏梨は智史を背後から抱えたまま、言った。 (改めてみると、盛大にばら撒いちゃったな……)  智史は精液が撒き散らされた床を眺めながら思っていると、杏梨は 「まず、これをして」  と自分のドロドロの指先を智史の鼻先に突きつけた。智史は、 (何?、僕に指を拭けって言うの?まあ、別にいいけど)  と戸惑っていると、杏梨は、 「しゃぶって」  とポツリと言った。 「えっ?」 「お口を開いて、指をしゃぶって」 「ど、どういうこと?」 「私の指をきれいにしてちょうだい。だって、このドロドロは全部智史君のでしょ」  智史は、わけがわからないままに、「えっと、それは……」とか何かを言おうとして、口を開いたら、そこへいきなり指を三本突っ込まれた。 「ふぐっ」 「きれいに舐めて。付け根までちゃんとだよ」  杏梨は指をねじ込むようにして、口の奥深くまで突っ込んで、智史は無理矢理しゃぶらされる形になった。智史は、 「ふがが」  とうめきながら、強制的に自分の精液を味わわされて、思わず少し手で抵抗する素振りを見せた。しかし杏梨に、 「智史君、私の言う通りしなさい」  と叱られたので、抵抗できなかった。智史はえずきそうになるのを我慢しながら、口の中いっぱいに杏梨の指をほおばった。すぐに口の中に唾が溜まってきて、吐き出したくなった。 「コラッ、そんな風に、歯を立てないで」 「ゴ、ゴメン」 「ベロを使って吸うのよ」  杏梨は指でグッとノドの奥を突いたので、そのはずみで、智史は口の中の液体を反射的にグビリと嚥下してしまった。 (わ、飲んじゃった)  杏梨はそれを見て、微笑んだ。  智史は一度飲み込んだら、後はもう慣れてしまって、ジュポジュポと音を立てて、指を吸った。 「そう、その調子。上手くなってきたじゃない」  杏梨は智史の頭を撫でた。たっぷり三分ぐらいしゃぶらされて、ようやく杏梨は、 「智史君、もういいよ」  と言って、チュポンと音を鳴らして、指を引き抜いた。唇からは唾液がダラリと糸を引いた。  智史はハァハァと息を切らしていた。杏梨の指を舐めたことは、喜ぶべきことなのか、屈辱的なことなのか、判断に迷って、どういう顔をしていいか分からなかった 83 (今度こそ、ようやく終わった……)  智史は思っていると、息をつく間もなく、杏梨は、 「もう一個お願いがあるんだけど」  と言った。 「今度はなんなの?」 「さっきね、体操服を拭いたんだけど、精液がベッタリついていて、よく取れなかったのね。だから、智史君がして。今みたいに口で」  杏梨は立ち上がって、智史の背後から前面へグルリと回って、智史の正面に立って、体操服の裾を伸ばして見せた。 「どういうこと?」 「ほら、ここらへん一帯が染みになってるでしょ。智史君のせいだよ。だから、智史君が口でして」 (そこも舐めろということか……)  智史はようやく理解したが、杏梨が本気で言ってるのかと、ちょっと疑いを持った。しかし、杏梨は、「早くして」と言うように、腰を突き出して促した。 「いやなの?」 「ううん」  智史はイヤとは言えず、首を縦に振った。膝をついた姿勢になって、目の前の体操服に顔を近付けた。しかし、まだ躊躇して、「本当にこんなことしていいの?」と言うように杏梨を見上げた。杏梨は「いいよ」と言うようにうなずいた。  杏梨は智史の顔を両手で挟むように持って、自ら智史の頭部を体操服のお腹の所へ押し付けた。智史も思い切って、体操服の布地の濡れている部分に唇をつけた。  何とも言えない匂いが智史の鼻孔を打った。生臭い精液と、アルコールらしき薬品と、ほこりっぽさと、さらに、杏梨自身の汗の匂いが混じって、智史はその絶妙の匂いを吸って、頭がクラクラした。  智史は恍惚となって、顔を杏梨のお腹に埋めるようにして、体操服の表面をチュウチュウと辺り構わず吸った。染みを取るというよりも、かえってヨダレで濡れた領域が広がったようだった。 「智史君、そこはもういいよ。もっと下をして」 「下?」 「ブルマも舐めて」 「えっ?」 「だって、ブルマにも精液がかかったんだよ。ちゃんと綺麗にして」  驚いて絶句している智史だったが、杏梨は智史の頭をおさえて、下方へグッと押した。  智史の視界はブルマでいっぱいになった。杏梨は腰を突き出したので、智史の鼻先はブルマの股間部分に密着した。そこから漂う何とも言えない甘ったるい匂いに、めまいを起こしそうになった。智史はブルマに顔を埋めるようにして、精液の染みの上に唇をくっつけて、一心不乱にクチュクチュと音を立てて吸った。  そうしているうちに、智史は少し取り乱してしまい、訊かれてもいないのに、 「僕、杏梨のこと好き……」  などと言ってしまった。ただ、ブルマに口をつけながらだったので、声がくぐもって、杏梨には聞こえなかったようだった。 84  お仕置きは終わった。杏梨は、 「立てる?」  と訊いて、智史の手を引っぱった。智史はフラフラと立ち上がった。  杏梨はタオルを持ってきて、智史の濡れた体をゴシゴシと拭いた。その後は、タオルを智史に渡して、 「床は自分でしなさい」  と命じて、盛大に撒き散らされた精液は、智史に拭かせた。  その間に、杏梨は替えのブリーフを用意した。地味な方のブリーフは、智史がさっきのおもらしで台無しにしたので、イラストのついた幼稚なブリーフしか残っていなかった。 「はい、替えのブリーフだよ。これね」  杏梨はその派手な柄のブリーフを差し出した。しかし、智史はそれを見て、少し渋い顔を見せた。 「これがイヤなら、裸で帰る?」  杏梨は言って、ふざけてひっこめて見せた。智史はやむえず、 「それでいいから、はかせて」  と言わされた。  智史は再び杏梨にブリーフをはかせてもらった。  ようやく智史は裸からブリーフ一枚の姿に戻ることができた。もちろん裸よりはマシだが、その幼稚なブリーフはやはり気になった。 「こんな格好で教室へ戻るのか……。皆から何か言われないかな……?」 「ふふ、智史君、恥ずかしがらなくていいよ。きっと、皆、可愛いって言ってくれると思うよ」 「それならいいんだけど……」  ともかく、智史はブリーフをはけたので、保健室の外へ行こうとした。しかし、杏梨は、 「待って。今度は私がお着替えする番だから」  と言って、引き留めた。智史が (なんだ?)  と思っていると、杏梨は智史の前で、いきなり体操服を脱ぎ、さらにブルマも下ろして、下着姿になった。 「ふふ、ちょっとぐらいなら見てもいいよ」  杏梨は挑発するように言った。ふざけて、下着姿のままクルリと踊るように一回転して見せた。智史は、言われなくても、視線はそこに釘付けになった。  しかし、すぐに杏梨は保健室の替えの体操服とブルマをはいた。そのブルマは、同じえんじ色だったが、若干色褪せていた。 「これ、保健室の替えの体操服だよ。私の体操服、結局は智史君がベトベトにしちゃったもんね」  杏梨の皮肉に対して、智史はあいさつのしようがなかった。  保健室を出る間際、杏梨は、 「今、ここでしたことは、秘密にしておいてあげるね」  と約束してくれた 「ありがとう」  智史はうなずいた。二人は手をつないで、保健室を出て、閑散として廊下を教室へ向かって歩き出した。(完)


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