クリスタの機能を10%くらいしか使いこなせていない私が解説する、詠さんのイラストメイキング記事です。
使っているペンタブはワコムの『One by Wacom Medium』
スパロボ30からダバ・マイロードにハマったのに誰もダバを描いてなくて悲しくて泣いてたら主人が買ってくれたものをずっと愛用。
ペンタブの替え芯はハードフェルト。ツルツルすべらなくなるから好き。
クリスタを使いこなせていないのに、いっちょ前に片手デバイスは使っています。
使うと戻れなくなる便利アイテム。もうショートカットキーを手入力には戻れない。
電池の持ちはそこそこなので、単3の充電池をつねにストックしておくと安心。
クリスタに最初から入っているペンツールがほとんど。
・リアルGペン(ペン)
・Gペン(ペン)
・塗り&なじませ(水彩)
・柔らか(エアブラシ)
・Fresh Salmon(サーモンブラシ)
・瞳ハイライトペン(瞳ハイライトセット)
・赤面 そぼく(じゅわっと赤面)
・隙間無く囲って塗るツール
↑と合わせて、『バケツ』ツールも使います。
どんな絵にするかシルエットを考えて、色ラフまでいきます。
『Fresh Salmon』で大体の形を描いて、『リアルGペン』で整えます。
黒(R:0 G:0 B 0)と透明色を切り替えながら太い線を削って、良い線に整えるイメージ。
ラフの下にレイヤーを作って、『Gペン』と『Fresh Salmon』で色塗り。
左上から光が当たっているイメージで影を付けてます。
塗り終わったらレイヤーを統合します。
統合したラフのレイヤーを色替えして、上に線画用レイヤー作成。
『リアルGペン』で清書していきます。
はみ出しても気にしない。
はみ出した部分は、ショートカットキー『c』で透明色に切り替えて消します。
(ベクターレイヤーは使いこなせないので未使用)
余談ですが、私は長い線を綺麗に描くのが苦手なので、短い線をつなげながら描いていきます。帽子のあたりがわかりやすいかも。
だいたいレイヤー1枚で描いていきますが、小物類を描くときはレイヤーを分けることもあります。
ベルトなどの革製品によく使うのがオートアクション『手書き風の厚みを追加』
塗りで厚みを表現できればいいのですが、私はできない。
線の強調、服のシワや髪は、一通り仕上がったあとに描き込んでいきます。
髪は隙間(?)なんかを加えるとサラッとした感じや軽さを出せる。気がします。
線画完成!
レイヤーの管理ができないので、顔(目とか鼻とか)以外は全部1枚で統合しています。
色塗り前のレイヤー構成は全部で2つ。
・顔
・線画
続いて下塗りですが、画像を用意するの忘れてました。
忘れましたが、特別なことはしていません。
髪や肌、服や小物類などの色ごとに『バケツ』『隙間無く囲って塗るツール』『Gペン』で塗り分け。
下塗りが終わったら一番に塗るのが目。
顔フォルダの中身はこんな感じです。
顔(フォルダ)
├ハイライト(通常)
└顔(通常)←目とか口の線画はここに描いてます
目(フォルダ)
├白(通常)
├差し色(通常)
├赤とか(オーバーレイ)↓クリッピング
├グラデーションマップ↓クリッピング
├影(通常)↓クリッピング
├光(加算・発光)↓クリッピング
├縁、瞳孔、虹彩(通常)↓クリッピング
├目ベース(通常)
└眉、白目、口
髪、目、肌などはどんな絵でも絶対塗るので、素材登録しています。
目のレイヤーが細かく分かれているのは、自分で描いててレイヤー構造を忘れるから。
目の色は『一発瞳色グラデーション』というグラデーションマップを使わせていただいています。
難しい目の色選びもこれで解決!
閃乱カグラの雲雀ちゃんのように特殊な目じゃなければ、だいたいカバーできます。
一番下の『眉、白目、口』のレイヤーに白目とかを塗ります。
1.
『Gペン』で、塗り残しがないように白目の形を作る。
2.
透明ピクセルをロックして、色替え。
3.
白目の半分くらいを、影をつけるイメージで塗る。『Fresh Salmon』でグラデーションを作る感じ。
4.
白目の縁が肌の色と馴染ませます。肌の色をスポイトして、下側、三分の一くらいを『柔らか』で軽く塗る。透明ピクセルのロックを外して、『塗り&なじませ』で縁をぼかします。
1.
『白目』レイヤーの上に通常レイヤーを作ってクリッピング。瞳の中を『バケツ』と『Gペン』で塗ります。
グラデーションマップを使うので、どのキャラを塗るときも色は固定です。
ベース部分は、V50(RGB128)。
2.
上に通常レイヤーを作ってクリッピング。
瞳の縁は『Fresh Salmon』で優しめに縁取り。瞳孔に向けてポンポン、となじませたりもします。
瞳の真ん中(瞳孔)と周囲の線(虹彩)は『Gペン(もしくはリアルGペン)』で塗る。
どちらも色はV20(RGB51)。
3.
上に加算(発光)レイヤーを作ってクリッピング。
下側三分の一くらいを『Fresh Salmon』で明るくする。瞳孔と虹彩の縁は『リアルGペン』で軽く縁取り。
どちらも色はV80(RGB205)。
4.
上に通常レイヤーを作ってクリッピング。
上半分くらいを『Fresh Salmon』で軽く塗る。色はV20(RGB51)。
上にグラデーションマップを作ってクリッピング。
更に上にオーバーレイレイヤーを作って、『柔らか』で赤をふんわり乗せる。
キャラの瞳の色に合わせて色は変えますが、赤か黄色が馴染みやすい気がします。
1.
上に通常レイヤーを作る。
『Gペン』で上に点々を描く。差し色なので彩度の高い色ならなんでも映える、と思う。キャラの髪色に近い色や、黄色を選ぶことが多いです。
2.
上に通常レイヤーを作る。
絵全体の光源と反対側に『Gペン』で丸っぽいものを描く。色は白(RGB255)。
cで透明色に切り替えて、適当な部分を消す。
3.
白を塗ったレイヤーの透明度を40%程度まで下げる。
4.
透明度を下げたレイヤーを『フィルター→ぼかし』で少しぼかす。
顔の線画の上に通常レイヤーを作成。
『瞳ハイライトペン』とGペン(RGB255)でハイライトを描きます。
瞳の色を塗り終わったら、色を塗った『目フォルダ(色を塗ったフォルダ)』を統合して1枚にまとめます。
ここからは透け感を出す作業。
髪色を塗ったレイヤーを『ctrl』を押したまま選択すると、髪色を塗った範囲が選択範囲になります。選択範囲ができた状態で『顔』のフォルダを『切り取り+貼り付け』。
コピーされたフォルダの透明度を下げます(30%~40%)。
(もっと良いやり方はあると思うけど分からない)
キャラによっては顔フォルダごと髪色フォルダの下に移動させて、透けないようにもします。
ちょっとでもレイヤーを減らしたいので、塗る範囲が狭いところから塗っていきます。
上の画像はベルトの金具を塗っているところ。
金具用に色分けしたレイヤーに、そのまま塗っていきます。
『Gペン』で大体の影の形を作る(左上の絵)。
『Fresh Salmon』で伸ばす(右上の絵)。矢印の方に向かってペンを動かしてます。
色は『Gペン』で塗った影色をそのまま使ったり、透明色に切り替えたりします。
『Gペン』で光っぽいものを入れて、『Fresh Salmon』で伸ばす。
塗り終わったら、ベルトの革と金具のレイヤーを統合してます。
こちらはフリルやリボンの色塗り。
ベルトの金具と塗り方はほぼ同じ。『Gペン』で大体の影を描いて『Fresh Salmon』で伸ばします。
布の場合は『Gペン』を使わず『Fresh Salmon』だけで塗る部分もあります(画像の襟部分など)。
ここもレイヤーを作らず塗っています。
詠さんの帽子みたいに柄が入っている場合は、下塗りレイヤーの上に乗算レイヤーを作ってクリッピング。
あとは乗算レイヤーに影を塗ります(影の塗り方は同じ)。
髪の塗りは苦手です。特に色選びは不得意です。
そんな私が愛用しているのがこちら。
グラデーションマップも入っていますが、私が使っているのはもっぱらカラーセット。
ここから更に色味を好みに調整していますが、ベースは完全にこちらのカラーセットです。
レイヤー構成は以下の通り。服やらはレイヤー1枚で塗ることが多いですが、髪と肌はちょっと分けます。
髪(フォルダ)
├光(加算・発光)↓クリッピング
├雰囲気を出すとこ(オーバーレイ)↓クリッピング
├明(スクリーン)↓クリッピング
├透け感(通常)↓クリッピング
├ぼや影(乗算)↓クリッピング
├影(通常)↓クリッピング
└髪ベース(通常)↓クリッピング
下塗りレイヤーの上に通常レイヤーを作ってクリッピング。
顔より後ろにありそうな髪部分に『バケツ』で濃い色を塗ります(画像左)。
髪色が濃いキャラだと、明るい色を塗ることもあります(ダバとか斑鳩さんとか)。
上に通常レイヤーを作ってクリッピング。
水色っぽい色で影の部分に『柔らか』で軽めに色を乗せます(画像右)。
透明感が出る気がします。
髪色が濃いキャラだと、顔周りに肌の色に近くて赤みがかった色を乗せます。
上にスクリーンレイヤーを作ってクリッピング。
『リアルGペン』で光が当たってそうな部分に色を塗って、『Fresh Salmon』で伸ばします。
更に上に、加算(発光)レイヤーを作って、『リアルGペン』で小さい光をちょこちょこ乗せます。
髪色が明るいキャラだとわかりにくいですが、だいたいこんな感じになります。
1.
先程作った、顔より後ろにありそうな髪を塗ったときと同じレイヤーに影などを付けていきます。
まずは『リアルGペン』で髪のベース色より少し暗い色と明るい色を塗る。
2.
『Fresh Salmon』で色を伸ばしたり混ぜたりします。
3.
『リアルGペン』で濃い影を描き足す。
『Fresh Salmon』で少し伸ばしたりもします。
4.
上に乗算レイヤーを作ってクリッピング。
『柔らか』でほんのり影をつけます。
頭の丸みをイメージしながら、頭のてっぺんや後頭部あたりに少しだけ。
画像を用意するのを忘れましたが、スクリーンレイヤーと加算レイヤーの間にオーバーレイレイヤーを作成。
そこに『柔らか』で赤みを乗せてます(絵によっては青や黄)。
ちょっと雰囲気がでるかもしれない。
髪を塗り終わったら髪フォルダごと統合してます。
大好きなお肌を塗ります。
レイヤー構成はこんな感じ。
肌(フォルダ)
├光(スクリーン)↓クリッピング
├赤み(焼き込み・リニア)
├青み(通常)
├肌影(通常)
├柔らかい影(通常)
肌ベース(通常)
肌のベース色は、詠さんの場合はR:255 G:237 B:226。
赤み(焼き込み・リニア)のレイヤーに『柔らか』で色を乗せます。
頬、唇、耳の先、肩、肘。この絵ではありませんが、指先にも赤みを入れます。
色は画像参照。
『柔らか』で塗った頬の上に『赤面 そぼく』。
光(スクリーン)のレイヤーに『Gペン』『柔らか』でハイライトを入れます。
『Gペン』で頬、鼻、胸、肘などに丸っぽい形。ワキや胸の谷間に『柔らか』。
柔らかい影(通常)のレイヤーに『柔らか』で色を塗ります。
ベースの肌色より明るくしたり、少し影をつけたり。
『Gペン』で影を付けます。
影色はだいたい3色。色は画像を参照してください。
『Gペン』で塗った影を『Fresh Salmon』『塗り&なじませ』で伸ばしたりボカしたりします。
服などよりも滑らかにしたいので、『Fresh Salmon』で色をまぜながら筆の跡をなじませるように『塗り&なじませ」を使います。
画像はありませんが、一通り影を整えたら『柔らか』も使います。
透明ピクセルをロックして、光源の反対側の影を少し濃くする。
逆に、光源側の影を少し薄くもします。
青みのレイヤーに『柔らか』で、影の部分に彩度の低い水色や紫を塗ります。
この画像だと分かりにくいですが、影の彩度を少し落とせます。
すべての影には塗りません。
主に顔、首の下。胸のように、鮮やかさを維持したい部分には塗りません。
塗り終わったら影レイヤーを『ctrl』を押しながらクリックします。
影を塗った部分だけが選択範囲になるので、選択範囲外を消去。
影以外の部分に塗った色を消せます。
これで全部塗り終わったので色トレス。
線画の色を変えて、色となじませるやつです。
線画レイヤーを通常から乗算に変えて、赤茶色や濃い青なんかで線画の色変え。
あんまり分からないので画像はないです。
最後に加筆。物足りない部分を描き足します。
だいたい加筆は顔周りに集中します。
レイヤーの場所は線画より上。通常レイヤーです。
髪に白い線を足してサラサラ感を増したり、まつげを足したりします。
ペンはどれも『リアルGペン』。
完成ですわ~。
きなこ
2024-09-07 14:11:07 +0000 UTCGarch
2024-09-05 01:50:42 +0000 UTC