今回、ラフなども掲載しておりますが、より多くの方に見知っていただきたく、無料全体公開での記事となります。 この度、夢見 絵空さん著『ブラック・マリア』がKindleで配信開始となりました。 https://www.amazon.co.jp/dp/B07D5ZJT9C?ref_=pe_2427780_160035660 表紙イラストを描かせていただいております! 小説イラストを描いてみたかったこともあり、しかも百合とあってはお断りするはずもなく。 夢見さんからのご依頼を即答同然にお受けしましたが、内心(失礼ながら)「面白くなかったらどうしよう...」などと思っておりました。 イラストのご依頼を受けるとき、個人様/企業様ともに、ご依頼の段階では詳細に何を描かされるのかはブラックボックスの状態だったりします。 企業様は守秘義務関係で触りしか情報をくださいませんし。 (実例:乗り物の擬人化を描いてください!→車とかかな?(受諾)→蓋を開けたら零戦の擬人化ソーシャルゲームだった等) 正直何を描かされるのかわからない恐怖(描けるかなという不安)を持ちつつお受けするケースもままあります。 今回は小説ということで、ビジョンが浮かぶほどに感情移入ができるか、という点が気がかりでした。 が、正式ご依頼後、いただいた小説を読み始めたとき、最初の1Pでそれらがまったくの杞憂であったことに安堵しました。 私が求めていた世界がそこにあったのです。 と言うと、普段の私のイラストを見てくださってる方々は「いわゆるマリみて風な百合の世界」を思い浮かべるのかもしれませんが。 違います。 百合は百合でも、いわゆる「闇百合」。 舞台も、犯罪・裏社会・夜の街などダークな要素が満載です。 詳しくはリンク先のあらすじをご覧ください。 作品データをいただいて2日、お仕事ほったらかしで(ダメ人間)夢中になってあっという間に読了してしまいました。 そして、突き動かされるがまま描き上げたヒロインのデザインを、作者である夢見さんが「これだ!」と言ってくださったことが嬉しくてたまりませんでした。 表紙イラストに込めたかった要素は、「闇百合感」「執着」「殺意」。 そして、もしかしたら「愛情」です。 ラフ案は9点ほどご提示させていただき、最終的に夢見さんに選んでいただいたものを仕上げています。 主人公とヒロインの髪の色、コートの色味なども確認いただき、調整を重ねた出来栄えになっております。 私にとっても大事な作品になっておりますので、妥協はしていただきたくありませんでした。 背景案を出したとき、作者様から「星空を入れたい」というご要望がありました。 実は作品を読了後、なんとなく星空が描きたくなり、描いてそのまま置いていたものがちょうどあったので背景に使わせていただきました。 都会の空にしては満天の星空すぎるかもしれませんが、なぜ「星空を入れたい」というご要望があったのか、なぜ読了後にこのような空が描きたくなったのか、作品を読んでいただければわかっていただけるかと思います。 作品の様々な要素や感情を詰め込んだ表紙イラスト、是非『ブラック・マリア』をお読みいただき、改めて眺めてみていただきたく。 よろしくお願いいたします。