「訪問者」の構想ver.です。
差分という名の没案です…!
東方地霊殿にて、守矢神社の境内で主人公組が古明地こいしと邂逅を果たすというテーマで描かれたイラストです。
テーマは描き始めから完成まで変わりありませんが、構図が大きく変わっています。
構想段階では、拝殿、鳥居、石段、森林、灯篭(左右のグレーの塗り潰し)、こいしといった多数の被写体が画面に納まっていることが分かります。
この構図が没案となってしまった理由は、被写体が多すぎて主題と副題の関係が不明瞭となり、視線をどこに集めれば良いのか分からなくなってしまったからです。
…では、拝殿を画面に映らなくさせて、こいしを画面中央に配置させてみてはどうでしょうか。これで構図が安定するかもしれません。
しかしながらこれもNGでした。
何故ならば、鳥居の真ん中は神様が通る道であるからです。
(この位置にキャラクターを立たせる何か特別な意味があれば別なのですが…)
…神社をテーマにしたイラストはかくも難しいと、描きながらに痛感したのでした。
結局、最終的にはカメラの位置を大きく変えて、被写体の数と位置関係を調整することで完成形に辿り着きました。
・・・・・・
一枚の絵を完成させるまでに様々な構図を思い描き、試行錯誤する工程は必ずと言っていい程に起こるのですが、今作では神社という舞台故に少し特殊な事態となりました。
そこで折角描いたのだから…という思いから、差分と言う形で公開することにしました。
もしご感想などがありましたら是非コメントをお寄せ頂ければ嬉しいです。
2019.05.24 ぢせ