「潜在」の原寸大イラストです。
海中を漂う古明地こいしを描きました。
画面中心のキャラクター、放射状に伸びる光、周囲を回る魚を組み合わせて三角形の配置となる構図です。
メインカラーは海中の青色で、画面の上下から海面と海底の白色を挟むことにより視線を画面中心に留まらせる効果を狙いました。
全体的に青色系統の色合いで統一されている中、サードアイの色に一際目を引くビビットカラーの紫色を取り入れることでアクセントとなり構図を引き締めています。
今作のタイトルである「潜在」とは表面に現れないで内に潜んで存在することを意味し、これを海中に見立てて描いたのが今作になります。
また「潜在」は潜在意識とも言い換えられ、意味合いとしては無意識と同義になります。
今作を描く上でモチーフになったのは、無意識を図的に説明する際によく用いられる氷山の図です。
心を氷山に例えると、意識は水面から出ている一角に過ぎず、人間の精神世界の大部分は水面下に隠れた無意識で構成されている…というものです。
つまり、氷山を全て沈めてしまえば全てが無意識となり、即ち古明地こいしであるという発想です。
古明地こいしはスペルカード「胎児の夢」を例とするように海に馴染みがあるキャラクターなので、心象風景として海と一緒に描かれる場合が多いと思います。
幻想郷には海が存在しないという設定のなか、海と東方キャラクターを描きたいという時には、古明地こいしの存在が本当にありがたいと感じています。
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ここまでご覧頂きましてありがとうございました。
2021.03.30 ぢせ