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さかいワカ
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最近の読書#26

みなさんどうもです!さかいです!

今回も僕が最近読んだ本の紹介をしていきたいと思います!

例によって個人の感想なのでご了承ください…!

では、どうぞ~!



・米国つみたて投資(太田創)

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資産形成の本。

毎月3万円で3000万円のプライベート年金を作る、と銘打たれているように、積み立て投資による金融資産をもつ必要性を訴えている。

内容としては米国の投資信託への積み立て投資、という王道かつ定番の投資をお勧めしていた。

こちらの本では「全世界投資ではないく米国投資のみで充分」という論で語られていたけど、正直僕もそう思う。

全世界投資も間違っているわけではないけど、内容的にどうしても米国株の比率が高くなるのは目に見えているんだから、それなら最初から米国株一択で良いじゃん、という僕の主張と合致する内容だった。

ぶっちゃけS&P500もVTIもオールカントリーも、どこまでリスク分散するかというだけでそこまで大きく値動き変わらないよね、という話。

新興国や中国はちょっとリスクが高いし、やはり米国株への投資信託、インデックス投資が無難で安パイだなぁと再確認できた。

僕も今年から投資信託を始めたけど、まだまだ少額だし、長期的な投資が必要。

2024年からNISAも新しくなるし、少しずつだけど自分も投資を進めていこうと思う。



・私の財産告白(本多静六)

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日比谷公園などの設計を手掛け「公園の父」と呼ばれる本多静六さんによる資産形成の本。

慶應、明治、大正、昭和と、数々の時代を生きてきた氏による広く学ぶべきお金の知識が書かれている。

有名な「本多式四分の一貯金法」や実際の生活に根差した考え方を紹介していて、時代的に古い話もあったけれど、大枠は現代でも活きる普遍的なリテラシーといえた。

景気の良い時こそ質素倹約に、景気の悪い時こそ大胆な投資を、という氏の考えは勇気を貰え、奮起させられる言葉だなと感じた。

常に新しいことを学び、人と調和し身の丈に合った生活をする。

当たり前のことが書かれているんだけど、当たり前のことを続けるのは難しく、一握りの人しかできていないんだなぁ、と思わさせられる一冊だった。



・むらさきのスカートの女(今村夏子)

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TikTokで話題になった小説。

地元でちょっとした名物になっている「むらさきのスカートの女」。

むらさきのスカートの女は時に避けられ、時に幸運や不運のジンクスだったり、時に子供の度胸試しの的になったりしている。

そんなむらさきのスカートの女と友達になりたい「わたし」が、彼女に近づくために取った行動は――というお話。

芥川賞の受賞作ということだけど情念やドロドロとした心の機微はあまり描かれず、どちらかというと一歩引いた視点での淡々とした文章で描かれている。

そして存在感の強い登場人物たちの中で一番存在感が薄く「ふつう」で「まとも」に見える人物が自身の歪みや邪悪さに気付かず一途にむらさきのスカートの女を追う皮肉さは、本当は世の中に「ふつう」だったり「まとも」な人なんていないんじゃないかな、と思わせる。

世慣れしていない素直な人間が世間に染められていく様と、淡泊な文章だからこそ際立つ「わたし」の異常性と狂気が、何とも言えない読後感を残す作品だった。

不気味な作品を読みたい人向け。



・あなたのセックスが楽しくないのは資本主義のせいかもしれない(クリステン・R・ゴドシー)

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マルクス主義フェミニズムの本。

現在の社会では西側諸国的な資本主義がもてはやされ、社会主義はどちらかというと疎まれる傾向にある。

しかし資本主義は格差を作るシステムであるため、特に女性は家事や育児の観点から社会からはじきだされ、格差の「貧」側に追いやられることが多い(出産などで仕事を休まれると困るので最初から女性を雇用しない等)。

そこで今こそ社会主義のメリットを再確認し、活用していく道を模索していく必要があるのではないか――、といった内容。

一言で言えば「汝、女性に金と自由と立場を与えよ」って主張の本だった。

資本主義社会で女性は隷属的立場になりやすいから、弱者救済の手段として社会主義のいいところを現在の社会でも取り入れていこう、という考えは理解できる。

ただ正直に言って僕は社会主義や共産主義を「絵に描いた餅」だと思っている。

そりゃ継続可能な社会主義を実現できればすごいけれど、それが可能なほど人類は頭のおよろしい生き物じゃないよねってのは歴史が明確に証明している。

本書では北欧の一部の国では社会主義は成功していると書かれていたけれど、逆に言うとそれ以外のほぼすべての国や地域で共産主義や社会主義は失敗している。アフリカも、東欧も、アジアも、南米も、ソ連も。

なので「個人」や「女性」といったミニマムな視点なら社会主義的なセーフティネットがあると安心なのは分かるけれど、「社会」や「国家」といった視点から10年スパンで見ていけばおのずと腐敗と崩壊をしていくのは目に見えているので、もうちょっとグラデーションで、たとえば今の日本みたいに資本主義のなかでセーフティネットを拡充していく方針がまぁ無難なんじゃないかな、と思った。本書の結論もそういう落としどころだったし。

そんな感じでポジショントーク的な内容もちょいちょい見られたけど、老若男女問わず住みよい社会になってほしいと思うのは同意できるので、どうかその辺がいい塩梅になる事を願う。



・ソーシャルメディア・プリズム-SNSはなぜヒトを過激にするのか?-(クリス・ベイル)

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SNSで過激な主張をする人たちについての本。

ツイッターなどで顕著だけど、SNSでは時に政治やイデオロギーに対して恐ろしいほど攻撃的な主張をコメントする人たちがいる。

そういった人たちは自分たちと同じ主張や考え方の人たちと繋がっていく事によって同質の意見を多く目にするようになり、考え方が凝り固まり、より強固に、より意固地にイデオロギーに執着するようになる。

こういった自分と似た価値観ばかりに触れ共感することによって意見や思想が増幅されることを「エコーチェンバー現象」と言うが、ではこのエコーチェンバーを誘発させ、アイデンティティーを屈折させるプリズムであるソーシャルメディアに対して我々はどう向き合っていくのが良いのか…といった内容。

本書の結論を言えば「意見が先鋭化するループを断ち切る、建設的な討論ができるSNSのプラットフォームを新しく作り直すのがいい」というものだった。

実はエコーチェンバーで分断の溝が深くなっているというより、先鋭化した少数の過激主義者がたくさん投稿することによって対立が激化しているように見えているだけだという。

なのでその人たちをなんとかコントロールできれば、もう少しちゃんとした意見交換ができる、とのこと。

そりゃあそれができれば良いのかもしれないけど、実際問題で考えるとあまり現実的ではないなぁ、というのが正直な感想。

人が交流できる場で軋轢が生じるのは避けられない。

僕の知ってる界隈で言うと政治で言う右派と左派だったり、二次元美少女オタクとツイフェミだったり、ウマ娘の二次創作の在り方とかで延々と喧々諤々言い合っている人たちがいる。

じゃあこの人たちをツイッターから追い出せば万事解決かというと、そういう事でもない。また別の分断が起きるだけだと思う。

なので僕としては「こういう人もいるんだな」って思って合わないと感じたアカウントはミュートなりブロックなりで距離を置く、というのがとりあえず現状ではベターなんじゃないかなって感じる。

たまに「ミュートやブロックはしたくない」って人も見かけるけど、それでストレス溜めて愚痴ツイートとかして無関係なフォロワーに不快感のおすそ分けしちゃったら、そっちの方が不愉快な思いをする人を増やしてない?

だったらカジュアルにブロックした方がまだマシだと思う。

この問題の根底には「過激なことを言って誰かに同調してもらいたい」「自分の絶対的正義な意見で相手をやり込めたい」「自分を認めてもらいたい」という他者承認が存在する。

なので承認欲求モンスターにならないよう、他者を通さずに自己を確立する思考が求められるな、と感じた。

ネットで攻撃的だったり他人にグチグチ言ってる人は、苦手。



以上になります!

今回もお付き合いいただき、ありがとうございました!

明日はとうとうコミケ!皆さんとお会いできるのを楽しみにしています!

それでは!

最近の読書#26

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