どうもです!さかいです!
久しぶりになりましたが、最近読んだ本のレビューを書いていきたいと思います!
内容はあくまで個人的な感想になるのであしからず…です!
それではどうぞ!
・幼なじみが絶対に負けないラブコメ(二丸修一)
ライトノベル。
文化祭の催しとして男子が女子に告白する学校行事「告白祭」がある学校でのラブコメ。
一言で書くと「ライトノベルのライトノベルっぽいところを抽出して描かれたラノベ」という印象。
文章力や描写で描くのではなく、文字強調や会話劇を多用することで意図的に普段活字や文書を読みなれていない層へアプローチしている作品。
全体的にラノベ特有のノリが強めなので活字慣れしている層は逆に違和感を感じてしまうかも。
プロットが良いだけに描写というか味付けの部分でもう一味あると嬉しいな、と思った。
個人的にはしぐれういさんのイラストが可愛くて読んだところがあるので、そういう人向け。
・空のふしぎがすべてわかる!すごすぎる天気の図鑑(荒木健太郎)
気象研究家による天気の解説本。
主に雲の研究をされている方らしく、雲に関する知識がふんだんに載っていた。白虹や幻日という気象用語がかっこよすぎる…。
他にもひまわりリアルタイムwebで地球上の雲の様子を容易に観察できるなど、面白いことを知ることもできた。
児童にも読めるレベルで書かれているため、親子なんかで読むと子供と一緒に学べて良いと思う。
・この地獄を生きるのだ うつ病、生活保護。死ねなかった私が「再生」するまで。(小林エリコ)
自伝。タイトルにある通り、人生に生きづらさを感じる筆者の半生紀。
率直に言って、あまりにも自分と環境も価値観も違いすぎて「こういう人もいるんだな」以上の感想が出てこなかった。これは自分が恵まれている、という意味でもあるけど、それ以上に「人生の責任を周囲に委ね、求めるスタンス」や「自分は他人に興味もないし排他的、他責的ですらあるのに寂しいときに誰かがいないと不安定になる」ことがどうしても相容れないというか、納得ができなかった。
しかし逆に言うとこういうタイプがどん底に落ちていくのか、という学びもあった。反面教師という言い方は些か失礼かもしれないが、そういった見方で今後の人生に生かせるかもしれない。貧すれば、鈍す。
・家康、江戸を建てる(門井慶喜)
歴史小説。
江戸の町を開発、発展させていく過程を小説仕立てで紹介している。
小説仕立て、というように小説としては結構特殊な描き方をしているけど、情報がスルっと入ってきやすい。なんというか、ナレーションをそのまま描きだしたような感じ。
内容としては当時未開のド田舎だった江戸を家康やその忠臣、側近、能力を認められた者たちがどのように江戸のグランドデザインを行い、現在の東京に続く都市へと改造してきたかを知ることが出来る。
江戸の水害をなくすため川を曲げる治水工事や、現在の銀座や日本銀行(金座)も元をたどれば江戸時代の鋳造所が語源になっているなど、知識欲を非常に刺激される本だった。
・オタク経済圏創世記(中山淳雄)
サブカルチャーを経済面から読み解いた本。
新聞や雑誌が売れないといわれつつも、ソシャゲや映画などが順調に売り上げを伸ばしている昨今、現代においてユーザーの消費行動はどう変わっていったのかを解説している。
「興味を維持させるにはコンテンツを提供し続けるしかない」や「小さなブルーオーシャンを見つける」「情報が多すぎると一番人気に集中する」「人が集うとそれ自体が遊びになる」といった非常に自分へフィードバックできそうな内容が多く、良い本だった。
個人的に面白かったのは「荒野行動で男女の出会いがあるのは、1900年前後に百人一首が男女交流の場として機能していたという過去を繰り返しているだけ」というくだりが興味深かった。媒体が変わっても人間は変わらない。
以上になります!
最近読書ペースが落ちてきているので次がいつになるかはわかりませんが、ゆるゆると書いていきますのでそんな感じで見ていただければと思います!
それではまた次の記事で!
さかいワカ
2022-06-01 06:20:59 +0000 UTCオフニャんこ
2022-05-28 15:08:40 +0000 UTC