みなさんどうもです!さかいです!
今回も最近僕が読んだ本の感想を思ったままに書いていきたいと思いますので、お時間ある方はお付き合いいただければと思います!
それでは、どうぞ!
・マンガで食えない人の壁(トキワ荘プロジェクト)
漫画家のインタビュー集。
いわゆるベテラン漫画家と言われる人たちに「漫画家として壁を乗り越える人・活躍し続ける人とはどういう人物か」をいうテーマでインタビューし、対談形式でまとめられた本。
発刊された時代的なものもあるので参考になる話も、今ではやや古くなってしまった話もあるけれど、どの作家さんも一貫しているのは「描かないのが一番良くない。とにかく描いて完成させろ」というあまりにも火の玉ストレートな主張だった。
マーク・ザッカーバーグの「完璧を目指すよりまず終わらせろ」という言葉もあるように、クオリティも大事だけれど何よりもまず「コンスタントに完成させること」の大切さを再確認できた。
実は僕の考えも全くコレと一緒で「ウケるかウケないかは世に出してみないと分からない。だから思いついたアイディアはとりあえず描いてみる」「ネタが完璧じゃなくても80点の完成度でいいからコンスタントに作る」という僕の信念を後押ししてもらえているようで心強かった。
あとは以前は新人賞や漫画家のアシスタントなどを経由しなければならなかったものが、現在ではSNSで先にマーケットの支持を得ていくという形に大きく変わってきている。
ここら辺は参考にし難かった部分だけれど、世の中の変化に合わせてドラスティックに行動していくのも、また時代を生き残るのに必要なのだと思うのでここにも常にアンテナを張っていたい。
・未亡人26年生が教える心地よいひとり暮らし(りっつん)
エッセイ。
36歳で夫を亡くし、女手一つで二人の子供を育て上げたりっつんさんがブログに書いていた記事を書籍化したもの。
未亡人として生活してきた26年間での気持ちの変化や、年を重ねてきたからこその気付きや考えなどを人当たりの良い優しい文体で書き綴られていた。
りっつんさんがブログを始めたのが59歳の時で、この本が出版されたときが62歳。
それで書籍化までできるのだから、人間、年齢なんて関係なく「やるか、やらないか」だけなんだなぁとつくづく思わされる。
とても活動的で自分軸のある価値観を持っている方なので、穏やかながら幸せなその生活の一部を見せていただき、非常に眩しいものをみるような気持になった。
こういった老後が送れるように、自分も人生のグランドデザインを定期的に考えていきたいと思う。
・カノジョの妹とキスをした。(海空りく)
ライトノベル。
高校生の佐藤博道は17歳にして初めての彼女ができた。
付き合い始めた才川春香とはお互い初めての恋人ということで、不器用ながらも関係を築いていく。
しかしそこに父の再婚で突然現れた義理の妹、大江山時雨と六畳間のボロアパートで二人っきりの同居生活をすることになり…というお話。
あらすじで分かる通り、これまたコテコテの美少女モノ。
よく言えばある程度内容を予測可能なので安心して読める、悪く言えば新鮮味が薄い。
そしてタイトルにもなっているので書くけど、この同居することになった義妹というのが彼女の実の妹で、さらには天真爛漫な彼女とは違い男をからかい試すような小悪魔的で…という感じ。
文章も完全にラノベの文体なんだけど、なんとなくこの作家さんはある程度小説を書き慣れていて、わざとラノベ用に文章をデチューンしている節がある。
あくまでこれは僕の読書家としての経験則で根拠があるわけではないんだけれど、それなりに読書を続けていると作家として文章力の高い人と低い人が嗅ぎ分けられるようになってくる、気がする。
その僕の直感が言っている。きっとこの作家さんは普段別ジャンルでそこそこ書いている人だと。
おそらくオーソドックスな題材を選んでいるのもラブコメを書きなれていないから試験的にこういった題材にしているという側面もあるのかもしれない。
いわゆる時代性に合わせてきている、商業的な面が大きい小説としてみると、また違った趣深さがあった。
・決断力(羽生善治)
将棋界でその名を知らぬ者はいない、言わずと知れたリビングレジェンド羽生善治。
その羽生さんの将棋への向き合い方や考え方、想いやこだわり等を書いた本になる。
危険な道でも勝負の場面ではあえて踏み込んでいく覚悟が必要であり、自身の判断がリスク許容度の内側にあるならば、自分の直感を信じ、攻めの姿勢を貫き続ける。
やはり第一線で戦い続ける一流の人の考え方は、どれも非常に力強く、とても示唆に富んでいる。
ビジネスやSNS戦略などにも通ずる「リスクをとることでしか栄光はつかめない」「ノーペイン・ノーゲイン」というある種の絶対法則を改めて実感させられ、自分も攻め続けなければな、と深く思い入るばかりだった。
・食品の裏側(安部司)
食品添加物の本。
かつて食品添加物の会社に勤め「添加物の神様」とまで言われた筆者による、食品業界の裏側を告発した内容になっている。
食品添加物の取り過ぎは体に良くない、と現在では周知の事実になってきているが、食品メーカーもあの手この手でさも添加物が入っていない食品であるかのように演出をしてあらゆる商品を開発・販売している。
例えば複数の食品添加物を使用していても「乳化剤」「pH調整剤」のように同じ目的で使用された添加物は一括りにして表示をしてよい、またカット野菜の加工過程で使われた添加物は表示が免除される(最終的に除去された、または中和されたと判断される)、添加物をふんだんに使った醤油で焼き肉のタレを作ってもキャリーオーバー制で単に「醤油」と表示すればよい、パッケージの小さい商品には原材料や添加物を明記しなくてよい等、普段何気なく口にしている食品のほとんどにこういった添加物が消費者にバレないような形で山のように使われている。
知らず知らずのうちに大量の添加物を摂取している現状には恐怖を覚えるが、本書では添加物を「一日にどれだけ摂取したらとりすぎ」なのか、また「具体的かつ科学的なエビデンスのある現状の添加物摂取量での健康被害」を示してもらえるとなお良かったが、残念ながらそういったデータは存在しないとのこと。
食育や子供の健康問題などにも踏み込んだ内容の本だっただけに、そこらへんも明確だと嬉しかった。
以上になります!
冬コミの当落も近づいてきました、ドキドキです!
今月中にもう一回くらいは読書記録を投稿できるかな?どうかな?
ということで次回もまたよろしくお願いいたします!
それでは!
さかいワカ
2022-11-22 11:12:14 +0000 UTCオフニャんこ
2022-11-22 08:51:05 +0000 UTC