みなさんどうもです!さかいです!
今回も僕が最近読んだ本の紹介をしていきたいと思います!
例によって個人の感想なのでご了承ください…!
では、どうぞ~!
・なぜ働いていると本が読めなくなるのか(三宅香帆)
読書についての本。
新書大賞2025を受賞したベストセラーなので読んでみた。
著者はもともと大の読書家であったが、就職し働きだすと読書に充てる時間が作れなくなっていった。
そういった経験から「なぜ現代人は本を読めなくなるのか」を考察していくものになっている。
本書のタイトルを見て最初に想起したのが映画『花束みたいな恋をした』で就職後に小説を読まなくなったシーンだったが、読んでみると序盤からこの本でもそのシーンをガッツリ引用していてちょっと笑ってしまった。
結論を書くと『全身全霊で働くのをやめて、半身で働く社会にしよう』という主張になる。
仕事に限らず、何かに集中してコミットしすぎると必然的にその他に費やすリソースは削れていく。
なので、仕事、家庭、趣味や余暇、あらゆるものに人生を分散し、本質的な意味で人生を豊かに生きることを提案していた。
日本では特に全身全霊信仰が強く、半身で取り組んでいる人を『にわか』と呼んで嘲笑する傾向が顕著である。
この思い込みの呪縛を解き、全身全霊で働くことを過度に美化せず、仕事に人生を奪われない生き方が普通になる未来にしていきましょう、という趣旨で結ばれていた。
頑張らなければいけなかったり、集中することが必要な瞬間はあると思うけれど、それを長い人生でずっと続ける必要は当然ながら全くない。
極端な生き方は様々なものを削ぎ落す生き方だとも言える。
投資と同じで、人生も色んなものに分散して生きていくのも肝要だな、と感じた。
頑張りすぎは身を持ち崩す。
JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則(ニック・マジューリ)
金融・投資についての本。
経済的に成功するためのプロセスを過去100年以上の経済データに基づき解説したものになっている。
本書の内容をまとめると『まずはできる範囲で収入アップを目指して貯金をし、投資で人的資本を金融資本に変えていく。インデックス投資では余剰資金ができたら可能な限り早めに買い、長期保有し時間を味方につける』という、昨今言われている投資論の王道を往く内容となっていた。
『敗者のゲーム』や『ウォール街のランダム・ウォーカー』、『サイコロジー・オブ・マネー』など、名著と言われているマネー本に共通する内容も多く、やはり大切なことや重要な事、本質的な内容というのは似通ってくるんだなぁ、と感じた。
実際『インデックスを買い続けて長期保有する』という手法はかなり再現性の高い資産形成方法だ。
しかし最近のアメリカ株を中心とした下落相場に悲観的な人が山ほどいるのを見ると、シンプルで再現性の高い方法でも実際に継続することの難しさがうかがえる。
短期的な相場の上下に惑わされず、本書のタイトル通り『ただ買い続けろ』を実践していこうと思う。
・ホス狂い(大泉りか)
ホストに多額の現金をつぎ込む人のことを『ホス狂い』と呼ぶ。
明確な定義があるわけではないが、年間数百万、数千万かける人も少なくなく、マンガの題材になったり事件に発展することで一般層への認知も広まった言葉だ。
そんな『ホス狂い』な女性たちへのインタビューや著者の潜入レポをまとめた一冊になっている。
嘘偽りなく感想を言えば、『理解できない』。
自分の気に入ったホストの『担当』になり性風俗で稼いだ金を余すことなく注ぎ込み『エース』の座を狙う姿は、恋愛感情や承認欲求など様々な感情がごちゃ混ぜになって拗らせてる『哀しい人』に映ってしまう。
筆者のあとがきにもあったが、あまりにも価値観が違いすぎるためその心情やお金の使い方は到底相いれないものではあるが、得てして世の中とはそういった『理解できないもの』で溢れているものである。
自分の日常にはない世界の話として「こういう人もいるんだな」と、知らない世界を知ることができたと思うことにするのが一番なのかもと思った。
ホストやアイドルは、今の時代のカジュアルな宗教みたいな存在なのかもしれない。
その先に救いなんてないけど。
・近畿地方のある場所について(背筋)
オカルトホラー小説。
雑誌のライターをしている筆者が、同業者である『小沢くん』から●●●●●という地域で起きた数々の不可解な出来事についての取材協力を依頼され、謎の怪異の正体に迫っていく、といった内容。
元はカクヨムで連載されていたものらしく、章立てで平易に情報が提示されて話が進んでいく。
小説として紹介しているけれど、中身はtipsを小出しにして提示され、それが徐々に物語としての輪郭を見せてくる、といった感じのもの。
感覚としてはまとめサイトを読んでるような感じに近い。
やはり現代では文章力云々よりも、まずは『とっつきやすさ』や『読み易さ』『分かりやすさ』『エンタメ性』を求められるんだな、と時代性を感じた。
洒落怖とかを読むのが好きな人にはハマりそうな気がするので、おすすめ。
・センスは知識からはじまる(水野学)
商品プロダクトのアイデアや最適化の本。
『センスがいい』というと非常にフワッとした感覚で、生まれついての特徴のようなもの、と捉えられることも多い。
しかしセンスとはその人が見聞きしてきたものの集合物に過ぎず、その組み合わせが大事である、というのが本書の主張。
とくに商品では『それっぽさ(シズル感)』が大切で、商品を届けたい相手(顧客のペルソナ)へ直観的に伝わる情報の組み合わせ方ができるように、日ごろから知識を蓄えていこう、という感じの内容だった。
タイトルに内容が集約されているのでこれ以上書くこともないんだけど、やはり自分の興味のある物に対して「なぜ自分はこれを良いと思ったんだろう?」と常に疑問を投げかけて、物事の解像度を高めていくのが大切だな、と感じた。
以上になります!
今回もお付き合いいただき、ありがとうございました!
なにかの参考になれるなら幸いです!
それでは!
さかいワカ
2025-04-16 04:14:29 +0000 UTC亜山 雪
2025-04-15 17:04:58 +0000 UTC