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さかいワカ
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最近の読書#47

みなさんどうもです!さかいです!

今回も僕が最近読んだ本の紹介をしていきたいと思います!

例によって個人の感想なのでご了承ください…!

では、どうぞ~!



・バカの壁(養老孟司)

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かつてベストセラーとなった養老先生による意識の在り方に関する本。

女性の出産するビデオを学生に見せると、女子生徒は「勉強になった」と思う割合が多いのに対して、男子生徒は「もう保健の授業で知っている内容だ」と興味や関心を示さない方が割合が多い。

また、一神教の信者は他の宗教の神を受け入れられず「それは神ではなく悪魔だ」と決めつけ、弾圧する。

この二つの話に共通する問題は「自分の認知の外にある問題にリアリティを持つことができない」「自分が信じる普遍の原理原則に合致しないものは間違っている」という認知の歪みによって思考が硬直化してしまう、つまり『バカの壁』に阻まれてしまうことにあるという。

こういった認知の歪みは共同体の分断やコミュニティの崩壊を招く悪癖であると指摘していた。

この問題の解決策として本書では『視点を高く持つこと』を提案されていた。

男性は妊娠することはできないが、女性の妊娠・出産に伴う痛みや苦しみを想像し「自分には関係ない知識だ」と思わず「同じ人間としてこれほどまでの苦しみにどう寄り添えばいいか」をイマジネーションを持って考える。

一神教の例でも「自分とは違う神を信じていても、そこにいるのは自分と同じ血の通った人間だ」と慮り、暴力的な解決を避けていく。

このように自分と立場や状況が違う人間に対しても想像力を発揮し共同体意識を持つことによって、『バカの壁』による分断を避けることができる、と書かれていた。

SNSではマジでずっとイデオロギーに固執して分断を煽ったりする話があふれているけれど、いちど視点を高くしてみて、相手の立場で考え、共同体意識を持つことこそが分断を超えて理解し合う第一歩になるのかもしれない。



・十戒(夕木春央)

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ミステリ小説。

亡くなった叔父の遺した小さな無人島がリゾート開発されることになり、父と共に視察へ行くことになった19歳の浪人生、大室里英。

そこでは所有者のいない無人島であることをいいことに爆弾作りの根城にされていた。

不穏さを感じつつも、その島で一晩を過ごす一行。

しかし夜が明けると、死体と『犯人を捜してはならない。見つければ爆弾で島ごと爆破する』というメモが発見されて――というお話。

絶海の孤島における、いわゆるクローズドサークル系のミステリではあるが、そこで爆弾による極限状態という特殊状況を付加し、さらには「犯人を捜してはいけない」「犯人に従わなければいけない」というミステリとしてはかなりトリッキーな味付けを施されていて独自性がある。

著者の前作である『方舟』でもあったが、パニック映画のように段々と追い詰められていく登場人物たちには独特の緊張感があり、最後までハラハラしながら読むことができた。

特殊状況ミステリは最近の流行ではあるけれど、その中でも更に一捻り加えたストーリーはメフィスト賞系作家特有の「でも、このまますんなり終わらないんでしょ?」という感じを体現されている気がして、とても好感が持てた。

前作『方舟』を読んで気に入った方には、是非お勧めしたい。



・サクッとわかるビジネス教養 地政学(奥山真司)

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地政学の大まかな内容をざっくりと知ることができる本。

世界中それぞれの地域の特性や特徴を図解を交え視覚的かつ直感的に分かりやすく書かれていた。

シーパワーやランドパワーといった地政学における基本ワードも知ることができ、どちらかというと学ぶきっかけになる最初の一冊、とった位置づけだと感じた。

世界中で仲良くしたりいがみ合ったりする理由の一端を学ぶ入門書にお勧め。



・すごいイノベーター70人のアイデア(ポール・スローン)

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歴史上の偉人たちのイノベーティブさを分かりやすく解説してくれている本。

時代も業績も様々な人物が紹介されているが、だいたいの人物に共通しているのが『自分を信じ、どんな批判を受けても前人未到の地に踏み出している』ということだった。

自分も先人に倣い、新たなフロンティアに向けて歩んでいこうと思う。



・ドムドムの逆襲  -39歳まで主婦だった私の「思いやり」経営戦略-(藤崎忍)

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現ドムドムハンバーガー社長、藤崎忍さんの人生を綴ったもの。

39歳まで主婦一本、そこから109でのアパレル雇われ店長、居酒屋出店、そしてドムドム社長就任という異色の経歴を持つ著者が『どう仕事と向き合ってきたか』ということが書かれていた。

苦難の多い人生の中でもいま自分がやるべきことにしっかりと目を向け、夢中になれることに取り組み、そして経験が点となり、点が繋がり線となっていくという正に『コネクティング・ザ・ドッツ』を体現しているかのような生き様だった。

この方が優秀な方というのもあると思うけれど、自分にできることをがむしゃらに取り組む姿勢は今の冷めて斜に構えたスタイルがはびこる時代である種の諦めを感じさせる人が多い中で、ひときわ輝いて感じるものだった。

いま出来ることに一所懸命。それが一番大切なんだと改めて思わされた。



以上になります!

今回もお付き合いいただき、ありがとうございました!

なにかの参考になれるなら幸いです!

それでは!

最近の読書#47

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