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回想録「リリー vs. アダム・ストーン」

この記事では、冬眠中のWEB小説『画面の向こうのプロレスラー』の

登場人物看板ヒロインの【リリー(LILLY)】の過去対戦の回想をするにあたり

対戦相手の情報を募集しようという企画です!

↓詳しくはこちら

【コメ欄にて募集】彼女と勝負しませんか?

こちらで募集いただいた対戦相手

【アダム・ストーン(28歳/インターポール捜査官)】さんの物語です!

※ちなみに、このシリーズは過去回想ですが各話ごとの時系列はバラバラです。

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ここは歴史の街…京都…

市内のとある街区にあった隣接する老朽ビル2棟をリノベーションし、新たに誕生した商業施設『涼風館』……


パティオのような中庭を囲んだ”口の字型”の施設内は、古都の風情と現代の洗練さを融合した空間で、歴史的な外観を残しつつ、内装はモダンで快適に仕上げられている。

伝統と現代が共存する独自の魅力を持つ涼風館の中庭スペースでは、週末になると常に特設ステージが設置され、様々なジャンルのイベントが開催されていた。


そして、今日は地方のプロレス団体『TMAプロレス』が主催する興行イベントの一環として、『プロレス体験コーナー』が設置されていた。


特設リングが設置され、会場には子どもから大人まで多くの観客が集まり、プロレスを間近で感じられる貴重な機会に賑わいを見せていた。


リングサイドでは、スタッフがプロレスの基本的なルールや技の説明をしながら、安全面の指導もおこない、特に初心者にとって安全に体験できるよう、受け身の方法やロープを使った攻防の仕方なども丁寧に説明している。


一方、体験希望者たちは少し緊張しながらも、真剣なまなざしでプロレスラーの指導に耳を傾ける……ある少年は、小柄ながらも勇気を出してリングに上がり、プロレスラーに対して挑戦するように構える。その様子を見た周囲の観客たちは、温かい拍手と彼にエールを送っていた。


次に、体のガッチリとした青年が「ジャーマンスープレックス」の受け身を体験することになり、リング上で大きく反転する様子に、会場がどよめく……プロレスラーが放つ本格的な動きに観客は思わず歓声を上げる。


そして、本日のメインイベント「プロレスラーに挑戦!」と銘打たれた特別企画……

参加者がリングに上がり、実際のプロレスラーと対戦できる時間がやってきた。


参加者の子供たちはプロレスラーと間近で接することができるチャンスに目を輝かせ、緊張と期待が入り混じりながら挑戦イベントは進行していた。


次にある参加者の一人がリングに上がる。


「おぉぉーー!」

客席からは歓声が上がるほどのどよめき……リングサイドから現れたのは、高身長に加え、鍛え上げられた腕と肩…筋骨隆々の体を持つ金髪の外国人男性だった。


「皆さん、今日は海外から特別な挑戦者が来てくれました!その名も…アダム・ストーンさん!」

彼の自信に満ちた鋭い目つきに、会場がさらに盛り上がる。アダムは観客に向けて力強く手を振り、登場のインパクトを強め、すでに観客の注目を一身に集めていた。


「今日はどちらの国からお越しでしょうか?」

「UK出身で今の自宅はフランスからです。」

「おぉ〜流暢な日本語で素晴らしい!!イギリス出身で、現在はフランスにお住みのアダム・ストーンさんに参加いただきました!」

進行役のMCが簡単にアダムの紹介をしながら会場を盛り上げる。


彼は観光のためこの京都へやってきていたが、偶然立ち寄ったこの涼風館でのイベントに興味を持ち、参加者に応募したところ…本当に選ばれてしまうという経緯だった。


「今、アダムさんはどんなお仕事をされているのでしょうか?」

「ええっと・・・公務員です。」

「そうですか!!・・・皆さん、こちらの挑戦者!アダムさんに期待しましょう!!」

そう言いながら進行役のMCは観客を煽るように盛り上げていた。


アダムは職業を尋ねられ、公務員と答えたが、公務員にも様々な種類があり…彼は国際刑事警察機構(インターポール)の捜査官だった。

今回、彼はまとまった休暇を取ることができ、それを利用して家族と日本へ旅行に来ていた。彼以外の家族は日本の知人と同行して京都の観光名所を巡っていたが、アダムは早朝からインターポールの定期会議(リモート)があり、今日一日は彼は単独で滞在先のホテル周辺で一日を過ごすことになった。


そして、定期会議後に京都の街を散策し、立ち寄ったのがこの涼風館だった。


ちなみに、アダムはフランスのリヨンにあるインターポール本部においても、トップオブトップの格闘家で、組織内のトーナメントでも優勝経験があった。

遠く離れた東方の島国の地方ローカルイベントに出場するには、あまりにチート級の挑戦者だったのだ。


そんな彼を相手にするリング上のプロレスラーは、人気選手『若狭の隼』こと田井中(たいなか)であった。彼もまたがっしりとした体躯を持ち、力強いファイトスタイルで知られている。


両者が対陣する画角は本物のプロレスさながらの状況だった。体格では挑戦者であるアダムの方がややリードするくらいだった。この時点で田井中はアダムのことを只者ではないと察していた。

対峙してみて、オーラというか威圧感が素人のそれではない。


ゴングが鳴ると同時に田井中は俊敏な動きで距離を詰める。スピードを生かした連続攻撃でアダムを翻弄しようとするが、アダムは冷静且つ鋭い目で田井中の動きを見極め、一切の無駄な動きを見せない。


田井中の飛び膝蹴りが襲いかかる瞬間、アダムは瞬時に身をかわし、彼の背後に回り込んだ。その後、柔道の足技で田井中を投げ飛ばし、一瞬で流れを掌握する。


立ち上がろうとする田井中の動きを封じるため、素早いタックルで組み付いた後、柔道の寝技に持ち込む。田井中は必死に抵抗しようとしたが、アダムの圧倒的なテクニックと力に抗えず、リング中央で締め技に捕まってしまう。


会場が固唾を飲む中、田井中は必死にロープエスケープを狙うが、アダムの技は隙を与えない。肩が着くように押さえ込まれたまま、ついにスリーカウントが告げられ、試合終了のゴングが鳴り響いた。


勝利を収めたアダムは、汗一つかかない様子でリング中央に立ち、静かに観客席に一礼する。その姿に、観客からは驚きと惜しみない拍手が送られた。田井中もアダムの強さを称え、リング上で握手を交わした。


「信じられません!!勝者ーーーーッッ!!アダム・ストーンさん!!」

(素人ではないけど)素人の外国人男性がTMAプロレスの有力選手を圧倒して破ってしまうジャイアントキリングっぷりに、会場は大盛り上がりとなった。


「この後、PM5:00から後半の部がこの場所で開催されます!スペシャルゲストをお呼びしたスペシャルマッチです!!ぜひお越しください!!」

そんな大盛況のままイベントの前半は幕を閉じた。


対戦が終わり、ステージ横の控え室用のテントに戻ってきたアダムを呼び止める男がいた。

「エクセレント!凄かったです!」

少し胡散臭さの残るイケおじ…だったが、アダムは笑顔で会釈する。


「私は今日のイベントの主催者、TMAプロレス総合プロデューサーの鷹羽と申します。」

黒のスーツにヘビ柄のネクタイが目に止まる…そんな鷹羽がアダムを引き止めていた。

「アダム・ストーンさん・・・本日、この後予定はございますか?」

「いやっ、特にはありません。少し散歩して滞在先のホテルに帰るだけです。」

「そうですか!!おいっ、田井中と山辺を呼んでこい!!」

程なくして、二人のTMAプロレス所属のレスラー達がやってきた。


「先ほどはどうも・・・完敗です!!」

「いえいえ、こちらこそありがとうございました。」


「田井中!!・・・こちらのアダムさん・・・俺らの団体連中と比べてどうだ!?」

「えっ、どう・・・って・・・??」

「単純な実力だよ!!どうだ!?」

「・・・おそらく・・・いやっ、間違いなく・・・うちらの所属選手よりも全然強いっスね!!」

「だろ!?どう見ても明らかだよな!?山辺・・・お前もそう思うか・・・?」

「はい!まだ全然余裕があるように感じました。」

「そうか・・・この山辺はレスラーでもあり、分析官でもあるんですよ!・・・アダム・ストーンさん・・・単刀直入に言いますが・・・もう一試合戦ってもらえませんか?」


「えっ!!??」「マジですか!?」

鷹羽の言葉に驚いたのは、田井中と山辺だった。そんな彼らを差し置いて、鷹羽はアダムと交渉を続ける。


「この後、5:00からイベントの後半が開催されます。そこではスペシャルゲストとのマッチが開催されますが、TMAからはこの山辺が出るつもりだったんですが・・・こいつ足を痛めててねぇ・・・また完治してないんだろ?」

「はい・・・正直、状態は良くないですね・・・。」

「まあ、代わりの人間を出せばいいんですけどね・・・さっきの田井中との対戦を見てビビっときたんですよ!!アダムさん・・・あなたに戦ってもらえたら・・・もしかした・・・今日のイベントはもっと盛り上がるはずです!!」

「どういうことでしょうか?」

「SNSで有名なリリーというレスラーを知ってますか?」

そう言いながら、鷹羽は自分のスマホでリリーの動画を見せながら、アダムに説明する。


「彼女が、この後のスペシャルゲストで来ます!彼女の対戦相手をアダムさん・・・あなたにお願いしたいんです!」

「えっ!?そんなこと・・・可能なんですか?」

「はい、向こうには山辺の怪我の状態が悪いから、急な対戦相手の交代もありうる旨は予め伝えていて了解ももらっています。・・・ですから、アダムさんが了承してもらえればあなたがこちらの代表となって対戦してもらいたいのです!!」


涼風館にふらっと立ち寄っただけなのに、とてつもない事態となるアダム……彼は断るのは当然かと思われたが、対戦相手の『リリー』に大いに興味を持っていた。インターポールの同僚からも話を聞いたことがあったのだ。


SNSを中心としたストリーミング上のレスラー…多くの男性達が彼女に挑むが返り討ちに合う…流れてくる映像からは『手加減』や『八百長』など微塵にも感じることはできない事実が映されている…そのあまりに圧倒的な強さから暗殺業界の人間ではないかとインターポール内からもマークされかかっているという話だ。


そんな彼女と対戦できる機会がまさか思わぬところからやってくるとは!?


アダムは首を縦に振るしかなかった。単純な好奇心と格闘技経験者としてのプライドが彼をそうさせた。


「ありがとうございます!!アダムさん・・・あなた・・・公務員と言ってましたが・・・本当は・・・?」

「ええっと・・・シークレットでお願いします。」

「わかりました!それが条件でオファーを受けてくれるということですね!」

「はい!」

こうしてアダムはストリーミング上のレスラー『リリー』との対戦が実現するのだった。


「鷹羽さん・・・本当にいいんですか!?」

田井中や山辺は動揺していたが、TMAプロレス総合プロデューサーでもある鷹羽は勝負師の顔をしていた。

「ああ、もちろんだ!TMAにとっては宣伝にならないかもしれない・・・が、あのリリーがだよ・・・あの無敗の彼女が、もしも・・・負けるとなったら・・・とんでもないことにならないか?・・・長年見てきたけど・・・その業界を震わせるようなチャンスがやってきたんじゃないかって思ってるんだよ・・・俺は!!」

そう言いながら、彼は興奮していた。出来ればTMAプロレスの中からそういう人材を出したい所だが、現段階では叶わないことも認めた上で、アダムの協力に賭けることにしたのだ。



ここは涼風館7階…屋上庭園「風見の丘」…



京都市内の景色を一望できる開放的な屋上庭園で、季節ごとの花が咲き、訪れる人々にリラックスした時間を提供する美しい景色が楽しめるスポットだった。

PM5:00から後半の部が開催されるが、それまでに時間が空いていたこともあり、アダムは景色を楽しむため屋上庭園にきていた。


(そういえば・・・今日は『比叡山』に行くって言ってたなぁ・・・)

アダムの他の家族達は今どのあたりにいるのか知りたくなり、きょろきょろと見回したが、比叡山がどのあたりにあるのか全く見当がつかない。


「あの〜少しいいですか?比叡山の場所を教えてもらえませんか?」

アダムは屋上庭園にいた一人の女性に声をかける。


「えっ!?・・・あっ・・・はい!!」

キャリーバックや鞄など持たず、手ぶらのままふわふわと景色を眺めている大きなパーカーを着た女の子がいたので、アダムは彼女が地元の子ではないかと考え場所を尋ねたのだ。


(・・・地元の子じゃないんだけどね・・・まあ・・・知ってる範囲で答えてみるか〜!)

彼女は急な質問にも笑顔でこたえる。


「比叡山はあちらですね・・・!あのちょっととんがってる山です!

手前には鴨川が流れていて・・・あの辺りが出町柳駅です!

京阪電車の終点でもあり、叡山電鉄への乗り換えができるため、比叡山や貴船方面への観光にも便利な拠点駅です!

・・・そこから南方向へ進めると三条駅や祇園四条駅があります!祇園の花街や八坂神社へのアクセスが便利なエリアで、京都の中心街の河原町エリアと接しているため、いつも多くの人で賑わっていますよ!

そこからさらに南へ向かうと伏見稲荷・・・あの鳥居で有名な伏見稲荷大社の最寄駅です。元日前後は人でごった返します!さらに南へ向かうと宇治川が見えてきます。鴨川と宇治川に挟まれたあの辺りが宇治線の乗り換え駅の中書島駅です!

そして、宇治川に沿って進んでいくと淀駅です!近くの大きな建物は京都競馬場になります!そこからいくと手前に岩清水八幡宮があり、宇治川、木津川、桂川が合流し、淀川となって・・・」


「・・・お、お嬢さんは京阪電車の回し者ですか?」

「いいえ、違います!」


・・・等とやり取りしながら、アダムはイベントの時間まで景色観光を楽しんだ。




そして、いよいよイベント後半・・・

『スペシャルゲスト&スペシャルマッチ』の時間がやってくる。


イベント30分前に、本日のスペシャルゲストが話題のレスラーリリーである事がSNSでリークされたらしく、涼風館は見物客で溢れかえっていた。

ここまで情報が漏れなかったことは上出来であり、もっと早く情報流出していたらこの涼風館はパンクすることになっただろう。


「やって参りました〜〜〜!!!後半の部!!スペシャルマッチです!!・・・みなさん・・・ソワソワしてますね!?もうご存知かもしれませんが、早速スペシャルゲストに登場してもらいましょう!!どうぞ〜〜〜!!!!」


観客の歓声が爆発し、スモークマシンが白い霧を吹き上げる中、華やかなBGMが鳴り響く。その瞬間、会場後方に設置された特設ゲートがゆっくりと開き、リリーが姿を現した。


彼女はトレードマークの鮮やかな衣装を身にまとい、眩しいスポットライトを浴びながらステージに向かって歩く。アクロバティックでセクシーなデザインのコスチュームは、彼女の引き締まった体を美しく強調している。


リリーは一歩一歩ゆっくりと観客に視線を送りながら進む。

その表情は自信と余裕に満ちているが、時折見せるウィンクや軽い手振りが彼女の信条である『強く可愛く』を強調させていた。


ステージ中央に到達すると、彼女は軽やかにジャンプしてポーズを決めた。

アクロバティックな宙返りからのスムーズな着地……観客からは大きな拍手と歓声が巻き起こり、彼女のカリスマ性がその場を一瞬で支配してしまった。


「楽しむ準備はできていますか!?・・・今からライブ配信を開始しますので、離れて見づらいという方は、そちらから見てくださいね!!」

彼女の言葉で、リリーチャンネルライブ配信がスタートし、現在の熱狂を伝え、本日の主催であるTMAプロレスの紹介などオープンニングを終えた。


ここで本日の対戦者であるアダムの登場である。

「今日は、この日の為に新たな刺客をご用意しました!我々TMA所属の選手・・・ではないのですが・・・正真正銘、ガチの強者です!!本気で勝ちにきました!!」

TMAプロレス総合プロデューサーの鷹羽が経緯を説明し、いよいよ登場となった。


この瞬間は、全世界でライブ配信されており、遠く離れたフランス・リヨン……インターポール本社のアダムの同僚の一人の彼も、出社し、少し落ち着いてから、コーヒーを入れ、椅子に腰掛けながらリリーチャンネルのライブ配信を楽しんでいた。


「今日はここ京都市にきています!」と聞いた彼は(・・・そういえば、あいつも休暇で日本の京都に行くって言ってたな〜。何してんだろう・・・?)と思いなら画面を見ていた。


「それでは、本日の挑戦者・・・アダム・ストーンさんです!!」

スモークマシンが焚かれ、白の道着(&黒帯)に身を包んだアダムが登場する。


・・・ブゥゥーーーーーーーーーーーーーッッッッッッッッッッッ!!!!・・・

インターポール本部の同僚の彼は思わず、コーヒーを吹き出してしまった。


その後のインターポール本部内の動揺と混乱は容易に想像できるだろう。

しかし、彼らがいかに騒いだところで、遠く離れた日本に届くまでには大きなタイムラグがあり、アダムにはその動揺も届かなかった。



そして、いよいよリリーとアダムのスペシャルマッチが始まる。



リングの中央で向かい合うリリーとアダム。

リリーは軽やかなステップで観客を煽りながら、笑顔を浮かべて手を差し出す。

「Welcome to Japan! Have fun in Kyoto!(ようこそ日本へ!京都を楽しんでね!)」

彼女の言葉に、アダムは驚いた。なぜ自分が観光目的でここに来ていることを知っているのか・・・?と考えたが、スタッフから事前にプロフィールを教えられたのだろうと思い直し、「Thanks, you too.(ありがとう、君もね。)」とにこやかに応えた。

しかし、実際にリリーはアダムのことを詳しく教えられていなかったが、先ほど会って京都のことを尋ねられていたことは・・・アダムは知る由もなかった。



観客の期待が高まる中、ゴングが鳴り響き、試合がスタートした。



開始早々、挨拶代わりにとアダムは豪快な回し蹴りを繰り出した。「おおっ!!」と周りから大きな歓声が上がる。しかし、その一撃はリリーに軽やかにかわされ、空を切る。しかし、彼の表情に焦りはない。むしろ、静かに微笑みさえ浮かべていた。


(―この蹴りは当てるためのものじゃない。)


彼の狙いは明確だった。この一撃に込めたのは、『今日のこの試合は、これくらいの強度が当たり前だ』という無言の宣言。ここから先、容赦はしない……そう、相手のリリーに、そして観客に知らしめるための狼煙だった。


彼の意図に気づいたのか、リリーの表情もぱっと明るくなる。

「面白くなりそうね!」

怯むことは一切なく、むしろ楽しんでいるような素振りを見せながら、彼女は地を蹴り、激しい攻撃へと踏み込んだ。試合は、今まさに本当の幕を開けたのだ。



それからは打撃戦の応酬だった。リリーは華麗なアクロバティックな動きで距離を詰め、アダムは鋭いテコンドーの蹴りで迎え撃つ。まるでアクション映画のワンシーンのように、両者の攻防は目にも止まらぬ速さで撃ち合う。

リリーはコーナーポストを利用して宙を舞い、アダムに向かって回転キックを放つ。しかし、アダムは冷静にステップバックしてその攻撃をかわし、間髪入れずに反撃の上段蹴りを繰り出す。リリーはギリギリのタイミングで脚を振り上げ膝部分を使って防御するが、その衝撃でリングの隅まで弾き飛ばされた。


しかし、リリーの表情には焦りはない。すぐさま立ち上がると、アダムの懐に素早く飛び込み、柔道技を警戒する彼の隙を突いて低空ドロップキックを放つ。アダムはバランスを崩し、リリーはその隙にロープを使ってムーンサルトプレスを狙う。しかし、アダムも負けじと素早く転がって回避し、立ち上がりざまにリリーの足を掴み関節技を狙おうとする。


まさに力と技、スピードと戦略が激しくぶつかり合う壮絶な試合だった。どちらが優位に立つか分からない、そんな緊張感が会場全体を包んでいた。


「・・・すごいな。」

二人の攻防に、主催者TMAプロレス総合プロデューサーの鷹羽は思わず呟いた。

「彼・・・相当やりますね!」

そう隣のスタッフが相槌を打つようにこたえると

「違う・・・すごいのはリリー・・・彼女の方だよ!アダムは、教えてくれなかったけど、彼は格闘技を生業とするどこかのプロだと推測できる。・・・そんなプロ相手にあんな華奢な女の子が互角以上に張り合えるのは・・・ちょっと異常だ。」

確かにリリーはこれまで負けなしではあるものの、それはエンタメ性も踏まえてのことだと思っていた鷹羽だったが、彼女の戦いを直に見ると、その考えも変わっていた。


鷹羽と同様に、遠く離れたフランスのインターポール本社でも、アダムの行動はとりあえず棚にあげるとして、あの組織きっての凄腕格闘術を持つ彼と、全く互角に張り合う少女がいると、混乱とざわつきが巻き起こっている。


リリーは低い体勢から、足払いの蹴りを放つ。倒されたかに見えたアダムは、柔道の技術を活かし、彼女の手を捉えて腕をひねり返す。

そして、一瞬で立ち上がると、テコンドーの鋭い回し蹴りでリリーを牽制。

彼女はその蹴りを紙一重で避けたが、バランスを崩し、アダムはようやくリリーの体を捉えると力強い投げ技でそのままマットに叩きつけた。


・・・ダァァァァァァァァーーーーンッッッ!!!・・・


マットに倒れたリリーだったが、すぐにムクッと起き上がり、ファイティングポーズをとる。


「・・・お見事ね!あなたのような強者の格闘術をこんな近くで見れて、しかも体験できるなんて・・・私は 幸 せ 者 ♡ 」

そう言いながら、ニヤリと微笑むリリーにアダムは一瞬、動揺してしまう。


(彼女は何を狙っている?・・・戦いの中に何を学ぼうとしているのか?)


これまで多くの戦いに身を置いてきたアダムだったが、彼女のような相手と向き合うのは初めてだった。恐怖心を全く感じていない異常者を相手したこともあるが、彼女はそういう感じではない。

その小さな体の中で、何が彼女を突き動かしているのは想像もつかない。

しかし、これまでに出会ったことのない未知の強敵を相手に自身も何かを見つけることが出来るかもしれない。彼は思い直し、再び臨戦態勢に入った。


(・・・来るか!?)


警戒するアダムにリリーが仕掛けてきたのは、豪快な回し蹴りだった。


自分が得意とする……まさに先ほど彼女に放った攻撃と同じようなことを今度は彼女がしてきたのだ。

大振りなリリーの回し蹴りをアダムがきっちりガードしたが、その威力は相当なものだった。


「・・・いい感じね!」


ガードされたが、繰り出した技の感触を確かめて、納得するような表情を見せるリリー。彼女の表情に、アダムは少し集中力を阻害されるような感情だった。


今まで、練習と実戦の中で培ってきた得意の回し蹴りが、ものの数分でコピーされたような感覚……これは相手の精神を揺さぶってくるリリーの常套手段でもある。

こちらの攻撃手札を手札を見せ過ぎた為に、それをコピーされ、こちらが動揺しているうちに彼女の手に堕ちていった対戦相手がこれまで山ほどいた。


そういった、ほんのわずかな隙を突いてくるのもリリーは得意であり、今度はアダムの背後に回り込んでスリーパーホールドを狙ってきた。

アダムはこれを振りほどこうとしたが、リリーのしなやかな技術と力強いグリップに苦戦してしまう。しかし、どちらが有利とも言えない一進一退の攻防を続けていた。


・・・リング上は熱気と歓声に包まれる・・・


今日の試合、挑戦者として飛び入り参加したアダムだったが、その鍛え抜かれたテコンドーの蹴り技と柔道の投げ技を駆使し、周りから見ても明らかに強者であることは間違いないパフォーマンスだったが、そんな彼を相手にしても、全く引けを取らないリリーも、狂気じみた強さが伝わっている。


それからは、リリーの持ち味であるアクロバティックな技が光る展開となった。

トップロープから華麗に宙を舞い、フライングボディアタックがアダムを襲う。

彼女のスピードと柔軟性に対応しきれない……と思われたが、ここで彼は狙っていた動きを実行する。


次の空中技を繰り出すために、ロープに移行しよう体勢を変えようとする瞬間、アダムはリリーの動きを捉え、巧みな足払いでバランスを崩させると、リリーを背負い投げで叩きつけた。


・・・ダァァァァァァァァーーーーーーーーーーーーーーンッッッ!!!・・・


手応え充分……これまでインターポール捜査官として対峙した相手を幾度となく沈めてきた強烈な背負い投げがクリティカルヒットしたのだ。


「おぉあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーッッッ!!!」

容赦のない重い衝撃音が響き渡り、観客席からはどよめきが起こった。


アダムはすかさず、倒れ込んでいるリリーに覆いかぶさり、フォールを狙う。

レフェリーがすぐにカウントを始めた。


「ワンッ!」「ツーッ!」


――しかし、その瞬間!


リリーの全身が一気に弾けるように動いた。強靭な腹筋としなやかな足のバネを使い、アダムの体を押し返すようにして跳ね返した。


「ツーッ!」で止まったカウントと同時に、リリーが大きく息を吐きながら起き上がる。観客席は爆発したかのように歓声が沸き起こった。


「おおおおおっ!!」


アダムは驚きと焦りの表情を浮かべ、一瞬後退する。


その隙にリリーは膝をつきながらも、闘志がさらに燃え上がるかのように妖艶な笑みを浮かべている。


彼女がフォールされるのは、いつぶりだろう・・・?という驚きとともに、そんな状況にあっても笑っていられる彼女の精神力に、周りの観客やこの試合の視聴者は大きく感情が引き込まれてしまう。


脳汁がドバドバと出てしまうような展開……両者ともに息が上がり、勝負の行方は予測不能……観客の声援が一層大きくなる……。


リングの熱気が最高潮に達する中、リリーの華麗なアクロバット技に対して、アダムの正確な蹴り技と確実な掴み技が激しい攻防を繰り広げていたが、彼の長いリーチを活かした足技が何度もリリーを捉えそうになり、彼女はそのたびに驚異的な柔軟性と素早い回避動作でかわしていた。


そして、反撃とばかりに、リリーはリングのコーナーポストに登り、アクロバティックなムーンサルトアタックを狙う。しかし、アダムはその動きを察知し、とっさに身を翻して回避する。


彼女は体勢を崩しながらも巧みに着地するが、その隙を彼が見逃すはずもなく、一気に間合いを詰めた。


リングの中央、観客の熱気が渦巻く中、アダムは勝利への最後の一手として柔道の大外刈りを仕掛けた。鋭く踏み込み、リリーの足を豪快に刈り取ろうとする。しかし、リリーはバランスを崩されながらも、鍛え抜かれた体幹と驚異的な脚力で必死に踏みとどまる。アダムの力強い引き込みにも関わらず、彼女は倒れない。


リング中央でがっぷり四つに組み合う二人……観客も息を呑んでその緊張感に引き込まれていた。


アダムは冷静に次の技を狙い、リリーも隙を逃さず反撃の機会をうかがっていた。数秒の膠着の後……アダムが再び動く……腕を取り、関節技への流れを作ろうとした瞬間――。


「今!!」


リリーは一瞬の隙を突いて、勢いよくジャンプするようにアダムの首に脚を巻きつけ、勢いよく後方へと反転する。


「これは・・・ウラカン・ラナだぁぁーーーーー!!!」

実況の大きな叫びとともに、アダムの巨体が宙を舞い、背中からマットに叩きつけられる。

・・・ダァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーンンッ!!・・・


リング全体が揺れるような衝撃音が響く。リリーはそのままアダムの両脚をしっかりと押さえ込み、レフェリーが滑り込む。


「ワン!」


会場が一気に盛り上がる。


「ツー!!」


アダムは必死にもがくが、リリーの押さえ込みは完璧だった。

お互い多くの攻撃を繰り出し、体力もかなり消耗していた状態と相成って最後の馬鹿力が出なかった。


「スリー!!!」




カンカンカンカンカンカンーーーーーーーーーーーーーーッ!!




試合終了のゴングと共に、観客席から大歓声が沸き起こる。




リリーは息を切らしながらも、リングの上で腕を高く突き上げた。



「 ・ ・ ・ っ 最 高 ♡ 」



とてつもないベストバウトに、観客や視聴者だけでなく、主催者であるTMAプロレスの関係者も皆、大きな声を上げずにはいられなかった。



傷だらけになって、なおもリングの上で輝き続ける彼女に魅了されるとともに、リリーチャンネルでは、近年稀に見る”ガチ試合”の名勝負として語り継がれることになるのは明らかだった。



普通に観光で日本にやってきただけなのに……飛び入りで参加したイベントから、まさかのリリーとの対戦……まさかの名勝負を演じてしまうインターポール捜査官『アダム・ストーン』……今日の試合では敗者となったが、彼の顔にはどこか晴れやかな表情が浮かんでいた。




・・・後日・・・




「リリーチャンネル」のライブ配信で行われた試合――女子プロレスラー・リリーと、謎の外国人男性アダム・ストーンの激闘は、瞬く間に世界中で話題となった。


この日も、リリーチャンネルのオフィスは平穏そのものだった。


編集スタッフが新しい試合映像の編集に追われ、マネージャーは次のイベントの企画に頭を悩ませていた。


そこへ、スーツ姿の二人の訪問者が現れる。


「突然の訪問、失礼します。警視庁組織犯罪対策部の佐々木です。そしてこちらは――」


隣の男が名刺を差し出した。

「インターポールのジョナサン・クレイグです。少々、お時間をいただけますか?」


スタッフ達は何事かと顔を見合わせる。


佐々木が静かに口を開く。

「この前の試合のことで、お詫びを申し上げます。当方の捜査官がプライベートとはいえ、勝手な行動をしてしまい――」


「は?捜査官?」

スタッフの一人が戸惑いの声を上げた。


マネージャーが恐る恐る聞き返す。

「えっと…もしかして、アダムさんのことですか・・・?」


ジョナサンが重々しく頷いた。

「はい、そうです。彼はインターポールの捜査官で、今回の来日は、完全なプライベートでしたが、君たちのリングに上がったのは少々問題だった。勝手に行動した彼に責任があり、今は彼も反省しています……」


オフィスに静寂が走る。

さらに、ジョナサンは重たい口調で続けた。


「だが、問題はそれだけではない。元々彼はインターポール内でも指折りの実力者だったこともあり・・・そんな彼を倒したリリーさんの実力が、ある組織の目に留まってしまった噂があるのです。」


「組織・・・?」


「国際マフィアです。」


佐々木が補足する。

「一部の海外捜査機関では、リリーさんが裏社会の用心棒ではないかと疑っているそうで、もちろん、証拠もなく事実無根であることは間違いないでしょう。・・・しかし、あなた方の影響力は思った以上に大きく、マフィアも、その力に興味を示している可能性がある・・・ということです。」


ジョナサンは名刺を机に置いた。

「何か不審なことがあれば、すぐに警視庁かインターポールに連絡してください。」

そう言い残し、二人の捜査官はオフィスを後にした。



・・・静まり返るオフィス・・・


「おいっ!今すぐ引っ越しだ!!拠点移動だーーーーッッ!!」

団混乱に陥るリリーチャンネルオフィスだった。




・・・一方・・・



「はい、これお土産の八つ橋!」

「えっ?理科、京都に行ってきたんだ〜!!ありがとね〜!!」

お土産を嬉しそうに頬張る彼女。

「京都・・・どうだった?・・・楽しかった?」



「うん!!楽しかった〜!!」

もちろん!というような笑顔で彼女が答える。



・・・この後、事実を知って地獄に突き落とされるとは、思いもよらぬ彼女だった。







おまけ

今回のエピソードの舞台は京都市でしたが、『涼風館』の元ネタ・・・わかる人はわかるかと思いますが、京都市中京区の新風館 ShinPuhKanがモデルとなっています。

ストリートイベントがよく開催されてたよな〜と自分の中でイメージするものがそれでしたので、久しぶりに現地調査行ってくるか〜と行きました・・・が、


あれっ?イメージしてたものと違う・・・昔、何回か来たことあったけど、あの時のイメージと噛み合わないんだけど・・・と調べたところ


旧新風館は2016年に一時閉館し、再開発の後新たに再オープンしたということでした。


そんなことになってるとは全く以って知りませんでした。


巨大な吹き抜け空間があり、ステージがあってイベントしてるというあの時のイメージがどこにもありませんでした。

時代の変化についていけてない感のある私ですが、今回のエピソードの舞台は『旧新風館』をモデルにしています。こんな感じでした↓

(参照元:https://forum.10plus1.jp/renovation/archives/039shinhu/039-summary.html)

今の新風館は京都地下鉄の烏丸御池駅出口脇から直接地下通路で繋がっていますので、京都にお越しの際は、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。



そして、リリーの中の人…月島理科が京都を案内した台詞ですが、彼女は知識が尖っているということで、京都のことはあまりよく知らないが、京阪沿線の知識だけは特化して持っているという彼女のポンコツぶりです。

基本的に地域のことはあまり描写しない主義の私ですが、入れるからには一度実際に現地取材に行ってみるか〜ということで行ってきました。

関西住みなので、京都へはフッ軽でいけます。

はい。出町柳駅・・・京阪線の京都側の始発駅です。

改札出てすぐ隣に行くと

叡山電車の始発駅があります。川のせせらぎが何か良さげな感じがして、涼京都のいかにもっていうイメージの貴船神社へはここから行けますね。

鴨川の風景・・・川沿いが遊歩道になっていて、ちょっとした公園がずっと続いている感覚です。

下鴨神社に行って、今年のお守りを買ってきました。

有頂天家族』というアニメが好きで、当時は毎年、新年の参拝はここって決めて通ってましたね〜

1月3日のバリバリの三が日だったので、人は多かったです。シーズン以外は静かでいいところです。

次は祇園四条駅です。

ここは京都の中心繁華街「河原町」が川を渡ったすぐ隣にある位置関係なので、中心街に行く人の流れが多いところでした。

このあたりの鴨川沿いは『これぞ京都』という風景・・・川沿いのテラス的空間(鴨川納涼床)が有名ですね。

祇園四条駅から南に行くと、清水五条駅があります。

あの有名な『清水寺』の最寄駅ですね。(とは言っても結構離れてて、歩く必要があります。)

清水寺もそうですが、近くに平家ゆかりの地でもある『六波羅蜜寺』があります。確か三が日には「大福茶」という縁起のいいお茶が振舞ってもらえるお祭りをしていたような気がします。

駅を出てすぐの交差点が国道1号線ですので、ここは東からの玄関口的な場所となっています。

五条大橋・・・『ここで弁慶と牛若丸が出会ったのか〜』と思ってましたが、五条大橋から一つ上流で鴨川に架かる松原橋が、平安時代の当時は五条の橋だったらしく、牛若丸(源義経)と弁慶が戦ったとされる五条の橋は、松原橋だったらしいです。

伏見稲荷駅・・・国内外で有名な伏見稲荷神社の最寄駅となりますが、行ったのが1月3日ということで、もう人が多すぎでした。道が狭いから余計人が多く感じます・・・ということで、参拝はせず、伏見稲荷神社にはまた別の機会に訪問しようということにしました。

まあ、でも伏見稲荷に来たので、せめて何か買って帰ろうということで

『まるもち家』でまるもちを購入。3つの味が楽しめるまるもちにハズレなし!

次に中書島駅までやって来ました。

駅前の風景・・・もう中書島駅といえば、これで全て言い表せます。

『幕末の志士、坂本龍馬最後の地』と『酒造』

幕末の英雄・坂本龍馬が襲撃された場であり、悲劇の事件として名高い「寺田屋騒動」の舞台となった『寺田屋』の最寄駅になります。

ずっと前に寺田屋に行って来た時に撮った写真です。昔、歴史の興味は戦国時代ばかりで幕末のことはあまり知らない私でしたが、高知の坂本龍馬記念館で『お〜い!龍馬』という漫画を読んでから、大きく考えを改めました。食わず嫌いはダメですね。

幕末に興味を持ったら、京都をもっと楽しめるかと思います。

そして、淀駅までやって来ました。駅前は広いです。

駅の目の前に『京都競馬場』があります。

ここで春の天皇賞などG1からG3まで様々なレースが開催されます。

参照元:https://www.jra.go.jp/

京都競馬場の“名物”と言えば、3コーナーの坂(※上の立体図の右上の方)

コースの高低差は4.3メートル(内回りコースは3.1メートル)

私、昔は陸上部だったので、全力疾走しながら、4メートルの高低差とか・・・狂気の沙汰です。そんな競馬場で様々なドラマが繰り広げられてきたのですね〜



こんな感じで京阪沿線をぐるりと回ってきましたが、結構楽しめました。

参照元:https://www.keihan.co.jp/traffic/station/

(上の図、京都の中心は河原町周辺だけや!とか平安神宮周りだけや!など怒られそう・・・ですが、私も京都駅は京都の中心じゃねぇ派です。※その昔、蒸気機関車の火の粉が飛び火する可能性を考慮して、木造建築の多い京都では街中は走らせるかよ!郊外に設置だ!という風潮があったとかなかっとか・・・

でも、上の図を見ると、京都の中心地に一発でいける阪急線って・・・神(JRだと京都駅に行くから、若干中心から外れるし、歩かなあかんやんみたいなイメージです)阪急やっぱ便利やわ〜そっち使いそう・・・。いやいや、嵐山方面へ行くなら阪急線とか、目的によって使い分けることが肝要ですね!)


まだ『東福寺』とか『丹波橋』とか見所のある駅もたくさんあります!

京阪線は京都の中心街の外側を回ってるイメージでしたが、魅力的な観光スポットが多く楽しめる沿線の旅でした。


物語の文中に入れるからには・・・・現地取材も怠ってないところを見せられた・・・いやっ、ただの自己満足の旅日記でした。




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