SamSuka
8mg(ハチミリグラム)
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制服パンチの逆襲

最初の頃はボクシングに情熱を燃やし、プロとしての道を志した24歳の女性

――石巻由梨(いしまきゆり)


しかし、現実は甘くなかった。デビューからの戦績は1勝8敗。

パンチ力があるわけでもなく、防御が得意なわけでもない。

試合のたびに「また負けたか」とつぶやかれるようになり、名前が話題になることもなかった。


それでも、彼女は諦めていなかった。


ある日、インディーズ格闘技団体が主催する

『ミックスボクシングトーナメント』に出場する機会が舞い込む。

男女混合、真剣勝負、しかしコスプレOKというちょっと変わった大会。

巷では少しずつ注目を集めつつある大会だ。


「普通にやっても埋もれるだけなら、いっそやってみようかな…」


由梨は決意した。選んだ衣装は、女子高生の制服コスチュームだった。

白のブラウスにラフなネクタイ、膝上スカート。

「まだ高校生で通用するかなぁ・・・?本気でやるのに、ふざけて見えるくらいがちょうどいいかも!」

そうして、彼女は試合に臨んだ。

スカートの裏地が足に擦れる感触・・・

緊張しつつ、普段とは違った感覚で入場を控えていた。


1回戦の相手は、30歳の大柄なファイター・奥村(おくむら)

ボクシング歴は長く、男性の中では中堅どころと言われていた。

試合当日。由梨がリングに登場すると、観客席がざわついた。


「なんだこいつ、コスプレか?」

「遊びじゃねえぞ」と野次が飛ぶ。


対戦相手の奥村も苦笑しつつ、余裕の構えを取る。

しかし、ゴングが鳴り試合が始まると――――状況は一変した。


開始から数十秒…両者は互いを伺うようにパンチを打ち合っていたが

由梨はいつもの消極的なプレイスタイルとは真逆の動きを見せ、その拳は的確に奥村の顔面を捉えていた。


・・・スパンッ!パンパンッ!!スパパァーンッ!・・・


これには、流石に奥村の表情にも焦りの色が見られ、彼は力任せに強烈なフックで反撃を試みる。


・・・ブゥンッ!!ブゥンッ!!・・・


しかし、絶対的なパワーを誇る奥村のパンチは、由梨の軽快な動きの前に虚しく空を切った。


「バカな!?クソッ、こんなことなら、ちゃんと・・・」

奥村は後悔していた。試合前、今日の対戦相手が格下の女ということもあって、ウォーミングアップも形だけのもので済ませていた。

それは今日だけに限らず、トレーニングメニューも一週間前からペースを落としており、あくまでトーナメントを勝ち上がり、3回戦目に対戦するであろう、昨年度チャンピョンの甲田(こうだ)戦に向けてピークを合わせようという狙いがあったからだ。


・・・スパパァーーーーンッ!・・・


由梨の右ストレートがクリーンヒットし、奥村は思わずよろけて後退する。

彼の頰は少し赤く腫れていた。


「なめんな!このクソ女がぁーーーーーーッッ!!」

激昂した奥村は、渾身の力で反撃するが、どれも決定打にはならない。


女子高生と遜色ない見た目をしている由梨の激しい動きは、リング上でもかなり異彩を放っていた。


これまで話題にもならなかった彼女が、この試合では見違えたように輝いている。

観客の誰もが彼女の姿に注目し、対戦相手の奧村でさえも、激昂しながら、心のどこかでは彼女に見惚れていた。


「こ、この女!!この女如きがぁ!!!」

より一層、冷静さを欠く状態になる奧村に対して、由梨は一気に動く。


体を沈め、低弾道から奥村のボディへ 強烈な一撃を打ち込んだ。

・・・ドゴォォォーーーーーーーーーーーッッッッ!!!・・・


・・・一瞬の静寂・・・観客は静まり返っていた・・・


由梨の放ったボディブローが奥村の鳩尾を完全に捉えていた。


まるで彼女の拳が奥村の体にめり込んでいるかのようだった。


「制服の子、強ぇ…!」

「マジかよ、今のパンチ…!」

観客は呆然としたままで、ボソッと呟くしかなかった。



「ぉ・・・ぉぉぉぉ・・・・・ぉぉ・・・ぉぉぉ・・・」

一方、奥村はその場に立ち尽くし、痙攣するように震えていた。


息ができず、お腹を抱えて倒れ込みそうになるところを、彼はプライドだけでそれを耐えていたが、胃液が逆流してくるのを抑えるしかなかった。


「こ・・・こ、こんな・・・女子高生のコスプレした女・・・なんかに・・・負けるわけ・・・ない・・・一回戦で・・・は、敗退・・・なんて・・・」

絶体絶命の状態にも関わらず、奥村の下半身は何故か大きく膨らんでいる。


!!!!!?????


その時、奥村は由梨と目が合った。

彼女はギュッと拳を握り締めて、最期の一撃に備えていたのだ。


「い、いや・・・よせ・・・たの・・・ぅ・・・ゆ、ゆる・・・ぅ・・・」

奥村は声を出したくても、胃液をぶち撒けてしまうため、口を開くことができなかった。そして、だらんと腕も下がったままの彼の顔面に向けて、由梨はトドメの一撃を繰り出す。


・・・スパパァァァァーーーーーーーンッッッッッ!!!!・・・


右ストレート一閃・・・奥村の身体が大きくのけぞりながら吹き飛ぶ。

そして、彼はそのままマットに崩れ落ちた。

胃液や鼻血を吹き出しながらヒクヒクと失神した状態の奥村。

吹き飛ばされる瞬間、彼は思わず絶頂に達し、射精までしてしまい、トランクスを湿らせていた。


・・・カンカンカンカンカンカンカンカン!!!!・・・


1ラウンド、KO勝利。


「うぉぉぉぉーーーーーー!!!!!」

観客席からは、驚きのどよめきと溢れんばかりの歓声が巻き起こる。


「か、勝った!?」

由梨はリングに横たわる奥村の姿を確認してから、勝利を実感すると、満面の笑みで歓声にこたえた。


「・・・はぁ・・・はぁ・・・すごい♡」

自分よりひと回り大きな男性と殴り合い、結果彼をリングに沈めてしまった。

由梨は胸の奥から込み上げてくる感情を抑えるのに必死だった。

リングの上に立ち尽くす自分と、ノックアウトされ、横たわる奥村・・・その対比を少し離れたフロアの斜め上から見下ろすような感覚・・・全てを俯瞰して捉える感覚・・・彼女は確実に何かに目覚めたような感情を覚えた。


負け続きだった無名のボクサーは、コスプレという奇策で風を起こした。


次の対戦相手も、奥村のように油断してくれるだろうか?


彼女の逆襲は、まだ始まったばかりだ。

制服パンチの逆襲 制服パンチの逆襲 制服パンチの逆襲 制服パンチの逆襲

Comments

これくらいの年齢の女性が、恥ずかしながらJK時代の制服着てくれる時が、いっちゃん興奮する…需要を満たしつつ、覚醒してしまう瞬間の物語です☺️

8mg(ハチミリグラム)

ドSボクサーの誕生ですね...😍 サンドバッグになりたい

さく


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