お嬢様の元に突然メイド型ヒューマノイドが送られてきました。
同封されていた父親からの手紙によると、大きな屋敷に一人ぼっちの娘へお詫びも兼ねたプレゼントだったようです。
「はじめまして。私はお世話係として、お嬢様の指示に従います」
「ふーん、面白そうなおもちゃじゃん」
お嬢様は不敵な笑みを隠しませんでした。
お嬢様とメイドの生活が始まって数日が経ったある午後のことです。
メイドに動かないこと、抵抗しないことを命じたお嬢様は、以前から隠し持っていた縄を取り出しました。
「いい? 今からすることはお父様にも内緒よ。絶対に誰にも言わないで」
「かしこまりました」
その言葉に安心したお嬢様は辿々しい手つきではありますが、確実にメイドの動きを封じていきました。
「お嬢様は何故私を縛るのでしょうか」
「あんたには分からないでしょうけど、こういう遊びが楽しいのよ」
「『縛る』『楽しい遊び』インターネットで検索します……これは『緊縛』ですね。学習しました」
「ふふっ、賢い子ね」
「ありがとうございます」
縛り終わるにつれてお嬢様の息は上がっていきました。以前から興味があったにも関わらず誰にも秘めてきた危うい遊びを体験し、興奮に高まる鼓動を抑えられません。
「ハァ……ハァ……ふふっ、無様な姿ね」
「申し訳ございません」
「あはっ」
予想外の謝罪に嗜虐心を唆られたお嬢様は、夢中になって『遊び』を続けるのでした……。
4wearemanytoo
2024-02-18 16:07:09 +0000 UTC