~登場人物紹介~
名前:二宮さん(1年生)
警察官に憧れており、悪人を捕まえて靴を舐めさせる妄想で毎晩興奮している。
名前:一ノ瀬さん(2年生)
この日のために体力作りに勤しんでいた。
名前:三崎さん(2年生)
この日のためにえっちな縛り方を研究してきた。
学年混合ケイドロ大会の日がやって来た。
ケイドロとは警察役と泥棒役に分かれて追いかけっこする遊びのことである。一学期に一度行われるこの大会は全校生徒を巻き込んで大々的に行われていた。
夏休みが明けて間もない二学期の大会は毎年猛暑に見舞われる。ただでさえ体力が無い泥棒役の二宮は早々に疲れ果てていた。
「はひっ、ひいっ……お、追いかけてこないでよぉ」
もはや徒歩と変わらない速度だが諦めずに逃げ続ける二宮の様子を、すぐ隣で警察役の一ノ瀬が眺めている。
「追いかけるっていうか泳がしてるっていうか」
「ぜえっ、はあっ、ぐうっ……」
「もういっか。はい、タッチね」
泥棒は警察に触れられると捕まったことになり、縛られるまで抵抗してはいけないルールだ。二宮は逃げる意味がなくなった途端に膝から崩れ落ち、肩で大きく息をするのに精一杯となった。
「あ、三崎ー! こっちこっち」
「あら、もう二宮ちゃん捕まえたの? 私も追いかけたかったなぁ」
一学期の時は見事な作戦勝ちをして見せた三崎が、今回はあまり出番がなかったことを悔いるようにぼやいている。
「じゃあ縛りましょうか」
背後からは一ノ瀬が後ろ手に、前からは三崎が首に縄をかけ始める。
先輩が二人がかりで後輩を縛り上げてくるという理不尽な状況に抗議する気力もなく、二宮はただされるがままとなっていた。
しばらくして二宮の緊縛が出来上がる。両側から腕を絡められ牢屋とされている場所まで連行される途中、体力を取り戻した二宮はかつてない抵抗を見せた。
「や、やだやだ! なんでこんな縛り方するの!?」
それはとても耐え難い屈辱的な姿だった。
「菱縄縛りって言うのよ~。可愛いでしょ」
「可愛くないっ!!」
「二宮ぁ、あんたは縛られる方が似合ってるよ」
「似合ってないっ!!」
両側から話しかけられてすぐさま言葉を返すが、その間も縄の食い込みが気になって仕方がなかった。
歩く度にある一点へ振動が伝わり、その刺激に思わず嬌声を上げそうになる。抵抗するほど強くなっていく刺激に耐えながらも内心では闘志に満ち溢れていた。
(よくも私にこんなことを……三学期は絶対に仕返ししてやる……!)
そんな決意をよそに二宮は牢屋まで迂回路を散々練り歩かされ、ほぼ全校生徒に痴態を晒されることとなった。
かし
2024-05-18 12:03:02 +0000 UTC