~登場人物紹介~
名前:桜子
クラスメイトと海へ行くことになりウキウキしている。
準備のため幼馴染の菜乃と水着売り場に来た。
名前:菜乃
桜子の水着姿を妄想してムラムラしている。
桜子の買い物について来た。
今日は桜子ちゃんの新しい水着を買いにショッピングモールへ来ていた。
私はまだ去年の水着を着られるので必要無いが、桜子ちゃんは中学時代に使っていたものがキツくなったと言うのだ。
その情報だけで私は鼻血ものだったが、これは是非とも正気を保って真剣に付き合わねばと気持ちを引き締める。
狙うは桜子ちゃんのビキニデビュー。去年までのワンピースタイプも似合ってるけど、縄が似合うのはなんて言ったってビキニだと私は思うのだ。
「ねぇ菜乃、今年はどんな色が流行りなんだっけ」
「うーん……ピンクとか赤とか、黒とか白かな」
「へぇー」
全部私がえっちだと思ってる水着の色を答えておいた。
「赤は派手過ぎるし、ピンクは子供っぽくない? こっちの黒いのと白いのなんか良いわね」
私が勧めるまでもなく、桜子ちゃんは手近なラックからビキニの水着を手に取って見せつけにくる。
「どっちが良いと思う?」
「ど、どどど、どっちって」
私は瞬く間にそれらを身につけた桜子ちゃんの姿を想像する。もちろん縄化粧もあしらって完璧な浜辺の緊縛美少女を構築した。
どっちが良いってそりゃもうっ。選べるもんですかと……声を大にして言いたい!
「どっちも!!」
「両方買うお小遣いないわよ……」
「ふへへへ……」
妄想に描いた桜子ちゃんが素敵なあまり、いつの間にか正気を失ってしまったようだ。気がつくとお会計を済ませていた桜子ちゃんが「ほらご飯行くわよ」と私の手を引っ張っていくところだった。
(ええっ、結局どっちを選んだの!?)
ドキドキを胸に、買った水着を見せてもらうべきか、海水浴当日まで楽しみに待つべきか本気で悩み続けた。